2009年08月26日 (水)
こんにちは。
2009年8月25日(火)の京都新聞朝刊によると、
『2008年度の人間ドック受信者の集計で「異常なし」の人の割合は初めて10%を割り込み、これまでで最少の9.6%だった』
と日本人間ドック学会が24日、発表したとのことです。
集計を始めた1984年は、「異常なし」が29.8%あったのが、2008年度は1/3に減少しました。
全国約800の指定施設などから、昨年受診した約295万人のデータを集め解析し、全年代で生活習慣と関連の深い 6項目全てが悪化していました。
異常とされた人の割合は
①高コレステロール 26.4%
②肝機能異常 26.2%
③肥満 26.1%
④高血圧 17.7%
⑤耐糖能異常 16.3%
⑥高中性脂肪 14.6%
地域別では、異常なしが多いのは、中国・四国で14.1%
最少は、九州・沖縄で6.8%でした。
「異常なし」が過去最低だったのは、若年者の受診が減少し、60才以上の受診者数が39才以下を初めて下回ったことなどが影響しているそうです。
年代別でみると異常なしの割合は、40歳代では10.8%(前年比1.7ポイント減)、50歳代では6.3%(前年比1.2ポイント減)、60歳以上では4.6%(前年比1.1ポイント減)となっています。
☆☆☆
<糖質制限食と6項目>
糖質制限食実践により③肥満⑤耐糖能異常⑥高中性脂肪はたちどころに改善します。
②肝機能異常は、原因が脂肪肝なら糖質制限食で速やかに改善します。
④高血圧は、内臓脂肪肥満などが主たる要因なら糖質制限食で改善します。
①高コレステロールは、
LDL-コレステロールに関しては糖質制限食で減少・不変・増加の3パターンに分かれます。
増加の場合も半年・1年単位で観察すると減少に転じて落ち着くことが多いです。
いずれにせよ、糖質制限食で生活習慣が深く関わる6項目が、基本的に改善します。医療費削減間違いなしなのですが、厚生労働省のお役人、本ブログ見てくれませんかね。
江部康二
2009年8月25日(火)の京都新聞朝刊によると、
『2008年度の人間ドック受信者の集計で「異常なし」の人の割合は初めて10%を割り込み、これまでで最少の9.6%だった』
と日本人間ドック学会が24日、発表したとのことです。
集計を始めた1984年は、「異常なし」が29.8%あったのが、2008年度は1/3に減少しました。
全国約800の指定施設などから、昨年受診した約295万人のデータを集め解析し、全年代で生活習慣と関連の深い 6項目全てが悪化していました。
異常とされた人の割合は
①高コレステロール 26.4%
②肝機能異常 26.2%
③肥満 26.1%
④高血圧 17.7%
⑤耐糖能異常 16.3%
⑥高中性脂肪 14.6%
地域別では、異常なしが多いのは、中国・四国で14.1%
最少は、九州・沖縄で6.8%でした。
「異常なし」が過去最低だったのは、若年者の受診が減少し、60才以上の受診者数が39才以下を初めて下回ったことなどが影響しているそうです。
年代別でみると異常なしの割合は、40歳代では10.8%(前年比1.7ポイント減)、50歳代では6.3%(前年比1.2ポイント減)、60歳以上では4.6%(前年比1.1ポイント減)となっています。
☆☆☆
<糖質制限食と6項目>
糖質制限食実践により③肥満⑤耐糖能異常⑥高中性脂肪はたちどころに改善します。
②肝機能異常は、原因が脂肪肝なら糖質制限食で速やかに改善します。
④高血圧は、内臓脂肪肥満などが主たる要因なら糖質制限食で改善します。
①高コレステロールは、
LDL-コレステロールに関しては糖質制限食で減少・不変・増加の3パターンに分かれます。
増加の場合も半年・1年単位で観察すると減少に転じて落ち着くことが多いです。
いずれにせよ、糖質制限食で生活習慣が深く関わる6項目が、基本的に改善します。医療費削減間違いなしなのですが、厚生労働省のお役人、本ブログ見てくれませんかね。
江部康二
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