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諏訪中央病院講演会
こんにちは。

水曜日は、朝から諏訪中央病院で糖質制限食の講演、木曜日はバンド「ターニング・ポイント」の新年会で、ブログの更新ができませんでした。m(_ _)m

諏訪中央病院、茅野市にあるのですが、いやはや遠かったです。

新幹線、名古屋でのりかえ、特急しなの号、塩尻でのりかえ特急あずさ号で茅野。東京よりかなり時間がかかりまして、ある意味京都から一番遠い日本という気がします。

病院についたら、名誉院長でかの有名な鎌田實先生、院長の口實先生、東洋医学科部長・長坂和彦先生にお出迎えいただき、20分歓談のあと100人を軽く超える満員の会場に向かいました。


「09/01/21 waka
諏訪中央病院講演会
本日、諏訪で講演を拝聴させていただきました。
本やブログから想像していた以上に優しい語り口で
内容もわかりやすくユーモアも交えての素晴らしい講演でした。
大変有用な時を過ごさせていただきました。
糖質制限継続のモチベーションも上がりました。大変ありがとうございました。」

wakaさん。とても嬉しいコメントありがとうございます。
はるばる茅野市まで、出向いた甲斐がおおいにありました。
やる気がでます。 (^_^)
会場からのマヨネーズやポン酢など、調味料のことなど質問もたくさんありました。

血糖値を最も上げる食材は???→寿司」というネタも結構受けました。「白米+砂糖」のダブルパンチですものね。フランス旅行中、ヘルシーと思って、わざわざ日本料理店にいって寿司を食べ、SMBGで300mgアップでガックリという患者さんもおられましたよ。

鎌田先生もお酒の質問をいっぱいされましたが、よほどの上戸なのでしょうね。今度は、もっとゆったりした日程で、お酒でも酌み交わしたいものです。(⌒o⌒)v

ところで、糖質制限食のお話を、初めてお会いする医師にするとき、一番抵抗があるのは、ケトン体のことです。それは、「糖尿病ケトン体→重症→危険→入院」というイメージがあるからです。

これは、絶食時や糖質制限食実践時のインスリンが作用している「生理的ケトン体上昇」と、血糖値が400mgとか500mgあって、インスリン作用が欠如している時の「病理的ケトン体上昇」を混同しておられるせいなのですが、常識の壁というやつで、なかなか「生理ケトン体上昇」という概念を理解していただけないのです。(=_=;)

それから「脳がブドウ糖しかエネルギー現として利用できない。」という誤った神話を信じておられる医師が、残念ながら99%です。脳は、ケトン体もエネルギー源としてなんぼでも利用できることは、生理学的事実なのですが、これも常識の壁が邪魔して、なかなかご理解いただけないようです。σ(=_=;)ヾ 

それで、これからの糖質制限食普及活動のためにも、普通の医師が知っていること・知らないことを少し整理してみようと思い立ちました。

この情報は、ブログ読者の皆さんにおおいに役立つと考えられますので、まとまったら近日中に記事にしたいと思います。


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
No title
江部先生 はじめまして
医療の現場にいる者です。
いつも楽しく拝見いています。

「糖質制限食」はかなり目からウロコでした。
メジャーになるにはもう少し先なのかもしれませんが、
いつか臨床で普通に指導できる日がくると確信して
毎日勉強させていただいています。

江部先生に1つお聞きしたい事があります。
やはり食べる事が好きな人は炭水化物漬けの方が多いですよね。
私も例外でなく炭水化物大好きのやや体重オーバー人ですので、
スーパー糖質制限食はきついイメージがあります。
このブログを見て一念発起したかたの中にも、逆に制限するストレスで
「糖質豊富食」に逆戻りした方も少なからずいるのでは・・・と感じます。

高雄病院の「医療の紹介」にある絶食療法は
「野性の力を取り戻せる可能性がある」とありますが、
炭水化物依存もこの絶食療法でで改善できる可能性はあるのでしょうか?
炭水化物漬けな脳も短期間の絶食で農耕時代の脳に戻れるのでしょうか?
個人的に行うにはリスクがあるのかもしれませんが、
なんとかここを脱出する策があれば・・・

短絡的な質問で申し訳ありませんが、
ご教授いただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
2009/01/23(Fri) 23:31 | URL | tomo | 【編集
No title
便通についてありがたいコメントを頂き、感激です。有難うございました。実行してみます。
亭主のメタボを気にしている実妹に2/21名古屋講演を聞かせますので宜しくお願いします。
お礼まで。
2009/01/24(Sat) 09:52 | URL | フナ | 【編集
炭水化物中毒
tomoさん。

炭水化物依存症・・・米国では炭水化物中毒症とも呼ばれてますね。
これは断食では治りません。
精製炭水化物を摂取して血糖値が急上昇したとき、脳内に快楽物質のセロトニンが出るようです。

極端に言えば、アル中やニコチン中毒と同じレベルかもしれません。
三ヶ月ぐらいしのげれば、脱出可能です。
禁煙と同じことです。
でもつまり、禁煙と同じくらい難しいかもしれませんね。
2009/01/25(Sun) 19:50 | URL | 江部康二 | 【編集
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