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朝日カルチャーセンター中之島教室・糖質制限食講座のご案内です。
こんにちは。
朝日カルチャーセンター中之島にて
糖質制限食講座開催です。


人類本来の食事・人類の健康食
糖質制限食と糖尿病・メタボ・生活習慣病
https://www.asahiculture.jp/nakanoshima/course/1ff2dbd5-94b3-11d3-289c-5b4069b37a7d
2018/12/8(土)16:30~18:00
朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾 
中之島教室
TEL:06-6222-5222


最新の内容も含めて、わかりやすくて楽しいお話しを目指します。
大阪・神戸や近畿圏の方々のご参加をお待ちしております。

講師は江部康二です。
中之島教室では、2016年6月以来ですから2年ぶりの講座です。
この数年間、糖質制限食の発展という意味ではとても大きな変化がありました。
年間30回講演をしていますが、
結構、新しい話題も多いので、スライドも毎回更新しています。
今回もわかりやすくお話しますので、乞うご期待です。
講演が75分間で質疑応答が15分間です。
神戸、京都、兵庫、和歌山、近畿の糖尿人やメタボ人の方々やそのご家族、
奮ってご参加いただけば幸いです。

お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。

2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。

なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した
「栄養療法に関する声明」のなかで、
地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことが、
大きな追い風となりました。

この1~3年、糖質制限食の展開において大きな発展があり
いい意味のサプライズもありました。

2016年7月のNHKクローズアップ現代の試算によれば、
糖質制限市場は、3184億円とのことです。
医学界より、企業のほうが糖質制限食をビジネスチャンスと捉えて
行動が迅速なようです。
くら寿司やガストなども糖質制限メニューを投入で、なかなかのものです。

一方、医学界においても、嬉しいサプライズです。
2017年2月7日(火)午後から、生まれて初めて東京大学医学部に行ってきました。
教授室で、渡邊昌先生、門脇孝先生、江部康二の3人で鼎談を行いました。
二人で話し合うのが対談で、三人で話し合うのが鼎談です。
渡邊昌先生は、医学雑誌「医と食」の編集長です。
門脇孝先生は、
一般社団法人 日本糖尿病学会 理事長
であり、
東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授
です。

日本糖尿病学会のトップとじっくり話し合うことができて、
とても有意義な90分間でした。

2017年8月には、
「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」
という結論のランセット(Lancet)論文が発表され、
糖質制限食にとって大きな追い風となりました。
Lancet誌オンライン版2017年8月29日号掲載
https://doi.org/10.1016/S0140-6736(17)32252-3


糖質制限食の発展、まさに、今昔の感ありですね。

江部康二



☆☆☆
以下は朝日カルチャーセンター中之島教室のサイトから一部抜粋です。

https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/9dbd9c45-f0f0-e9ee-cba1-5b3747af4d03
人類本来の食事・人類の健康食
糖質制限食と糖尿病・メタボ・生活習慣病

講師名 (一財)高雄病院理事長 江部 康二
講座内容

糖質制限食は、1999年から京都・高雄病院で糖尿病治療食として始まり、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。この糖質制限食は、肥満のほか動脈硬化、老化、癌、アルツハイマー病、パーキンソン病をはじめ、様々な生活習慣病の予防にも効果があります。食後、直接血糖に影響を与えるのは糖質だけ。糖質コントロールで食後血糖値の上昇とインスリンの過剰分泌を抑えると、活性酸素の発生が抑えられ、様々な病気の元凶となる酸化ストレスを減らすことができます。正しい糖質制限食の実践で、病気を予防しましょう。

日時・期間 土曜 16:30-18:00 12/2
日程 2018年 12/8  土曜日
受講料(税込み) 会員 3,024円  一般 3,564円

お申し込み
TEL:06-6222-5222


講師紹介 江部 康二 (エベ コウジ)
<プロフィール>
・1950年生まれ。
・1974年京都大学医学部卒業。
・1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
にて呼吸器科を学ぶ。
・1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
・1999年高雄病院に糖質制限食導入。
・2000年理事長就任。
・2001年から糖質制限食に本格的に取り組む。
・ 2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を 注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長。

<著書>
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』2008年(東洋経済新報社)
『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社・作家宮本輝氏との対談本)
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』2010年(ナツメ社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『食品別糖質量ハンドブック』2012年(洋泉社)監修
『糖質オフ!健康法』2012年(PHP文庫)
『糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド』2013年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!新版』2014年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版』2014年(東洋経済新報社)
『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』2014年(東洋経済新報社)
『なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか』2015年(ナツメ社)
『糖質制限の教科書』2015年(洋泉社)監修
『よくわかる! すぐできる! 「 糖質オフ! 」健康法 』2016年(PHP研究所)
『人類最強の「糖質制限」論~ケトン体を味方に して痩せる、健康になる』2016年(SB新書)
『江部康二の糖質制限革命』2017年(東洋経済新報社)
『男・50代からの糖質制限』2018年(東洋経済新報社)
など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記( http://koujiebe.blog95.fc2.com/ )は日に数千件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する 情報の発信に、日々尽力している。
朝日カルチャーセンター新宿・糖質制限講座のご案内。2018/12/2(日)。
こんにちは。
朝日カルチャーセンター新宿にて
糖質制限講座開催です。

https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/9dbd9c45-f0f0-e9ee-cba1-5b3747af4d03
糖質制限食と糖尿病・生活習慣病
~認知症予防のために~
2018/12/2(日)13:00~14:30


講師は江部康二です。
新宿教室では、2013年5月以来ですから5年ぶりの講座です。
この5年間、糖質制限食の発展という意味ではとても大きな変化がありました。
年間30回講演をしていますが、
結構、新しい話題も多いので、スライドも毎回更新しています。
今回もわかりやすくお話しますので、乞うご期待です。
講演が75分間で質疑応答が15分間です。
東京、関東方面の糖尿人やメタボ人の方々やそのご家族、
奮ってご参加いただけば幸いです。

お陰様で、糖質制限食は順調に普及してきています。

2005年に私が「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)
を日本初の糖質制限食の本として刊行したころとは、大きな違いがあります。

なんと言っても、2013年10月に米国糖尿病学会が5年ぶりに改訂した
「栄養療法に関する声明」のなかで、
地中海食やベジタリアン食などどともに「糖質制限食」を正式に容認したことが、
大きな追い風となりました。

この1~3年、糖質制限食の展開において大きな発展があり
いい意味のサプライズもありました。

2016年7月のNHKクローズアップ現代の試算によれば、
糖質制限市場は、3184億円とのことです。
医学界より、企業のほうが糖質制限食をビジネスチャンスと捉えて
行動が迅速なようです。
くら寿司やガストなども糖質制限メニューを投入で、なかなかのものです。

一方、医学界においても、嬉しいサプライズです。
2017年2月7日(火)午後から、生まれて初めて東京大学医学部に行ってきました。
教授室で、渡邊昌先生、門脇孝先生、江部康二の3人で鼎談を行いました。
二人で話し合うのが対談で、三人で話し合うのが鼎談です。
渡邊昌先生は、医学雑誌「医と食」の編集長です。
門脇孝先生は、
一般社団法人 日本糖尿病学会 理事長
であり、
東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授
です。

日本糖尿病学会のトップとじっくり話し合うことができて、
とても有意義な90分間でした。

2017年8月には、
「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」
という結論のランセット(Lancet)論文が発表され、
糖質制限食にとって大きな追い風となりました。
Lancet誌オンライン版2017年8月29日号掲載
https://doi.org/10.1016/S0140-6736(17)32252-3


糖質制限食の発展、まさに、今昔の感ありですね。

江部康二



☆☆☆
以下は朝日カルチャーセンター新宿のサイトから一部抜粋です。

https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/9dbd9c45-f0f0-e9ee-cba1-5b3747af4d03
糖質制限食と糖尿病・生活習慣病
~認知症予防のために~

講師名 (一財)高雄病院理事長 江部 康二
講座内容

糖質制限食は、1999年から高雄病院で糖尿病治療食として開始され、合併症を予防できる唯一の食事療法として画期的な成果をあげてきました。摂取後、血糖に影響を与えるのは糖質のみで、蛋白質・脂質は影響なしです。食後高血糖と平均血糖変動幅増大が糖尿病合併症のリスクですが、従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)では、それらを生じます。正常人でも穀物など炭水化物摂取による食後血糖値の上昇が、認知症や生活習慣病の元凶となります。米国糖尿病学会は、2013年10月糖質制限食を正式に受容しました。

日時・期間 日曜 13:00-14:30 12/2
日程 2018年 12/2
受講料(税込み) 会員 3,240円  一般 3,888円
注意事項
お申し込み
ご案内
<各自ご用意ください>筆記用具

講師紹介 江部 康二 (エベ コウジ)
<プロフィール>
・1950年生まれ。
・1974年京都大学医学部卒業。
・1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)
にて呼吸器科を学ぶ。
・1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
・1999年高雄病院に糖質制限食導入。
・2000年理事長就任。
・2001年から糖質制限食に本格的に取り組む。
・ 2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を 注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長。

<著書>
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』2008年(東洋経済新報社)
『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社・作家宮本輝氏との対談本)
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』2010年(ナツメ社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『食品別糖質量ハンドブック』2012年(洋泉社)監修
『糖質オフ!健康法』2012年(PHP文庫)
『糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド』2013年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!新版』2014年(東洋経済新報社)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版』2014年(東洋経済新報社)
『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』2014年(東洋経済新報社)
『なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか』2015年(ナツメ社)
『糖質制限の教科書』2015年(洋泉社)監修
『よくわかる! すぐできる! 「 糖質オフ! 」健康法 』2016年(PHP研究所)
『人類最強の「糖質制限」論~ケトン体を味方に して痩せる、健康になる』2016年(SB新書)
『江部康二の糖質制限革命』2017年(東洋経済新報社)
『男・50代からの糖質制限』2018年(東洋経済新報社)
など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記( http://koujiebe.blog95.fc2.com/ )は日に数千件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する 情報の発信に、日々尽力している。
LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪。善玉。悪玉。
こんにちは。

相変わらず、コレステロールに関する質問が多いので考察してみます。

一般に、LDLコレステロール値が140mg/dl以上あると、
基準値(140mg未満)よりは高値なので、
ほとんどの医師からは画一的な指導で
140mg/dl未満に下げるよう注意されると思います。
食事療法で改善がなければ、スタチン系薬剤などを処方されることが多いです。

確かに、日本動脈硬化学会のガイドラインに従えばそうなるのだと思います。
しかし、現時点で、相変わらず、日本動脈硬化学会と日本脂質栄養学会が
バトル中であり、前者はコレステロール値は低いほど良いとし、
後者は、コレステロール値が高いほうが長生きという
全く異なる見解をだしています。
世界的にも、日本と同様、コレステロール低下派の医師と
コレステロールは高値でOKという立場の医師が対立している状況です。

ここで冷静に考えてみると、
LDLコレステロールは一般に悪玉、HDLコレステロールは善玉とされていますが、
これは正確ではありません。

標準の大きさのLDLコレステロールは、
コレステロールという細胞膜の原料を肝臓から末梢組織に運ぶ、
重要な役割を果たしていて、当然これは善玉です。

LDLコレステロールの中で、
小さくて比重の重いタイプが「小粒子LDLコレステロール」です。
この小粒子LDLコレステロールこそが、
真の悪玉の『酸化LDLコレステロール』に変換されやすい悪玉です。

HDLコレステロール(正常値40~98)が低値で、
中性脂肪(正常値50~149)が高値だと、
小粒子LDLコレステロールが多くなり危険です。

HDLコレステロールが60mg/dl以上で、
中性脂肪が80mg/dl以下なら
小粒子LDLコレステロールはほとんどありません。

HDLコレステロールが60mg/dl以上で、
中性脂肪が60mg/dl以下なら
小粒子LDLコレステロールは、皆無です。
従ってLDLコレステロールが高値でも、
それは標準の大きさの善玉です。


スーパー糖質制限食実践なら、
HDLコレステロールが60mg/dl以上で、
中性脂肪が60~80mg/dl以下になっていくと思いますので
LDLコレステロールは善玉ばかりです。


以下の論文は、コレステロール関連の医学論文で
よく引用される信頼度の高い論文です。

Circulation. 1990 Aug;82(2):495-506.
Atherogenic lipoprotein phenotype. A proposed genetic marker for coronary heart disease risk.
Austin MA1, King MC, Vranizan KM, Krauss RM.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2372896
https://www.ahajournals.org/doi/pdf/10.1161/01.CIR.82.2.495


この論文によると、
中性脂肪が60mg/dl以下の場合、LDLコレステロールは
phenotype A (標準の大きさのLDLコレステロール)がほぼ全てであり、
phenotypeB(小粒子LDLコレステロール)は
ほぼなしです。
そして、HDLコレステロールが60mg/dlを超える場合も
小粒子LDLコレステロールはほぼありません。

パターンBを呈する人では、
冠動脈疾患の相対リスクがパターンAの約3倍高いことが報告されています。

このようにLDLコレステロールには善玉と悪玉があるので、
十把一絡げに悪玉コレステロールと呼ぶのはよろしくないのです。


標準の大きさのLDLコレステローには、肝臓から細胞膜の原料であるコレステロールを
末梢組織に運ぶ大切な役割があり、なくてはならないもので、善玉なのです。

そして、中性脂肪値が、60mg以下で、HDLコレステロールが60mg/dl以上なら、
小粒子LDLコレステロールはほぼ皆無です。
スーパー糖質セイゲニストなら、皆この好ましいパターンになります。

例えば江部康二の2018年10月の血清脂質データは
▽中性脂肪:49mg/dl(正常値50~149)
▽HDL-コレステロール:89mg/dl(正常値40~98)
▽LDL-コレステロール:138mg/dl(正常値140未満)

です。
従ってLDLコレステロールは全て標準の大きさの善玉です。

江部康二
糖質制限流行で「冷や飯」のコメ、農水省が支援サイト。逆行は残念!!
【朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASLBV3GT6LBVULFA00H.html?iref=pc_ss_date

糖質制限流行で「冷や飯」のコメ、農水省が支援サイト
山村哲史2018年10月26日

やっぱりごはんでしょ!」サイトのバナー=農林水産省提供

 ダイエットなどで敬遠されがちなコメと砂糖の消費を盛り上げようと、
農林水産省が26日、関連情報を発信する特設サイト
「やっぱりごはんでしょ!」と「ありが糖運動」を開いた。

 毎年、コメは8万トン、砂糖は2万トンのペースで消費が減っていて、
農産物の中でも落ち込みが大きい。
近年は糖質制限の広がりの影響も懸念されている。

 農水省ホームページ内の特設サイトでは、
飲食店紹介サイト「ぐるなび」や「食べログ」と連携。
大盛り・おかわり無料店や、全国の特色あるごはん食の店を紹介したり、
食事での行きすぎた制限を抑えるために
「炭水化物摂取ダイエット」などを取り上げたりしている。
ごはんや砂糖に関係する企業の掲載を募り、
企業サイトとの連携も進めていくという。

 担当者は「厚生労働省に怒られない範囲で、正しい知識を広げたい」と話す。】


上記の青字記載文は、朝日新聞デジタルの記事から一部抜粋です。
毎年、米が8万トン、砂糖は2万トンのペースで消費が減っているとは
健康には良いことです。
日本国民の多くが、健康のために身を守っている成果と言えるかもしれません。
「厚生労働省に怒られない範囲・・・」という表現をしているのは、
担当者も、砂糖の弊害は一定認識しているということでしょうか?

ともあれ、厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、
炭水化物摂取比率が減少して、
糖尿病の増加が縮小し、糖尿病予備軍は減少していますので、
米の消費の減少や炭水化物摂取比率の減少は、日本国民の健康において
とても良いことと言えます。

農水省は、折角、米や砂糖の消費が減って、
国民病とも言える糖尿病が増え止まり、
糖尿病予備群は初めて減少したというのに、
その流れを、逆行させようというのでしょうか?  (→ο←) 



炭水化物摂取比率が減少して、糖尿病の増加が縮小し、糖尿病予備軍は減少。


以下は2017年9月21日に厚生労働省が発表したデータです。

厚生労働省は、毎年国民健康・栄養調査を実施しています。

その中で、4~5年に1回、糖尿病有病数を集計しています。

slide3.jpg

1990年:560万人
1997年:690万人(130万人増加)
2002年:740万人(50万人増加)
2007年:890万人(5年間で150万人増加)
2012年:950万人(5年間で60万人増加)
2016年:1000万人(4年間で50万人増加)

これで見ると、2002年→2007年の増加数が、半端じゃないですね。

2007年→2012年の増加は、60万人で
1997年→2002年の増加、50万人と似たようなもので、
2002年→2007年の増加、150万人に比しかなり少ないです。

2012年→2016年の増加、4年間で50万人は前回と同じくらいです。
糖尿病は増えていますが、明らかに増え方に歯止めがかかってきています。

糖尿病予備軍は、2012年に約1100万人で、2007年から約220万人減少で、
国民健康・栄養調査が始まって以来の初めての減少でした。
さらに2016年は糖尿病予備群は約1000万人で、
2012年から約100万人減少で、前回と同様の傾向です。


冷静に考えて、糖尿病増加の勢いが、弱まったことになります。

実はずっと増え続けいた炭水化物摂取比率が、
2008年から2010年にかけて、60.4%から59.4%に減っています。
2010年から2012年にかけては、59.4%から59.2%に減っています。
2012年から2015年にかけて、さらに59.2%から58.4%に減っています。

そして、ずっと減少傾向だった脂質摂取比率が、
2008年から2010年にかけて、24.9%から25.9%に増えているのです。
さらに2010年→2012年→2015年と、25.9→26.2→26.9%と増えています

slide2.jpg

そして、これを受けて、20007年から2012年にかけて糖尿病の増加が急減して、
糖尿病予備群は220万人も減少しているのです。
2012年から2016年も糖尿病は増加していますが、歯止めがかかっていて
予備群も前回の調査に続いて減少です。

保健所や一般の医師・栄養士の食事指導は、
旧態依然たる日本糖尿病学会推奨で唯一無二のカロリー制限食で、
数十年来不変ですので、今更この影響はないと思います。

なお、2000年~2015年まで日本の人口は
1億2700万~1億2800万くらいで大きな変化はありません。
そして、この間、高齢化はどんどん進んでいるので、普通に考えると
高齢者に多い病気である糖尿病は、より増加し易い状況だったと言えます。
それが歯止めがかかったというわけです。

平成12(2000) 126926人
平成17(2005)127768
18 127901
19 128033
20 128084
21 128032
22 128057
23 127799
24 127515
25 127298
26 127038
平成27(2015) 127095人


こうなると、あくまでも仮説ですが、炭水化物摂取が減って脂質摂取が増えて、
糖尿病の激増に歯止めがかかったのは、
糖質制限食の影響の可能性がありえますね。(^^) 


☆☆☆
国民健康・栄養調査|厚生労働省
       エネルギー    脂肪エネルギー比率  炭水化物エネルギー比率
2010年   1849kcal          25.9%           59.4%
2011     1840            26.2            59.2
2012    1874             26.2            59.2
2013     1873            26.2            58.9
2014    1863             26.3            59.0
2015    1889             26.9            58.4


江部康二

「糖質制限」が子供を救う、三島学著、江部康二監修、アマゾンOK。
こんばんは。

「糖質制限」が子供を救う
三島学/著 江部康二/監修
発行 一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会
発売 ㈱大垣書店
定価760円(税別) / 820円(税込)2016年11月


北九州市三島塾、三島学塾長のご著書です。

2016年11月の発売で、新刊ではありませんが、
日本で初めての、いやいや世界で初めての、「子供の糖質制限」の本です。
世界で初めての本ですから、大変な価値があります。

やっとアマゾンでも継続的に販売されるようになりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4903954021/ref


楽天ブックスでもご購入頂けます。
https://books.rakuten.co.jp/rb/14600870/


出版にこぎつけるまで、とても苦労しています。
苦労話に関しては、
以下の私の前書きを、ご一読いただけば、大変嬉しいです。

興味が湧いた方は是非、ご購入いただけば幸いです。

本書は、大垣書店の店舗でもご購入頂けます。

■大垣書店: http://www.books-ogaki.co.jp/

最寄りの書店からのお取り寄せも可能です。

高雄病院売店
高雄病院京都駅前診療所
江部診療所
でも、購入可能です。



江部康二


糖質制限が子供を救う

前書き

「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)を日本初の糖質制限食の本として世に出したのが2005年です。

その後、糖質制限食はどんどん普及していき、2015年4月には東大病院でさえ緩やかな糖質制限食を提供する時代となりました。

そして今回の三島学さんの『「糖質制限」が子供を救う』は、日本で初めての子供の糖質制限の本です。

私が常々言っているように糖質制限食は人類本来の食事であり、人類の健康食ですので、大人は勿論のこと子供の健康にもおおいに役立つはずです。そのことを証明するため、子供の糖質制限に実績のある三島学さんに執筆をお願いしたのです。

実際、糖質制限食実践で、速やかに子供達の眠気がなくなり、多動がなくなり、集中力が増します。

結果、学力はどんどん向上して、偏差値も上昇、受験も成功です。そのような実例が本書には満載であり、読めば、まさに目から鱗が落ちると思います。

子供の糖質制限といえば、2013年8月31日(土)「日本糖質制限医療推進協会立ち上げ記念パーティーin大阪」での出来事を思い出します。

宴たけなわで、盛り上がっていた時に、私が、『「糖質制限」が子供を救うという本を、執筆中の、三島学塾長です。』と紹介したところ、大騒ぎになってしまったのです。50人の参加者で大盛況だったのですが、糖質制限賛成派の医師も、10名近くおられました。

その糖質セイゲニストの医師達のなかで、お二人ほど、「大人の糖質制限は大賛成だけど、子供の糖質制限はもっての外だ。」という立場の人がいて、大論争になってしまいました。

『「糖質制限」が子供を救う』という革命的なタイトルの本ですが、当時は自分で糖質制限をしている医師でさえも「子供にはNG」という立場の人もあり、子供の糖質制限には逆風だったのです。

その後、私自身が本を刊行している様々な出版社10社近くに声をかけたのですが、実に全滅でした。一社だけ、担当者は趣旨に賛成してくれたのですが、会社の全体会議で大反対されて、没となりました。ある程度、予測はしていたのですが、世間一般の常識からすると「子供の糖質制限」などとんでもないという認識だったのです。

ここに到って、私も覚悟を決めて、(一社)日本糖質制限医療推進協会から自費出版することにしました。幸い京都の大垣書店さんが、編集を引き受けて下さり、やっと日の目を見ることができました。

本書は、インターネット通販サイトや大垣書店の店舗でご購入頂けます。最寄りの書店からのお取り寄せも可能です。大変、価値のある画期的な内容の本ですので、私のブログでどんどん紹介したいと思います。

また夏井睦先生や宗田哲男先生などにもご協力頂き、ネットの情報網を総動員で世に広めようと思っています。

本書が眠気や集中力のなさや多動などのため、学力不足で困っている多くの子供達のお役に立てれば幸いです。

一般財団法人高雄病院 理事長
一般社団法人日本糖質制限医療推進協会 理事長
江部康二