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お知らせ
【講演会・講座のお知らせ】

☆☆ 糖質制限食講演会・諏訪中央病院・長野
日時:平成21年1月21日(水)午後2時から4時
講師:江部康二
場所:諏訪中央病院 長野県茅野市玉川4300番地 TEL 0266-72-1000(代)
お問い合わせ:0266-72-1000(諏訪中央病院)
一般の人も参加OKとのことですのでブログ読者の皆さんも是非どうぞ。


☆☆漢方医のすすめるアレルギー疾患の養生法 ~花粉症を中心に
高雄病院京都駅前診療所
所長
篠原 明徳 先生
2009年 1/25(日曜) 10:30~12:00
会員2,940 一般3,465
場所:朝日カルチャーセンター京都 http://www.asahi-culture.co.jp/www/kyoto-c.html
問い合わせ:075-231-9693(朝日カルチャーセンター京都)


☆☆ 糖質制限食講演会・東京・中野
日時:2009年2月11日(祝日)12時半開場、13時開演~16:00終了
講師:江部康二/大柳珠美(管理栄養士)
会場:なかのZERO  学習室
会費:1500円
申し込み:糖質制限食ネット・リボーン 曽我部ゆかり
(T/F)03−3388−5428
(e-mail) reborn@big.or.jp


☆☆講座「糖尿病・メタボはこう予防する!~糖質制限食のすすめ」京都
場所:朝日カルチャーセンター京都 http://www.asahi-culture.co.jp/www/kyoto-c.html
問い合わせ:075-231-9693(朝日カルチャーセンター京都)
日時:2009年2月17日(火)13:00~14:30
講師:江部康二
会員2,940 一般3,465

☆☆ 演題:『糖尿病・メタボは必ず良くなる!~糖質制限食のすすめ~』
とき  : 2009年2月21日(土)午後1:30分~4:00
ところ :名古屋市女性会館 (名古屋市中区大井町7-25)
      ℡052-331-5288
講師 :江部康二/佐橋紀子(患者の立場から…”翼”代表)
参加費:1.000円/チケット販売・もしくは電話で申し込み
主催  :HUMAN LIFE INFO NET ”翼”
問合せ :佐橋紀子(052-501-0994) 
     高橋君枝(052-502-3670)
     原 育世(0568-84-6946)


糖質制限食コントロール・教育入院のご案内】
お問い合わせは高雄病院 http://takao-hospital.jp/
住所:京都市右京区梅ヶ畑畑町3 
電話:075-871-0245
ベットが空くまでお待ち頂くこともありますがご了承下さい。



【糖質制限食外来治療のご案内・予約制】
高雄病院  電話:075-871-0245
京都市右京区梅ヶ畑畑町3

高雄病院京都駅前診療所  電話:075-352-5050
京都市下京区七条通り烏丸東入ル(50M)北側 ネオフィス 七条烏丸4F

江部診療所 電話:075-712-8133
京都市左京区下鴨高木町6 アトリエ・フォー 2F


<コメント・質問に関するお知らせ>

ブログ読者の皆さんには、いつもコメントや質問をいただき、ありがとうございます。
掲載OKの質問に関して、読者の皆さんに共有していただきたい情報の場合は、ブログ本文にて、できるだけ順番にお答えしたいと思います。質問によってはコメント欄でお早めにお答えする場合もありますのでご了承ください。

一方、コメント・質問がかなり増えてきていますので、なかなか即お答えすることが困難となってきています。できるだけ全ての質問に本文かコメントでお答えするよう努力はしていますが、できないときはご容赦願います。m(_ _)m

それから、「管理人のみ閲覧できる」「匿名希望」などの質問に関しては、コメント欄にお答えするか、一般的な話題に置き換えてブログに記載するようにしていますので、よろしくお願い申し上げます。

江部康二


〔糖質制限食とは〕

食べ物が消化・吸収されたあと、糖質は100%、タンパク質は50%、脂質は10%弱が血糖に変わります。 また糖質は摂取直後から急峻に血糖値を高く速く上昇させ2時間以内にほとんどすべてが吸収されます。一方タンパク質の血糖値上昇のピークは食後約3時間で、脂質は消化・吸収に丸一日かかることもあります。

これらはカロリーとは無関係な三大栄養素の生理学的特質です。 

現在糖尿病において食後の急激な高血糖が大きな問題として注目されています。食後高血糖が、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を起こす危険因子として確立されたからです。そして食後高血糖を起こすのは三大栄養素のなかで糖質だけなのです。

1gの糖質が、2型糖尿病の人の血糖値を約3mg上昇させます。 従って、6枚切りの食パン2枚(約310キロカロリー)食べると糖質 が約50g含まれているので、血糖値は150mgも上昇します。一 方、ロースステーキを300g(約1200キロカロリー)食べても糖質含有量は1gもないので、食後高血糖はほとんど生じないのです。 

糖質制限食の基本的な考え方は、上述のような生理学的事実をベースに、できるだけ糖質の摂取を低く抑えて、食後高血糖を防ぐというものです。簡単に言えば、主食を抜いておかずばかり食べるというイメージになります。抜く必要がある主食とは、米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類など糖質が主成分のものです。
 
3食主食抜きのスーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)なら薬に頼ることなく速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールが可能です。

一方、上述の食パンとステーキの例でも明らかなように、カロリー計算に基づいて血糖値をコントロールすることは理論的に不可能です。

従って現行の日本糖尿病学会推薦の糖尿病食(糖質60%、タンパク質20%、脂質20%)を実践する限りは、一日の摂取カロリーを、1200キロカロリーと低く抑えたとしても、食後高血糖が必ず生じるのです。

糖尿病の改善には、カロリー制限より糖質制限ということがおわかりいただけたと思います。なお、糖質制限食は、カロリー無制限ということではありません。一般的な標準摂取カロリーの範囲、すなわち男性なら1600~2000キロカロリー、女性なら1200~1600キロカロリーくらいが目安です。


☆☆☆
『糖質制限食十箇条』 -糖尿病や肥満が気になる人に-

一、魚貝・肉・豆腐・納豆・チーズなどタンパク質や脂質が主成分の食品はしっかり食べてよい。
二、糖質特に白パン・白米・麺類及び菓子・白砂糖など精製糖質の摂取は極力控える。
三、主食を摂るときは未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
四、飲料は牛乳・果汁は飲まず、成分未調整豆乳はOK。水、番茶、麦茶、ほうじ茶もOK。
五、糖質含有量の少ない野菜・海草・茸類は適量OK。果物は少量にとどめる。
六、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的に摂り、リノール酸を減らす。
七、マヨネーズ(砂糖無しのもの)やバターもOK。
八、お酒は蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)はOK、醸造酒(ビール、日本酒、など)は控える。
九、間食やおつまみはチーズ類やナッツ類を中心に適量摂る。菓子類、ドライフルーツは不可。
十、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ。

『糖質制限食』の3パターン
一、スーパー糖質制限食は三食とも主食なし。効果は抜群で早く、一番のお薦め。
二、スタンダード糖質制限食は朝と夕は主食抜き。
三、プチ糖質制限食は夕だけ主食抜き。嗜好的にどうしてもデンプンが大好きな人に。
*抜く必要がある主食とは米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの炭水化物。*炭水化物=糖質+食物繊維



☆☆☆
糖質制限食を実践する時のご注意

本にも書きましたが、 糖質制限食によりリアルタイムに血糖値が改善します。このため既に、経口血糖降下剤(オイグルコン、アマリールなど)の内服やインスリン注射をしておられる糖尿人は、低血糖の心配がありますので必ず主治医と相談して頂きたいと思います。

一方、薬を使用してない糖尿人は、低血糖の心配はないので、「主食を抜けば糖尿病は良くなる」「主食を抜けば糖尿病は良くなる 実践編」「糖尿病が良くなるごちそうレシピ」「 糖質制限食 春のレシピ」「 糖質制限食 夏のレシピ」「糖質制限食 秋のレシピ」「糖質制限食 冬のレシピ」を参考にして、自力で 糖質制限食を実践して糖尿病改善を目指していただけば幸いです。


江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
はじめまして!
はじめまして!糖尿病歴15年です。発症してからは、ダイエットと血糖コントロールでヤセたりリバウンドを繰り返してとうとう昨年の11月に軽いアテローム脳梗塞で2週間入院しました。、退院時に20キロはヤセるよう言われてからカロリーブック片手に食事療法しておりましたところ、先生の著者とブログに辿り着きました。このようになって、初めて血糖測定器を購入して、糖質制限をしながら、日夜測っております。朝晩の食後にSU剤のダオニールが処方されているのですが、朝食前 92食前 92 食後1時間 130食後2時間 170
に対して、夕食前 90 食後1時間 108 食後2時間 109 です。(ちなみに、朝食夕食とも同じメニュー鶏手羽元3本と大根を茹でたものと6Pチーズ1個ゆで卵1個を食べました)午前中の血糖値のコントロールが難しい状態なのですが、インスリンが出にくくなっているのでしょうか?お返事いただければ幸いです。
2009/01/07(Wed) 12:16 | URL | TOKKO | 【編集
ダオニール
TOKKOさん。

ダオニールはインスリン分泌を促進させる薬で、約24時間作用します。夕食後などよく効いてます(インスリンがよくでてます)ので低血糖予防に主治医と相談されて、朝夕とも、12時間作用のアマリールに切り替える選択肢もありますね。

朝も2時間値が170mgなので、180mg未満であり、コントロール良好ですね。
糖質制限食を続けられて、データが改善すれば主治医と相談されて、
さらに経口薬減量を目指してくださいね。
2009/01/07(Wed) 14:56 | URL | 江部康二 | 【編集
がんばります!
早々にお返事をしていただきまして、ありがとうございました!これからも、糖質制限を楽しみながら、がんばります!昨日、糖質ドットコムのメロンパン・おからパウンドケーキも届いて、もっと血糖値が落ち着いた時のご褒美にしたいと思っています。ありがとうございました。
2009/01/07(Wed) 15:44 | URL | TOKKO | 【編集
きなこ
まにゃ さん。

一回に摂取する糖質のグラム数の問題ですので
適宜きなこを使ってもよいと思います。
1gの糖質が3mg血糖値を上昇させるということを
前提に美味しく楽しくで大丈夫です。
2009/01/08(Thu) 16:33 | URL | 江部康二 | 【編集
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