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2018年10月29日(月)京都糖質制限スイーツ教室開催。
こんにちは。

2018年10月29日(月)に京都で、日本糖質制限医療推進協会主催の
『人気店のパティシエに学ぶ、低糖質スイーツ教室』
を開催します。

メイン講師は、「パティスリー ロア・レギューム」 (埼玉県朝霞市)の
小寺幹成オーナーパティシエです。

小寺パティシエは、2016年11月に文化出版局から、
著書「おいしく作れる低糖質スイーツ」
http://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579212866/
を出版され、ご自身がこれまでに開発された低糖質スイーツのレシピを
惜しみなく披露しておられます。
私は帯の推薦文を書きました。

第8回目、年内最終の京都スイーツ教室となる今回のテーマは、
「低糖質デコレーションケーキ」だそうです。

定員は24名様、先着順です。
皆さん奮ってご参加くださいね^^v

江部康二


以下、事務局からのお知らせです。

*********

ブログ読者の皆様、いつも弊会のイベントへ多数ご参加いただきまして、ありがとうございます。


本日は、10/29(月)の低糖質スイーツ教室(京都)をご案内申し上げます。

第8回目、年内最終のスイーツ教室となる今回のテーマは、「低糖質デコレーションケーキ」です。


美味しく低糖質なスポンジ生地(☆)を作り、2種のクリームで豪華にデコレーション。


失敗しない生地作りのコツ、美しいデコレーションのテクニック等々、小寺パティシエにみっちりと伝授いただき、クリスマス、誕生日などのお祝い事、パーティーにも生かせる華やかな「デコレーションケーキ」を作ります。


ご家族とお友達とみんなで楽しめる、低糖質かつ美味しいケーキ作りをこの機会に学んでみませんか。


☆今回は、昨年のレッスンで取り上げたふわふわの生地に少しアレンジを加えた、しっかりした食感の生地です。

関西にお住まいの方をはじめ、皆さまのご参加をお待ちしております。

◇スイーツ教室情報URL: http://www.toushitsuseigen.or.jp/activity

※11/4(日)東京教室は、満席となっております。多数のお申し込み誠にありがとうございました。

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(一社)日本糖質制限医療推進協会主催

『人気店のパティシエに学ぶ、低糖質スイーツ教室(京都)』

第8回 「低糖質デコレーションケーキ」

◆日時: 2018年10月29日(月) 13:00~17:00頃 ※開場・受付は12:45~

◆会場: あじわい館(京の食文化ミュージアム)調理実習室

〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町130番地 京都青果センタービル3階
http://www.kyo-ajiwaikan.com/access

◆定員・対象: 24名様 ・一般(18歳以上)

♪講師:

・小寺幹成 「パティスリー ロア・レギューム」オーナーパティシエ

・佐々木栄子 管理栄養士/健康運動実践指導者

◆参加費: 賛助会員料金 3,400円/一般料金 4,000円

◆当日の流れ: レシピ説明・デモ→ 実習 → 試食(復習・歓談) → 片付け後、解散

◆ご持参いただくもの:

エプロン、三角巾、ふきん(タオル)2枚(台ふき用・食器ふき用)、筆記用具

■お支払い方法:
クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。

■お申し込みの流れ:

1. 下記「お申し込み方法」の該当するものからお申し込みください。
2. 事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3. 入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4. 当日、直接会場までお越しいただき、受付にてお名前をお伝えください。

■お申し込み方法:

※当教室は、一般の方にご自宅で作っていただくことを趣旨とした教室です。
製菓や料理のお仕事をしておられる方、食品会社で企画・開発をしておられる方など、

業界の方の場合は、その旨をお書き添えの上、お申し込みください。

★賛助会員の方: 事務局へメールにてお申し込み下さい。

​​★賛助会員入会+教室参加をご希望の方:

​1. 入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/sign-up

2. お申し込みは下のフォームからお願いします。
「入会ならびに講演会等出席のお問い合わせ」を選択いただき、
「通信」欄に参加ご希望のイベント名(10/29 京都スイーツ教室)をご記入下さい。

http://www.toushitsuseigen.or.jp/contact

​★一般(会員以外の方)で、教室参加ご希望の方:

下のフォームからお申し込み下さい。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/cooking


◆その他

・予約制です。当日参加はできません。

・開場・受付は、レッスン開始時間の15分前からです。

・お申し込み後、キャンセルされる場合は、10月25日(木)までにご連絡ください。
それ以降のキャンセルは、参加費の半額をキャンセル料金としていただきますので、予めご了承ください。

・実習室で作ったもの以外の飲食はできません。ご自宅で作ったお料理やお菓子などの持ち込みはできませんのでご注意ください。


・皆さまで実習と試食を行っていただきますので、香水などのフレグランスはお控えください。


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がんのリスク、飲酒と喫煙、どっちがより悪い?
こんばんは。
私はお酒はよく飲みます。
糖質制限OKのお酒を、雨の日も風の日も晴れの日も雪の日も・・・、
ほぼ毎日、律儀に飲んでいます。
しかしながら、定期的に検査している肝機能は全く正常であり、
人生で一回も肝機能障害を経験したことはありません。
万一、肝機能障害が発症したら、きっと酒を減らすと思います。

一方、タバコは人生で一回も吸ったことはありません。
ですから、患者さんを診察するときには、
酒飲みには優しく、喫煙者には厳しい傾向があります。

このように、私は、
酒とタバコに関してかなりバイアスの入った診療をする医師ということになりますが、
さて、「飲酒」と「喫煙」と、どっちがより悪いのでしょう?

とりあえず、一番懸念される「がん」について
国立がん研究センターの多目的コホート研究(JPHC研究)を調べて見ました。

<お酒も量が過ぎれば将来がんになりやすい>
 時々飲酒しているグループと比べると、男性において、
アルコール摂取量が日本酒にして1日平均2合未満のグループでは、
がん全体の発生率は高くなりませんでした。
 一方、飲酒の量が1日平均2合以上3合未満のグループでは、
がん全体の発生率が1.4倍、1日平均3合以上のグループでは、1.6倍でした。
 要するに、お酒をたくさん呑むほど、
単純にがん発症リスクが増えるということであり、
左党にはとても頭の痛いお話しです。
なお、日本酒1合と同じアルコール量は、焼酎で0.6合、泡盛で0.5合、ビールで大ビン1本、ワインでグラス2杯(200ml)、
ウイスキーダブルで1杯です。
 女性では、定期的に飲酒する人が多くないためか、
はっきりした傾向がみられませんでした。

<飲酒と喫煙が重なるとがんの発生率が高くなる>
 ところが、この結果を、たばこを吸う人と吸わない人とに分けてみてみたところ、
たばこを吸わない人では、飲酒量が増えても、がんの発生率は高くなりませんでした。
この事実は、左党には大変嬉しいことと言えます。
 一方、たばこを吸う人では、ときどき飲むグループに比べて、
飲酒量が増えれば増えるほど、がんの発生率が高くなり、
1日平均3合以上のグループでは2.3倍、がん全体の発生率が高くなりました。
 このことから、飲酒によるがん全体の発生率への影響は、
喫煙によって助長されることがわかります。
 げにタバコの害、恐るべしです。
 もちろん、口唇・口腔・咽頭・(食道)・肝・喉頭など、飲酒と特によく関連していると考えられているがんだけでみてみると、
喫煙していなくても飲酒量が増えればがんの発生率が高くなるので、油断は禁物です。
ともあれ、そうすると、口唇・口腔・咽頭・(食道)・肝・喉頭など特殊な部位のがんを除けば、飲酒単独で喫煙なしなら、飲酒量が増えてもがんのリスクにはならないと言えます。
私など左党(酒飲み)には大変嬉しいJPHC研究報告であり、
国立がんセンターの方角に足を向けて眠れないですね。

なお、とても嬉しいことに
「酒飲みでも、タバコ(-)なら食道がんのリスクなし」
です。
2018年05月01日 (火)の本ブログ記事
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4547.html

をご参照頂けば幸いです。


<飲酒と喫煙が重なるとなぜいけないのか>
 アルコール(エタノール)の分解物のアセトアルデヒドが、がんの発生にかかわるようです。
そして、喫煙者では、エタノールをアセトアルデヒドに分解する酵素が、
たばこの煙の中に含まれる発がん物質を同時に活性化してしまっているとも考えられています。

<やはり多量飲酒はよくない>
がんを含めて、いろいろな生活習慣病をまとめて予防しようと考えると、
お酒は日本酒換算で一日1合程度までに控えておいた方が安全なようです。
大量の飲酒は、シンプルに肝臓や膵臓にダメージを与えます。


結論です。
飲酒と喫煙のどっちがより悪いのかと言えば、喫煙と結論できます。
しかし、当たりまえではありますが、大量の飲酒は厳禁です。

本日のブログ記事、グラフや図も含めてより詳しくは
多目的コホート研究(JPHC研究)
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/269.html

をご参照頂けば幸いです。


江部康二



多目的コホート研究(JPHC研究)
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/269.html

飲酒とがん全体の発生率との関係について
―多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果報告―
私たちは、いろいろな生活習慣と、がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防に役立てるための研究を行っています。
平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、茨城県水戸、新潟県柏崎、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古の9保健所(呼称は2004年現在)管内にお住まいの方々に、アンケート調査の回答をお願いしました。そのうち、40~59歳の男女約73,000人について、その後平成13年(2001年)まで追跡した調査結果に基づいて、飲酒とがん全体の発生率との関係について調べた結果を、専門誌で論文発表しましたので、紹介します(British Journal of Cancer 2005年92巻182-187ページ)。

お酒も量が過ぎれば将来がんになりやすい
調査開始時には、男性の70%はほぼ毎日飲酒していると回答していましたが、女性ではほぼ毎日飲酒しているのは12%でした。調査開始時の飲酒の程度により6つのグループに分けて、その後のがん全体の発生率を比較してみました。調査開始から約10年間の追跡期間中に、調査対象者約73,000人のうち約3,500人が何らかのがんにかかりました。
時々飲酒しているグループと比べると、男性では、アルコール摂取量が日本酒にして1日平均2合未満のグループでは、がん全体の発生率は高くなりませんでした。一方、飲酒の量が1日平均2合以上3合未満のグループでは、がん全体の発生率が1.4倍、1日平均3合以上のグループでは、1.6倍でした。(なお、日本酒1合と同じアルコール量は、焼酎で0.6合、泡盛で0.5合、ビールで大ビン1本、ワインでグラス2杯(200ml)、ウイスキーダブルで1杯です。)
この結果をもとにして、平均1日2合以上のような多量飲酒に起因してがんになる、すなわち、多量の飲酒を避けていれば何らかのがんにかからなくてすんだ割合を推計したところ、13%でした。
女性では、定期的に飲酒する人が多くないためか、はっきりした傾向がみられませんでした。

図1.飲酒とがんの発生率.男

飲酒と喫煙が重なるとがんの発生率が高くなる
この結果を、たばこを吸う人と吸わない人とに分けてみてみたところ、たばこを吸わない人では、飲酒量が増えても、がんの発生率は高くなりませんでした。ところが、たばこを吸う人では、飲酒量が増えれば増えるほど、がんの発生率が高くなり、ときどき飲むグループと比べて、1日平均2-3合以上のグループでは1.9倍、1日平均3合以上のグループでは2.3倍がん全体の発生率が高くなりました。このことから、飲酒によるがん全体の発生率への影響は、喫煙によって助長されることがわかります。
もちろん、口唇・口腔・咽頭・食道・肝・喉頭など、飲酒と特によく関連していると考えられているがんだけでみてみると、喫煙していなくても飲酒量が増えればがんの発生率が高くなりますが、喫煙が重なることにより、さらに発生率が高くなるという結果になりました。

図2.喫煙習慣別に見た飲酒とがんの発生率.男

飲酒と喫煙が重なるとなぜいけないのか

お酒に含まれているエタノールは分解されてアセトアルデヒドになりますが、これががんの発生にかかわると考えられています。そして、喫煙者では、エタノールをアセトアルデヒドに分解する酵素が、たばこの煙の中に含まれる発がん物質を同時に活性化してしまっているとも考えられています。

やはり多量飲酒はよくない
この研究からは、何らかのがんになりにくくするには、日本酒換算で一日平均2合以上の多量飲酒は慎んだ方がいいといえます。しかし、同じ多目的コホート研究からの結果では、最近増加している糖尿病や大腸がんなら、一日平均1合を超えると危険性が高くなるという結果となっています。いろいろな生活習慣病をまとめて予防しようと考えると、お酒は日本酒換算で一日1合(ビールなら大びん1本、ワインならグラス2杯)程度までに控えておいた方がよいといえるでしょう。

食事で改善 親が怒らなくても 自分で勉強する子に。出版記念パーティー。
こんばんは。
出版記念パーティーのご報告です。

マンガでわかる! 食事で改善 親が怒らなくても 自分で勉強する子に
― 糖質制限とアドラー心理学で子どもがのびる (主婦の友生活シリーズ) ムック – 2018/9/11
三島 学 (著), 江部 康二 (監修), いぢちひろゆき (イラスト)
https://www.amazon.co.jp/dp/4074344904/


とても、わかりやすく面白く、楽しい本です。
アマゾンや楽天などでも販売中です。
ブログ読者の皆さん、是非、ご一読頂ければ幸いです。

この本の出版記念パーティーが、2018.10.14(日)東京で開催されました。
私も京都から駆けつけました。
おかげさまで、満員御礼の大盛況でした。

式次第
15:30~受付 
サイン会 
16:00~開式 
※司会進行・白河三來
ご挨拶~江部康二、いぢちひろゆき
会食~低糖質・メキシカン ※食べ放題、飲み放題
来賓挨拶~宗田哲男氏、藤澤重樹氏、・・・
インタビュー~山崎昌彦氏、木村清氏、近藤祥子氏、・・・塾生 ※随時
アトラクション~江部康二オンステージ
お礼のことば~ 三島学
18:00~集合写真、閉会
18:10~サイン会
18:30~撤収終了


不詳江部康二が、一番最初に挨拶させて貰いました。
 『本書の読後の第一感ですが「青は藍より出でて藍より青し」ということわざが脳裏に浮かんできました。
この本の内容は文字通り糖質制限食とアドラー心理学のオンパレードなんですが、
いずれも私が三島さんにお伝えしたものであり、私が師匠のようなものと自負しておりました。
 しかしながら、「子供の糖質制限」ではすでに三島さんが日本の第一人者で、
その経験値はもはや私のおよぶところではありません。
 ご自身の糖尿病を糖質制限食で克服され、健康度も集中力も抜群に高まっていき、
それを見ていた塾生達が、「先生と同じ食事を食べたい」と言い出したのがきっかけだったと思います。
塾生に食べさせた糖質制限食のメニューの豊富さは、
もともと料理に興味があり実際三島家の料理当番であったこともおおいに幸いしたのでしょう。
 そして個性の強い塾生達を、その家族構成も含めて個別に一人一人、アドラー心理学を応用して指導され、
心の健康度もどんどん高めていく手腕には恐れ入りました。
 私は医師であり、アドラー心理学に関しては一日の長があるかなと勝手に思っていましたが、
何の何の、こちらもまさに出藍の誉れで、私のはるか先の境地に達しておられました。
師匠としては弟子の成長に目を見張るばかりです』



料理はメキシカンなので、タコスがメインでした。
トウモロコシのトルティーヤで様々な具を包んで食べるということですが、
私は、当然というか必然というか、具ばかり食べました。 (^^)
ハイボールも数杯は吞みました。
ほろ酔い気分となったところで
アトラクション~江部康二オンステージ
でした。

三島ジュニアさんが、ユーチューブから、カラオケの音源を落としてくれていて
曲のキーも前もって確認できていました。
おかげさまで、
『スタンド バイ ミー』(ベン E キング)

『レット イット ビー』(ビートルズ)

を、それなりにそこそこ歌えたかなと思っています。  (⌒o⌒)v

ブログ読者の皆さんには、出版記念パーティーにたくさんご出席頂き、
ありがとうございました。  m(_ _)m



江部康二

男・50代からの糖質制限: ストーリーで学べる最強の食事法。江部康二著。刊行。
おはようございます。

今までにない新しい企画の本が上梓されました。

東洋経済新報社 江部康二著
男・50代からの糖質制限: ストーリーで学べる最強の食事法

https://www.amazon.co.jp/dp/4492046313/ref=cm_sw_r_em_apa_y-gLBbEYDJ2DC
です。

81TcS2gnZyL.jpg

2018年10月19日発売ですが、
現在、アマゾンで予約受付中です。

本書は「3人のオヤジのストーリー」を通して
平易でわかりやすい内容となっています。

一方信頼度を確保するために文章中に根拠となる論文を紹介しています。
文章中にない場合は、根拠となる論文を巻末に通し番号をつけて記載してあります。

つまりとても読みやすくわかりやすい内容ですが、
全てエビデンスに基づいており信頼度が高いと自負しています。

以下は出版社の内容紹介です。

長い“これから”の健康度は、これで決まる!
中高年こそ「糖質制限」が必要だ!!


肥満、メタボを解消し、糖尿病はじめ生活習慣病、がん、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー病....などを予防して健康100歳に。

「3人のオヤジのストーリー」を通してスッキリわかる“究極の健康食”の知識と実践法。

一流医学誌の最新発表など科学的根拠(エビデンス)に基づいた新たな医学常識――。

○食後高血糖をもたらす栄養素は「糖質」だけ。
○脂肪を食べても不健康にはならない。
○「脳はブドウ糖しか使わない」はウソ。
○認知症の予防にも糖質制限は有効。
○糖質過剰はガンを増やす。
○老化の原因も「糖質」にあった。
……
諸悪の根源「糖質の過剰摂取」を防ぎながら、肉や魚・アルコール類も楽しめる“最高の食事法”のすすめ。

これであなたの人生が変わる!


江部康二


以下は、本書のプロローグからの抜粋です。

プロローグ 長い老後の健康度は
五〇代の糖質制限が決める


〇ランセット論文「糖質を摂るほど死ぬ。脂質を摂るほど死なない」

〇アメリカで合併症が激減

○酸化ストレスとAGEs

〇中高年こそ糖質制限が必要


〇三人の五〇代男性が糖質制限を始めるストーリー
 

私の経験上、糖質制限を始めるのに重要なのは五〇代です。

五〇代ならば、まだ、老化物質であるAGEsは
取り返しのつかないほどには溜まっていませんから、
糖質制限でこれ以上の蓄積を食い止められるからです。
 しかし、これよりも高齢になると、かなりの量のAGEsが溜まっており、
老化が身体を蝕んでしまっています。
そして、いったん溜まったAGEsはもう消えません。
 つまり、五〇代で老化物質の蓄積を止められるかどうかで、
その後の人生が決まると言っても過言ではないのです。
五〇代こそ糖質制限を始めるべき時期なのですが、
残念ながら、多くの中高年男性が糖質制限にあまり熱心でないのが現状です。
その理由はいくつかあるようです。
まず、仕事が忙しすぎるという人がいます。
確かに、五〇代というと社会的な責任の重い世代ですから、
健康をおろそかにしがちになるのも無理からぬところがあるでしょう。
また、糖質制限に懐疑的な人もいます。
これは健康情報に詳しいというタイプに多いようです。
情報過多の現代では、糖質制限に関する誤解が蔓延していて、
その有効性を正しく認識していない場合もあるのです。
そして、最も多いのは、もう健康になることをあきらめているという人です。
何度かダイエットに挑戦しては挫折を繰り返し、
中年太りは仕方がないと思いこんでいる人のことです。
そんな人は、年を取れば歯が抜けたり視力が落ちたりなどといった衰えが起こることも、
仕方がないとあきらめています。
高齢になれば老化するのは常識でしょうし、
これは五〇代のほぼ全員かもしれません。
しかし、あきらめているのは、
糖質制限のアンチエイジング効果を知らないからであり、
いかにももったいない話だと思われてなりません。
そこで、五〇代男性になんとかして糖質制限を始めてもらえないかと、
企画したのが本書です。
本書では、三人の五〇代男性のお話として構成されている部分と、
糖質制限の解説をまとめた部分とに分かれます。
三人の男性は、私が診療の現場で見てきた実際の患者さんたちの典型例であり、
いわば、糖質制限に踏み切れない五〇代男性のモデルです。
三人が糖質制限を知り、実践へと踏み切るストーリーを追いながら、
ご自分の未来を幸せにするのに糖質制限が必要かどうか、
考えてみていただきたいのです。
男・五〇代は、人生の後半を幸せなものに出来るかどうかの分岐点です。
どうか本書をきっかけにして、
糖質制限の道へと進むことを決断していただきたいと願っています。

なお本書は、ストーリー仕立てになっており平易でわかりやすいのが特徴です。
あわせて医学的な信頼度も確保するため、文中に通し番号を付け、
巻末に医学的根拠(エビデンス)となる論文を明記しています。
文中で直接出典を示した箇所もあります。
興味のある方はご参考になさってください。


食品別糖質量ハンドブック、新版も併せて累計22万部突破!
こんにちは。

食品別糖質量ハンドブック 出版社: 洋泉社 (2012/10/25刊行)
は2016年3月で、18刷、累計14万部となりました。

2015年12月に日本食品標準成分表が改訂され、七訂となりました。
それに応じて上梓した
『増補新版 食品別糖質量ハンドブック』(2016/6/7刊行)
https://www.amazon.co.jp/dp/4800309441/ref

が、2018年10月、第10刷となりました。
累計で8万1000部となります。

両者を合わせると、合計22万部突破で、
ベストセラーとなっており、嬉しい限りです。
これもブログ読者の皆さんのおかげです。
まことにありがとうございます。
手軽に簡単に各食材や料理の糖質量が確認できるので
とても便利な本と思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


江部康二



以下は、増補新版食品別糖質量ハンドブックの『はじめに』と注意事項です。

☆☆☆
はじめに

2012年11月に食品別糖質量ハンドブックを刊行しました。
おかげさまで読者の皆さんの大きな支持を得て
2016年2月には第18刷となり14万部の発行部数を達成しました。

この間2015年12月に日本食品標準成分表が改訂され、七訂となりました。
15年ぶりの大幅な改訂で項目が200増え、
成分表のデータもかなりの変更がありました。
食品別糖質量ハンドブックもそれに完全に対応して、
この度、新版を出版することとなりました。
本書(新版)は、収録食品を大幅に見直すとともに
収録食品数を約1200と増やしました。

本書は身近な食品や料理の糖質量・たんぱく質量・カロリーなどが、
写真入りでひとめでわかるように工夫されています。
糖質制限食を指導する立場の医師・栄養士はもちろん、
糖質制限食実践中の方々にも強い味方となってくれると思います。

近年、糖質制限食は社会的に広く認識されるようになり、
糖尿病、メタボリック・シンドローム、肥満の患者さんだけでなく、
健康のために実践されている方も多くなっています。
2013年10月に米国糖尿病学会が「栄養療法に関する声明」において、
地中海食やベジタリアン食、低脂質食などと共に、
糖質制限食を正式に受容したのは、
糖質制限の普及にとり大きな追い風となりました。
おかげで日本においても医師の支持がかなり増えてきました。

糖質制限食というと現代の普通の食事である高糖質食と比べると
変わった食事というふうに思いがちですが、
実は糖質制限食こそが人類本来の食事なのです。
諸説ありますが、人類がチンパンジーと分かれて誕生したのが約700万年前で、
農耕が始まったのが約1万年前です。
農耕が始まる前は、「狩猟」「採集」「漁労」で食べ物を手に入れていて、
穀物はなかったのですから、人類みな糖質制限食と言えます。
すなわち、糖質制限食は700万年間の人類本来の食事であり
人類の健康食と言えるのです。

読者の皆さまには、本書を参考においしく楽しく末長く糖質制限食を実践されて、
健康を保っていただければ幸いです。

2016年6月
高雄病院理事長
江部康二


☆☆☆
糖質制限食をはじめる前の注意事項
●糖質制限食は開始直後から効果があるため、
 経口血糖降下剤内服やインスリン注射をしている人は、
 低血糖を起こす可能性があります。 
 実践する際は必ず主治医と相談してください。

●診断基準を満たす膵炎がある人場合、肝硬変の人、
 長鎖脂肪酸代謝異常症、尿素サイクル異常症の人は、糖質制限食は適応となりません。

●腎不全の人が質制限食を実施する際は、必ず医師に相談してください。