2023年09月18日 (月)
【23/09/16としの
ケトン体ケトン体について詳細なお返事誠に有難うございます!
SGLT 2阻害剤投与にて、どれくらいケトン体が上昇しているのか、興味が湧きます。
SGLT 2阻害投与中の方でも、私の患者さんでは尿ケトン体は陰性です。
(患者さんで1型の方が「時々+」になります。その時は逆にインスリン不足または糖質不足を留意しています)
先生は尿ケトン体は陽性でしょうか?
血中ケトン体が正常を超えていたら、尿ケトン体は陽性になるものでしょうか?
何回も申し訳ありません。
よろしければお返事お願いします。】
としのさん
私の尿ケトン体は、現時点では陰性です。
スーパー糖質制限食開始後の約3か月間くらいは、陽性でしたが、
その後陰性となりました。体内で効率よくケトン体を利用するようになったからだと思います。
(1)
スーパー糖質制限食では、1回の食事の糖質量を20g以下を目指します。
これは、糖尿病患者さんでも、過半数において、
食後の血糖値が160~180mg/dlを超えないようにという意図で設定しています。
言い換えれば、境界型やごく軽症の糖尿病なら、
1回の食事の糖質量を30~40gとしても
食後血糖値が160~180mg/dlを超えないならば、許容できるということです。
糖尿病ではなくて、ダイエット目的なら、
例えば、スーパー糖質制限食で、5kg減量して目標達成なので
その後はプチで体重をキープするといったパターンが考えられます。
(2)
ケトン食(Fが87%、PとCで合わせて13%)
スーパー糖質制限食(P32%、F56%、C12%)
です。
ケトン食は治療食です。
スーパー糖質制限食は治療食兼健康食です。
以下をご参照頂ければ幸いです。
古典的ケトン食は、元々、
「小児難治性てんかん」に対する治療食でした。
てんかん治療のための内服薬が、効果がないとき、
ケトン食が導入されて、かなりの効果をあげてきました。
ケトン食療法には、低血糖、嘔気・嘔吐、便秘・下痢、体重減少、
活動性低下などが副作用として生じる場合があります。
てんかん情報センター
http://epilepsy-info.jp/question/faq7-3/
一定の副作用はあり得ますが、
「GLUT1欠損症」においては、ケトン食が唯一の治療法です。
脳細胞の糖受容体は、GLUT1ですが、
その働きが良くない場合は、脳はブドウ糖をエネルギー源として
上手く利用できないので、失神、てんかん発作、発育不全などを生じます。
しかし、ケトン食なら脳はケトン体をエネルギー源とするので
普通に発育・成長が可能です。
ケトン食は、
メイヨークリニック(米国)のワイルダー博士によって1921年に作られました。
世界的に権威のある治療ガイドラインの
COCHRANE LIBRARY(コクランライブラリー)10年版と、
NICE(英国国立医療技術評価機構)が発行するガイドライン11年版で、
ケトン食療法は難治性小児てんかんの治療法に採用されています。
また日本でも2016年4月、難治性てんかん患者を対象に保険適用になりました。
<スーパー糖質制限食とケトン食の違い、それぞれの役割>
スーパー糖質制限食とケトン食の違い、役割を考えてみます。
<スーパー糖質制限食>
スーパー糖質制限食とは、三食とも主食なしのおかずばかりという食事です。
スーパー糖質制限食は、糖尿病やメタボなど
さまざまな生活習慣病の予防と治療に効果があります。
高雄病院給食メニューの平均値では、
スーパー糖質制限食は糖質12%、脂質56%、タンパク質32%の割合です。
糖質制限で糖質摂取が相対的に減少すると、
脂肪の分解が進んで肝臓がケトン体を作り、血液や尿の中に放出します。
高雄病院のスーパー糖質制限食を食べると、
総ケトン体の数値が400~1200~2000μmol/Lほどになる人が多いようです。
総ケトン体の基準値は26~122μmol/L です。
私自身も、いつも同じような食事(スーパー糖質制限食)をしているつもりなのですが、
総ケトン体値は、200~1200まで結構ばらつきます。
ココナッツオイルやMCTオイルなど中鎖脂肪酸を摂取すると
ケトン体は上昇しやすくなります。
またケトン体の日内変動もあるようです。
ケトン食レベルの食事では、ケトン体数値は確実に上昇します。
<ケトン食>
ケトン食は、本来は難治性てんかんの子供に用いられている治療食で、
究極の糖質制限食です。
米やパンなど炭水化物をできるだけ食べず、
砂糖の代わりに人工甘味料を使い、
卵、豆腐、肉、魚主体の食事に食用油を添加します。
そして「脂肪:非脂肪(たんぱく質+糖質)」の値を、
3:1~4:1に保つことを目標とします。
古典的ケトン食は「脂肪:非脂肪(たんぱく質+糖質)」を表すケトン比が3:1です。
例えば、2歳くらいで930kcal/日なら、
「脂質90gに対し、非脂肪(たんぱく質+糖質)は30g」の割合です。
脂肪810kcal、非脂肪120kcalなので、脂質摂取比率は約87%と高い値です。
ケトン食を実践すると、血中総ケトン体は4000~5000μmol/Lレベル、
基準値の40~50倍になりますが、インスリン作用が保たれていれば、
ケトアシドーシスにはならず、基本、安全です。
<ケトン食とスーパー糖質制限食の違い>
一言でいうと、
ケトン食は「治療食」、
スーパー糖質制限食は「治療食兼健康食」です。
ケトン食で血中総ケトン体が4000~5000μM/Lの高い値になると、
尿中ケトン体も常に陽性になります。
つまり、体内で利用しきれない血中ケトン体が尿中に出続けるということです。
ここまで高濃度のケトン体値は、人類の祖先もあまり経験したことがないので、
余剰の血中ケトン体が、尿中に排泄されるわけです。
スーパー糖質制限食の場合、当初は尿中ケトン体は陽性ですが、
1~3カ月ほどで陰性になります。
血中総ケトン体は400~1200~2000μM/Lほどで、
心筋や骨格筋、体細胞がしっかりケトン体を利用し、
腎臓の再吸収効率も良くなるので、尿中に排泄されなくなります。
血中ケトン体がすべて体内で利用されるのです。
高雄病院の給食の平均値では、スーパー糖質制限食の脂質摂取比率は56%、
たんぱく質は32%、糖質は12%です。
雑食である現世人類<ホモ・サピエンス>が狩猟・採集時代に食べていたものを
目安にした糖尿病の治療食で、
その本質は人類本来の食事、人類の健康食と言うことができます。
すなわち、糖尿病や肥満以外にも、ほとんどの生活習慣病に有効です。
このことを思えば、
実は<糖質の頻回過剰摂取とそれに伴うインスリンの頻回過剰分泌>が生活習慣病の元凶と思われます。
これに対し、ケトン食はあくまでも治療食であり、人類本来の食事ではありません。
ケトン食は、糖質制限を徹底させたもので、
スーパー糖質制限食よりさらに、糖質摂取は少なくなります。
嘔吐(おうと)、下痢、便秘など副作用も報告されています。
安全に行うにはケトン食に詳しい医師や栄養士の指導が必要です。
<結論>
(1)ケトン食は「治療食」
(2)スーパー糖質制限食は「治療食」かつ「人類の健康食」です。
江部康二
ケトン体ケトン体について詳細なお返事誠に有難うございます!
SGLT 2阻害剤投与にて、どれくらいケトン体が上昇しているのか、興味が湧きます。
SGLT 2阻害投与中の方でも、私の患者さんでは尿ケトン体は陰性です。
(患者さんで1型の方が「時々+」になります。その時は逆にインスリン不足または糖質不足を留意しています)
先生は尿ケトン体は陽性でしょうか?
血中ケトン体が正常を超えていたら、尿ケトン体は陽性になるものでしょうか?
何回も申し訳ありません。
よろしければお返事お願いします。】
としのさん
私の尿ケトン体は、現時点では陰性です。
スーパー糖質制限食開始後の約3か月間くらいは、陽性でしたが、
その後陰性となりました。体内で効率よくケトン体を利用するようになったからだと思います。
(1)
スーパー糖質制限食では、1回の食事の糖質量を20g以下を目指します。
これは、糖尿病患者さんでも、過半数において、
食後の血糖値が160~180mg/dlを超えないようにという意図で設定しています。
言い換えれば、境界型やごく軽症の糖尿病なら、
1回の食事の糖質量を30~40gとしても
食後血糖値が160~180mg/dlを超えないならば、許容できるということです。
糖尿病ではなくて、ダイエット目的なら、
例えば、スーパー糖質制限食で、5kg減量して目標達成なので
その後はプチで体重をキープするといったパターンが考えられます。
(2)
ケトン食(Fが87%、PとCで合わせて13%)
スーパー糖質制限食(P32%、F56%、C12%)
です。
ケトン食は治療食です。
スーパー糖質制限食は治療食兼健康食です。
以下をご参照頂ければ幸いです。
古典的ケトン食は、元々、
「小児難治性てんかん」に対する治療食でした。
てんかん治療のための内服薬が、効果がないとき、
ケトン食が導入されて、かなりの効果をあげてきました。
ケトン食療法には、低血糖、嘔気・嘔吐、便秘・下痢、体重減少、
活動性低下などが副作用として生じる場合があります。
てんかん情報センター
http://epilepsy-info.jp/question/faq7-3/
一定の副作用はあり得ますが、
「GLUT1欠損症」においては、ケトン食が唯一の治療法です。
脳細胞の糖受容体は、GLUT1ですが、
その働きが良くない場合は、脳はブドウ糖をエネルギー源として
上手く利用できないので、失神、てんかん発作、発育不全などを生じます。
しかし、ケトン食なら脳はケトン体をエネルギー源とするので
普通に発育・成長が可能です。
ケトン食は、
メイヨークリニック(米国)のワイルダー博士によって1921年に作られました。
世界的に権威のある治療ガイドラインの
COCHRANE LIBRARY(コクランライブラリー)10年版と、
NICE(英国国立医療技術評価機構)が発行するガイドライン11年版で、
ケトン食療法は難治性小児てんかんの治療法に採用されています。
また日本でも2016年4月、難治性てんかん患者を対象に保険適用になりました。
<スーパー糖質制限食とケトン食の違い、それぞれの役割>
スーパー糖質制限食とケトン食の違い、役割を考えてみます。
<スーパー糖質制限食>
スーパー糖質制限食とは、三食とも主食なしのおかずばかりという食事です。
スーパー糖質制限食は、糖尿病やメタボなど
さまざまな生活習慣病の予防と治療に効果があります。
高雄病院給食メニューの平均値では、
スーパー糖質制限食は糖質12%、脂質56%、タンパク質32%の割合です。
糖質制限で糖質摂取が相対的に減少すると、
脂肪の分解が進んで肝臓がケトン体を作り、血液や尿の中に放出します。
高雄病院のスーパー糖質制限食を食べると、
総ケトン体の数値が400~1200~2000μmol/Lほどになる人が多いようです。
総ケトン体の基準値は26~122μmol/L です。
私自身も、いつも同じような食事(スーパー糖質制限食)をしているつもりなのですが、
総ケトン体値は、200~1200まで結構ばらつきます。
ココナッツオイルやMCTオイルなど中鎖脂肪酸を摂取すると
ケトン体は上昇しやすくなります。
またケトン体の日内変動もあるようです。
ケトン食レベルの食事では、ケトン体数値は確実に上昇します。
<ケトン食>
ケトン食は、本来は難治性てんかんの子供に用いられている治療食で、
究極の糖質制限食です。
米やパンなど炭水化物をできるだけ食べず、
砂糖の代わりに人工甘味料を使い、
卵、豆腐、肉、魚主体の食事に食用油を添加します。
そして「脂肪:非脂肪(たんぱく質+糖質)」の値を、
3:1~4:1に保つことを目標とします。
古典的ケトン食は「脂肪:非脂肪(たんぱく質+糖質)」を表すケトン比が3:1です。
例えば、2歳くらいで930kcal/日なら、
「脂質90gに対し、非脂肪(たんぱく質+糖質)は30g」の割合です。
脂肪810kcal、非脂肪120kcalなので、脂質摂取比率は約87%と高い値です。
ケトン食を実践すると、血中総ケトン体は4000~5000μmol/Lレベル、
基準値の40~50倍になりますが、インスリン作用が保たれていれば、
ケトアシドーシスにはならず、基本、安全です。
<ケトン食とスーパー糖質制限食の違い>
一言でいうと、
ケトン食は「治療食」、
スーパー糖質制限食は「治療食兼健康食」です。
ケトン食で血中総ケトン体が4000~5000μM/Lの高い値になると、
尿中ケトン体も常に陽性になります。
つまり、体内で利用しきれない血中ケトン体が尿中に出続けるということです。
ここまで高濃度のケトン体値は、人類の祖先もあまり経験したことがないので、
余剰の血中ケトン体が、尿中に排泄されるわけです。
スーパー糖質制限食の場合、当初は尿中ケトン体は陽性ですが、
1~3カ月ほどで陰性になります。
血中総ケトン体は400~1200~2000μM/Lほどで、
心筋や骨格筋、体細胞がしっかりケトン体を利用し、
腎臓の再吸収効率も良くなるので、尿中に排泄されなくなります。
血中ケトン体がすべて体内で利用されるのです。
高雄病院の給食の平均値では、スーパー糖質制限食の脂質摂取比率は56%、
たんぱく質は32%、糖質は12%です。
雑食である現世人類<ホモ・サピエンス>が狩猟・採集時代に食べていたものを
目安にした糖尿病の治療食で、
その本質は人類本来の食事、人類の健康食と言うことができます。
すなわち、糖尿病や肥満以外にも、ほとんどの生活習慣病に有効です。
このことを思えば、
実は<糖質の頻回過剰摂取とそれに伴うインスリンの頻回過剰分泌>が生活習慣病の元凶と思われます。
これに対し、ケトン食はあくまでも治療食であり、人類本来の食事ではありません。
ケトン食は、糖質制限を徹底させたもので、
スーパー糖質制限食よりさらに、糖質摂取は少なくなります。
嘔吐(おうと)、下痢、便秘など副作用も報告されています。
安全に行うにはケトン食に詳しい医師や栄養士の指導が必要です。
<結論>
(1)ケトン食は「治療食」
(2)スーパー糖質制限食は「治療食」かつ「人類の健康食」です。
江部康二
江部先生
お世話になります
僕はTV 捨てました
そこでYouTube ばかり見ています
そこで糖尿病の研究者の番組を見ました
その研究者は 糖尿病はインシュリン不足や
抵抗性が原因と世間でいわれているが
年間3000人の診察をして 気が付いたことは
あるていど インシュリンは出ているけど
グルカゴンの過剰分泌ではとの動画をながしていました。
そこで その先生が対処策として GLP-1を
多く出すには 食物繊維を多くとり ストレス
をなくすこと と言っていました。
いずれにしても すぐ高血糖におちいる
体なので 糖質制限しつつ グルカゴン
を抑える生活が最強の糖尿病対策ではないか
とおもった次第です。
グルカゴンを抑える方法他にあれば
ご教授いただけたらありがたいです。
では失礼します。
お世話になります
僕はTV 捨てました
そこでYouTube ばかり見ています
そこで糖尿病の研究者の番組を見ました
その研究者は 糖尿病はインシュリン不足や
抵抗性が原因と世間でいわれているが
年間3000人の診察をして 気が付いたことは
あるていど インシュリンは出ているけど
グルカゴンの過剰分泌ではとの動画をながしていました。
そこで その先生が対処策として GLP-1を
多く出すには 食物繊維を多くとり ストレス
をなくすこと と言っていました。
いずれにしても すぐ高血糖におちいる
体なので 糖質制限しつつ グルカゴン
を抑える生活が最強の糖尿病対策ではないか
とおもった次第です。
グルカゴンを抑える方法他にあれば
ご教授いただけたらありがたいです。
では失礼します。
江部先生
お世話になります
もう一つ書き忘れたので記載します
グルカゴンを今の計測技術がないとゆうことと
本来糖質を取ればグルカゴンが減少していくが
糖尿患者は減少してゆかない だから 糖新生が起こり
食事をして高血糖になる理屈+ 翌朝
暁現象が発生する
そこで教えていただければありがたいのですが僕は少しの 炭水化物を食べれば激烈
に血糖値上がります そこで僕は極力炭水化物食べないかグルコパイでしのいでいます
グルカゴン計測するすべ 今の医学でむずかしいのでしょうか?
お世話になります
もう一つ書き忘れたので記載します
グルカゴンを今の計測技術がないとゆうことと
本来糖質を取ればグルカゴンが減少していくが
糖尿患者は減少してゆかない だから 糖新生が起こり
食事をして高血糖になる理屈+ 翌朝
暁現象が発生する
そこで教えていただければありがたいのですが僕は少しの 炭水化物を食べれば激烈
に血糖値上がります そこで僕は極力炭水化物食べないかグルコパイでしのいでいます
グルカゴン計測するすべ 今の医学でむずかしいのでしょうか?
糖尿人 さん
以前コメントで
糖尿病はグルカゴンの反乱だった インスリン発見後、なぜ未だに糖尿病は克服できない のか
- 稙田(わさだ)太郎/著
https://www.amazon.co.jp/dp/4791110102/
を紹介したことがありますが、
グルカゴンの観点から糖尿病を捉え直すと、とても興味深いものがあります。
DPP-4阻害薬やGLP-1受容体作動薬は、インスリンの分泌促進のみならず、グルカゴンのコントロールにも寄与しています。
以前コメントで
糖尿病はグルカゴンの反乱だった インスリン発見後、なぜ未だに糖尿病は克服できない のか
- 稙田(わさだ)太郎/著
https://www.amazon.co.jp/dp/4791110102/
を紹介したことがありますが、
グルカゴンの観点から糖尿病を捉え直すと、とても興味深いものがあります。
DPP-4阻害薬やGLP-1受容体作動薬は、インスリンの分泌促進のみならず、グルカゴンのコントロールにも寄与しています。
2023/09/19(Tue) 11:30 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖尿人 さん
グルカゴンの測定は、いまだに研究者レベルの段階です。
一般臨床で、グルカゴンの測定は困難です。
グルカゴンの測定は、いまだに研究者レベルの段階です。
一般臨床で、グルカゴンの測定は困難です。
2023/09/19(Tue) 11:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
お世話になります。
ご返答ありがとうございます
先生の紳士 的なご対応 感謝いたします
僕は先生の患者の一人として
感謝するとともにかれからも宜しくお願いします。
お世話になります。
ご返答ありがとうございます
先生の紳士 的なご対応 感謝いたします
僕は先生の患者の一人として
感謝するとともにかれからも宜しくお願いします。
江部先生
最近脂質が全カロリーの70%位になる時があります。健康人はケトン食でも問題無いとの事ですが、糖尿人の場合問題になりますか。
また、豚肉を食べる事が多いのですが、この場合オメガ6が多くなります。問題になりますか。豚バラを良く食べます。
お教え頂けますと助かります。
宜しくお願い致します。
最近脂質が全カロリーの70%位になる時があります。健康人はケトン食でも問題無いとの事ですが、糖尿人の場合問題になりますか。
また、豚肉を食べる事が多いのですが、この場合オメガ6が多くなります。問題になりますか。豚バラを良く食べます。
お教え頂けますと助かります。
宜しくお願い致します。
2023/09/20(Wed) 21:27 | URL | 糖質制限ビギナー | 【編集】
糖質制限ビギナー さん
糖尿人もケトン食で問題ありません。
私は糖尿人ですが、スーパー糖質制限食(ケトン産生食)を毎日食べています。
動物性脂肪の摂取も、大丈夫です。
日本人のご先祖は、旧石器時代の22000間は、
マンモス、ナウマン象、シカ、イノシシなど、肉食が主でした。
この間、植物食は、自然薯とコケモモくらいしかありませんでした。
米食は、弥生時代以降の、わずか2500年です。
糖尿人もケトン食で問題ありません。
私は糖尿人ですが、スーパー糖質制限食(ケトン産生食)を毎日食べています。
動物性脂肪の摂取も、大丈夫です。
日本人のご先祖は、旧石器時代の22000間は、
マンモス、ナウマン象、シカ、イノシシなど、肉食が主でした。
この間、植物食は、自然薯とコケモモくらいしかありませんでした。
米食は、弥生時代以降の、わずか2500年です。
2023/09/22(Fri) 08:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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