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75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)
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実は¥1000-から値下げになりました。お腹いっぱいになるわりには安いですね。 (^_^)

さて今回は、75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)について、mikaさんからコメント・質問を頂きました。

「09/06/12 mika
タイトルなし
はじめまして。
質問があるのですが、OGTTを測定する際、前日9時以降の食事は禁止されていますが、なぜ絶食する意味があるのですか?
インスリンの働きなどに関与しているのですか?
できれば詳しく知りたいです。
よろしくお願いします。」


詳しくはありませんが、わかる範囲でお答えします。

糖尿病治療ガイド2008-2009によると
75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験) 
検査手順
①朝まで10時間以上の絶食のあと検査開始。午前9時頃が好ましい。
②空腹のまま採血し血糖値を測定する。
③次にブドウ糖を飲用させる。
④ブドウ糖負荷後、30分、1時間、2時間に採血し血糖値を測定する。
空腹時血糖値と75gOGTTによる判定基準に従い、糖尿病型・正常型・境界型のいずれかに判定する。

A)75gOGTTは糖尿病の診断に必須ではない。。
自覚症状などから明らかな高血糖が疑われるときは、
まず空腹時血糖値または随時血糖値を測定すべきである。
高血糖状態で75gOGTTを行えば、さらなる高血糖を引き起こし有害である。

B)75gOGTTで空腹時と30分後のインスリン値を測定すれば、インスリン分泌能の指標であるインスリン分泌指数が計算できる。

C)75gOGTTで30分後と1時間後の血糖値糖尿病の診断には必ずしも必要ないが、糖尿病ハイリスク群を見いだすのに役立つ。


絶食の意味は、一つには空腹時血糖値が、糖尿病の判定基準の一つになっているからです。

血糖値は食事(特に糖質)の影響を強く受けますので、空腹時血糖値というのは、10時間以上の絶食後測定が好ましいのです。

次に、空腹時と負荷後30分の比較をすることで、インスリン分泌能の検査ができます。
また、空腹時に75gOGTTを開始することを前提に多くの症例から得られた判定基準が決められているので、食後では意味をなしません。絶食の意味はこんなところと思います。


<糖尿病型・正常型・境界型の区分と判定基準>
75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)および、空腹時血糖値による判定基準と、随時血糖値による判定基準があります。まとめると以下のようになります。


75g経口ブドウ糖負荷試験および、空腹時血糖値による判定基準(日本糖尿病学会)

A)正常型
「空腹時血糖値が110mg/dl未満かつ120分後血糖値が140mg/dl未満」
を満たせば正常型。

B)境界型
正常型にも糖尿病型にも属さない場合をいう。

C)糖尿病型
「空腹時血糖値が126mg/dl以上または120分後血糖値が200mg/dl以上」
を満たせば糖尿病型。


随時血糖値200mg/dl以上は糖尿病型

Ⅲ 糖尿病の診断
  Ⅰ、Ⅱの糖尿病型を異なる日に2回以上確認できたら糖尿病と診断。



江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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