2009年10月13日 (火)
こんにちは。
10月11日(日)、12日(月)と高雄病院で京都漢方シンポジウムが開催されました。
日本全国から、日頃漢方臨床実践をしておられる医師・薬剤師が約50名集まって活発な討論がなされました。糖質制限食の話も2題でました。
高知からは宮川貴弘先生が参加されてました。
まだ開業して間もないそうですが、気管支喘息・アトピーなどアレルギー疾患、膠原病、消化器疾患など、漢方医ですので幅広く診療されてます。
糖質制限食にも精通しておられるので高知の糖尿人は受診されては如何でしょう。
宮川漢方クリニック
高知市南はりまや町2丁目12番21号
電話:088-882-9770
さて今回は、糖尿病と合併症についてH-D欲しいさんから、コメント・質問をいただきました。
「09/10/08 H-D欲しい
タイトルなし
ご無沙汰しております、7月に質問にご回答いただきました旧・H-D大好き、現・H-D欲しいです。実は9月に10年も付き合ったHarley-Davidsonを盗まれてしまい、このように改名せざるを得なくなってしまいました(T_T)
しかしながら、不幸なことがあっても自虐ネタとして笑い飛ばせるくらいのポジティブさを取り戻せたのは先生のブログとの出会いのおかげと、いくら感謝しても感謝しきれない気持ちです。
その後もA1cは緩やかに下がり続け、8月に5.1%となりました。体重も90キロ->70キロとなり、BMIも27->21弱と大幅に改善いたしました。しかも3日に1回は中華のバイキングで動けなくなる寸前まで食べ、ほぼ毎日アイス(カロリーコントロールアイスですが)を楽しんでいての数字です。QOL(と言うか、ただの食欲満足度かもしれませんが)を落とさずに良好な血糖コントロールを得られるからこそポジティブにもなれる、と思っております。
さて、ご報告とご質問よろしいでしょうか。
まずは報告の方ですが、私の口渇の正体が分かりかけてまいりました。
糖尿病になると、口腔内をはじめ、あらゆる粘膜がドライ状態になるので口臭に注意が必要だ、と読みかじったことがあります。無知な私は仕事柄、それはあってはならないとばかりに毎食後にブラシの届く限り10分以上かけて歯茎、舌を含めて丹念に(のつもりで力まかせに)ゴシゴシとブラッシングしておりました。ところが昨日、気が抜けたか毎日の習慣であったところの過剰ブラッシングを朝・昼と連続でスコーンと忘れ、それを思い出した夕方頃、いつもより口の中が潤っていることに気付いたのです(^-^;)
「...これだったのか...」
といったカンジでした(笑)まず歯本体以外へのブラッシングを今までより控え、様子を見ることにいたします。
質問の方も読みかじりに起因した杞憂かもしれませんが、どうも左の足の裏にだけ何かガムテープのようなものが貼りついたままのような感覚が少しあります。糖尿病神経障害の初期症状に、そのようなことがあると聞き及んだような気がします。ただ、もし神経障害の初期症状ならば、必ず両方の手や足の同じ部位に生じる、とも聞き及んだ気がします。また左の肩だけ異様に凝ります。以前から凝りはありましたが、比べてみれば左の方が少しひどいかな、程度の差でした。
ここで質問なのですが、
?足の裏の感覚も肩の凝りも左右差が著しいのですが、初期ならば神経障害が片方にだけ生じることもあり得ますか?
?去年の6月にA1cが5.7%だったことから、食後高血糖はあったかもしれなくとも糖尿病の確定段階ではなかったと思います(思いたいです)。一年未満でも神経障害にまで至る可能性はありますか?
?段階によるかもしれませんが、神経障害は可逆性なのでしょうか?また良好な血糖コントロールによって進行を食い止めることは可能でしょうか?
の3点です。
またまた長文な上に、いくつも質問してしまい恐縮ですが、ご回答いただければ幸いですm(_ _)m
東京も寒くなってまいりましたが、先生もどうか体調を崩されないよう、ご自愛下さい。
では。」
H-D欲しいさん。
コメントありがとうございます。
「A1cは緩やかに下がり続け、8月に5.1%となりました。体重も90キロ->70キロとなり、BMIも27->21弱と大幅に改善いたしました。」
素晴らしい改善ですね。お見事です。あっぱれあっぱれ。(^-^)v(^-^)v
「3日に1回は中華のバイキングで動けなくなる寸前まで食べ、ほぼ毎日アイス(カロリーコントロールアイスですが)を楽しんでいての数字です。QOL(と言うか、ただの食欲満足度かもしれませんが)を落とさずに良好な血糖コントロールを得られるからこそポジティブにもなれる、と思っております。」
美味しく楽しく糖質制限食ですから、食生活の満足度は、QOLにおいてとても大事だと思います。
先日ある糖尿人の患者さんが「美味しく楽しく豊かに糖質制限食実践してます。」と仰有ってました。
だんだん、キャッチコピーの字数が増えていきます。
「美味しく楽しく豊かに末長く糖質制限食」ですね。(⌒o⌒)v
口渇は、ブラッシングのし過ぎだった可能性が高いのですね。糖質制限食の場合、ミュータンス菌のえさが少ないので歯垢が激減します。従って虫歯にも歯周症にも効果がありますよ。
私は、歯磨きは超音波歯ブラシで1~2分で、歯磨き粉は使いません。その後歯間ブラシです。虫歯は、20代に奥歯に1個できて、治療してその後は何もありません。歯周症もなく歯は丈夫です。糖質制限食にしてから歯垢はほとんどなくなりました。
さてご質問の件ですね。
?「足の裏の感覚も肩の凝りも左右差が著しいのですが、初期ならば神経障害が片方にだけ生じることもあり得ますか?」
下肢の糖尿病神経障害は、基本的に両側性です。なぜなら高血糖という全身性の代謝異常がベースにある細小血管の傷害ですから、基本的には全身の血管障害があるはずです。
左足が痺れたり痛んだりするほどの細小血管障害を有しているなら、右足の細小血管だけが無事である可能性は極めて低いです。
?「去年の6月にA1cが5.7%だったことから、食後高血糖はあったかもしれなくとも糖尿病の確定段階ではなかったと思います(思いたいです)。一年未満でも神経障害にまで至る可能性はありますか?」
糖尿病歴が1年未満であり、2008年6月のHbA1c5.7%とコントロール良好ですので、糖尿病神経障害の合併は考えにくいです。
少なくともHbA1c6.5%以上、通常は7%以上の血糖コントロール不良が、数年間以上継続して初めて細小血管の障害が顕在化して、神経障害になります。
?「段階によるかもしれませんが、神経障害は可逆性なのでしょうか?また良好な血糖コントロールによって進行を食い止めることは可能でしょうか?」
血流の改善によりあるていど、回復する可能性はあります。また血糖コントロール良好なら進行は止まります。
なお、糖尿病慢性合併症ですが、長期間血糖コントロールの悪い状態が持続して、細小血管や大血管に傷害が生じて初めて発生します。
細小血管合併症には糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害など大血管合併症には心筋梗塞、脳卒中、糖尿病足病変などがあります。
長期間というのは、通常は糖尿病発症後、少なくとも数年間以上の単位だと思います。まあ、当然個人差がありますから、2~3年間以内だったら慢性合併症は、絶対に出ないというような保証はできないのですが・・・
江部康二
10月11日(日)、12日(月)と高雄病院で京都漢方シンポジウムが開催されました。
日本全国から、日頃漢方臨床実践をしておられる医師・薬剤師が約50名集まって活発な討論がなされました。糖質制限食の話も2題でました。
高知からは宮川貴弘先生が参加されてました。
まだ開業して間もないそうですが、気管支喘息・アトピーなどアレルギー疾患、膠原病、消化器疾患など、漢方医ですので幅広く診療されてます。
糖質制限食にも精通しておられるので高知の糖尿人は受診されては如何でしょう。
宮川漢方クリニック
高知市南はりまや町2丁目12番21号
電話:088-882-9770
さて今回は、糖尿病と合併症についてH-D欲しいさんから、コメント・質問をいただきました。
「09/10/08 H-D欲しい
タイトルなし
ご無沙汰しております、7月に質問にご回答いただきました旧・H-D大好き、現・H-D欲しいです。実は9月に10年も付き合ったHarley-Davidsonを盗まれてしまい、このように改名せざるを得なくなってしまいました(T_T)
しかしながら、不幸なことがあっても自虐ネタとして笑い飛ばせるくらいのポジティブさを取り戻せたのは先生のブログとの出会いのおかげと、いくら感謝しても感謝しきれない気持ちです。
その後もA1cは緩やかに下がり続け、8月に5.1%となりました。体重も90キロ->70キロとなり、BMIも27->21弱と大幅に改善いたしました。しかも3日に1回は中華のバイキングで動けなくなる寸前まで食べ、ほぼ毎日アイス(カロリーコントロールアイスですが)を楽しんでいての数字です。QOL(と言うか、ただの食欲満足度かもしれませんが)を落とさずに良好な血糖コントロールを得られるからこそポジティブにもなれる、と思っております。
さて、ご報告とご質問よろしいでしょうか。
まずは報告の方ですが、私の口渇の正体が分かりかけてまいりました。
糖尿病になると、口腔内をはじめ、あらゆる粘膜がドライ状態になるので口臭に注意が必要だ、と読みかじったことがあります。無知な私は仕事柄、それはあってはならないとばかりに毎食後にブラシの届く限り10分以上かけて歯茎、舌を含めて丹念に(のつもりで力まかせに)ゴシゴシとブラッシングしておりました。ところが昨日、気が抜けたか毎日の習慣であったところの過剰ブラッシングを朝・昼と連続でスコーンと忘れ、それを思い出した夕方頃、いつもより口の中が潤っていることに気付いたのです(^-^;)
「...これだったのか...」
といったカンジでした(笑)まず歯本体以外へのブラッシングを今までより控え、様子を見ることにいたします。
質問の方も読みかじりに起因した杞憂かもしれませんが、どうも左の足の裏にだけ何かガムテープのようなものが貼りついたままのような感覚が少しあります。糖尿病神経障害の初期症状に、そのようなことがあると聞き及んだような気がします。ただ、もし神経障害の初期症状ならば、必ず両方の手や足の同じ部位に生じる、とも聞き及んだ気がします。また左の肩だけ異様に凝ります。以前から凝りはありましたが、比べてみれば左の方が少しひどいかな、程度の差でした。
ここで質問なのですが、
?足の裏の感覚も肩の凝りも左右差が著しいのですが、初期ならば神経障害が片方にだけ生じることもあり得ますか?
?去年の6月にA1cが5.7%だったことから、食後高血糖はあったかもしれなくとも糖尿病の確定段階ではなかったと思います(思いたいです)。一年未満でも神経障害にまで至る可能性はありますか?
?段階によるかもしれませんが、神経障害は可逆性なのでしょうか?また良好な血糖コントロールによって進行を食い止めることは可能でしょうか?
の3点です。
またまた長文な上に、いくつも質問してしまい恐縮ですが、ご回答いただければ幸いですm(_ _)m
東京も寒くなってまいりましたが、先生もどうか体調を崩されないよう、ご自愛下さい。
では。」
H-D欲しいさん。
コメントありがとうございます。
「A1cは緩やかに下がり続け、8月に5.1%となりました。体重も90キロ->70キロとなり、BMIも27->21弱と大幅に改善いたしました。」
素晴らしい改善ですね。お見事です。あっぱれあっぱれ。(^-^)v(^-^)v
「3日に1回は中華のバイキングで動けなくなる寸前まで食べ、ほぼ毎日アイス(カロリーコントロールアイスですが)を楽しんでいての数字です。QOL(と言うか、ただの食欲満足度かもしれませんが)を落とさずに良好な血糖コントロールを得られるからこそポジティブにもなれる、と思っております。」
美味しく楽しく糖質制限食ですから、食生活の満足度は、QOLにおいてとても大事だと思います。
先日ある糖尿人の患者さんが「美味しく楽しく豊かに糖質制限食実践してます。」と仰有ってました。
だんだん、キャッチコピーの字数が増えていきます。
「美味しく楽しく豊かに末長く糖質制限食」ですね。(⌒o⌒)v
口渇は、ブラッシングのし過ぎだった可能性が高いのですね。糖質制限食の場合、ミュータンス菌のえさが少ないので歯垢が激減します。従って虫歯にも歯周症にも効果がありますよ。
私は、歯磨きは超音波歯ブラシで1~2分で、歯磨き粉は使いません。その後歯間ブラシです。虫歯は、20代に奥歯に1個できて、治療してその後は何もありません。歯周症もなく歯は丈夫です。糖質制限食にしてから歯垢はほとんどなくなりました。
さてご質問の件ですね。
?「足の裏の感覚も肩の凝りも左右差が著しいのですが、初期ならば神経障害が片方にだけ生じることもあり得ますか?」
下肢の糖尿病神経障害は、基本的に両側性です。なぜなら高血糖という全身性の代謝異常がベースにある細小血管の傷害ですから、基本的には全身の血管障害があるはずです。
左足が痺れたり痛んだりするほどの細小血管障害を有しているなら、右足の細小血管だけが無事である可能性は極めて低いです。
?「去年の6月にA1cが5.7%だったことから、食後高血糖はあったかもしれなくとも糖尿病の確定段階ではなかったと思います(思いたいです)。一年未満でも神経障害にまで至る可能性はありますか?」
糖尿病歴が1年未満であり、2008年6月のHbA1c5.7%とコントロール良好ですので、糖尿病神経障害の合併は考えにくいです。
少なくともHbA1c6.5%以上、通常は7%以上の血糖コントロール不良が、数年間以上継続して初めて細小血管の障害が顕在化して、神経障害になります。
?「段階によるかもしれませんが、神経障害は可逆性なのでしょうか?また良好な血糖コントロールによって進行を食い止めることは可能でしょうか?」
血流の改善によりあるていど、回復する可能性はあります。また血糖コントロール良好なら進行は止まります。
なお、糖尿病慢性合併症ですが、長期間血糖コントロールの悪い状態が持続して、細小血管や大血管に傷害が生じて初めて発生します。
細小血管合併症には糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害など大血管合併症には心筋梗塞、脳卒中、糖尿病足病変などがあります。
長期間というのは、通常は糖尿病発症後、少なくとも数年間以上の単位だと思います。まあ、当然個人差がありますから、2~3年間以内だったら慢性合併症は、絶対に出ないというような保証はできないのですが・・・
江部康二
先日ご解答頂きましたユリです。
ありがとうございました。
連休を利用して平日の昼食と同じものをとって血糖値を測ってみました。
なんと1時間後291、2時間後295という数字を出してしまいました。
SU剤の服用もしなくなったので、スタンダードからスーパー糖質制限食にします。
主人の糖尿病だけでなく、健康な私もこれ以上に健康になれそうです。
ありがとうございました。
連休を利用して平日の昼食と同じものをとって血糖値を測ってみました。
なんと1時間後291、2時間後295という数字を出してしまいました。
SU剤の服用もしなくなったので、スタンダードからスーパー糖質制限食にします。
主人の糖尿病だけでなく、健康な私もこれ以上に健康になれそうです。
2009/10/13(Tue) 14:36 | URL | ユリ | 【編集】
初めまして、糖質制限食と痴呆症の関連についてお聞きしたく、コメントをさせていただきました。
主食を抜く、糖質制限食を初めて2ヶ月、先日3ヶ月ぶりの検査を受け、HbA1cが7.4→5.5、食後2時間血糖が213→125と劇的に改善しました。ありがとうございました。また、自己血糖測定器を購入し1日7回食前と食後に計測し、グルファストを服用中の数値と服用しない時の数値をはかり、グラフ化し、主治医に見せました。薬を服用しなくても、空腹時血糖が117、食後2時間血糖が140なので、薬を服用しないで、どうしても必要なときに薬を飲むことで了承を得ました。(このときわかったのですが、病院での静脈血と自己血糖測定器での毛細血管からの血液では30mgほど毛細血管血の方が高めに出ることがわかりました。なので現実にはこれらの数値は-30に値し、空腹時血糖が87、食後2時間血糖が110ぐらいに相当すると思われます。)
主治医に糖質制限食を説明すると、この療法は推奨しないとのことを告げられました。理由は2つありました。1つ目は主食を抜く人がいるが続かない例が多いこと。2つ目は血糖は落ち着いても、別の病気を誘発するというもので、主食を抜くと、痴呆症になりやすいなどの研究もあるとのことでした。このまま続けて体調を崩さなければと、2ヶ月後経過を見るということで、私に判断を任せられました。私はこのまま続けていくつもりですが、糖質制限と痴呆症の関係について、先生のご見解をお聞きしたいのですがよろしくお願いいたします。
主食を抜く、糖質制限食を初めて2ヶ月、先日3ヶ月ぶりの検査を受け、HbA1cが7.4→5.5、食後2時間血糖が213→125と劇的に改善しました。ありがとうございました。また、自己血糖測定器を購入し1日7回食前と食後に計測し、グルファストを服用中の数値と服用しない時の数値をはかり、グラフ化し、主治医に見せました。薬を服用しなくても、空腹時血糖が117、食後2時間血糖が140なので、薬を服用しないで、どうしても必要なときに薬を飲むことで了承を得ました。(このときわかったのですが、病院での静脈血と自己血糖測定器での毛細血管からの血液では30mgほど毛細血管血の方が高めに出ることがわかりました。なので現実にはこれらの数値は-30に値し、空腹時血糖が87、食後2時間血糖が110ぐらいに相当すると思われます。)
主治医に糖質制限食を説明すると、この療法は推奨しないとのことを告げられました。理由は2つありました。1つ目は主食を抜く人がいるが続かない例が多いこと。2つ目は血糖は落ち着いても、別の病気を誘発するというもので、主食を抜くと、痴呆症になりやすいなどの研究もあるとのことでした。このまま続けて体調を崩さなければと、2ヶ月後経過を見るということで、私に判断を任せられました。私はこのまま続けていくつもりですが、糖質制限と痴呆症の関係について、先生のご見解をお聞きしたいのですがよろしくお願いいたします。
2009/10/13(Tue) 21:22 | URL | ビンさん | 【編集】
ビンさん 。
糖質制限食でアルツハイマー型痴呆の予防ができる可能性があります。
人類は農耕前の399万年間、糖質制限食でした。
痴呆になるはずがありません。
そのような研究も聞いたことがありません。
糖質制限食で別の病気ということも、ありません。
糖質制限食でアルツハイマー型痴呆の予防ができる可能性があります。
人類は農耕前の399万年間、糖質制限食でした。
痴呆になるはずがありません。
そのような研究も聞いたことがありません。
糖質制限食で別の病気ということも、ありません。
2009/10/13(Tue) 21:33 | URL | 江部康二 | 【編集】
江部先生
先日は、ご回答をいただき、ありがとうございました。
実は、入新井クリニックは、患者さんが一杯で、
新規の受け付けは見通しが立たないとのことで残念でなりません。
他に関東で扱っているところはないでしょうか。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
先日は、ご回答をいただき、ありがとうございました。
実は、入新井クリニックは、患者さんが一杯で、
新規の受け付けは見通しが立たないとのことで残念でなりません。
他に関東で扱っているところはないでしょうか。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
2009/10/13(Tue) 21:46 | URL | たま | 【編集】
たまさん
下記の先生とご相談ください。
小松川クリニック
桜本薫先生、桜本美輪子先生
東京都江戸川区東小松川1-12-11
電話:03-5607-7051
原 譲先生
〒187-0032 東京都小平市小川町1-972-7
TEL 042-348-8515 FAX 042-348-8516
ゆずるクリニック
http://www.yuzuru-clinic.com/annai.html#top
下記の先生とご相談ください。
小松川クリニック
桜本薫先生、桜本美輪子先生
東京都江戸川区東小松川1-12-11
電話:03-5607-7051
原 譲先生
〒187-0032 東京都小平市小川町1-972-7
TEL 042-348-8515 FAX 042-348-8516
ゆずるクリニック
http://www.yuzuru-clinic.com/annai.html#top
2009/10/13(Tue) 22:48 | URL | 江部康二 | 【編集】
江部先生。いつもブログを有難う御座います。
私の神経障害と自律神経障害のご報告です。
今日のブログを読んで、糖尿暦10年超の私ですから止むを得ないのだろと考えました。A1cについては私なりに気づかってきましたし、7を越えた時期は6~7年前の1次期(2~3ヶ月)であり、運動量の増加と食事への気遣いで、A1cは5.9~6.4の間をキープしてきました。クスリも発病以来ベイスン2を飲み続けてきました。ところが、一昨年の夏から秋にかけて6.3から6.9に高騰したにもかかわらず「様子を見ましょう」の一点張りで放置され、止む無く少し遠方(6~7キロ先)の医者にかかったらベイスン2をベイスン3に変更してくれました結果A1cが6程度に収まったのです。
しかし、昨年の暮れから神経障害の劣化から夕暮れ時の対向車のライトが眩しくて2キロほどところにある医者に変更しましたらジベトンSを処方すると共に数種類の薬を処方してくれました。一旦はA1cが6程度に収まったのですが、一昨年のときのように徐々に6.4くらいまで上がり始めたものですから下手なパソコン操作で探しまくったら先生のブロ部に出会い、早速糖質制限の真似事程度ですが挑戦を始めました。挑戦1ヶ月で6.0、1ヶ月目には5.6(5.5と書いたのは読み違いでした)に下がり、一安心と言うところです。
だが、神経障害が急激に悪化し続けて困っていますが、現状では教えていただいた医師のところにいく力がなくなっています。今はともかく私にできる範囲で真似事の糖質制限食を続ける以外ないようです。
私もHD欲しいさん同様左足と左手の神経障害が強いですが、足の原因は20年以上前のギックリ腰の処理ミスと外反母趾にあるようで、そのときに受けた整体師により頚椎に障害が発生した後遺症から左手のほうが酷いのではないかと思っています。今までは、若さで隠れていた障害が、糖尿病の発症で顕著に出てきたのでしょうね。若さではなく、バカさだったのですね。
今は、自律神経障害まで発展し、下剤を飲めば下痢、飲まねば便秘で、排便時間も一定せず、朝食抜きの2食で、玄米と大豆を半々で炊いたご飯を毎食170g程度取り、おかずは毎食食前の生野菜200gにマヨネーズつけ、煮物には馬鈴薯抜きで糖質量3g以下の野菜を中心とした温湯野菜と鶏肉やウィンなー、チーズを少々取っています。
以上現状のご報告です。今後もメルマガを読ませていただきます。よろしくお願いします。
私の神経障害と自律神経障害のご報告です。
今日のブログを読んで、糖尿暦10年超の私ですから止むを得ないのだろと考えました。A1cについては私なりに気づかってきましたし、7を越えた時期は6~7年前の1次期(2~3ヶ月)であり、運動量の増加と食事への気遣いで、A1cは5.9~6.4の間をキープしてきました。クスリも発病以来ベイスン2を飲み続けてきました。ところが、一昨年の夏から秋にかけて6.3から6.9に高騰したにもかかわらず「様子を見ましょう」の一点張りで放置され、止む無く少し遠方(6~7キロ先)の医者にかかったらベイスン2をベイスン3に変更してくれました結果A1cが6程度に収まったのです。
しかし、昨年の暮れから神経障害の劣化から夕暮れ時の対向車のライトが眩しくて2キロほどところにある医者に変更しましたらジベトンSを処方すると共に数種類の薬を処方してくれました。一旦はA1cが6程度に収まったのですが、一昨年のときのように徐々に6.4くらいまで上がり始めたものですから下手なパソコン操作で探しまくったら先生のブロ部に出会い、早速糖質制限の真似事程度ですが挑戦を始めました。挑戦1ヶ月で6.0、1ヶ月目には5.6(5.5と書いたのは読み違いでした)に下がり、一安心と言うところです。
だが、神経障害が急激に悪化し続けて困っていますが、現状では教えていただいた医師のところにいく力がなくなっています。今はともかく私にできる範囲で真似事の糖質制限食を続ける以外ないようです。
私もHD欲しいさん同様左足と左手の神経障害が強いですが、足の原因は20年以上前のギックリ腰の処理ミスと外反母趾にあるようで、そのときに受けた整体師により頚椎に障害が発生した後遺症から左手のほうが酷いのではないかと思っています。今までは、若さで隠れていた障害が、糖尿病の発症で顕著に出てきたのでしょうね。若さではなく、バカさだったのですね。
今は、自律神経障害まで発展し、下剤を飲めば下痢、飲まねば便秘で、排便時間も一定せず、朝食抜きの2食で、玄米と大豆を半々で炊いたご飯を毎食170g程度取り、おかずは毎食食前の生野菜200gにマヨネーズつけ、煮物には馬鈴薯抜きで糖質量3g以下の野菜を中心とした温湯野菜と鶏肉やウィンなー、チーズを少々取っています。
以上現状のご報告です。今後もメルマガを読ませていただきます。よろしくお願いします。
たまさん。
養腎降濁湯、もし小松川クリニック・ 小松川クリニック に無ければ
山内クリニック
相模原市相武台1-17-7
電話:046-251-1646
に電話でご相談ください。
養腎降濁湯、もし小松川クリニック・ 小松川クリニック に無ければ
山内クリニック
相模原市相武台1-17-7
電話:046-251-1646
に電話でご相談ください。
2009/10/13(Tue) 23:38 | URL | 江部康二 | 【編集】
前回に続き今回も早速のご回答、ありがとうございます。左の足底部の不快感も気にしなければ気にならない程度なので、油断は禁物ながらも まず神経障害ではないのだろう、と解釈しております。
頑張って働いて次のH-Dを買わなくてはならないので、資本となる体の変調は煩わしいですが、今よりひどくならない限りは気にしすぎないようにいたします。
これからもご活躍に注目してまいりますので、先生もどうぞお元気で!
では。
頑張って働いて次のH-Dを買わなくてはならないので、資本となる体の変調は煩わしいですが、今よりひどくならない限りは気にしすぎないようにいたします。
これからもご活躍に注目してまいりますので、先生もどうぞお元気で!
では。
2009/10/13(Tue) 23:42 | URL | H-D欲しい | 【編集】
みなさんこんにちは。
江部Dr いつもありがとうございます。
最近、毛細血管と静脈血管の血糖値の話が
ありましたので私も読ませていただきました。
以下は、私個人が色々と測定した感想です。
私はニプロフリーダムを使用しています。
まず、結構数値にばらつきが有ると思います。
+-20位は平気でばらつきます。
同じタイミングで左右の指でも20位違う場合もあります。また同じ場所で同時に2回測定しても
5~10位ばらつきが有ることが多いです。
一度ニプロに問い合わせしたら、こんな物ですと
言われました。
グルコース試験薬を購入してゼロ調整をもくろみましたが、試験薬にも許容差が40位あったと思います。
また、簡易測定がいつも低めの値だと思って
安心していると、病院の検査と同じ時も多々有りました。
要は、あまり神経質にならないで血糖の動向を
見るためと割り切り、極端に変な数値が出たら
病院で検査するようにしています。
糖質制限を4月から始めましたが、血糖の変動は少なくなり、ニプロを使う回数も極端に減りました。定期的に病院で測定するA1cで十分かな?と思えるようになりました。
最後に質問なのですが
簡易測定器と病院での検査で
何か感知する成分に違いが有れば教えてください。たとえばこんな物を食べると簡易検査では高く出るよ。とか。
江部Dr いつもありがとうございます。
最近、毛細血管と静脈血管の血糖値の話が
ありましたので私も読ませていただきました。
以下は、私個人が色々と測定した感想です。
私はニプロフリーダムを使用しています。
まず、結構数値にばらつきが有ると思います。
+-20位は平気でばらつきます。
同じタイミングで左右の指でも20位違う場合もあります。また同じ場所で同時に2回測定しても
5~10位ばらつきが有ることが多いです。
一度ニプロに問い合わせしたら、こんな物ですと
言われました。
グルコース試験薬を購入してゼロ調整をもくろみましたが、試験薬にも許容差が40位あったと思います。
また、簡易測定がいつも低めの値だと思って
安心していると、病院の検査と同じ時も多々有りました。
要は、あまり神経質にならないで血糖の動向を
見るためと割り切り、極端に変な数値が出たら
病院で検査するようにしています。
糖質制限を4月から始めましたが、血糖の変動は少なくなり、ニプロを使う回数も極端に減りました。定期的に病院で測定するA1cで十分かな?と思えるようになりました。
最後に質問なのですが
簡易測定器と病院での検査で
何か感知する成分に違いが有れば教えてください。たとえばこんな物を食べると簡易検査では高く出るよ。とか。
2009/10/14(Wed) 13:44 | URL | 大阪のシンドバッド | 【編集】
ご多忙の中、二度もご回答を
本当に、本当に心より感謝しております。
気落ちしていたのですが、元気が出ました。
問い合わせてみます。
ありがとうございます。
本当に、本当に心より感謝しております。
気落ちしていたのですが、元気が出ました。
問い合わせてみます。
ありがとうございます。
2009/10/14(Wed) 22:05 | URL | たま | 【編集】
55才になる主婦です。
実は息子29歳が一昨年前に突然糖尿病を発症しました。
息子は身長178cm当時体重54kg位でしたが、病院で1型糖尿病と診断され、即インスリンの注射を始めました。
その頃は仕事もあり、生活も規則的でしたが、今年の春から職を失い、生活も乱れ病院にも行かない時があったりと、本人は病気との関わりに嫌気がさしてしまった様子でした。
先月ついにインスリンが無くなってしまったと言う事実に私は、心配し祝日の最中でしたが、応急にインスリンを出してくれる病院を探させ、何とか乗り切りました。
そして、その後からそちらの病院へ通院を始めましたら、検査の結果2型だと言われたそうです。
今では体重も49kgと激痩せ、以前の病院では体力があるから心配ないと言われていたそうですが、体は骨と皮と言う感じに見受けれます。
私と息子は離れて暮らしており、電話やメールで病状を聞くのですが、細かい話はしてくれない状態で、親としてはただ心配が募るばかりです。
糖質制限をした場合、息子のように痩せていても
大丈夫なのでしょうか?又食べ物も好き嫌いが激しく、どこまで親の言う事を聞いてくれるか判りませんが、こんな私の質問にお答え頂けましたら幸いです。
宜しくお願いいたします。
尚現在インスリンは日に3回だと言っておりました。
実は息子29歳が一昨年前に突然糖尿病を発症しました。
息子は身長178cm当時体重54kg位でしたが、病院で1型糖尿病と診断され、即インスリンの注射を始めました。
その頃は仕事もあり、生活も規則的でしたが、今年の春から職を失い、生活も乱れ病院にも行かない時があったりと、本人は病気との関わりに嫌気がさしてしまった様子でした。
先月ついにインスリンが無くなってしまったと言う事実に私は、心配し祝日の最中でしたが、応急にインスリンを出してくれる病院を探させ、何とか乗り切りました。
そして、その後からそちらの病院へ通院を始めましたら、検査の結果2型だと言われたそうです。
今では体重も49kgと激痩せ、以前の病院では体力があるから心配ないと言われていたそうですが、体は骨と皮と言う感じに見受けれます。
私と息子は離れて暮らしており、電話やメールで病状を聞くのですが、細かい話はしてくれない状態で、親としてはただ心配が募るばかりです。
糖質制限をした場合、息子のように痩せていても
大丈夫なのでしょうか?又食べ物も好き嫌いが激しく、どこまで親の言う事を聞いてくれるか判りませんが、こんな私の質問にお答え頂けましたら幸いです。
宜しくお願いいたします。
尚現在インスリンは日に3回だと言っておりました。
2009/10/16(Fri) 23:35 | URL | MEY | 【編集】
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