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インフルエンザとワクチン
こんばんは。

いよいよインフルエンザが流行ってます。高雄病院でも江部診療所でも、ちょこちょこ患者さんがこられます。インフルエンザといえば、昨日の京都新聞に院内感染の記事が載っていました。


<院内感染>
東京都の某病院(内科と認知症主体の精神科)で1月17日までに、入院患者77人と職員24人の職員が相次いでインフルエンザを発症し、女性患者3人が死亡したという痛ましい記事でした。ちなみに院長も感染したそうです。1月3日に20代の女性職員がインフルエンザに感染し、6日以降入院患者に広がりました。

亡くなった3人は、いずれも高齢の認知症で寝たきりの患者で、2人はワクチンを接種していました。
インフルエンザに罹患した77人の入院患者のうち、68人はワクチンを接種しており、罹患した24人の職員のうち、21人が接種を受けていました。


インフルエンザ・ワクチン>
2008年12月25日のブログ「インフルエンザワクチンの真実」で書きましたように、「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」ということが効能です。奇しくも上述の記事で、感染防御には実際にまったく無力だったことが明らかとなりました。

<感染防御>
①医療関係者は、インフルエンザ患者を診察するときはマスクをする。
 診察が終わったら必ず手洗いをし、使い捨て紙タオルでふく。
 マスクをはずしたときはうがいをする。
②急性の咳や熱がでている当事者はエチケットとして、マスクをする。
③満員電車の中など避けようがない密閉された場所にいくときはマスクをして乗る。
④人混みにでたあとは、手洗い・うがいを励行する。
⑤家族が一人インフルエンザに罹患したら、家の中でも当事者はマスクをする。     
 その一人は、違う部屋で寝る。
⑥咳で飛沫が飛ぶのは約1mであるので当事者から距離を取る。
⑦鼻水や痰を封じ込めるためにティッシュを使用し、使用後のティッシュは
 できればノン タッチごみ箱に廃棄すること


<終わりに>
ブログ読者の皆さん、インフルエンザワクチンを接種している人も、感染防御効果はないことをしっかり認識して、上記①~⑦を励行してくださいね。これが実行されていれば、上述のような院内感染が猛威をふるうことはなかったでしょう。


江部康二


テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
インフルエンザ
77人の入院患者のうち、68人はワクチンを接種、罹患した24人の職員のうち21人が接種とは非常に多い。

今シーズンはワクチンを接種していないので、どこかでやろうと思ったが、引いてしまった。
一方、家族はワクチンをしているが、ウィルスを外から持ち帰って、うつさないように心掛けねば、と改めて思いました。
2009/01/20(Tue) 00:21 | URL | Yusuke | 【編集
はじめまして
久しぶりに先生のページにやってきました。

去年、健康運動指導士の試験勉強をしているときに
先生のページがとても参考になって
よく読んでいました。(合格いたしました)

先生の穏やかな語り口も とてもいいなぁと思っています。

また、ちょくちょく遊びにきます。

riko-79(愛知県在住)

2009/01/20(Tue) 04:31 | URL | riko-79 | 【編集
おめでとうございます。
riko-79 さん。

健康運動指導士合格、おめでとうございます。
久しぶりといわず、時々覗いて下さいね。
2009/01/20(Tue) 11:14 | URL | 江部康二 | 【編集
インフルエンザワクチン
Yusukeさん。

感染は防げませんが、
私もインフルエンザワクチンが無意味とは考えていません。
2008年12月25日のブログ「インフルエンザワクチンの真実」もご参照くださいね。
2009/01/20(Tue) 11:17 | URL | 江部康二 | 【編集
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