2009年08月27日 (木)
こんばんは。
2009/02/27(金)のブログ<尋常性乾癬の改善と糖質制限食>で、ご自身の20年来の尋常性乾癬が、糖質制限食を開始して約2ヶ月で劇的に改善された、さわさんのコメントを紹介しました。
その後、江部診療所と高雄病院で、数年来漢方治療をしているけれど、難治性で上手くいっていない尋常性乾癬の患者さん3名に、さわさんのコメントをプリントアウトして説明して、糖質制限食を実践していただきました。 (^_^)
比較的経過良好の2~3人の患者さんからは、残念ながら「糖質抜きなんて到底無理です!!」と拒否されました。( ̄_ ̄|||)
やはり、モチベーションの問題があるようです。
糖質制限食を実践していただいた、4人の患者さんは、1ヶ月経過した時点で全員皮疹の面積が、10→5以下になりました。自分で想像していた以上の効果で嬉しいビックリでした。ヽ(*`▽´)ノ
まだまだ症例が少ないので、確定的なことは言えませんが、少なくとも通常の治療で、コントロール困難な尋常性乾癬に関しては、糖質制限食を試みる価値は充分あると思います。
「騙されたと思って、兎に角1ヶ月、糖質制限食やってみて下さい。」
私は、まあこんな具合で説得しました。
なおイヌイットと尋常性乾癬に関して、興味深い報告があります。
1950年~1974年までのグリーンランド・ウパナヴィック病院の記録をまとめて、Kromannらが1980年に報告しています。
それによると、まず動脈硬化性心疾患で死亡したグリーンランド・エスキモーはわずか3名で、ほぼ同年齢層のデンマーク人の死亡予想値40人に比べて極めて低かったのです。これは有名な報告なので、ご存じの方も多いと思います。
そして、尋常性乾癬の患者はわずか2名で、デンマーク人の予想値40人に比べて心筋梗塞以上に少なかったのです。当時のグリーンランド・エスキモーの主食は、アザラシ・トド・魚肉などであり、まさにスーパー糖質制限食でした。
それでは日本で初めて、糖質制限食で尋常性乾癬が改善した、さわさんからその後の経過と貴重なアドバイスをコメントいただきましたので、以下抜粋を記載します。
さわさん、大変興味深い報告、ありがとうございました。m(_ _)mV
糖質制限食実践と牛脂・豚脂を減らすことで尋常性乾癬の経過良好、
糖質制限食と運動で早朝空腹時血糖値の改善、
糖質制限食で筋力も増強、
見事な自己管理ですね。ヾ(^▽^)
江部康二
【さわ
『糖質制限と尋常性乾癬』
江部先生、毎日のお仕事、ブログの更新ご苦労さまです。
先日は、私の質問に対して、ピーマンの糖質量まで調べて頂き、ありがとうございました。
おかげさまで、これからも安心してピーマンを食べることができそうです。
さて、今日はちょっとした報告があります。
自分は、ちょうど20年前の1月に尋常性乾癬を発症して今年で20年目になります。
尋常性乾癬とは不治の皮膚病で絶対治らないものだとあきらめていましたし、今まで20年近く我慢できたのだから、まぁ一生付き合っていけるだろうと考えていました。
ここ4~5年は春夏は症状がほぼ治まるのですが、12月~3月の4ヶ月間は膝から下がほぼ乾癬で埋め尽くされ、所々ひび割れて、痛さのあまり歩くこともままならず、一日の中でお風呂に入っている時だけが唯一ほっとできる、そんな日々を過ごしていました。
ところが、昨年の10月に糖尿病が発症し、糖質制限食は始めて以来、乾癬が全く出なくなりました。(現在左足に1cm、右足に5mm程度のものだけ)
こんなことはこの20年で初めてのことですし、どういうことなのだろう?と思っていたのですが、先生の2009/01/06(火)のブログを読んで、目から鱗でした。
ここの部分です。
『このブドウ糖ミニスパイクが、生体の恒常性をかく乱してアレルギー疾患を悪化させたり、将来の生活習慣病のもととなります。
過去世界中にいろんな食事療法がありましたが、経験的に有効とされているものは、玄米菜食、ゲルソン療法、甲田療法など基本的にブドウ糖ミニスパイクが少ないという一点で一致しています。
私は現在、世界に氾濫する生活習慣病の元凶は、精製炭水化物やジャンクフードによるグルコースミニスパイクとインスリン過剰分泌と考えています。』
今までの自分をを振り返ってみると、ラーメンは週に3度は食べるし、カレーライスは大好きでおかわりをするし、うどんや蕎麦、スパゲティは大好きだしで、炭水化物まみれの食生活だったので、乾癬も治らなかったのだな。と今年になってやっと気が付きました。
以前は、焼肉屋に行くと翌日には即座に乾癬が悪化していたので、脂質は避けて生活していたのですが、今では糖質制限をしている限り、焼肉屋に行っても全く乾癬は悪化しないようになりました。
ここ数年の歩けなかった辛さを考えると、糖尿病にはなったものの、乾癬がほぼ治った今現在のほうが凄く幸せだな。と毎日思っている次第です。
2009/02/25(水) 】
【さわ
乾癬がほぼ治って、何が嬉しいかというと、普通に歩けるようになったことがもちろん一番ですが、頭皮、手の甲も100%治り、人目を全く気にしなくて良くなったこと。ガンコな爪の変形もほぼ治ってきていること。温泉に行けるようになったこと等たくさんあります。
飲み薬、塗り薬は昨年の4月から一度も使用していないのにです。
本当に江部先生のブログに出会えて良かったと思っています。
2009/02/26(木) 09:32:21 】
【09/08/16 さわ
江部先生、こんにちは
今回シューアイス、シュークリーム残念でしたね。
でも、そのチャレンジ精神にはかなり勇気付けられました。
ありがとうございました。
>3人に糖質制限食を試して、全例成功しました。
これは凄いですね。
乾癬患者は症状が多彩なので1種類の治療法では治癒が難しいと思っていたので本当に驚きです。
自分のその後ですが、乾癬については、糖質制限でグルコーススパイクを抑えることと脂身の多い牛肉(できれば豚肉の脂身も)を控えることで上手くコントロールできるようです。
糖尿病については、6月に血糖自己測定器を購入し、毎食糖質5g~15g程度の摂取で測定していたところ
早朝空腹時160~170
夕食前130~140
夕食後2時間140~160
と言う数値が2週間近く改善されなかった為、重い腰を上げて苦手なウォーキングを2日に1回30分~50分するようにしました。
ウォーキングの時間帯は早朝、夕食前、深夜のいずれかです。
効果は初日からすぐに表れ
早朝空腹時95~125
夕食前95~125
夕食後2時間125~150
このようになりました。
最大の悩みであった早朝空腹時血糖値が前日の夕食後2時間値より高くなるという問題も解消されました。
またこれからも先生のブログや本でいろいろと勉強させて頂きたいと思っていますのでよろしくお願いします。 】
【09/08/19 さわ
糖質制限と乾癬と牛肉
江部先生、おはようございます。
連日の投稿ですみません。
最近は皆さん質問、コメントが多く、ずっと読み逃げ状態だったのですが、今回はコメントがなく寂しく思っていたので、レスさせていただきます。
たぶん、先生のあまりにも完璧な理論に皆さんグーの音も出なかったのだと思います。
筋肉についてですが、糖質制限を始めてから無駄な脂肪がほとんどなくなった私ですが、先日18歳の息子と腕相撲をしてみたところ、楽勝でこちらの勝ちでした。
糖尿病になる以前は5回しかできなかった腕立て伏せも50回は余裕でできるようになりました。
本でいろいろな方の理論を読むとついつい信用してしまいがちですが、はやり大切なのはまず自分でそれを実践してみて自分自身で判断することなのかな。と思いました。
この2ヶ月ですが、6月に血糖測定器を購入後、より厳密な血糖管理ができるようになり、まるで5~10年前にもどったようなハツラツとした体調を維持できています。
乾癬についてですが、自分のことが「我ら糖尿人、元気なのには理由(ワケ)がある。」に数ページにわたって取り上げられていることにかなり感動しました。
その後いろいろ考えたのですが、生物の進化上において、カンブリア紀の大爆発というものがありますよね。
地球上の環境が生物の進化に最も適した状態になり、ミトコンドリアのDNAの助けを借りて、生物が一気に多種多様化した時期です。
乾癬が一気に悪化する時は、この時代に似ていると思いました。
炭水化物の摂取とグルコーススパイクによる血管の内部がカンブリア紀の環境、気候にあたり、牛肉の脂がミトコンドリアになるのではないか?と。私独自の理論ですが・・・
昨年春から乾癬がほとんど良くなり、本当に嬉しかったのですが、調子に乗って1ヶ月に10回以上も牛肉を食べると、流石に乾癬も少しは悪化してきます。
でも、そのスピードは凄く緩やかで、また即座に反省し、脂たっぷりの牛肉の摂取をやめると、これまた緩やかですが、即座に快方に向かいます。
もし炭水化物を大量に摂取し、乾癬の悪化に最適な血液環境を自分自身で作っていたならば、少量の牛肉の摂取でも悪化はすさまじいものになっていただろうと思われました。
またこういう状態の時の改善は最低でも1~2ヶ月はかかります。
今はほんの少しの悪化に1~2週間、改善に1~2週間という感じですごく上手くコントロールできています。
今年も10月~2月はほぼ完全に牛肉断ちをする予定です。
ただし、完全な赤身のモモや脂肪のほとんどないヒレのステーキは、どちらかを月に1度くらいは食べる予定です。 焼肉屋はこの期間は絶対に行かないつもりです。
そし、春~秋は毎月1回は焼肉屋で脂たっぷりのカルビ、ホルモンなど堪能する予定にしています。
チーズなどの脂肪分、オリーブオイルなどの植物油は乾癬を全く悪化させないこともこの1年でわかりました。
これも人それぞれだと思うので、あくまで私の場合だと考えて欲しいのですが・・・
一応参考まで。
以上とりとめのない話になって申し訳ありませんでした。
これからも益々のご活躍を願っています。】
2009/02/27(金)のブログ<尋常性乾癬の改善と糖質制限食>で、ご自身の20年来の尋常性乾癬が、糖質制限食を開始して約2ヶ月で劇的に改善された、さわさんのコメントを紹介しました。
その後、江部診療所と高雄病院で、数年来漢方治療をしているけれど、難治性で上手くいっていない尋常性乾癬の患者さん3名に、さわさんのコメントをプリントアウトして説明して、糖質制限食を実践していただきました。 (^_^)
比較的経過良好の2~3人の患者さんからは、残念ながら「糖質抜きなんて到底無理です!!」と拒否されました。( ̄_ ̄|||)
やはり、モチベーションの問題があるようです。
糖質制限食を実践していただいた、4人の患者さんは、1ヶ月経過した時点で全員皮疹の面積が、10→5以下になりました。自分で想像していた以上の効果で嬉しいビックリでした。ヽ(*`▽´)ノ
まだまだ症例が少ないので、確定的なことは言えませんが、少なくとも通常の治療で、コントロール困難な尋常性乾癬に関しては、糖質制限食を試みる価値は充分あると思います。
「騙されたと思って、兎に角1ヶ月、糖質制限食やってみて下さい。」
私は、まあこんな具合で説得しました。
なおイヌイットと尋常性乾癬に関して、興味深い報告があります。
1950年~1974年までのグリーンランド・ウパナヴィック病院の記録をまとめて、Kromannらが1980年に報告しています。
それによると、まず動脈硬化性心疾患で死亡したグリーンランド・エスキモーはわずか3名で、ほぼ同年齢層のデンマーク人の死亡予想値40人に比べて極めて低かったのです。これは有名な報告なので、ご存じの方も多いと思います。
そして、尋常性乾癬の患者はわずか2名で、デンマーク人の予想値40人に比べて心筋梗塞以上に少なかったのです。当時のグリーンランド・エスキモーの主食は、アザラシ・トド・魚肉などであり、まさにスーパー糖質制限食でした。
それでは日本で初めて、糖質制限食で尋常性乾癬が改善した、さわさんからその後の経過と貴重なアドバイスをコメントいただきましたので、以下抜粋を記載します。
さわさん、大変興味深い報告、ありがとうございました。m(_ _)mV
糖質制限食実践と牛脂・豚脂を減らすことで尋常性乾癬の経過良好、
糖質制限食と運動で早朝空腹時血糖値の改善、
糖質制限食で筋力も増強、
見事な自己管理ですね。ヾ(^▽^)
江部康二
【さわ
『糖質制限と尋常性乾癬』
江部先生、毎日のお仕事、ブログの更新ご苦労さまです。
先日は、私の質問に対して、ピーマンの糖質量まで調べて頂き、ありがとうございました。
おかげさまで、これからも安心してピーマンを食べることができそうです。
さて、今日はちょっとした報告があります。
自分は、ちょうど20年前の1月に尋常性乾癬を発症して今年で20年目になります。
尋常性乾癬とは不治の皮膚病で絶対治らないものだとあきらめていましたし、今まで20年近く我慢できたのだから、まぁ一生付き合っていけるだろうと考えていました。
ここ4~5年は春夏は症状がほぼ治まるのですが、12月~3月の4ヶ月間は膝から下がほぼ乾癬で埋め尽くされ、所々ひび割れて、痛さのあまり歩くこともままならず、一日の中でお風呂に入っている時だけが唯一ほっとできる、そんな日々を過ごしていました。
ところが、昨年の10月に糖尿病が発症し、糖質制限食は始めて以来、乾癬が全く出なくなりました。(現在左足に1cm、右足に5mm程度のものだけ)
こんなことはこの20年で初めてのことですし、どういうことなのだろう?と思っていたのですが、先生の2009/01/06(火)のブログを読んで、目から鱗でした。
ここの部分です。
『このブドウ糖ミニスパイクが、生体の恒常性をかく乱してアレルギー疾患を悪化させたり、将来の生活習慣病のもととなります。
過去世界中にいろんな食事療法がありましたが、経験的に有効とされているものは、玄米菜食、ゲルソン療法、甲田療法など基本的にブドウ糖ミニスパイクが少ないという一点で一致しています。
私は現在、世界に氾濫する生活習慣病の元凶は、精製炭水化物やジャンクフードによるグルコースミニスパイクとインスリン過剰分泌と考えています。』
今までの自分をを振り返ってみると、ラーメンは週に3度は食べるし、カレーライスは大好きでおかわりをするし、うどんや蕎麦、スパゲティは大好きだしで、炭水化物まみれの食生活だったので、乾癬も治らなかったのだな。と今年になってやっと気が付きました。
以前は、焼肉屋に行くと翌日には即座に乾癬が悪化していたので、脂質は避けて生活していたのですが、今では糖質制限をしている限り、焼肉屋に行っても全く乾癬は悪化しないようになりました。
ここ数年の歩けなかった辛さを考えると、糖尿病にはなったものの、乾癬がほぼ治った今現在のほうが凄く幸せだな。と毎日思っている次第です。
2009/02/25(水) 】
【さわ
乾癬がほぼ治って、何が嬉しいかというと、普通に歩けるようになったことがもちろん一番ですが、頭皮、手の甲も100%治り、人目を全く気にしなくて良くなったこと。ガンコな爪の変形もほぼ治ってきていること。温泉に行けるようになったこと等たくさんあります。
飲み薬、塗り薬は昨年の4月から一度も使用していないのにです。
本当に江部先生のブログに出会えて良かったと思っています。
2009/02/26(木) 09:32:21 】
【09/08/16 さわ
江部先生、こんにちは
今回シューアイス、シュークリーム残念でしたね。
でも、そのチャレンジ精神にはかなり勇気付けられました。
ありがとうございました。
>3人に糖質制限食を試して、全例成功しました。
これは凄いですね。
乾癬患者は症状が多彩なので1種類の治療法では治癒が難しいと思っていたので本当に驚きです。
自分のその後ですが、乾癬については、糖質制限でグルコーススパイクを抑えることと脂身の多い牛肉(できれば豚肉の脂身も)を控えることで上手くコントロールできるようです。
糖尿病については、6月に血糖自己測定器を購入し、毎食糖質5g~15g程度の摂取で測定していたところ
早朝空腹時160~170
夕食前130~140
夕食後2時間140~160
と言う数値が2週間近く改善されなかった為、重い腰を上げて苦手なウォーキングを2日に1回30分~50分するようにしました。
ウォーキングの時間帯は早朝、夕食前、深夜のいずれかです。
効果は初日からすぐに表れ
早朝空腹時95~125
夕食前95~125
夕食後2時間125~150
このようになりました。
最大の悩みであった早朝空腹時血糖値が前日の夕食後2時間値より高くなるという問題も解消されました。
またこれからも先生のブログや本でいろいろと勉強させて頂きたいと思っていますのでよろしくお願いします。 】
【09/08/19 さわ
糖質制限と乾癬と牛肉
江部先生、おはようございます。
連日の投稿ですみません。
最近は皆さん質問、コメントが多く、ずっと読み逃げ状態だったのですが、今回はコメントがなく寂しく思っていたので、レスさせていただきます。
たぶん、先生のあまりにも完璧な理論に皆さんグーの音も出なかったのだと思います。
筋肉についてですが、糖質制限を始めてから無駄な脂肪がほとんどなくなった私ですが、先日18歳の息子と腕相撲をしてみたところ、楽勝でこちらの勝ちでした。
糖尿病になる以前は5回しかできなかった腕立て伏せも50回は余裕でできるようになりました。
本でいろいろな方の理論を読むとついつい信用してしまいがちですが、はやり大切なのはまず自分でそれを実践してみて自分自身で判断することなのかな。と思いました。
この2ヶ月ですが、6月に血糖測定器を購入後、より厳密な血糖管理ができるようになり、まるで5~10年前にもどったようなハツラツとした体調を維持できています。
乾癬についてですが、自分のことが「我ら糖尿人、元気なのには理由(ワケ)がある。」に数ページにわたって取り上げられていることにかなり感動しました。
その後いろいろ考えたのですが、生物の進化上において、カンブリア紀の大爆発というものがありますよね。
地球上の環境が生物の進化に最も適した状態になり、ミトコンドリアのDNAの助けを借りて、生物が一気に多種多様化した時期です。
乾癬が一気に悪化する時は、この時代に似ていると思いました。
炭水化物の摂取とグルコーススパイクによる血管の内部がカンブリア紀の環境、気候にあたり、牛肉の脂がミトコンドリアになるのではないか?と。私独自の理論ですが・・・
昨年春から乾癬がほとんど良くなり、本当に嬉しかったのですが、調子に乗って1ヶ月に10回以上も牛肉を食べると、流石に乾癬も少しは悪化してきます。
でも、そのスピードは凄く緩やかで、また即座に反省し、脂たっぷりの牛肉の摂取をやめると、これまた緩やかですが、即座に快方に向かいます。
もし炭水化物を大量に摂取し、乾癬の悪化に最適な血液環境を自分自身で作っていたならば、少量の牛肉の摂取でも悪化はすさまじいものになっていただろうと思われました。
またこういう状態の時の改善は最低でも1~2ヶ月はかかります。
今はほんの少しの悪化に1~2週間、改善に1~2週間という感じですごく上手くコントロールできています。
今年も10月~2月はほぼ完全に牛肉断ちをする予定です。
ただし、完全な赤身のモモや脂肪のほとんどないヒレのステーキは、どちらかを月に1度くらいは食べる予定です。 焼肉屋はこの期間は絶対に行かないつもりです。
そし、春~秋は毎月1回は焼肉屋で脂たっぷりのカルビ、ホルモンなど堪能する予定にしています。
チーズなどの脂肪分、オリーブオイルなどの植物油は乾癬を全く悪化させないこともこの1年でわかりました。
これも人それぞれだと思うので、あくまで私の場合だと考えて欲しいのですが・・・
一応参考まで。
以上とりとめのない話になって申し訳ありませんでした。
これからも益々のご活躍を願っています。】
こんばんは。さわさん良かったですね。なんだかとっても嬉しいです。
私は十数年前から掌蹠膿疱症を患っております。この後から顔面麻痺を2回、元々肩凝りではあったのですがここ数年、悪化しまして肩、頸、肩関節の痛みで鎮痛剤が効かない、眠れない、座っているのも辛い状態で総合病院を受診。MRIや血液検査でも異常なしで『ウチでは出来る事はありません』と言われてしまいました。
近くの整形外科で週2度注射と鍼でなんとか今日まできておりますが、しくしくと肘や膝の関節が痛む事もあり、もしこれが、掌蹠膿疱症の合併症だったら?膠原病などになったらどうしよう?と、健康に自信のない日々、身体も重くて気力もなくしておりました。
そんな時江部先生の著書とブログに出会い拝見したその日の夜からスーパー糖質制限を実行。
やっと1ケ月ですが、夏場に酷くなる膿疱はかなり治まっています。
私は喉が腫れると膿疱が酷いので扁桃腺の手術を勧められるのですが、今は喉が腫れていても膿疱は出ても少しだけになっています。
何よりも身体がとても軽く楽になって気持ちが前向きになりました。
具体的な数字はわかりませんが私は糖質制限はずっと続けて行きます。ありがとうございました。
私は十数年前から掌蹠膿疱症を患っております。この後から顔面麻痺を2回、元々肩凝りではあったのですがここ数年、悪化しまして肩、頸、肩関節の痛みで鎮痛剤が効かない、眠れない、座っているのも辛い状態で総合病院を受診。MRIや血液検査でも異常なしで『ウチでは出来る事はありません』と言われてしまいました。
近くの整形外科で週2度注射と鍼でなんとか今日まできておりますが、しくしくと肘や膝の関節が痛む事もあり、もしこれが、掌蹠膿疱症の合併症だったら?膠原病などになったらどうしよう?と、健康に自信のない日々、身体も重くて気力もなくしておりました。
そんな時江部先生の著書とブログに出会い拝見したその日の夜からスーパー糖質制限を実行。
やっと1ケ月ですが、夏場に酷くなる膿疱はかなり治まっています。
私は喉が腫れると膿疱が酷いので扁桃腺の手術を勧められるのですが、今は喉が腫れていても膿疱は出ても少しだけになっています。
何よりも身体がとても軽く楽になって気持ちが前向きになりました。
具体的な数字はわかりませんが私は糖質制限はずっと続けて行きます。ありがとうございました。
2009/08/28(Fri) 01:10 | URL | あお | 【編集】
江部先生、またまた記事にして頂いてありがとうございます。
>比較的経過良好の2~3人の患者さんからは、残念ながら「糖質抜きなんて到底無理です!!」と拒否されました。( ̄_ ̄|||)
この気持ちは良く分かります。
数年前から乾癬には炭水化物と脂質が悪影響を及ぼすことは、症状が改善した方数人の話から知っていたのですが、自分も炭水化物は制限できずにいましたから。それも症状は良好でもないのに・・・
>糖質制限食を実践していただいた、4人の患者さんは、1ヶ月経過した時点で全員皮疹の面積が、10→5以下になりました。
これも凄いですね。症状が本当に悪い時は、オキサロールを塗ろうが、ステロイドの錠剤を飲もうが日々悪くなっていき、コントロールも不可能になることも多いのですが、これほど改善するとすれば、いかに乾癬の治療において食事療法のウェイトが大きいかということの証明にもなりますよね。
>1950年~1974年までのグリーンランド・ウパナヴィック病院の記録をまとめて、Kromannらが1980年に報告しています。
この報告は具体的な数字が書かれていてとても参考になりました。
ありがとうございます。
>見事な自己管理ですね。ヾ(^▽^)
乾癬、糖尿病、、どちらも本当に自己管理につきる病気だな。と思います。
しかし、そこにたどり着くまでの道のりの長かったこと。20年もかかってしまいました。
糖尿病にならなければ、江部先生の本を読まなければ、これからも毎年苦しんでいたのだと思います。
糖尿病は発症から9ヶ月でなんとか自己管理ができるようになったのですが
本当にこの年で糖尿病になってラッキーだったと思います。
情報は多いし、スタイルフリーが毎日飲めるのが最高に幸せです。
糖質0のビールなんてなかなか自作(犯罪?)できませんよね。
あおさん。
ありがとうございます。
掌蹠膿疱症も糖質制限で改善されるのですね。凄いです。
これからも頑張って、じゃなくて、美味しく、楽しく糖質制限続けて行きましょうね。
>比較的経過良好の2~3人の患者さんからは、残念ながら「糖質抜きなんて到底無理です!!」と拒否されました。( ̄_ ̄|||)
この気持ちは良く分かります。
数年前から乾癬には炭水化物と脂質が悪影響を及ぼすことは、症状が改善した方数人の話から知っていたのですが、自分も炭水化物は制限できずにいましたから。それも症状は良好でもないのに・・・
>糖質制限食を実践していただいた、4人の患者さんは、1ヶ月経過した時点で全員皮疹の面積が、10→5以下になりました。
これも凄いですね。症状が本当に悪い時は、オキサロールを塗ろうが、ステロイドの錠剤を飲もうが日々悪くなっていき、コントロールも不可能になることも多いのですが、これほど改善するとすれば、いかに乾癬の治療において食事療法のウェイトが大きいかということの証明にもなりますよね。
>1950年~1974年までのグリーンランド・ウパナヴィック病院の記録をまとめて、Kromannらが1980年に報告しています。
この報告は具体的な数字が書かれていてとても参考になりました。
ありがとうございます。
>見事な自己管理ですね。ヾ(^▽^)
乾癬、糖尿病、、どちらも本当に自己管理につきる病気だな。と思います。
しかし、そこにたどり着くまでの道のりの長かったこと。20年もかかってしまいました。
糖尿病にならなければ、江部先生の本を読まなければ、これからも毎年苦しんでいたのだと思います。
糖尿病は発症から9ヶ月でなんとか自己管理ができるようになったのですが
本当にこの年で糖尿病になってラッキーだったと思います。
情報は多いし、スタイルフリーが毎日飲めるのが最高に幸せです。
糖質0のビールなんてなかなか自作(犯罪?)できませんよね。
あおさん。
ありがとうございます。
掌蹠膿疱症も糖質制限で改善されるのですね。凄いです。
これからも頑張って、じゃなくて、美味しく、楽しく糖質制限続けて行きましょうね。
2009/08/29(Sat) 06:52 | URL | さわ | 【編集】
あおさん。
コメントありがとうございます。
蹠膿疱症も改善ですか。
素晴らしいですね。
コメントありがとうございます。
蹠膿疱症も改善ですか。
素晴らしいですね。
2009/08/29(Sat) 12:35 | URL | 江部康二 | 【編集】
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