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カロリーゼロ、糖質ゼロ、糖類ゼロ、甘味料
おはようございます。

前回の記事にコメントたくさんいただきましたので、「カロリーゼロ、糖質ゼロ、糖類ゼロ、甘味料」について整理しておきましょう。

カロリーゼロと表示してあるということは、100mlあたり5kcal未満なので血糖値もほとんど上昇させません。

また糖質ゼロ表示なら、栄養表示基準に基づき「100ml中糖質0.5g未満を、糖質0(ゼロ)で表示してOK」です。

例えば、糖質ゼロ発泡酒は、カロリーはありますが、糖質は100ml中0.5g未満です。Asahiスタイルフリーなら糖質ゼロで、カロリーは350mlで24kcalです。

もし、100ml中に、0.4g糖質が含まれていても糖質ゼロ表示OKですから、その場合は1リットル飲んだら、4gの糖質摂取になりますね。

次に糖類ゼロ表示は、二糖類、単糖類が含まれていないということです。つまり、砂糖やブドウ糖などの二糖類、単糖類が含まれていなければ、合成甘味料や糖アルコールが含まれていても、糖類ゼロや無糖と表示できるのです。

甘味料には、大きく分けて『天然甘味料』と『人工甘味料』があります。天然甘味料には、ショ糖、蜂蜜、メープルシロップ、果糖、麦芽糖、などがあります。天然の植物や食品中に含まれている甘み成分を取り出し精製、濃縮した甘味料のことです。

人工甘味料は、合成甘味料と糖アルコールに分類されます。 合成甘味料は、人工甘味料の一種で、人為的に化学合成された甘みのある物質(甘味料)です。砂糖より低カロリー、低価格、などの特徴があります。狭義の意味の人工甘味料は、合成甘味料と同義で使われることがあります。

FDA(米国食料医薬品庁)が食品への使用を許可している合成甘味料は、サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースの4種です。

これらの合成甘味料は、「フリーフード」と呼ばれ、米国心臓病協会や米国糖尿病協会も肯定的ではあります。摂取総量規制はありますが、ゼロカロリーで血糖値は上昇させません。

それから糖アルコールですが、エリスリトール以外の糖アルコールマルチトールキシリトールソルビトールなど)は血糖値を砂糖の半分くらい上昇させます。

ロッテゼロ<マイルド>というチョコレートも、砂糖と乳糖は使用していませんが、甘味料としてキシリトールが含まれています。キシリトールは難消化性ですが、一部分解消化され血糖値を上昇させます。(=_=;) 

低カロリーアイスは、カロリーもありますし、糖質も含まれているので血糖値が上昇すると思います。
低カロリーという表現は、栄養表示基準の規制外なので、かなりいいかげんといえます。σ(=_=;)ヾ

糖質ゼロ、カロリーゼロ、低糖、カロリー控えめもそれぞれ基準が違います。やや、面倒くさいですが、ラベルをよく確認してくださいね。

健康増進法に基づく基準は下記のごとしです。

☆☆☆栄養表示基準 (飲料100mlあたり)

   ◎ 飲料100mlあたりのカロリーが5kcal未満なら、
    ⇒「ノンカロリー」「カロリーゼロ」

   ◎ 飲料100mlあたり20kcal以下なら、
    ⇒「カロリー控えめ」「カロリーオフ」と表示できます。

   ◎ 100ml中糖質0.5g未満を、
    ⇒糖質0(ゼロ)で表示できます。

   ◎ 飲料100mlあたりの糖類(単糖類+二糖類)が0.5g未満なら、
    ⇒「無糖」「ノンシュガー」「シュガーレス」「糖分ダイエット」

   ◎ 飲料100mlあたりの糖類が2.5g以下なら、
    ⇒「低糖」「糖分控えめ」と表示できます。


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
こんにちは 先生の本、ブログで勉強中の初心者です。
糖質制限を始めて一週間が過ぎました。
ご飯や小麦粉製品は一切摂取せずにキャベツなどの野菜からはしっかり炭水化物はとっています。(芋、かぼちゃなどは食べません)
主食は豆腐350グラム×3に浅田飴から出ているエリスリムとしょうゆでみたらし風の味をつけて甘さを感じながら糖の摂取を抑えています。
今までご飯、パンのみで生きてきたような食生活でなかなか体重の変化もおきません。
逆に体重は増えてしまいました。
先生は一日の摂取カロリーも1200を基準に出来ますが、私は今までの過食をやめることがなかなか出来ず、2000カロリーは採ってしまっています。まずは糖分をやめていくことで血糖値を上げインスリンを出さないようにして肥大した肥満細胞を小さくするようにしています。
エリスリトールも取りすぎたらよろしくないですか?
2009/06/25(Thu) 08:48 | URL | 初心者 | 【編集
Re: タイトルなし
初心者さん。

エリスリトールは、ゼロカロリーで大丈夫です。

糖質制限食でも痩せにくい人は、倹約遺伝子の持ち主のことがあります。

この場合は「糖質制限食+カロリー制限」が必要となります。
2009/06/25(Thu) 14:42 | URL | 江部康二 | 【編集
米国の日帰り糖尿病教育プログラムについて
 11月24日のコメント、大変興味深かったです。しかし、カリフォルニアでの大学病院でそのようなことを行っているというのは同じ米国在住の私からみると、信じがたいです。
というのは、私の経験上、州によって糖尿病自体の見解、治療さえも統一されていないのが現状と、思わざるをえないからです。正直、大変混乱しています。
ぜひ、治療方針を全米統一させていただきたいものです。

「米国都市部では糖尿に限らず一般人にも広くローカーボが
ライフスタイル化して肥満と糖尿に効果を上げています 」

テレビの料理番組や、出版本では確かにローカーボのものがあります。
数冊読みましたが、糖尿というよりはダイエットを対象にしているようです。
糖尿用ダイエットレシピは一応、カーボは控えていますが、日本人患者からするとありえない量です。
 
 さて、先日3つ目の糖尿病専門病院を受診いたしました。この病院は今までの個人病院とちがい、都市部にある小児糖尿病患者の教育なども受け持っている大病院でした。
その結果、前2病院では1型と診断され、即インスリン、内服薬を処方されましたが、やっとこの医師に、抗体がないので、2型であると診断されました。
 米国では1型患者の割合が日本より多いと読みましたが、私のような患者をすべて1型として、インスリン治療をしているので、各国統一の診断基準があったらもっと、少ないはずだと思います。

 2回の診察で体重が増えていないことで (何を食べても増えません、これ以上ローカーボを増やすと血糖値があがります)、もっと、カーボをとるべきだと念をおされ、さらにLDLコレステロールの値(日本の人間ドックの結果を参照し)7月時点で166と高値であるため、薬を飲むべきだといわれました。

「米国(日本より心筋梗塞が3倍多い)のガイドラインにしたがい、

低リスクの人の薬物療法開始は190mg/dl、
中程度リスク者で160mg/dl、
高リスク者で130mg/dl      」

中程度リスクの私は6gオーバーなので、薬をすすめられたということでしょうか?
私は糖質制限食、約5か月目ですが、ここで、薬を飲んで下げたほうがよいのか、様子をみるべきなのか教えていただけないでしょうか?

検診は11月にいったのですが、その時点では検査は一切しません。
近所のファミリードクターに薬を処方してもらうようにとのことでした。
分業化されているので、糖尿に直接関係無いものは、自分のところでは見ないという感じでした。
合併症が心配なので、検査をお願いすると、発病から5年以内では絶対におこらないから、大丈夫だと言われ、やってもらえませんでした。何の根拠が?と信じがたい発言でしたが、それ以上は患者としては何も言えません。
江部先生の病院のように尿検査はおろか、腎機能や他の検査は一切やりません。
もし、こちらのブログに出会っていなかったら、1型と診断され、とっくにインスリン注射のお世話になっていたことでしょう。信じがたいと思いますが、これがアメリカの現状です。3つの病院すべて納得のいく糖質制限食の説明は聞いたことがありません。
カリフォルニア大学病院でやっていることが、全州に広まっていただきたいものです。

 バーンスタイン医師の診察には約3日間で約6000ドルかかります。NY以外の患者は宿泊費、交通費を含めると10000ドルは下りません。本を読むとありとあらゆる検査をしてくれて、これぞ糖尿病治療の本質だと思わせてくれますが、なかなか手が出ないものです。
私としては、こちらのブログを頼りに自分で治療方法を探っていくしかありません。何のために糖尿病医がいるのかわかりません。
それに比べればCAの日帰り教育プログラムはとても身近な手段ですね。が、このお話がごく1部の患者のみにしか知られていないのは残念です。どのようにしたらこのような情報が手に入るのでしょうか?
以上、現状をお伝えいたしたくコメントさせていただきました。
2009/12/08(Tue) 14:48 | URL | usa | 【編集
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