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南半球でインフルエンザになる人がビックリするほど少なかった。ウィルス干渉?
【希望?】この冬の南半球で、インフルエンザになる人がビックリするほど少なかったことが判明
市川衛 | 医療の「翻訳家」2020/9/11(金)

https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200911-00197625/

こんにちは。
2020/9/11(金)のヤフーニュースに、
上記の記事が掲載されました。

オーストラリアや南アフリカなど南半球の国々で、
この冬、インフルエンザの流行が記録的に少なかったということです。

オーストラリア保健省は、新型コロナ対策の、
・適切なマスク着用
・3密を避ける
・帰宅時などに手を洗う

の励行が、インフルエンザの発症予防に役立った可能性を指摘しています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200911-00197625/

グラフをみれば明らかなように、
2019年のオーストラリアのインフルエンザの流行は7月にピークがあり、
ほぼ例年通りの感染者数であったと思われます。、
これに対して2020年は、ピークどころか、
4月からほとんど感染者数ゼロが続いています。
インフルエンザの検査は多く行われているのに、
ほとんど検出されていないわけですから、
流行は本当に起きていない可能性が高いです。

私も新型コロナ対策が一定ていど奏功した可能性はあると思います。
しかし新型コロナウィルスに感染している人はそこそこいるわけですから
インフルエンザだけが感染ゼロというのは、
コロナ対策奏功だけでは説明がつかないと思います。

さて、ウィルス間の干渉という現象があります。(☆)
1個の細胞に複数のウイルスが感染したときに
一方あるいはその両方の増殖が抑制される現象です。
あくまでも仮説ですが、今回の新型コロナ流行とインフルエンザ激減に関して、
端的に言ってこのウィルス間の干渉が生じた可能性があります。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200911-00197625/

A)2020年7月中旬から8月初旬にかけて
オーストラリアの新型コロナがピークになった。
新型コロナウィルスによるウィルス干渉により、
インフルエンザが激減したと考えられる。

B)2020年7月初旬から8月初旬にかけて
南アフリカの新型コロナがピークになった。
新型コロナウィルスによるウィルス干渉により、
インフルエンザが激減したと考えられる。

C)2020年5月初旬から8月初旬にかけて
チリの新型コロナが流行した。
新型コロナウィルスによるウィルス干渉により、
インフルエンザが激減したと考えられる。


国民性からみて、少なくとも、南アフリカやチリの人々が、
「手洗い励行、マスク着用、三密回避」を励行したとは、考えにくいです。
また、オーストラリアも、
日本ほど「手洗い励行、マスク着用、三密回避」を励行しているとは思えません。

さらに日本においても、
D)2019年から2020年度のインフルエンザ感染者数が、例年に比べて激減した。
 この現象も新型コロナウィルスによるウィルス干渉のためと考えられる。

 インフルエンザ感染者数は、1月の第4週あたりがピークですが
 2020年度の患者数は例年の1/4~1/6です。
 新型コロナの日本初の感染者報告は、2020年1月16日ですが、症状がないか軽い人が8割ですから、
 もう少し前から日本に上陸していた可能性が高いです。
 従って、今冬のインフルエンザ激減に関しても、
 ウィルス間の干渉によって説明できると思います。

<結論>
A)B)C)D)を考慮すると、新型コロナが流行している限りは、
日本において、2020年11月~2011年3月のインフルエンザ流行は
ほとんど生じない可能性が高いと思います。


(☆)ウィキペディア
ウイルス学における干渉(かんしょう、interference)とは
1個の細胞に複数のウイルスが感染したときに
一方あるいはその両方の増殖が抑制される現象。
干渉の機構として、一方のウイルスが吸着に必要なレセプターを占領あるいは破壊してしまうために
他方のウイルスが吸着することができなくなる、
増殖に必要な成分が一方に利用され、他方が利用できない、
一方が他方の増殖を阻害する因子を放出するなどの異種ウイルス間の干渉現象のほか、
同種ウイルス間で欠陥干渉粒子(DI粒子)による増殖の阻害、
インターフェロンによる増殖の抑制がある。


江部康二


HbA1c、1,5-AG、GA。1,5-AGは食後高血糖を反映?
【20/09/05 Rabi
登山での血糖値&糖質50g取得時の血糖値
江部先生

こんにちは。Rabiと申します。毎日ブログ楽しみにしています。

「名医が考えた 認知症にならない最強の食事術」で色々勉強しています。

今回は登山の時の血糖値の状況の報告と、食後血糖値について質問です。

私のデータです。
48歳男性:169cm、61kg
糖質制限は5年ほど、ここ2年ぐらいはスーパー糖質制限です。
糖尿病ではなく、健康法の流れで糖質制限にたどり着きました。

朝にバターコーヒー2杯、夕食のみが通常の食事です。
 「名医が考えた 認知症にならない最強の食事術」にどうしても糖質の食事を取らざるを得ないときは、「サラシアがいい」と書いてあったので、早速買ってみたのですが、
効果がどのぐらいであるかわからないので、とうとう血糖値を測る機械を買いました。
朝は105ぐらいで、その後100を切るぐらいが通常です。

・登山の話
先日劔岳登山に行ったのですが、上りのかなり負荷が高いところは、ペースをあげると急に疲れが出るので、糖新生が間に合っていないのかな?と感じました。
頂上では、血糖値68でした。そのあと下りになると、78まで上りました。
夕食以外は特に行動食も必要でなかったので、8時間ぐらいの登山では脂肪が燃焼し続けていたのかな?と、ホクホクしていました。

最終日はちょっとした上りの後、長い下りだったのですが、いまいちペースが上がらず家族に置いて行かれてしまい、お腹は減っていないものの、チョコ(カカオ90%)でも食べるかと、リックを置いて、血糖値を測ったところなんと58だったのです。
下りで負荷がかかっていないので、そこまで下がっているとは思わなかったのですが、
面白かったので、そのまま下り、下りきったところでは、78まで戻っていました。
脂肪が燃焼し、ケトン体が出ている際には血糖値が下がっていても、問題なしと、
先生のブログに買いてあったので、その通りだなぁと感じた次第です。

さて、本題ですが、その後黒部ダムまで行って、名物だからと、ダムカレーを食べたところ、食後2時間の血糖値が200まで達してしまいました。

10:19 105
10:50 119
11:20 111
11:51 131
12:21 199

カレーだから糖質量も相当だったと思うので、血糖値は上がるとは思ったのですが、
200まで行くとは思っていなかったので、少し心配になりました。

帰ってきてから再度、測ってみようと思い、黒糖かりんとう60gで実験したところ、
やはり上がってしまいました。

13:54 87
14:47 148
15:22 198
15:57 160
17:08 116

スーパー糖質制限を続けていると、インシュリンの出方が一時的に悪くなるため、経口ブドウ糖糖負荷テストを行う際には、しばらく糖質をとって体をならす必要があると、記事にあったので、そのパターンなのではないかと思ってはいます。が、1gの糖質で、血糖値を2近くあげてしまうのはちょっとショックでした。

友人宅で食事をご馳走になる場合で、かつ糖質の場合もあるので、その度に200を超えるのは怖いな。と思い、ご相談させていただきました。本にあったように、サラシアがひとつの対処法だと思うのですが、200の血糖値を150ぐらいにするような効果はないんじゃないかと思いますので、
どのようにするのが良いのかアドバイスお願いいたします。】


Rabi さん

拙著のご購入、ありがとうございます。
下りで、血糖58mg/dlでも、大丈夫だったのは
ご指摘通り、血中ケトン体が上昇していて
脳細胞はケトン体をエネルギー源としていたのだと
思います。

この際、親しい友人には
「健康のために糖質制限食を実践している。」
と告げるのがスッキリすると思います。
そして友人にも糖質制限食を推奨しましょう。

AGEsの蓄積予防のために、糖尿病でない人も
糖質制限食を実践するのが安全です。
それにより
<AGEs蓄積⇒糖化⇒老化>
というパターンが最小限ですみます。


【20/09/12 Rabi
タイトルなし
江部先生!

さっそくコメントありがとうございました!

そうですね!それが一番です!無理して糖質食べて、
血糖値があがったのをみて、がっかりすることはやめることにします。

しかし、食後高血糖がきになって、血液検査に行ってきました。
その結果をきょうもらったのですが、

HbA1c 4.7
1・5AG 9.9
GA   12

というけっかでした。HbA1c、GAは問題ないと思いますが、
1・5AGは、食後高血糖があると、診断されました。

たしかにここ1週間ぐらいは、テストで何回か糖質を取りましたが、
どのぐらいの期間を判定しているのでしょうか?

ブログでは、HbA1cについてはよく取り上げられていますが、
GAと、1,5-AGはあまりなかったので、一度取り上げていただきたいです!

GAは献血をすると取得できるので定期的にとっています。】



Rabi さん

「HbA1cは赤血球の寿命が120日であるため3ヵ月前から採血時まで」
「GAはアルブミンの半減期が17日であるため3週間前から採血時まで」


の平均血糖値を反映します。

A)HbA1c
1)過去、1~3ヶ月の平均血糖値の評価となるので、動きはゆっくりである。
2)食後高血糖を鋭敏にキャッチすることができない欠点がある。

B)GA(グリコアルブミン)
1)過去、3週間の平均血糖値の評価になるので、改善速度が速い。
2)比較的短期の血糖管理状態を評価できる。
3)食後血糖値を鋭敏に反映するので、HbA1cの欠点を補える。

C)1,5-AG
1)糖質制限食実践者においては、検査することの意味がない。
2)糖質制限食実践者では、食材(穀物など)からの1,5-AGが少ないので、食後血糖正常者においても基準値より低値となるが、これは正常である。
3)糖質を摂取している糖尿人においては、尿糖が多い場合は1,5-AGが低値となり、
   食後高血糖を反映している。3~7日の血糖応答を評価している。
   短期の血糖管理状態を評価できる。
4)SGLT2阻害薬も尿糖が多くでるので、1,5-AGが低値となるが、意味はない。
5)血中1,5-AGは妊娠、慢性腎不全、重症肝硬変でも低下。また、アカルボース(グルコバイ)内服中の人も低値を示す。


通常は、HbA1cを保険で測定したら、GAと1,5-AGは保険が適用されません。
1型糖尿病と妊娠糖尿病の場合は、月に2項目まで保険で算定可能ですので
HbA1cとGAを測定しようと思います。


江部康二
インフルエンザワクチンの考察。
こんばんは。 
今日は9月12日(土)で、江部診療所で午前中は外来診療でした。
2~3人の患者さんに「今年のインフルエンザワクチンは、いつから接種できますか?」と聞かれました。
 9月9日(水)の夜診でも、同様の質問を受けました。
8月下旬に、厚生労働省が高齢者や子どもなど優先度が高い人たちに対して、
早めにインフルエンザワクチンを接種するよう呼びかける方針を示したことの影響と思われます。

 また、今年の冬はインフルエンザと新型コロナウイルス感染症が同時に流行する可能性があるため、
インフルエンザワクチンを早めに接種したいと思う患者さんもおられるようです。
ワクチン接種後、抵抗力がつく まで2週間かかるとされ、効果が持続する期間は約5か月間ですので、
10月初めに接種すれば、翌2021年の3月初めまではカバーできます。
江部診療所では、例年より1ヶ月早く、10月初めくらいから接種開始を考えています。

さて、インフルエンザワクチンを接種したことがある人も
接種したことがない人もいると思います。
是非、知っておいて欲しいことは、
インフルエンザワクチンは万能ではないということです

すなわち感染防御力は基本的になくて、
重症化を防ぐことが期待されるていどの効能
です。
ワクチンを打っている人も打っていない人も、
手洗い、うがい、マスクがインフルエンザ予防の基本ですね。
特に、手洗いが思った以上に有効です。
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、 
自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
咳やくしゃみで飛んだ飛沫が服についても、数時間で感染力を失うとされています。
外出から帰宅したら着替えすることも予防に役立ちます。

以下の青字は、厚生労働省サイトの記載です。
インフルエンザの予防にはみんなの「かからない」、
「うつさない」という気持ちが大切です。
手洗いでインフルエンザを予防して、かかったら、
マスク等せきエチケットも忘れないでください。
インフルエンザにかかった人は、
必ずマスクをして他人にうつさないように配慮が必要です



<インフルエンザワクチンの有効性>

インフルエンザワクチンは、A型にもB型にも対応しています。
しかし、実は現行のインフルエンザワクチンには、
水際で感染をシャットアウトするような効果はありません。
感染した後、重症化を防ぐ効果が期待されるという程度なので、過信するのは禁物です。

理論的に考えても、ワクチンを接種することにより
IgG抗体が血液・体液中に産生されますが、
粘膜面を防御しているIgA抗体は全くできません。
従って、インフルエンザウィルスが、
咽や鼻の粘膜を突破して細胞内に侵入した後(感染が成立した後)、
はじめてIgG抗体が駆けつけて戦うことになります。
欧米では、鼻への噴霧ワクチンで、粘膜面のIgA抗体をつくる試みもされていますが
あまり上手くいっていません。
IgA抗体を充分量増やす技術が難しいようです。

下記の青字は国立感染研究所のホームページからの抜粋です。

【7.インフルエンザワクチンの問題点
(2)「現行ワクチンの感染防御効果や発症阻止効果は完全ではありませんので、
ワクチン接種を受けてもインフルエンザに罹患する場合があり、
この場合には患者はウイルスを外部に排泄し、感染源となります。
従って、集団接種を行っても社会全体のインフルエンザ流行を
完全に阻止することは難しいと考えられます。」

(6)「現行のインフルエンザワクチンは皮下接種されています。
しかし、不活化ワクチンの皮下接種では、
インフルエンザウイルスの感染防御に中心的役割を果たすと考えられる
気道の粘膜免疫や、
回復過程に重要であると考えられる細胞性免疫がほとんど誘導されません。
これは、インフルエンザウイルスの感染そのものを防御すると言う面では
大きな短所であると考えられています。
しかし、この様な欠点を持ちながらも、先に述べたように、
ハイリスク群に対する現行インフルエンザワクチンの効果は明らかに認められています。
また、ワクチンの皮下接種でも血中の抗体産生は十分に刺激できるので、
インフルエンザに続発する肺炎などの合併症や
最近問題となっているインフルエンザ脳炎・脳症の発生を抑えることには
期待出来ると考えられています。」】



<集団感染>

 東京・練馬区の特別養護老人ホームで、
入所者49人が年末から年始(2017/2018)にかけて相次いでインフルエンザに感染していることがわかりました。
このうち、症状が重かった6人が医療機関に入院したということですが、
現在は回復しているということです。
 前橋市は2017年12月28日、
同市内の病院の入院棟にいた入院患者26人と職員4人の計30人がインフルエンザに集団感染し、このうち80代の女性が死亡したと発表しました。
これらの集団感染において、ほとんどの人はインフルエンザワクチンを接種していました。
このように、感染防御にはワクチンは、
実際にまったく無力だったことが明らかとなりました。

そもそもインフルエンザワクチンは
「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」ということが効能です。
感染を防ぐためには、「手洗い、うがい、マスク」が必須です。


<誤解>

ところが、相変わらず多くの患者さんや医師が、ワクチンを接種していれば、
水際で感染防御できると誤解しておられるのです。
私は、過去10年間以上、友人の医師などに、
感染防御はできないと口を酸っぱくして言い続けてきたのですが、
皆なかなか信じてもらえませんでした。
どこかで誤った情報が流され続けていたのでしょうね。
ここ数年、新聞などでもやっと、
「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」という真実が報道されるようになりました。
逆に言えば、過去10年以上、
あたかも感染防御できるような内容の報道に終始していたわけで、
そのことに関して自己批判も反省もないのは如何なものでしょう。

インフルエンザワクチン注射を希望する患者さんがこられたら、
私はこのことを説明して、
「手洗いやうがい、人混みを避けるなど、基本的なことが感染防御には大事なので、
ワクチンを接種したからといって油断しないでくださいね。」

と付け加えます。

<必要性>
別に私は、ワクチンが無意味といっているのではありません。
65歳以上の高齢者、呼吸器系や循環器系に慢性疾患を持つ患者、
糖尿病、腎臓病などの慢性疾患の患者、免疫低下状態の患者などでは、
インフルエンザに罹患し重症化すれば、肺炎などの重篤な合併症になり、
生命に危険が及ぶこともありますから必要だと思います。
若い人でも、受験生などは重症化したら困りますから、
接種する意味はありますね。

<感染防御>
①医療関係者は、インフルエンザ患者を診察するときはマスクをする。
 診察が終わったら必ず手洗いをし、使い捨て紙タオルでふく。
 マスクをはずしたときはうがいをする。
②急性の咳や熱がでている当事者はエチケットとして、マスクをする。
③満員電車の中など避けようがない密閉された場所にいくときはマスクをして乗る。
④人混みにでたあとは、手洗い・うがいを励行する。
⑤家族が一人インフルエンザに罹患したら、家の中でも当事者はマスクをする。
  その一人は、違う部屋で寝る。
⑥咳で飛沫が飛ぶのは約1mであるので当事者から距離を取る。
⑦鼻水や痰を封じ込めるためにティッシュを使用し、使用後のティッシュは、
 できればノンタッチごみ箱に廃棄すること

ブログ読者の皆さん、インフルエンザワクチンを接種している人も、
感染防御効果はないことをしっかり認識して、
上記①~⑦を励行してくださいね。

これが実行されていれば、上述のような院内感染が猛威をふるうことはなかったでしょう。

<終わりに>
インフルエンザワクチン接種に、賛成の人も反対の人もあると思います。
ブログ読者の皆さんには、
インフルエンザワクチンの真実を知ってもらいたくて記事にしました。

江部康二
医療従事者対象のオンラインセミナー開催のご案内。10月4日(日)。
こんにちは。
2020年10月4日(日)、
医療従事者の方を対象にオンラインセミナーを開催いたします。
4月5日東京での開催を中止としましたセミナーをこのたび、
オンラインで催すことといたしました。

日時:2020年10月4日(日)12:30~17:00頃

内容:
◇第1部:「糖質制限食による糖尿病指導① ~高雄病院の食事と栄養指導」
 講師: 橋本 眞由美 管理栄養士 / (一財)高雄病院 栄養科長

◇第2部:「糖質制限食による糖尿病指導② ~理論と臨床」 13:20頃~
 講師: 江部康二 医師 
    (一財)高雄病院 理事長/(一社)日本糖質制限医療推進協会 理事長

◇第3部: 「発表・討議」 15:15頃~
・『糖質制限による糖尿病治療の導入法(外来で糖質制限による糖尿病治療の実際)』
 佐藤 信昭 医師 / 茅ヶ崎徳洲会病院(神奈川)  副院長(内科)
・『コメ消費大国カンボジアにおける糖質制限指導の苦労』
 奥澤 健 医師 / ケンクリニック(カンボジア) 院長
・『外来での2型糖尿病に対する中等度糖質制限食と筋力トレーニングの組み合わせの効果について』
 宇佐見 啓治 医師 / うさみ内科(福島) 院長
・『糖質制限+たんぱく強化食による産後うつの栄養学的管理』
 林 美穂 管理栄養士 / 宗田マタニティクリニック(千葉)
・『耐糖能低下を合併する消化器癌患者に対する術前術後糖質制限輸液の経験』
 村上 博史 医師 / 西部総合病院(埼玉) 外科

*第3部は、発表10分・討議7分ずつを予定しております。


江部康二、事務局、各講師は、東京の広い会議室に
まばらに、座って、Zoomで対応します。
初めての試みですが、プロカメラマンによるテクニカルサポートを受けますので、
きっと大丈夫と思います。

発表・討議は私が司会を務めさせて頂きます。
活発な討議ができればいいなと思っています。
ブログ読者の医療関係者の皆様、是非ご参加頂ければ幸いです。

江部康二


☆☆☆
以下事務局からのお知らせです。

***********

ブログ読者の皆様、いつも弊会のイベントへ多数ご参加いただきましてありがとうございます。

2020年10月4日(日)、医療従事者の方を対象にオンラインセミナーを開催いたします。

4月5日東京での開催を中止としましたセミナーをこのたび、オンラインで催すことといたしました。

第1部は高雄病院の橋本眞由美
管理栄養士による講義で、高雄病院の糖質制限食と栄養指導について、症例も交えてお話しいたします。

第2部は理事長による講義で、糖質制限食指導に必要な生理学的基礎理論や臨床例について解説いたします。

第3部は発表・討議で、医師と管理栄養士、5名の方々に発表いただき、
ディスカッションを行います。

医療従事者向けセミナーは、医療機関での糖質制限食指導の普及促進、ブラッシュアップ、発展を目指して2013年より開催しております。

2019年3月のセミナー(東京)より、臨床で糖質制限を採り入れておられる医療従事者の方々に発表いただき、指導法や症例などの共有、意見交換をしていただく「発表・討議」の時間を設け、参加いただいた方から、大変参考になる、刺激になった等ご好評いただいております。

今回もバラエティに富んだテーマにて発表エントリーいただきました。

医療従事者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。

*セミナー情報URL:http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity

//////////////ご案内/////////////////

日本糖質制限医療推進協会主催<オンラインセミナー>
 「医療従事者向け糖質制限食セミナー」

■日時:2020年10月4日(日)12:30~17:00頃

​■内容:

◇第1部:「糖質制限食による糖尿病指導① ~高雄病院の食事と栄養指導」

 講師: 橋本 眞由美 管理栄養士 / (一財)高雄病院 栄養科長

◇第2部:「糖質制限食による糖尿病指導② ~理論と臨床」 13:20頃~

 講師: 江部康二 医師 
    (一財)高雄病院 理事長/(一社)日本糖質制限医療推進協会 理事長

◇第3部: 「発表・討議」 15:15頃~

・『糖質制限による糖尿病治療の導入法(外来で糖質制限による糖尿病治療の実際)』
 佐藤 信昭 医師 / 茅ヶ崎徳洲会病院(神奈川)  副院長(内科)

・『コメ消費大国カンボジアにおける糖質制限指導の苦労』
 奥澤 健 医師 / ケンクリニック(カンボジア) 院長

・『外来での2型糖尿病に対する中等度糖質制限食と筋力トレーニングの組み合わせの効果について』
 宇佐見 啓治 医師 / うさみ内科(福島) 院長

・『糖質制限+たんぱく強化食による産後うつの栄養学的管理』
 林 美穂 管理栄養士 / 宗田マタニティクリニック(千葉)

・『耐糖能低下を合併する消化器癌患者に対する術前術後糖質制限輸液の経験』
 村上 博史 医師 / 西部総合病院(埼玉) 外科

*第3部は、発表10分・討議7分ずつを予定しております。

■対象:

医療従事者の方(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、栄養士、理学療法士、鍼灸師など)

■受講費:

・医師・歯科医師の方: 賛助会員 6,400円 / 一般(会員以外) 8,000円

・上記以外の医療従事者の方: 賛助会員 4,400円 / 一般(会員以外) 5,500円

<補足・ご案内>

*Zoomを使用したオンラインセミナーです。

・スマートフォンでもご参加可能ですが、スライド資料をご覧いただくために、パソコンかタブレット端末でご参加いただくことを推奨いたします。

・事前に招待URLをお送りし、当日はそのURLにアクセスしていただき、オンライン受講(参加)していただくかたちとなります。

・当日までにZoomのインストールを済ませていただくことを推奨いたします。

・詳細はご予約後にご案内申し上げます。

・挙手機能を使用して、オンラインでの質疑応答、討議も予定しております。

*第1部・第2部の映写資料データ(PDF)を後日ダウンロードしていただけます。

*当日のセミナー動画は、後日一定期間ご覧いただけます。(セミナー参加者様限定)

■お支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。

※領収書をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。

■お申し込みの流れ:

1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。

■お申し込み方法:

★賛助会員の方:事務局へメールにて、医療機関でのご職種をご記入の上、お申し込み下さい。

★賛助会員入会をご希望の方:

1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up

2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
 「通信」欄に以下をご記入下さい。
 ① 「10/4オンラインセミナー、参加希望」 とご記入下さい。
 ② 医療機関でのご職種をご記入下さい。
 http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact

★一般(会員以外)で、セミナーの受講のみご希望の方:

下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-med

■その他:

・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは10月2日(金)までに事務局までご連絡願います。それ以降のご返金は対応致しかねますので予めご了承下さい。

新型コロナワクチン、治験中断。英アストラゼネカ社。
こんばんは。

[ワクチン、副作用疑いで治験中断 英製薬大手、日本法人も

9/9(水) 8:27配信

【ワシントン共同】
英製薬大手アストラゼネカが英オックスフォード大と共同開発している新型コロナウイルスのワクチンを巡り、臨床試験(治験)に参加したボランティアに深刻な副作用が疑われる事例が発生し、米国での治験が中断していると欧米メディアが8日、報じた。
同社日本法人の広報担当者は取材に「全世界的に中断すると本社がコメントしている」として、日本での治験を中断する方針を示した。
米国の医薬専門サイトによると、問題となっている事例は英国での治験で起きたとみられる。症状などは不明だが、回復の見込みという。]



共同通信から上記の、記事が配信されました。
新型コロナウィルスに対する英アストラゼネカ社のワクチンの治験が、
中断されたとのことです。

米紙ニューヨーク・タイムズは、関係筋の情報として、
英国でワクチン接種後に
被験者が神経障害の一種の横断性脊髄(せきずい)炎と診断されたと報じました。

海外産の新型コロナウイルスのワクチンを巡り、日本政府は8月、
アストラゼネカが開発に成功した場合、2021年初めから1億2000万回分、
うち3000万回分は2021年3月末までに供給を受けることで
基本合意していましたので、影響は必至です。

安全で有効なワクチンが早くできればそれに越したことはないのですが、
すでに完成しているらしいロシアや中国のワクチンは、
早すぎるので安全性が担保されているのか疑問です。

また有効性に関しても、
同じ呼吸器感染症のインフルエンザワクチンの有効性から考えても
多くは期待できない可能性があります。
ちなみにインフルエンザワクチンは、
『感染防御はできないが、重症化を防ぐことが期待される』
ていどの有効性です。

一方、日本人は、BCGワクチンを打っているので『自然免疫力』が向上していて
新型コロナを防御できている可能性が高いです。

BCGの新型コロナに対する有効性ですが、
2020年3月初旬から6月にかけて実施された
アラブ首長国連邦のエミレーツ国際病院で行われた研究で、
明らかにされています。
71人の被験者がブースターBCGワクチン接種を受けて、
この群では COVID 19 感染陽性例はゼロでした。
209人の被験者はワクチン接種を受けておらず、
18例のPCR陽性COVID 19感染が確認されました。
ワクチン未接種群の感染率は8.6%であったのに対し、
ブースターワクチン接種群ではゼロでした

また、糖質セイゲニストにおいては
『ケトン体高値』『AGEsの蓄積が少ない』ということがあるので
自然免疫力の向上が期待できます。


江部康二