北海道、帯広市での糖質制限食講演会のご報告です。
こんばんは。

北海道、帯広市での糖質制限食講演会のご報告です。
「第9回 にこにこ健康・福祉フェア」
特別講演会
 「糖質減らして健康美 ~糖質制限とその実践・効果について~」 
平成29年6月25日(日) 時間:正午~午後2時

http://www.occi.or.jp/regional-development_event/event/nikoniko_321.html

先ほど、帰京しました。
行き:伊丹→羽田→帯広
帰り:帯広→羽田→伊丹
国内で、飛行機を乗り継いだのは初めての経験でした。
結構、遠かったですね。

帯広空港に着いたら、いきなり「じゃがいも王国十勝!」の看板があって
若干、ひきました。( ̄_ ̄|||)

しかし講演会には、170名もの参加者があり、嬉しい限りでした。(^^)
数名の医師も参加されていました。
3名は、糖質制限食を実践されているとのことでした。
帯広の地にも糖質制限食が浸透しつつあるようです。

講演が90分間で、質疑応答が30分間だったので
ゆっくりわかりやすく話すことができました。
会場からは、ご主人が糖質制限食で30kgの減量に成功されて
検査データも全て正常になっという嬉しいご報告もありました。
座長をつとめて頂きました帯広第一病院理事長、小林光樹先生、
ありがとうございました。

内科・循環器科 ハートサウンズ もりクリニック 森光弘先生
Green House の神秀樹さん
のお二人に、帯広空港まで迎えに来て頂き、帰りも送って頂きました。
ありがとうございました。

森光弘先生はご自身も糖質制限食を実践しておられ、15kgの減量に成功されました。
また、会場に来ておられた、森先生の患者さんのご婦人は、糖質制限食実践で
104kgの体重が45kg減少して59kgになったとのことで、
Mサイズの服を着ることができるようになったそうです。

6月24日(土)は、森先生御夫妻、神秀樹さん、帯広商工会議所の網渕瞬さん、
と、ホテル日航ノースランド帯広において
糖質制限な和食のフルコース「江部御膳」を堪能しました。
総支配人の鈴木優さん、総料理長の藤原隆一さん、ありがとうございました。


朝は、時間があったのでホテルの周りを散歩しましが、半袖で少し寒かったです。

帰りは帯広空港売店で「白子スモーク」がおいてあり、
珍しいので購入しました。
原材料は鮭白子と岩塩だけなので、糖質制限OK食材です。
150gで¥432-でしたが、お酒の摘まみにぴったりです。


空港って、結構な距離歩くので、
本日は、京都に着いた時点で、8600歩で、速歩が20分で、
目標達成でした。(^_^)


江部康二
<糖質制限食に関するお知らせ・お願い・ご注意など> 2017年6月
【本ブログのコメント・質問・記事に関するお願い】

ブログ読者の皆さんには、いつもコメントいただき、ありがとうございます。

糖質制限食に関する質問についてですが、実際に高雄病院や江部診療所に来院されて診察した患者さんに対しては、
医師としての責任・債務がありますので、個別に説明もしっかりさせて頂いていますし、フォローもしております。

一方、ブログ読者の皆さんの質問に関しては、糖質制限食に詳しい医師として、
ボランティアで回答させていただいています。

診察もしておりませんしフォローもできませんので、責任もとれません。

私の回答は、あくまでも一般論としての参考意見とお考え頂けば幸いです。

また、ブログ記事や本に関しても同様に、糖質制限食に関する一般論としての参考意見とお考え下さい。

従いまして、読者の皆さんが私の参考意見を読まれて、どのように利用されるかは、
自己責任でよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

そして読者の皆さんからもご意見いただきましたが、普通のお医者さんに相談可能な個人的な内容の質問は、
ご自分の主治医にご相談頂けば助かります。

またネットで簡単に検索可能なことは、ご自分でお調べください。

質問が増えてきましたので、
糖質制限食と関わりがないと判断した質問にはお答えできない場合もありますので、ご了承ください。m(_ _)m

普通のお医者さんでは解答不能の、糖質制限食に関わる質問は、
何でもどんどんしていただけば嬉しいです。 (^_^)

掲載OKの質問に関して、読者の皆さんに共有していただきたい情報の場合は、ブログ本文記事にて、
できるだけ順番にお答えしたいと思います。

質問によってはコメント欄でお早めにお答えする場合もありますのでご了承ください。

一方、質問がかなり増えてきていますので、なかなか即、お答えすることが困難となってきています。

糖質制限食に関わりのある全ての質問に、本文かコメントでお答えするようできるだけ努力はしていますが、
できないときはご容赦願います。m(_ _)m

それから、「管理人のみ閲覧できる」「匿名希望」などの質問に関しては、コメント欄にお答えするか、
一般的な話題に置き換えてブログに記載するようにしていますので、よろしくお願い申し上げます。


【糖質制限食を実践される時のご注意】

糖質制限食実践によりリアルタイムに血糖値が改善します。

このため既に、経口血糖降下剤(オイグルコン、アマリールなど)の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は、
減薬しないと低血糖の心配がありますので必ず主治医と相談して頂きたいと思います。


一方、薬を使用してない糖尿人やメタボ人は、低血糖の心配はほとんどないので、
自力で糖質制限食を実践して糖尿病やメタボ改善を目指していただけば幸いです。

内服薬やインスリン注射なしの糖尿人が糖質制限食を実践すると、食後高血糖は改善しますが、低血糖にはなりません。

血糖値が正常範囲である程度下がると、肝臓でアミノ酸・乳酸・グリセロール(脂肪の分解物)などから、
ブドウ糖を作るからです。

これを糖新生といいます。

診断基準を満たす膵炎がある場合、肝硬変の場合、そして長鎖脂肪酸代謝異常症は、
糖質制限食は適応となりませんのでご注意ください。

糖質制限食は相対的に高脂肪食になるので、診断基準を満たしている膵炎の患者さんには適応とならないのです。

進行した肝硬変では、糖新生能力が低下しているため適応となりません。

長鎖脂肪酸代謝異常症では、肉や魚などに含まれる長鎖脂肪酸が上手く利用できないので、適応となりません。

腎機能に関して、日本腎臓病学会編「CKD診療ガイド2013」において、eGFR60ml/分以上あれば顕性たんぱく尿の段階でも、
たんぱく質は過剰な摂取をしないという表現となっていて、制限という記載はなしです。

従いまして、糖尿病腎症第3期でも、eGFR60ml/分以上なら、糖質制限食OKです。

また、米国糖尿病学会(ADA)は

Position Statement on Nutrition Therapy(栄養療法に関する声明)
Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版

において、糖尿病腎症患者に対する蛋白質制限の意義を明確に否定しました。

根拠はランク(A)ですので、信頼度の高いRCT研究論文に基づく見解です。

今後は、糖尿病腎症第3期以降で、eGFRが60ml/分未満の場合も、患者さんとよく相談して、糖質制限食を実践するか否か、
個別に対応することとなります。


なお、機能性低血糖症の場合、炭水化物依存症レベルが重症のとき、糖新生能力が低下していることがあり、
まれに低血糖症を生じますので注意が必要です。

また、どのような食事療法でも合う合わないがあります。

糖質制限食もその一つですので、合わないとご自分で判断されたら中止していただけば幸いです。


【糖質制限食とは】

米国糖尿病協会(ADA)の患者教育用のテキストブックLife With Diabetes(2004年版)には、以下の記載があります。

「摂取後直接血糖に影響を与えるのは糖質のみである。
糖質は速やかに吸収され、直接100%血糖に変わり、ほぼ120分以内に吸収は終了する。
蛋白質・脂質は、摂取後、直接血糖に影響を及ぼすことはない。
『炭水化物・タンパク質・脂肪はカロリーを含有している。
炭水化物だけが、血糖値に直接影響を及ぼす。』」


これらは含有エネルギーとは無関係な三大栄養素の生理学的特質です。 

1997年版のLife With Diabetes(ADA刊行)では、

「タンパク質は約半分が血糖に変わり、脂質は10%未満が血糖に変わる」

という記載がありましたが、2004年版以降は変更されています。

このように糖質、脂質、タンパク質のうち糖質だけが直接、血糖値を上昇させます。

従って、糖質を摂取した時にはインスリンが大量に追加分泌されます。

脂質を摂取しても、インスリンの追加分泌はありません。

タンパク質はごく少量のインスリンを追加分泌させます。

現在糖尿病において、食後の急激な高血糖(グルコーススパイク)が大きな問題として注目されています。

食後高血糖が、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を起こす危険因子として確立されたからです。

また一日における、食前・食後・空腹時など血糖値の変動幅(平均血糖変動幅)が大きいほど、
酸化ストレスが増強し動脈硬化のリスクとなることがわかってきました。

そして、食後高血糖と平均血糖変動幅増大を起こすのは、三大栄養素のなかで糖質だけなのです。

1gの糖質が、体重64kgの2型糖尿病の人の血糖値を約3mg上昇させます。

炊いた白ご飯茶碗1杯150g(252kcal)には、55.3gの糖質が含まれており、血糖値を166mg上昇させます。

一方、和牛サーロインステーキ(脂身つき)を200g(約1000キロカロリー)食べても、
糖質含有量は1gもないので、食後血糖は3mg未満の上昇しかないのです。 

なお、1gの糖質が体重64kgの1型糖尿病の人の血糖値を5mg上昇させます。

糖質制限食の基本的な考え方は、上述のような生理学的事実をベースに、
できるだけ糖質の摂取を低く抑えて、食後高血糖を防ぐというものです。

簡単に言えば、主食を抜いておかずばかり食べるというイメージになります。

抜く必要がある主食とは 、米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類など糖質が主成分のものです。

3食主食抜きのスーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)なら、
薬に頼ることなく速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールが可能です。

一方、上述の白ご飯とステーキの例でも明らかなように、
カロリー計算に基づいて血糖値をコントロールすることは理論的に不可能です。

従って、現行の日本糖尿病学会推薦の糖尿病食(糖質60%、タンパク質20%、脂質20%)を実践する限りは、
一日の摂取カロリーを1200キロカロリーと低く抑えたとしても、食後高血糖が必ず生じるのです。

糖尿病の改善には、カロリー制限より糖質制限ということがおわかりいただけたと思います。


なお糖質制限食は、カロリー無制限ということではありません。

日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド2014-2015」の

男性1400~2000kcal
女性1200~1800kcal

ほど厳しいカロリー制限は必要ありませんが、

「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf

推定エネルギー必要量(一日あたり)
              男性                  女性
15-17才        2500 2850 3150           2050 2300 2550kcal
18-29才        2300 2650  3050          1650  1950   2200
30-49才        2300 2650  3050            1750  2000  2300
50-69才        2100 2450  2800           1650  1900 2200 
70才          1850 2200  2500            1500  1750 2000

身体活動レベル    低い 普通 高い         低い  普通  高い

くらいが目安です。


そして2013年に糖尿病食事療法に関して画期的な変化がありました。

米国糖尿病学会が、
2013年10月発表の『栄養療法に関する声明』において、
全ての糖尿病患者に適した唯一無二の治療食は存在しないと明記したのです。

これはそのまま、1969年の食品交換表第2版以降一貫して、糖尿病治療食として、
唯一無二の「カロリー制限・高糖質食」を推奨し続けている日本糖尿病学会への痛烈な批判となっています。

さらに、米国糖尿病学会は『栄養療法に関する声明2013』において
地中海食、ベジタリアン食、DASH食、低脂質食などと共に
「糖質制限食」も正式に受容しました。
このことは糖質制限食を推進する私達にとって、大変大きな追い風となりました。

なお、門脇孝日本糖尿病学会理事長によれば
東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給しているそうです。
また門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授ご自身も、緩やかな糖質制限食を実践されているとのことです。
2016/7/1(金)
東洋経済オンライン 
http://toyokeizai.net/articles/-/125237



<江部康二著 参考図書>


理論
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ」2005年
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」2008年
「我ら糖尿人、元気なのには理由がある。」2009年 宮本輝先生との対談本
「やせる食べ方」2010年
「うちの母は糖尿人」2010年 監修:江部康二 著:伊藤きのと
(東洋経済新報社)
「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」2010年(ナツメ社)
腹いっぱい食べて楽々痩せる『満腹ダイエット』 (ソフトバンク新書)2011年
「主食をやめると健康になる」(ダイヤモンド社)2011年
「血糖コントロールの新常識! 糖質制限 完全ガイド」 (別冊宝島)2012年
「食品別糖質量ハンドブック」2012年(洋泉社)、
「糖質オフ!健康法」(PHP文庫)2012年
「主食を抜けば糖尿病はよくなる!糖質制限食のすすめ」(文春文庫)2012年
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」(文春文庫)2012年
「女性のための糖質制限ダイエットハンドブック」2012年(洋泉社)
「糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド」2013年(東洋経済新報社)
「医療の巨大転換を加速する」糖質制限食と湿潤療法のインパクト
 2013年(東洋経済新報社) 夏井睦先生との対談本
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ 新版」2014年(東洋経済新報社)
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版」2014年(東洋経済新報社)
「炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません」2014年(東洋経済新報社)
一生太らない「やせる! 食べ方」2014年 (PHP文庫)
江部先生、「糖質制限は危ない」って本当ですか?2015年(洋泉社)
「なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか」2015年(ナツメ社)
「糖質制限の教科書」2015年(洋泉社)監修
「人類最強の糖質制限論」2016年4月(SB新書)
「ハンディ版糖質制限の教科書」2016年4月(洋泉社)
「増補新版食品別糖質量ハンドブック」2016年6月(洋泉社)
「Dr.江部の健康食の新常識100 」(TJMOOK)2016年11月(宝島社)
マンガでわかる「糖質オフ! 」健康法2016年12月、(PHP研究所 )
外食でやせる! 「糖質オフ」で食べても飲んでも太らない体を手に入れる、2017年(毎日新聞出版)

「江部康二の糖質制限革命」2017年(東洋経済新報社)
など多数。

レシピ
「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」2006年(東洋経済新報社)
「糖質オフ」ごちそうごはん2009年(アスペクト)
dancyuプレジデントムック 「満腹ダイエット 」 2009年(プレジデント社)
「血糖値を上げない!健康おつまみ109」2010年(東洋経済新報社)
「やせる食べ方レシピ集」 2010年(東洋経済新報社)
「糖質オフダイエット 」2011年(レタスクラブ、角川マーケティング)
「誰もがストレスなくやせられる!糖質制限ダイエット」2011年(講談社)
「主食を抜けば糖尿病はよくなる」レシピ集2011年(東洋経済新報社)
高雄病院の「糖質制限」給食2012年(講談社)
糖尿病がどんどんよくなる「糖質制限食」おすすめレシピ集2012年(ナツメ社)
糖質制限の「主食もどき」レシピ2013年(東洋経済新報社)
高雄病院Dr江部が食べている「糖質制限」ダイエット2013年(講談社)
糖質オフのダイエット弁当2013年(家の光協会)
高雄病院「糖質制限給食」朝 昼 夕 14日間完全プログラム
糖尿病・肥満改善が自宅でできる! 2013年(講談社)
2週間チャレンジ! 糖質制限の太らない生活 2014年(洋泉社mook)
電子レンジで糖質オフの作りおき 2016年10月(宝島社)
「やせぐせがつく糖質オフの作りおき 」2017年(宝島社)
「高雄病院の糖質制限作りおき 」2017年(洋泉社)
糖質制限食と腎機能:クレアチニンとシスタチンCとBUN
こんばんは。

血液による腎機能検査には、

・尿素窒素(BUN):8~20mg/dl
・クレアチニン:0.6~1.1mg/dl
・血清シスタチンC:0.53~0.95mg/dl


などがあります。

数値は、検査機関により差がありますが、およその基準値です。

糖質制限食実践により、尿素窒素(BUN)がやや高値となることがあります。
これは糖質制限食により、相対的に高蛋白食になるためで、
生理的範囲内で心配要りません。

細胞内の蛋白質が限度まで満たされると、体液中のアミノ酸は分解され、
エネルギーとして使われたり、主に脂質あるいは、
わずかながらグリコーゲンとして貯蔵されます。
この大部分は、肝臓で行われます。

アミノ酸分解産物であるアンモニアが、そのままでは神経毒性を有するため、
肝で尿素サイクルの代謝をうけて尿素が産生されます。

尿素のほとんどは、腎臓の糸球体で濾過されて尿中に排泄されますが、
その一部は再吸収され、血中に戻されます。

一部再吸収されるので、
高タンパク食(糖質制限食)により
血中尿素窒素(BUN)が高値となることはありますが、
これは生理的な現象で、腎機能障害ではありません。
血中クレアチニン値や血中シスタチンCの値が正常であれば問題ありません。

また、厚生労働省によれば、
高タンパク食(糖質制限食)で、
正常な腎臓に負担がかかるというエビデンスはありません。

クレアチニン値は、
尿素窒素よりは腎機能以外の要素の影響は受けにくいのですが、
筋トレなどをしていて筋肉量が多い人は、やや高値となります。
逆に筋肉量が少ない高齢者では、見かけ上の低値となるので、注意が必要です。
運動後などでもクレアチニン値は高値となることがあります。

この場合は、クレアチニン値が高値でも腎機能傷害ではありません。
このようなとき、血清シスタチンCを検査すれば本当の腎機能がわかります。

つまり、血清クレアチニン値が上昇でも、血清シスタチンCが正常ならば、
腎機能は正常と考えられ、心配はいりません。

血清シスタチンCは、血清クレアチニンよりは、
かなり鋭敏な腎機能検査の指標で、
初期の腎機能障害を拾い上げることができます。

つまりクレアチンが異常値になった段階はすでに、
腎障害はあるていど進んでいる段階なので要注意なのです。

血清クレアチニン値は、GFRが30ml/min前後に低下する時期から上昇するのに対し、
血清シスタチンC値はGFR 70ml/min前後に低下したころから上昇します。

したがって、シスタチンCはクレアチニンより初期の段階から
腎機能障害をチェックできる利点があります。

シスタチンCを用いた、eGFR (eGFRcys) は、
食事や筋肉量、運動の影響を受けずに、糸球体濾過量を反映するので、
実際の腎機能を示す最もよい指標と考えられます。

グーグルで、「シスタチンC eGFR」で
http://www.hdtool.net/99_blank006.html
などのサイトがでます。
年齢、性別、数値をいれれば、簡単に計算できます。

『CKD診療ガイド2012』において、
「るいそうまたは下肢切断者などの筋肉量の少ない場合には、
eGFRcysがより適切である」と、
クレアチニンを用いた場合よりも
シスタチンCを用いたeGFRが望ましいとされています。

江部康二
大人も子供も健やかになれる食事法 糖質制限食講演会 in 大阪
こんにちは。

2017年8月6日(日) 13:20~
大阪大学中之島センターにおいて、
日本糖質制限医療推進協会主催の一年ぶりの講演会の開催です。
※開場・受付は13:00~

「糖質制限~大人も子供も健やかになれる食事法~その理論と実際」

三島塾塾長の三島学先生、
当会アドバイザーの山本心 管理栄養士(江部診療所)、
江部康二の三人の講師によるコラボ講演会です。

糖質制限で子どもが変わる! 三島塾レシピ
― 成績&集中力アップ! もう「勉強しなさい! 」は言わなくてOK
主婦の友社 (2017/6/7)
三島 学 (著), 江部 康二 (監修)


「糖質制限」が子供を救う
日本糖質制限医療推進協会( 2016/11/9)
三島 学 (著), 江部 康二 (監修)


で、おなじみの三島学塾長とは、初めて一緒に本格的に講演会をすることとなります。
山本心管理栄養士とは、札幌で一緒に講演会をしました。

三人で盛りだくさんの内容でお話しますので、
関西在住の皆さん、ブログ読者の皆さん、
是非、ご参加いただければ嬉しい限りです。

講演会の後は、近くのリーガロイヤルホテル大阪にて、
糖質制限な交流会を開催いたします。
子どもさんも参加OKですので、皆さん奮ってどうぞ。
交流会は17:30~19:30 です。
※開場・受付は17:10~



江部康二


☆☆☆
以下、事務局からのお知らせです。

***********

ブログ読者の皆様、いつも弊会のイベントへ多数ご参加いただきまして、
ありがとうございます。

8月6日(日)、大阪市内で、
「糖質制限~大人も子供も健やかになれる食事法~その理論と実際」
と題して、一般の方向けの講演会を開催いたします。

講師は、当会理事長 江部康二と、三島塾塾長の三島学先生、
当会アドバイザーの山本心 管理栄養士(江部診療所)です。

理事長は、糖質制限食が多くの良い効果をもたらす理由と仕組み、
基礎理論、これまでの歩みなどについてお話しします。

三島先生は、北九州・東京の三島塾での糖質制限の実践法や塾生の
子供たちの劇的な変化、成果をはじめ、子供の糖質制限について、
分かりやすくお話しくださいます。

山本管理栄養士は、昨秋の札幌講演会で好評いただいた内容ベースに、
実践の基本、実際に陥りやすいケース、自分にあった糖質制限を行う
ポイントなどをご説明します。

美味しく、楽しい糖質制限で、大人も子供も健やかに。各講師それぞれの
立場からお話しします。

また、講演会の後は、近くのリーガロイヤルホテル大阪にて、交流会を
開催いたします。

「オールデイダイニング リモネ」から供される、美味しいビュッフェ料理を
味わいつつ、楽しく親交を温めませんか。

関西にお住まいの方をはじめ、たくさんのご参加を心よりお待ちしております。

◆掲載サイト: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity

///////////////////ご案内/////////////////////

(一社)日本糖質制限医療推進協会主催 講演会・交流会(大阪)

<講演会>

「糖質制限~大人も子供も健やかになれる食事法~その理論と実際」

◆日程:2017年8月6日(日) 13:20~16:30頃 ※開場・受付は13:00~

◆会場: 大阪大学中之島センター10F 「佐治敬三メモリアルホール」

〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
京阪中之島線「中之島」駅 徒歩約5分

◆内容:

(1)「糖質制限食とは~基礎理論と歩み」(50分)

  江部 康二 医師 (高雄病院理事長/当会理事長)

(2)「糖質制限 実践の基本とコツ」(40分)

  山本 心 管理栄養士 (江部診療所/㈱京都高雄倶楽部/当会アドバイザー)

(3)「糖質制限でなぜ子供が変わるのか」(40分)

  三島 学 先生 (三島塾塾長/糖質セイゲニストin北九州世話人)

(4) 質疑応答(30-40分)

◆受講費: 賛助会員 2,400円  一般(会員の方以外)2,900円
       ※高校生以下は、受講費無料。


<交流会>

♪日程: 2017年8月6日(日) 17:30~19:30 ※開場・受付は17:10~

♪会場: リーガロイヤルホテル大阪「アネックス リモネ」(アネックス7F)

〒530-0005 大阪市北区中之島 5-3-68
https://www.rihga.co.jp/osaka/access
京阪電車中之島線「中之島」駅直結

♪会費: 賛助会員 6,000円  一般(会員の方以外)6,500円
小学生 3,300円 
      ※小学生未満は、お一人は無料、お二人目から3,000円 

♪形式など: 立食スタイル/ローストビーフ付ビュッフェ+フリードリンク


<以下講演会、交流会共通>

■お支払い方法: クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。

■お申し込みの流れ:

1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込み下さい。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越しいただき、受付にてお名前をお伝え下さい。

■お申し込み方法:

★賛助会員の方:

 事務局まで、メールにて参加ご希望のイベント名(8/6大阪講演会、8/6大阪交流会、
 8/6大阪講演会・交流会)、ご参加人数をご明記の上、お申し込み下さい。

 ※領収書の発行をご希望の場合は、領収書宛名もお知らせ願います。
 ※講演会への高校生以下のご参加は無料ですが、人数把握のため、お知らせ下さい。
※交流会への小学生以下のご参加は小学生か小学生未満かをお知らせ下さい。

★賛助会員入会をご希望の方:

1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
   http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up

 2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
   「入会ならびに講演会出席のお問い合わせ」を選択いただき、
   「通信」欄に参加ご希望のイベント名(8/6大阪講演会、8/6大阪交流会、
   8/6大阪講演会・交流会)をご記入下さい。
    http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact
  
★一般(非会員)で、講演会、交流会参加のみご希望の方:

 下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/seminar-gen


■その他:

・予約制です。事前にお申し込みください。

・交流会のみのご参加も受け付けております。

・講演会のキャンセルは8月4日(金)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は対応致しかねますので、予めご了承ください。

・交流会のキャンセルは8月1日(火)までに事務局へご連絡願います。
それ以降のご返金は対応致しかねますので、予めご了承ください。

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北海道、帯広市での糖質制限食講演会のご案内。
おはようございます。

北海道、帯広市での講演会のご案内です。
「第9回 にこにこ健康・福祉フェア」
特別講演会
 「糖質減らして健康美 ~糖質制限とその実践・効果について~」 
平成29年6月25日(日) 時間:正午~午後2時

http://www.occi.or.jp/regional-development_event/event/nikoniko_321.html

札幌では何回か糖質制限食講演会(一般向け、医家向け)を開催したことがありますが
帯広では初めてです。

私の講演は、正午~14時までです。
講演90分、質疑応答30分と時間をたっぷりとって
わかりやすくゆっくりお話しするつもりです。

2016年7月のNHKクローズアップ現代の試算によれば、
糖質制限市場は、3184億円とのことです。
医学界より、産業界のほうが糖質制限食をビジネスチャンスと捉えて
行動が迅速なようです。

一方、医学界においても、嬉しいサプライズです。
2017年2月7日(火)午後から、東京大学医学部に行ってきました。
渡邊昌先生、門脇孝先生、江部康二の3人で鼎談を行いました。
二人で話し合うのが対談で、三人で話し合うのが鼎談です。
渡邊昌先生は、医学雑誌「医と食」の編集長です。
門脇孝先生は、
一般社団法人 日本糖尿病学会 理事長
であり、
東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授
です。

日本糖尿病学会のトップとじっくり話し合うことができて、
とても有意義な90分間でした。

ケトン体に関しても「心血管イベント(脳卒中や心筋梗塞など)、および全死亡の発症率を低下」という
とてもポジティブな評価を示す研究が最近発表され、
糖質制限食にとって大きな追い風となりました。

また、宗田哲男医師は、
胎盤・臍帯・新生児のケトン体値に関する研究を英文で発表されました。
胎盤・臍帯のケトン体値論文は、世界初と思われます。
江部康二も共著者の一人です。
胎盤と臍帯と新生児では、ケトン体は高値が当たり前であり、
ケトン体の安全性が担保されました。

このような、糖質制限食に関する最新の動向を、本講演において
余すこと無くお話ししたいと思います。

北海道の皆様のご参加をお待ちしております。


江部康二



☆☆☆
帯広商工会議所主催
第9回 にこにこ健康・福祉フェア:6月25日開催


以下のサイトにいけば、申し込みフォームがあります。
http://www.occi.or.jp/regional-development_event/event/nikoniko_321.html


「医食同源~糖質減らして健康美~」
健康・福祉フェア

家族が元気であれば、働く人は安心して働くことができ、
また、働く人が元気であれば家族は安心して生活し続けられます。
そして、働く人が元気であれば、
企業も優秀な人材を失くすことなく安心して事業を営み続けることができ、
元気なまちづくりにもつながります。
本フェアでは、働く人々の健康チェック機会の創出と予防の大切さを
認識してもらうことを目的として実施します。


日時
平成29年6月25日(日) 午前10時~午後2時


場所
とかちプラザ(帯広市西4条南13丁目1番地)
大集会室 (講演会)、レインボーホール(特別講演会)、
アトリウム・ギャラリー(PR・実演(体験)コーナー)


講演会
「歯周病と全身疾患」(午前11時~11時20分)
講師:佐々木 嘉晃 氏(医療法人社団 佐々木歯科医院 院長)

「十勝発・低糖クッキーの話」(午前11時20分~11時40分)
講師:景山 善美 氏・安久 澤智子 氏(晴café)

「音楽健康体操」(午前11時40分~正午)
講師:沼口 奈美子 氏
(社会福祉法人ふるさと 介護予防運動指導員(いつも手をつないで))


特別講演会
テ ー マ:「糖質減らして健康美~糖質制限とその実践・効果について~」
講  師:江部 康二 氏(日本糖質制限医療普及推進協会 代表理事・一般財団法人 高雄病院 理事長)
時  間:正午~午後2時
会  場:とかちプラザ 2階 レインボーホール
定  員:350名
参加費:無料(定員になり次第締め切らせていただきます)
申し込み:申込フォームからお申込みいただくか
       または下記募集要項に必要事項をご記載の上、
       FAXにてお申し込みください
http://www.occi.or.jp/wp/wp-content/uploads/2016/02/de24e81910fd7f178c791eb5436e699c.pdf

募集要項:【一般用】  【事業者用】