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1型糖尿病と糖質制限食
おはようございます。

1型糖尿病のゆめさんから、コメントをいただきました。

「何度かコメントさせていただいています。1型糖尿病のゆめです。
私が思うのはどんな理論よりも、私の血糖値が立証してくれます。
糖質制限食時、ヒューマログ4単位、時折米やパスタを食べる時、ヒューマログ14単位注射します。3倍以上のインシュリンを使っても1時間後は200を超えています。1型糖尿病でもこんなに少ない注射量でおさえられていること、そのうえHbA1C 5,5~5,8%で推移できていることは糖質制限食と出会えたからだと本当に感謝しております。
いろいろなうわさ、情報が飛び交っていますが、私は自分の血糖値が立証してくれており、なんら疑う余地もありません。
これからも先生のご活躍を楽しみにしています。
2009/06/12(Fri) 22:32 | URL | ゆめ」


ゆめさん。
コメントそして貴重な情報ありがとうございます。

糖質制限食時、ヒューマログ4単位、時折米やパスタを食べる時、ヒューマログ14単位注射します。3倍以上のインシュリンを使っても1時間後は200を超えています。」

高雄病院に入院された1型糖尿人でも同様のデータです。当初、従来のカロリー制限食(高糖質食)を今まで通りのインスリンの量をうって、日内変動を実施します。やはり食後は200mg、300mgを超えることがほとんどです。

3日目からスーパー糖質制限食にきりかえて、およそ1/3の量のインスリンを打って日内変動をします。微調整に1週間くらいかかりますがゆめさんのように、1/3以下になる人もいます。血糖値もコントロール良好となります。

「1型糖尿病でもこんなに少ない注射量でおさえられていること、そのうえHbA1C 5,5~5,8%で推移 」

素晴らしいデータですね。主治医もびっくりされているでしょう。

インスリンは人体に絶対に必要なものですが、量は少ないほど代謝にはやさしいので、日常的には糖質制限食、はれの日はパスタ・・・で、今の少量パターンを保ってくださいね。


欧米では、1型糖尿人は、糖質管理食(カーボ・カウンティング)を実践している場合が多いです。糖質のg数を計算して、必要な超速効型インスリンの量を決める方法です。日本でも、少なくとも1型糖尿病には、糖質管理食を進める糖尿病専門医が少しずつ増えています。

「糖質だけが血糖値を急激に上昇させる」ということをベースにしている点では、糖質管理食糖質制限食は同じです。糖質管理食を徹底的に進めたものが糖質制限食という見方もできます。

1型糖尿人の皆さん、糖質のg数を計算することは必須です。これをせずにインスリン注射を打つと血糖値が乱高下して危険です。

糖質制限食が一番のお奨めですが、無理ならせめて糖質管理食で身を守っていただきたいと思います。


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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