2009年07月20日 (月)
【コメント・質問に関するお知らせ・お願い】
ブログ読者の皆さんには、いつもコメントいただき、ありがとうございます。
読者の皆さんからご意見いただきましたが、確かに普通のお医者さんに相談可能な個人的な内容の質問は、主治医にご相談頂けば助かります。m(_ _)m
普通のお医者さんでは解答不能の、糖質制限食に関わる質問は、何でもどんどんしていただけば嬉しいです。 (^_^)
掲載OKの質問に関して、読者の皆さんに共有していただきたい情報の場合は、ブログ本文にて、できるだけ順番にお答えしたいと思います。質問によってはコメント欄でお早めにお答えする場合もありますのでご了承ください。
一方、コメント・質問がかなり増えてきていますので、なかなか即お答えすることが困難となってきています。できるだけ全ての質問に本文かコメントでお答えするよう努力はしていますが、できないときはご容赦願います。m(_ _)m
それから、「管理人のみ閲覧できる」「匿名希望」などの質問に関しては、コメント欄にお答えするか、一般的な話題に置き換えてブログに記載するようにしていますので、よろしくお願い申し上げます。
【講演会のお知らせ】
☆第33回日本産科婦人科栄養・代謝研究会2009年7月31日(金)
特別講演・江部康二
「栄養・代謝と糖質制限食」
午後3時~1時間
金沢で行われる学会です。
ブログ読者で産婦人科のドクターがおられましたら是非ご参加ください。
☆朝日カルチャーセンター京都http://www.asahi-culture.co.jp/www/kyoto-c.html
TEL 075-231-9693
2009年8月18日(火)10:30~12:00
食事で治す!アトピー・糖尿病・メタボ
-テーラーメードダイエットと糖質制限食-
☆脳と栄養のシンポジウム 2009年8月23日(日) 13:30~17:45
『分子整合医学概論』 溝口徹先生
『糖質制限の基礎と臨床 ~脳に糖質は必要か?』 14:15~15:00 江部康二
『精神科医療の現状と問題点』 市来真彦先生
『心療内科領域における栄養療法の実際』 姫野友美先生
『精神科領域における栄養療法の実際』 広瀬久益先生
会場:ニッショーホール 東京都港区虎ノ門2丁目9番16号
一般:¥3000-
医療:¥5000-
お問い合わせ
03-3350-8988 新宿溝口クリニック
☆糖質制限食シンポジウムin東京
講 師 江部康二
(高雄病院理事長/NPO法人糖質制限食ネット・リボーン理事長)
大柳珠美
(管理栄養士/NPO法人糖質制限食ネット・リボーン理事)
ゲスト 山田悟先生
(北里研究所病院糖尿病センター センター長医学博士)
日 時 2009年9月13日(日)9時20分開場
9時30分開演 11時50分終了
場 所 なかのゼロ視聴覚ホール (JR中野駅南口下車6分)
会 費 一般 1800円 リボーン会員 1500円
ペア券 一般 3600円のところ3000円
ペア券 会員 3000円のところ2400円
※ペア券はご家族に限られていただきます。
主 催 NPO法人糖質制限食ネット・リボーン
申し込み・問い合わせ リボーン 曽我部ゆかり
電話:03-3388-5428
e-mail reborn@big.or.jp
<糖質制限食>VS<糖質たっぷりカロリー制限食>
糖質が血糖値を上昇させインスリンを追加分泌させる
本ブログは糖尿人に、糖質制限食(糖質12%、脂質56%、タンパク質32%)を推進する立場ですが、世の中は相変わらず、糖質たっぷりのカロリー制限食(糖質60%、脂質20%、タンパク質20%)を推奨する病院が圧倒的に多いです。
いろんな意見があり、論争することは医学の発展において健全なことと思います。しかし、論争の前に人体の生理・代謝などの基本的なところを理解することも重要です。
今回は<糖質・脂質・タンパク質の摂取>と<血糖値上昇・インスリン分泌>に関して人体の生理・代謝における事実を説明します。
しつこいようですが、以下に述べることは、論争の余地のない事実ですので<糖質たっぷりのカロリー制限食推奨派>の方々にも、是非ご理解いただきたいと思います。
食べ物が消化・吸収されたあと、糖質は100%、タンパク質は50%、脂質は10%弱が血糖に変わります。
糖質は、摂取直後から急峻に血糖値を高く速く上昇させ、2時間以内にほとんどすべてが吸収されます。一方、タンパク質の血糖値上昇のピークは食後約3時間で、脂質は消化・吸収に丸一日かかることもあります。
これらは、カロリーとは無関係な、三大栄養素の生理学的特質です。
インスリンには24時間、少量常に分泌されている基礎分泌と、血糖値が上昇したときに大量に出る追加分泌があります。
糖質、脂質、タンパク質のうち糖質だけが血糖値を急峻に上昇させます。従って、糖質を摂取した時には、インスリンが大量に追加分泌されます。
しかし、脂質やタンパク質は血糖値をほとんど上昇させないので、インスリンの追加分泌は、ほとんどありません。
つまり、人(糖尿人も正常人も)において、インスリンの追加分泌が多量に必要となるのは、糖質を摂取した時だけです。
これらは、すべて論争の余地のない、生理学的事実です。
以下は、2型糖尿病Aさんのデータです。通常食は糖質ありです。
通常食 350kcal、糖質60%で約52.5g、脂質20%、タンパク質20%
糖質制限食 350kcal、糖質10%で約8.75g、脂質60%、タンパク質30%
通常食と糖質制限食は、いずれも350kcalで、勿論、同一人のデータです。
糖質制限食だと血糖値の上昇は極めて少なく、インスリンの追加分泌もごく少量ですね。
食前 30分後 60分後 90分後 120分後
通常食血糖値 121 206 304 250 198
通常食IRI 2.2 6.2 19.1 23.1 21.6
糖質制限食血糖値 124 140 142 129 135
糖質制限食IRI 3.5 4.6 6.7 6.9 5.2
同様に元2型糖尿人Bさんのデータです。2年前初診時糖尿病でしたが現在正常人です。
食前 30分後 60分後 90分後 120分後
通常食血糖値 108 148 189 142 126
通常食IRI 3.8 35.2 58.5 55.1 24.9
糖質制限食血糖値 113 115 116 108 107
糖質制限食IRI 4.1 10.1 11.7 10.6 13.5
Bさんの場合、2年間の糖質制限食で、糖質を負荷しても血糖値は正常パターンに回復しています。
このとき基礎分泌3.8→追加分泌ピーク58.8まで多量のインスリンが出ています。実に基礎分泌の15倍強のインスリンが追加分泌されています。ヾ(゜▽゜)
糖質制限食でも、約8.75gほど野菜分の糖質が含まれているので、一応基礎分泌の2~3倍のインスリン追加分泌がありますが、通常食に比べれば微々たるものですね。
正常人が通常の食事をすれば、おおむねBさんのデータのようなインスリンの大量追加分泌が一日に最低3回、間食をすれば5回以上起こっているわけです。
このようなインスリンの大量追加分泌が40年、50年と続けば遂には膵臓が疲弊して、分泌能力が低下して糖尿病を発症するのは想像に難くないですね。
結論です。
カロリーをいくら制限しても、糖質を摂取してしまえば食後高血糖と多量のインスリン追加分泌を生じます。糖質制限食なら食後高血糖は生じず、インスリン追加分泌もごく少量ですみます。
【糖質制限食コントロール・教育入院のご案内・保険適応】
お問い合わせは高雄病院
http://www.takao-hospital.jp/
住所:京都市右京区梅ヶ畑畑町3
電話:075-871-0245
ベットが空くまでお待ち頂くこともありますがご了承下さい。
【糖質制限食外来治療のご案内・予約制・保険適応】
高雄病院 電話:075-871-0245
京都市右京区梅ヶ畑畑町3
高雄病院京都駅前診療所 電話:075-352-5050
京都市下京区七条通り烏丸東入ル(50M)北側 ネオフィス 七条烏丸4F
http://www.takao-hospital.net/
江部診療所 電話:075-712-8133
京都市左京区下鴨高木町6 アトリエ・フォー 2F
【糖質制限食を実践される時のご注意】
本にも書きましたが、 糖質制限食実践によりリアルタイムに血糖値が改善します。このため既に、経口血糖降下剤(オイグルコン、アマリールなど)の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は低血糖の心配がありますので必ず主治医と相談して頂きたいと思います。
一方、薬を使用してない糖尿人は、低血糖の心配はないので、「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」「 糖質制限食 春のレシピ」「 糖質制限食 夏のレシピ」「糖質制限食 秋のレシピ」「糖質制限食 冬のレシピ」(以上東洋経済新報社)
「糖尿病のための糖質オフごちそうごはん」(アスペクト)
などを参考にされて、自力で 糖質制限食を実践して糖尿病改善を目指していただけば幸いです。
江部康二
ブログ読者の皆さんには、いつもコメントいただき、ありがとうございます。
読者の皆さんからご意見いただきましたが、確かに普通のお医者さんに相談可能な個人的な内容の質問は、主治医にご相談頂けば助かります。m(_ _)m
普通のお医者さんでは解答不能の、糖質制限食に関わる質問は、何でもどんどんしていただけば嬉しいです。 (^_^)
掲載OKの質問に関して、読者の皆さんに共有していただきたい情報の場合は、ブログ本文にて、できるだけ順番にお答えしたいと思います。質問によってはコメント欄でお早めにお答えする場合もありますのでご了承ください。
一方、コメント・質問がかなり増えてきていますので、なかなか即お答えすることが困難となってきています。できるだけ全ての質問に本文かコメントでお答えするよう努力はしていますが、できないときはご容赦願います。m(_ _)m
それから、「管理人のみ閲覧できる」「匿名希望」などの質問に関しては、コメント欄にお答えするか、一般的な話題に置き換えてブログに記載するようにしていますので、よろしくお願い申し上げます。
【講演会のお知らせ】
☆第33回日本産科婦人科栄養・代謝研究会2009年7月31日(金)
特別講演・江部康二
「栄養・代謝と糖質制限食」
午後3時~1時間
金沢で行われる学会です。
ブログ読者で産婦人科のドクターがおられましたら是非ご参加ください。
☆朝日カルチャーセンター京都http://www.asahi-culture.co.jp/www/kyoto-c.html
TEL 075-231-9693
2009年8月18日(火)10:30~12:00
食事で治す!アトピー・糖尿病・メタボ
-テーラーメードダイエットと糖質制限食-
☆脳と栄養のシンポジウム 2009年8月23日(日) 13:30~17:45
『分子整合医学概論』 溝口徹先生
『糖質制限の基礎と臨床 ~脳に糖質は必要か?』 14:15~15:00 江部康二
『精神科医療の現状と問題点』 市来真彦先生
『心療内科領域における栄養療法の実際』 姫野友美先生
『精神科領域における栄養療法の実際』 広瀬久益先生
会場:ニッショーホール 東京都港区虎ノ門2丁目9番16号
一般:¥3000-
医療:¥5000-
お問い合わせ
03-3350-8988 新宿溝口クリニック
☆糖質制限食シンポジウムin東京
講 師 江部康二
(高雄病院理事長/NPO法人糖質制限食ネット・リボーン理事長)
大柳珠美
(管理栄養士/NPO法人糖質制限食ネット・リボーン理事)
ゲスト 山田悟先生
(北里研究所病院糖尿病センター センター長医学博士)
日 時 2009年9月13日(日)9時20分開場
9時30分開演 11時50分終了
場 所 なかのゼロ視聴覚ホール (JR中野駅南口下車6分)
会 費 一般 1800円 リボーン会員 1500円
ペア券 一般 3600円のところ3000円
ペア券 会員 3000円のところ2400円
※ペア券はご家族に限られていただきます。
主 催 NPO法人糖質制限食ネット・リボーン
申し込み・問い合わせ リボーン 曽我部ゆかり
電話:03-3388-5428
e-mail reborn@big.or.jp
<糖質制限食>VS<糖質たっぷりカロリー制限食>
糖質が血糖値を上昇させインスリンを追加分泌させる
本ブログは糖尿人に、糖質制限食(糖質12%、脂質56%、タンパク質32%)を推進する立場ですが、世の中は相変わらず、糖質たっぷりのカロリー制限食(糖質60%、脂質20%、タンパク質20%)を推奨する病院が圧倒的に多いです。
いろんな意見があり、論争することは医学の発展において健全なことと思います。しかし、論争の前に人体の生理・代謝などの基本的なところを理解することも重要です。
今回は<糖質・脂質・タンパク質の摂取>と<血糖値上昇・インスリン分泌>に関して人体の生理・代謝における事実を説明します。
しつこいようですが、以下に述べることは、論争の余地のない事実ですので<糖質たっぷりのカロリー制限食推奨派>の方々にも、是非ご理解いただきたいと思います。
食べ物が消化・吸収されたあと、糖質は100%、タンパク質は50%、脂質は10%弱が血糖に変わります。
糖質は、摂取直後から急峻に血糖値を高く速く上昇させ、2時間以内にほとんどすべてが吸収されます。一方、タンパク質の血糖値上昇のピークは食後約3時間で、脂質は消化・吸収に丸一日かかることもあります。
これらは、カロリーとは無関係な、三大栄養素の生理学的特質です。
インスリンには24時間、少量常に分泌されている基礎分泌と、血糖値が上昇したときに大量に出る追加分泌があります。
糖質、脂質、タンパク質のうち糖質だけが血糖値を急峻に上昇させます。従って、糖質を摂取した時には、インスリンが大量に追加分泌されます。
しかし、脂質やタンパク質は血糖値をほとんど上昇させないので、インスリンの追加分泌は、ほとんどありません。
つまり、人(糖尿人も正常人も)において、インスリンの追加分泌が多量に必要となるのは、糖質を摂取した時だけです。
これらは、すべて論争の余地のない、生理学的事実です。
以下は、2型糖尿病Aさんのデータです。通常食は糖質ありです。
通常食 350kcal、糖質60%で約52.5g、脂質20%、タンパク質20%
糖質制限食 350kcal、糖質10%で約8.75g、脂質60%、タンパク質30%
通常食と糖質制限食は、いずれも350kcalで、勿論、同一人のデータです。
糖質制限食だと血糖値の上昇は極めて少なく、インスリンの追加分泌もごく少量ですね。
食前 30分後 60分後 90分後 120分後
通常食血糖値 121 206 304 250 198
通常食IRI 2.2 6.2 19.1 23.1 21.6
糖質制限食血糖値 124 140 142 129 135
糖質制限食IRI 3.5 4.6 6.7 6.9 5.2
同様に元2型糖尿人Bさんのデータです。2年前初診時糖尿病でしたが現在正常人です。
食前 30分後 60分後 90分後 120分後
通常食血糖値 108 148 189 142 126
通常食IRI 3.8 35.2 58.5 55.1 24.9
糖質制限食血糖値 113 115 116 108 107
糖質制限食IRI 4.1 10.1 11.7 10.6 13.5
Bさんの場合、2年間の糖質制限食で、糖質を負荷しても血糖値は正常パターンに回復しています。
このとき基礎分泌3.8→追加分泌ピーク58.8まで多量のインスリンが出ています。実に基礎分泌の15倍強のインスリンが追加分泌されています。ヾ(゜▽゜)
糖質制限食でも、約8.75gほど野菜分の糖質が含まれているので、一応基礎分泌の2~3倍のインスリン追加分泌がありますが、通常食に比べれば微々たるものですね。
正常人が通常の食事をすれば、おおむねBさんのデータのようなインスリンの大量追加分泌が一日に最低3回、間食をすれば5回以上起こっているわけです。
このようなインスリンの大量追加分泌が40年、50年と続けば遂には膵臓が疲弊して、分泌能力が低下して糖尿病を発症するのは想像に難くないですね。
結論です。
カロリーをいくら制限しても、糖質を摂取してしまえば食後高血糖と多量のインスリン追加分泌を生じます。糖質制限食なら食後高血糖は生じず、インスリン追加分泌もごく少量ですみます。
【糖質制限食コントロール・教育入院のご案内・保険適応】
お問い合わせは高雄病院
http://www.takao-hospital.jp/
住所:京都市右京区梅ヶ畑畑町3
電話:075-871-0245
ベットが空くまでお待ち頂くこともありますがご了承下さい。
【糖質制限食外来治療のご案内・予約制・保険適応】
高雄病院 電話:075-871-0245
京都市右京区梅ヶ畑畑町3
高雄病院京都駅前診療所 電話:075-352-5050
京都市下京区七条通り烏丸東入ル(50M)北側 ネオフィス 七条烏丸4F
http://www.takao-hospital.net/
江部診療所 電話:075-712-8133
京都市左京区下鴨高木町6 アトリエ・フォー 2F
【糖質制限食を実践される時のご注意】
本にも書きましたが、 糖質制限食実践によりリアルタイムに血糖値が改善します。このため既に、経口血糖降下剤(オイグルコン、アマリールなど)の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は低血糖の心配がありますので必ず主治医と相談して頂きたいと思います。
一方、薬を使用してない糖尿人は、低血糖の心配はないので、「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」「主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編」「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」「 糖質制限食 春のレシピ」「 糖質制限食 夏のレシピ」「糖質制限食 秋のレシピ」「糖質制限食 冬のレシピ」(以上東洋経済新報社)
「糖尿病のための糖質オフごちそうごはん」(アスペクト)
などを参考にされて、自力で 糖質制限食を実践して糖尿病改善を目指していただけば幸いです。
江部康二
以前にメトフォルミン(メトフォーミンと読み間違えてネットで検索したので、あまりヒットしなかったんですね)のことで質問させていただいた者(NZ在住)です。糖尿病発覚以来始めての検査結果がでましたので経過報告させていただきます。
今回の検査は初回検査(HbA1c 12.1パーセント)より6週間後、はじめの1週間は普通の食事、その後の2週間は厳格な糖質制限食で早朝空腹時が正常値近くまで下がる日もありました。しかし集中して勉強したり、運動後に血糖値が上がることがわかり、食事制限だけでは難しいと思い、ドクターから出されてる薬を飲むことを検討し、江部先生に質問、服用しても良いと回答していただき安心して飲み始めました。
服用後は少し穀類(ホールグレインブレッドなど)を食べたり、薬を飲まなかった(副作用はなかったんですが、本人が活力がなくなるようだからと嫌がったので)こともありました。結局6週間に全部で19錠(1日2回 1000mg)服用しました。そういうあまりまじめでない患者でしたが、今回の検査結果がHbA1c 9.5%がでました。これはちょっとすごいんではないでしょうか。
最近はまじめに毎日服用し、穀類を食べないと早朝空腹時100mgを切る日もあります。初めてのラボの検査では300mgもありました。その日からまだ7週間しか経っていません。
おかげさまで私どもの場合、糖質制限食+メトフォルミンですばらしく改善しております。江部先生には心から感謝申し上げます。また江部先生のお話では日本では一日の服用が750mgしか認められていないということですが、1日も早く許可が下りますように願わずにはいられません。
これからもずっとこちらのブログ愛読し勉強させていただきます。先生本当にありがとうございました。
今回の検査は初回検査(HbA1c 12.1パーセント)より6週間後、はじめの1週間は普通の食事、その後の2週間は厳格な糖質制限食で早朝空腹時が正常値近くまで下がる日もありました。しかし集中して勉強したり、運動後に血糖値が上がることがわかり、食事制限だけでは難しいと思い、ドクターから出されてる薬を飲むことを検討し、江部先生に質問、服用しても良いと回答していただき安心して飲み始めました。
服用後は少し穀類(ホールグレインブレッドなど)を食べたり、薬を飲まなかった(副作用はなかったんですが、本人が活力がなくなるようだからと嫌がったので)こともありました。結局6週間に全部で19錠(1日2回 1000mg)服用しました。そういうあまりまじめでない患者でしたが、今回の検査結果がHbA1c 9.5%がでました。これはちょっとすごいんではないでしょうか。
最近はまじめに毎日服用し、穀類を食べないと早朝空腹時100mgを切る日もあります。初めてのラボの検査では300mgもありました。その日からまだ7週間しか経っていません。
おかげさまで私どもの場合、糖質制限食+メトフォルミンですばらしく改善しております。江部先生には心から感謝申し上げます。また江部先生のお話では日本では一日の服用が750mgしか認められていないということですが、1日も早く許可が下りますように願わずにはいられません。
これからもずっとこちらのブログ愛読し勉強させていただきます。先生本当にありがとうございました。
小山さん。
早朝空腹時血糖値100mgをきるということは
基礎分泌インスリンが回復してます。
良かったですね。
早朝空腹時血糖値100mgをきるということは
基礎分泌インスリンが回復してます。
良かったですね。
2009/07/22(Wed) 13:21 | URL | 江部康二 | 【編集】
>基礎分泌インスリンが回復してます
何と嬉しいお言葉!薬のせいだけではないんですね!このお言葉を励みにこれからも頑張ります。
京都に帰った時にはぜひ江部先生の診察を受けさせていただきたいと願っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
何と嬉しいお言葉!薬のせいだけではないんですね!このお言葉を励みにこれからも頑張ります。
京都に帰った時にはぜひ江部先生の診察を受けさせていただきたいと願っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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