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新型コロナワクチン接種で、各種がんが有意に増加。日本の研究。
こんばんは。
広島人さんから、
日本の査読済みの研究で、2024年4月8日に発表された
「新型コロナワクチン接種で、各種がんが有意に増加」
という結論の論文をご紹介頂きました。
ロバート・F・ケネディ弁護士のChildrens Health Defense(子供の健康防衛)の記事のGoogle翻訳を一部修正したものとのことです。
ロバート・F・ケネディ弁護士は、このサイトで日々情報を発信しています。

私は、ロバート・F・ケネディ弁護士の本の訳本を持っています。
「The Real Anthony Fauci 人類を裏切った男 巨大製薬会社の共謀と医療の終焉
ロバート・F・ケネディ・ジュニア, 林千勝他(上、下)」

です。
詳細かつ徹底的に調査した事実に基づいた素晴らしい内容の本です。
そして、その内容は極めて衝撃的なものです。
アンソニー・ファウチ氏は、まさに「人類を裏切った男」と言えます。
「アンソニー・ファウチ、
1984年からアメリカ国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID) 所長。
アメリカ合衆国の政権7代に渡って大統領に医療分野の助言をした。
大統領エイズ救済緊急計画(英語版)の策定において中心的役割を果たした。」

ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏によれば、エイズそのものも、
アンソニー・ファウチ氏のでっちあげと断定しています。

新型コロナワクチンもアンソニー・ファウチ氏が主導して関わっています。

広島人さん、貴重な情報をコメント頂き,
ありがとうございます。
とても参考になります。

新型コロナワクチンと癌に関する日本の研究があるのに、
欧米の研究はないというのは、公平性に関して日本はまだましということですかね。

データは、以下のがんによる死亡率の大幅な増加を示しました。
• 卵巣がん: 2020年に2.5%、2021年に7.6%、2022年に9.7%増加。
• 白血病: 2020年に0.2%減少、2021年に1.7%、2022年に8.0%増加。
• 前立腺がん: 2020年に1.2%、2021年に5.3%、2022年に5.9%増加。
• 口腔がんおよび咽頭がん:2020年に0.6%減少、2021年に1.3%増加、2022年に5.5%増加
• 皮膚がん:2020年に0.6%、2021年に0.1%、2022年に3.2%増加。
• 子宮がん:2020年に1.1%、2021年に1.3%減少、2022年に2.5%増加


医療従事者等(約480万人)の先行・優先接種は令和3年(2021年)2月17日から開始し、同7月23日に完了。
高齢者(約3,600万人)の優先接種は2021年4月12日から開始。

ワクチン接種開始後、有意に各種がんが増加しています。
開始2年目の2022年には、著明に各種がんが増加しています。


新型コロナワクチンは、「百害あって一利なし」のワクチンと言えます。


江部康二


【日付 名前
24/04/16 広島人

新型コロナウイルスmRNAワクチン接種後にがん死亡率が大幅に増加することを日本の研究者が発見

ロバート・F・ケネディ弁護士のChildrens Health Defense子供の健康防衛の記事の
Google翻訳を一部修正したものです。

この記事の元となった日本の研究者の論文
https://www.cureus.com/articles/196275-increased-age-adjusted-cancer-mortality-after-the-third-mrna-lipid-nanoparticle-vaccine-dose-during-the-covid-19-pandemic-in-japan?utm_medium=email&utm_source=transaction#!/
Increased Age-Adjusted Cancer Mortality After the Third mRNA-Lipid Nanoparticle Vaccine Dose During the COVID-19 Pandemic in Japan
Miki Gibo • Seiji Kojima • Akinori Fujisawa • Takayuki Kikuchi • Masanori Fukushima
Published: April 08, 2024
Cureus 15(12): e50703. doi:10.7759/cureus.50703
Peer-Reviewed

++++++++++++++++++++++++++++
https://childrenshealthdefense.org/defender/john-campbell-japan-data-covid-mrna-vaccine-cancer/
04/15/24、2024年4月15日、Childrens Health Defense子供の健康防衛
新型コロナウイルスmRNAワクチン接種後にがん死亡率が大幅に増加することを日本の研究者が発見
日本の査読済み研究では、特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)mRNAワクチンの3回目の投与後に、がんによる死亡率が統計的に有意に増加したことが判明した。ジョン・キャンベル博士はポッドキャストでこの研究を分析した。別のエピソードで、キャンベル氏はロンドン大学セントジョージズの腫瘍学教授アンガス・ダルグリーシュ氏とこの研究について話し合った。
ジョンマイケル・デュメ

著名な医療評論家ジョン・キャンベル博士によると、日本の査読済み研究では、特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)mRNAワクチンの3回目の投与後に、がんによる死亡率が統計的に有意に増加したことが判明したという。
4月13日のポッドキャストで、キャンベル氏は4月8日に雑誌Cureusに掲載された研究について議論した。この研究では日本政府の公式統計を分析し、新型コロナウイルス感染症パンデミック(2020~2022年)中の年齢調整がん死亡率とパンデミック前の死亡率を比較した。
キャンベル氏はまた、今日放送されたポッドキャストで腫瘍学者のアンガス・ダルグリーシュ氏とこの研究結果について議論した。

キャンベル氏は初めて、2021年から現在までの日本におけるあらゆる原因による死亡率の増加を示した。この研究では、2021年には死亡率が2.1%増加し、2022年には9.6%増加することが示されています。
がんに関して研究者らは、2020年には有意な超過死亡は見られなかったが、1回目と2回目のワクチン接種の展開後、2021年には1.1%増加したことを発見した。そして人口の3分の2がmRNA新型コロナウイルス感染症ワクチンの3回目の接種を受けた後の2022年には2.1%増加した。
研究によれば、一部のがんの死亡率は9.7%も増加した。
クレジット: Gibo M.、Kojima S.、Fujisuwa A. 他

データは、以下のがんによる死亡率の大幅な増加を示しました。
• 卵巣がん: 2020年に2.5%、2021年に7.6%、2022年に9.7%増加。
• 白血病: 2020年に0.2%減少、2021年に1.7%、2022年に8.0%増加。
• 前立腺がん: 2020年に1.2%、2021年に5.3%、2022年に5.9%増加。
• 口腔がんおよび咽頭がん:2020年に0.6%減少、2021年に1.3%増加、2022年に5.5%増加
• 皮膚がん:2020年に0.6%、2021年に0.1%、2022年に3.2%増加。
• 子宮がん:2020年に1.1%、2021年に1.3%減少、2022年に2.5%増加

クレジット: Gibo M.、Kojima S.、Fujisuwa A. 他

「したがって、ここでのワクチンの普及と卵巣がんの罹患率の大幅な増加の間には、この強力な時間的相関関係が再び見られます」とキャンベル氏は述べ、さらなる相関関係をそれぞれ「別の『奇妙な偶然』」と呼んだ。
「すべてのがんによる死亡は統計的に有意であるとキャンベル氏は述べた。 「超過[死亡]は2021年に出現し、2022年にはさらに増加しました。さらに、2021年8月以降に大幅な超過死亡が観察されましたが、一般住民への集団ワクチン接種は2021年4月頃に始まりました。」
キャンベル教授は、この研究では新規症例は測定されておらず、一部の種類のがんは発症に何年もかかるが、今回の研究結果は、ワクチンが既存の腫瘍を持つ患者のがんによる死亡を加速させている可能性を示唆していると指摘した。

「ここには何も見るべきものはない、黙ってろ」
著名な腫瘍学者でロンドン大学セントジョージズ教授のダルグリーシュ氏は、パンデミックの初期からRNAベースのワクチンの潜在的なリスクについて警告してきた。
2022年、彼はBMJに緊急の手紙を送り、mRNA注射に関連すると白血病、非ホジキンリンパ腫、その他の癌について警告した。
本日公開されたキャンベル氏との別のインタビューの中で、ダルグリーシュ氏は、追加投与を受けた患者で癌が急速に進行する憂慮すべきパターンを観察したと述べた。
ダルグリーシュ氏はキャンベル氏に、何年も症状の安定していた黒色腫患者が突然、通常は新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後3~12か月以内に急速に再発したことについて語った。
「私は叫びました、『鉱山のカナリアだ!』と叫びました」とダルグリーシュさんは語ったが、それは「純粋な逸話だ。ここには何も見るべきものはない、黙ってろ。ところで、癌患者を怒らせることになるだろう」と言われた。
ワクチンに関する研究を行ったダルグリーシュ氏は、「予防しようとしていた病気が実際に免疫システムによって引き起こされるほどに免疫系が混乱する」まで、その後の追加接種はますます効果が薄れていくというのが「今では格言になっている」と述べた。
ダルグリーシュさんは、観察を隠そうとしたにもかかわらず、「あちこちから」医師から連絡を受け、「私たちも同じ現象が見られている」と告げられたと語った。

ワクチンがどのようにがんを促進するのか
日本の研究著者とダルグリーシュ氏は、mRNAワクチンががんの発生と進行を促進する可能性があるいくつかの潜在的なメカニズムについて議論した。
「これらのスパイクタンパク質とナノ粒子は微小凝固を誘発します」とダルグリーシュ博士は述べ、がん患者はすでに血液凝固障害にかかりやすいと指摘した。
「私の研修では、前立腺がんと膵臓がんが凝固の増加と実際に関連していることを特に覚えています」と彼は言いました。
「がん患者の死亡の主な原因の1つは、がん関連血栓症(血栓)です」と研究著者らは指摘した。
この研究では、血液凝固のリスクに加えて、ワクチンが自然免疫応答を妨害することによってがんの免疫監視を抑制する可能性があることを強調しました。
「もちろん、がんはおそらく定期的に発生しますが、[通常は] 免疫システムががんに対処します」とキャンベル氏は言う。
「最初のブースターである3回目の接種後、T細胞の反応は抑制されるか枯渇します」とダルグリーシュ氏は語った。
「私自身の診療でさえ、夏に向けて準備するために春のブースターを受けに行くよう私たちをいじめています。 … 信じられない。"

「いくつかの研究では、がん免疫監視において重要な役割を果たすI型インターフェロン反応が、SARS-CoV-2 mRNA-LNP [脂質ナノ粒子]ワクチン接種後に抑制されることが示されている」と研究著者らは述べている。
Campbell氏とDalgleish氏は、特にP53、BRCA(乳がん遺伝子)、MSH3などの腫瘍抑制遺伝子の阻害を通じて、ワクチンががんを引き起こす可能性のあるDNA損傷や突然変異を直接引き起こす可能性についても議論した。
研究著者らは、スパイクタンパク質によるACE2受容体のダウンレギュレーションが過剰な酸化ストレスをもたらし、DNAに損傷を与え、がんを引き起こす可能性があると示唆した。
彼らは、mRNAがヒトゲノムに逆転写され、慢性炎症、DNA損傷、がんのリスク増加を引き起こす可能性があることを示した研究を引用した。
最後に、研究著者らは、mRNAワクチンがスパイクタンパク質の結合能力を通じてエストロゲン受容体アルファ(ERα)に特異的に結合し、転写活性を上方制御し、乳がん、卵巣がん、前立腺がんを引き起こすと提案した。
ダルグリーシュ氏はまた、「葬儀屋の口から」聞いた「主要血管内の非常に長い血栓」という血管内凝固の問題も提起した。
キャンベル氏は、英国に本拠を置く葬儀業者と話をしたところ、防腐処理を行っている遺体の約20%にこのウイルスが見られると述べたと述べた。 「現在、これらの血栓はほぼ確実にアミロイドタンパク質でできていることがわかっています…それは、いわゆるフレームシフトによる[ワクチン]の遺伝的指示から潜在的に作られる可能性があります」と彼は述べた。
「私が心配しているのは、まだ何も見えていないのではないかということです」とダルグリーシュ氏は語った。 「大西洋を航行しているときにいくつかの氷山が見えているだけで、大きな氷床はまだ現れていません。」

彼らが私たちに嘘をついたことは明らかです」
キャンベル氏とダルグリーシュ氏は、他国の保健機関や政府が公的に共有している同様のがん死亡率データが存在しないという問題を強調した。
「なぜこれらのデータが米国や英国の論文で発表されないのかは未解決の疑問だ」とキャンベル教授は述べ、他の研究とは異なり、日本の研究者らは「新型コロナウイルス感染症そのものやがんの減少」を非難していないと指摘した。ロックダウンのため注意してください。」
ダルグリーシュ氏は、専門家や当局の関与と透明性の欠如を批判し、ワクチンの潜在的なリスクに関する情報が隠蔽されていると非難した。
「彼らが私たちに嘘をついていたことは明らかだ」とダルグリーシュ氏は述べたが、「人々は突然目覚め始めている。騙された人たちは今、実際に「信じられなかった、落ちた」と認めています。」
キャンベル氏もこれに同意し、こう付け加えた。私たちが本当に庭の小道をさまよっていることに気づくまで、長い時間がかかりました。」
キャンベル氏とダルグリーシュ氏は、日本の研究結果を踏まえ、より広範な調査とがんデータの開示を求め、mRNAワクチンとがんによる死亡増加との潜在的な関連性についての科学的調査と国民の認識が緊急に必要であると強調した。

以下に動画があります
キャンベル氏の 4 月 13 日のポッドキャスト「ジャパン データ」をご覧ください。
キャンベルとダルグリーシュの「新型コロナウイルスワクチン接種後のがん」4 月 15 日のポッドキャストをご覧ください。

ジョンマイケル・デュメ
John-Michael Dumais は、The Defender のニュース編集者です。彼は、死刑、戦争、健康の自由、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに関連するあらゆる事柄など、さまざまな問題について作家であり、コミュニティのオーガナイザーでもあります。】
スタチンは糖尿病発症リスク。コレステロールは大切な物質。
こんにちは。
コレステロール値を下げるため、よく使用されるスタチン系製剤ですが
糖尿病発症リスクを上昇させます。
特に、高齢者には要注意なのです。
以前中嶋一雄先生から情報をコメントして頂きました。
ありがとうございます。

【18/04/15 中嶋一雄
スタチンは危険

高齢者脂質異常症 診療ガイドライン2017
https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/tool/pdf/guideline2017_03.pdf
P11
 高齢者においてスタチン治療は
糖尿病の新規発症を有意に増加させるので注意を要する(推奨グレード B)
 Sattarらによる13RCTのメタ解析の結果,
スタチンにより糖尿病の新規発症が9%増加することが示され(95% CI=1.02~1.17),
加齢とともに糖尿病の新規発症が増える傾向が示されている1)(エビデンスレベル1+)

‌1)‌Sattar ‌N,‌ Preiss ‌D,‌ Murray HM,‌ Welsh‌P,‌ Buckley‌ BM,‌ de‌Craen‌ AJ,‌ et‌al:‌ Statins‌ and‌ risk‌ of‌ incident‌ diabetes:‌ a‌ collaborative ‌meta-analysis‌ of‌ randomised‌ statin‌ trials.‌ Lancet‌ 2010;‌375:‌735-742.
www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(09)61965-6/fulltext



スタチンによる糖尿病発症の危険因子~日本のPMSデータ
http://www.carenet.com/news/general/carenet/45572


低用量スタチンでの糖尿病リスク~日本のコホート研究
http://www.carenet.com/news/general/carenet/45627




こんばんは。

コレステロール値を下げるために、よく使用されるスタチン製剤には、
糖尿病発症リスクがあります。

いままでも、それなりのエビデンスがありましたが、
今回さらに、中嶋一雄先生から、さらに情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。

結局、スタチンが糖尿病発症リスクとなることは、確実のようです。
『コレステロール値は高い方が長生き』
という主張の日本脂質栄養学会と
『コレステロール値は低いほど良い』
という主張の日本動脈硬化学会のバトルは
記憶に新しいです。
バトルに決着がついたわけではなく、世界でもバトルが続いています。
私は、糖質セイゲニストのコレステロール値は下げる必要はないという立場です。

 さて、脳は脂質に富み、ヒト脳の乾燥重量の65%が脂質です。
脳脂質の半分がリン脂質、コレステロールが1/4、糖脂質が1/4です。

 コレステロールは、生体のあらゆる細胞膜の構築に必須の物質であり、
肝臓で合成し腸肝循環によって制御・調節されています。
コレステロールは、細胞膜や男性ホルモン、女性ホルモンなどの原料であり、
人体に必要不可欠な大切な物質です。

 ヒトだけではなく、約2億2500万年前に哺乳類が誕生して以来、
生命現象の根幹をなす細胞膜などの原料として一貫して利用されてきたのです。
 そのため血清コレステロール値は、
摂取された食物のコレステロールが少ない場合は肝臓での合成が高まり、
一方、摂取コレステロールが多い場合は、肝臓での合成が徐々に減少して、
一定量を必ず確保するよう調整しています。

このように、人体にとって大切なコレステロールが、少々高値だからといって
害をなすとはとても思えません。

 あくまでも、『小粒子LDLコレステロール』と『酸化LDLコレステロール』だけが
悪玉であって、肝臓から末梢組織に細胞膜の原料であるコレステロールを運んでくれる
標準の大きさのLDLコレステロールは、当然どうみても善玉なのです。

糖質セイゲニストは、HDLコレステロールが多くて、中性脂肪値が低めなので、
『小粒子LDLコレステロール』と『酸化LDLコレステロール』はほとんどなくて
善玉の標準の大きさのLDLコレステロールばかりです。
従って、糖質セイゲニストのコレステロール値が高くても問題はなく
スタチン内服も必要ないのです。



一般社団法人 日本老年医学会
「高齢者脂質異常症診療ガイドライン 2017」11ページ

CQ3 スタチンは高齢者において,有害事象を増加させるか?
【要約】
●高齢者においてスタチン治療は糖尿病の新規発症を
有意に増加させるので注意を要する(推奨グレードB).
13RCTのメタ解析の結果、スタチンにより糖尿病の新規発症が9%増加とのことです。


スタチンによる糖尿病発症の危険因子~日本のPMSデータ
http://www.carenet.com/news/general/carenet/45572

ケアネット、2018/03/05の記事です。
以下、抜粋、要約です。
 慶應義塾大学薬学部の橋口 正行氏らが、
日本の市販後調査(PMS)データベースを使用したコホート内ケースコントロール研究で検討した結果、
スタチン使用により、糖尿病や高血糖症の発症が増加する可能性が示唆されたそうです。


低用量スタチンでの糖尿病リスク~日本のコホート研究
http://www.carenet.com/news/general/carenet/45627

こちらもケアネット、2018/03/08の記事です。
以下、抜粋、要約です。
 秋田大学医学部附属病院薬剤部の加藤 正太郎氏らが、低用量スタチン服用患者を、
高力価スタチン群と低力価スタチン群に分けて糖尿病新規発症リスクを評価しました。
 その結果、高力価スタチン群では低力価スタチン群と比べ有意に発症リスクが高かったとのことです。



江部康二
HbA1c5.6%以上なら、食後高血糖の可能性あり。
こんばんは。

以前、医師のとしのさんから、

『HbA1cが5.6%以上なら食後血糖が高い可能性がある』
ので、指導するとのコメント・質問をいただきました。
私も、としのさんのお考えに、賛成です。

いわゆるメタボ検診では、
HbA1c5.6%以上を対象に「75g経口ブドウ糖負荷試験」を推奨しています。
これだと、境界型の食後高血糖や軽症の糖尿病の段階で
診断できるという意図です。

意図はわかるのですが、HbA1c5.6%以上の人全てに、
75g経口ブドウ糖負荷試験を実施するというのは、
大変な手間と費用が必要であり、現実的ではありません。

そんな莫大な医療費をかけるよりは、
普通に糖質摂取後1~2時間の尿糖を調べれば、
かなりの確率で食後高血糖を拾い上げることができますし、
金も手間も随分楽だと思います。
すなわち、血糖値が170~180mg/dlを超えていると、尿糖が陽性になるのです。
これでひっかかった人だけが、75gOGTTを受ければいいと思います。

さらにメタボ健診で日本糖尿病学会は、
今までの空腹時血糖値の基準に、「正常高値」を追加しました。

正常型:100mg/dL未満
正常高値:100mg/dL~110mg/dL未満
境界型糖尿病:110mg/dL~126mg/dL未満
糖尿病型:126mg/dL以上


この正常高値という新しい概念の100mg/dL~110mg/dL未満が追加になった理由として、
日本糖尿病学会は次のように説明しています。

「正常高値である100mg/dL~110mg/dL未満の人を対象に経口ブドウ糖負荷試験を行ったところ、
25%~45%の人が境界型か糖尿病に属していた。」

「空腹時血糖値の正常高値の追加によって、上記の25%~45%の境界型か糖尿病型の方を、
健康診断などで早期発見出来る。」

こちらも、全員に75gOGTTをするのでは無くて、
上記と同様に、普通に糖質摂取後1~2時間の尿糖を調べれば、
スクリーニングできます。

「空腹時血糖値」「空腹時インスリン値」「食後1時間血糖値」「食後2時間血糖値」
「HbA1c」
「糖質摂取後1~2時間の尿糖」

の中で、いわゆる食後高血糖(境界型、IGT)を早期診断するのに
一番いいのは、上記の尿糖検査か
「食後1時間血糖値」「食後2時間血糖値」です。
食後1時間血糖値が180mg/dlを超えていると将来糖尿病になりやすいです。
食後2時間血糖値が140mg/dlを超えていれば、境界型です。

HbA1cは、過去1~2ヶ月の平均血糖値を反映していますが、
食後高血糖を見逃す可能性があるので、欠陥のある検査です。


江部康二



☆☆☆75g経口ブドウ糖負荷試験の意義

メタボ検診で推奨の75g経口ブドウ糖負荷試験は、
今まで糖尿病と診断されたことがない人に行う検査です。
既に、糖尿病と診断がついている場合は、この検査を実施すれば、
必ず高血糖(ブドウ糖スパイク)を生じるので倫理的にみても、適応となりません。
HbA1cの値などが、正常範囲内でやや高めで
軽症の糖尿病が隠れていないかというときになどに行う検査です。
HbA1cの基準値は、6.2%未満です。

 なお75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)実施前の3日間は
150g/日以上の糖質を摂取することが推奨されています。
糖質制限をしたまま、75g経口ブドウ糖負荷試験を受けると
糖質に対する人体の準備ができていないので、
一見耐糖能が低下しているようなデータになることがあるからです。
DNA、遺伝子、ゲノム、染色体って何?
こんばんは。

チンパンジーとヒトは、約700万年前に分岐して、
生物種としては、最も近縁です。

そして、日本染色体遺伝子学会によれば、
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/
http://www.jacga.jp/wp-content/uploads/2015/11/guide-line3_2.pdf
「チンパンジーとヒトは遺伝子は約98%一緒で、ゲノムの塩基配列は98%一緒」

です。
このサイトを見ていて、
「あれ?ゲノムとDNAってどう違うんだっけ?」
「ついでに、遺伝子とか染色体とか、言葉はよく使うけど、正確な定義は?」
などという、原初の疑問が湧いてきて、フリーズしてしまいました。
医学部で絶対、学んだはずなのですが、
いつのまにやらアヤフヤ状態に陥っていました。(-_-;)

それで、心機一転、ネットで勉強し直しました。
読者の皆さんも、トリビアで役に立たない知識かもしれないけれど
知っていて損はないのでお付き合い頂ければ幸いです。

いろいろ探して、
一番わかりやすいし他人にも説明しやすい解説のあるサイトを見つけました。

ということで、まずは音楽のカセットテープをイメージしてください。
未録音のテープが「DNA」です。
テープにすり込まれた曲情報が「遺伝子」です。
録音済みのテープが「ゲノム」です。


ここまでで、何となく全体像がつかめたことと思います。

DNAは、2重らせん構造の繊維です。
遺伝子は情報そのものです。
遺伝子情報が組み込まれたDNAがゲノムです。
ゲノムには、録音済みテープと同様に、情報がある部分とない部分が存在しています。

長いテープ(DNA)の中で、曲が録音された部分を「遺伝子」と呼びます。
そして、このテープの情報全部のことを「ゲノム」と呼びます。

DNAだけなら単なる構造物に過ぎませんので役に立ちませんが(未録音のテープ)
遺伝子という情報を組み込むことで(録音済みのテープ)、様々なタンパク質をつくることが可能となります。

それでは次に、染色体って何なん?ということになりますが、
「染色体」はカセットの役割を兼ねて、トータルして未録音カセットテープです。
DNAという2重らせんの繊維は、ヒストンというタンパク質に巻き付くことによって
安定した構造を確保していて、それを染色体と呼ぶのです。
生テープだと、構造的に不安定なので、カセットテープにして
安定化させているのと一緒の理屈ですね。


体は、タンパク質でできています。
遺伝子はタンパク質をつくる情報です。
どんなタンパク質をつくるか、という情報が遺伝子です。
DNAというひもの上に、遺伝子という「情報」が書かれています。
DNAは、ひもが2本、らせん状にからまっている形をした長い分子です。
<DNA=単なるらせんの紐2本>のことであり、
<ゲノム=DNA+遺伝子>です。

ここまで説明してきましたが、すなわち冒頭の
『チンパンジーとヒトのDNAは99%同一』というのは不正確であり
『チンパンジーとヒトのゲノムは99%同一』というのが正確ということになります。


ヒトのゲノムにおいて、
タンパク質の情報が書いてある部分はほんの一部とされています。
遺伝子情報が入っていない部分には、何が書かれているのか、
今もよくわかっていません。
なお、ヒトの「遺伝子」の数は、現在のところ約2万9千箇所とのことです。


今回の記事は理学博士の加藤牧菜先生の
以下の記事を参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。

https://www.manabinoba.com/science/9304.html
内田洋行教育総合研究所
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第5回「生命科学」
科学エッセイ:遺伝子、DNA、ゲノムってなに?


江部康二

『卵の摂取と血中コレステロール値』について
こんにちは。
血中コレステロール値については、講演会で、必ずといっていいほど、質問があります。
今回、以前西村典彦さんからご質問を頂きました『卵の摂取と血中コレステロール値』について
再考してみます。

普通の大きさの卵1個の重さは約65g、中身は約55gで、
その中のコレステロール量は約250mgです。
日本人の平均的なコレステロール摂取量は1日に300mgですので、
卵1個のコレステロール量は、それなりに多いと言えます。

100g中のコレステロール量
豚もも:46mg
豚ロース:51mg
豚ヒレ:47mg
鶏卵:428mg
鶏もも:114mg
鶏ささみ:54mg
バター:227mg
チーズ(ゴーダ):67mg


データ的には、鶏卵のコレステロール含有量はダントツに多いですね。

しかし西村さんもご指摘のように、
2015年に米国でも日本でも、食事中のコレステロールの摂取基準を撤廃しています。

これは、食事中に含まれるコレステロールの量が、
血中コレステロール濃度に影響を与えないという研究結果を踏まえてのことと思われます。

例えば米国医師会雑誌、2006年2月8日号に掲載された論文において
「<低脂肪+野菜豊富な食生活>は乳癌、大腸癌、心血管疾患リスクを下げない。
総コレステロール値も不変。」
JAMA ,295(6):629-642.  643-654. 655-666.

と報告されています。 

【米国の研究者たちは、総摂取カロリーに占める脂肪の割合(脂肪熱量比率)を20%にし、野菜や果物、穀類を豊富に摂取するよう指導した介入群と、食事指導を行わない対照群を平均8.1年追跡した。被験者は50〜79歳の閉経女性4万8835人(平均年齢62.3歳)。背景や人種には様々だった。1993〜1998年に米国内40医療機関で登録。全体の40%にあたる1万9541人を介入群、60%にあたる2万9294人を対照群とした。】

この研究、「8年間の観察で、
1万9541人を介入群、60%にあたる2万9294人を対照群」

ですから、期間的にも数的にも、極めて信頼度は高いです。

わかりやすい例として、
玄米菜食的な食生活をしていて糖尿病を発症した人が
糖質制限食に切り替える場合があります。
このとき、血糖値やHbA1cは速やかに改善して正常範囲内となりますが、
LDLコレステロールは、軽く200mg/dlを超えて、
250mg/dl~300mg/dlを超えることもあります。

これは、玄米菜食時代は、食材のコレステロールが少ないので
肝臓が充分量のコレステロールを作って体内に供給していたのが、
糖質制限食に切り替えて、食材のコレステロールがおおいに増えたので、
これらが合わさってLDLコレステロール高値になったものと思われます。
勿論、肝臓が調整して徐々にLDLコレステロール値は落ち着いていくのですが、
いかんせん個人差が非常に大きいです。

半年~1~2年で落ち着くこともありますが、数年以上かかることもあります。
個人の肝臓の調整力とはまあそんなものなのでしょう。

要するに、糖質制限食実践で高コレステロール食材摂取が増えれば、
少なくとも短期的には高LDL血症になる人が結構多いと思います。


この場合、LDLコレステロールが高値であっても、
中性脂肪が80mg/dl以下で、HDLコレステロールが60mg/dl以上であれば、
善玉のLDLコレステロールであり、悪玉の小粒子LDLコレステロールは、ほとんどありませんので安心です。
糖質セイゲニストの場合はまずそうなりますので心配ないのです。


江部康二