2023年04月23日 (日)
こんにちは。
今回は痩せ過ぎの人と糖質制限食について考えてみます。
私も痩せ過ぎは良くないと思います。
https://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/2830.html
国立がん研究センターの、日本の7つのコホート。
35万人以上のデータを併せたプール解析。
BMIの水準が死亡リスクに与える影響を死因別・男女別に推定し、
その研究成果を専門誌において発表。
(Journal of Epidemiology 2011年21巻417-430ページ)。
死亡リスクが最もすくないのは、
男性はBMIが、25.0~26.9
女性はBMIが、23.0~24.9
でした。男女ともBMIが21.0~26.9の範囲では死亡リスクは低いです。
男性では、それよりBMI高値では死亡リスクは上昇に転じるのですが、
統計学的に有意に高くなるのはBMI30-40の肥満だけです。
死亡リスクの上昇は、むしろBMI低値(やせ)の方がより顕著でした。
女性でも痩せ過ぎのほうが、死亡リスクが上昇が顕著でした。
男性では
BMI23.0~24.9の死亡リスクが1.00とすれば、
BMI14.0~18.9の死亡リスクは1.78でした。
女性では
BMI23.0~24.9の死亡リスクが1.00とすれば、
BMI14.0~18.9の死亡リスクは1.61でした。
糖質制限食で肥満の人は体重減少しますが、
痩せ過ぎの人は体重が増加します。
いずれもその人における適正体重になって落ち着きます。
糖質制限食は、言い方を変えれば『脂肪・タンパク質無制限食』です。
痩せすぎの人は、脂の乗った肉類(牛・豚。鶏)や魚貝類を
お腹いっぱい食べて下さい。
痩せ過ぎの人は『ベジファースト』ではなく
『肉・魚ファースト』で食事をするように心がけましょう。
1)世界ガン研究基金の報告(2007)では、ガン予防にはBMI:20~25未満 が目標。
2)ランセットの論文では欧米人はBMI:22.5~25 が総死亡率が一番低い。(*)
3)ニューイングランド・ジャーナルの論文では、アジア人はBMI:23~27 が 総死亡率が一番低い。(**)
1)2)3)を考慮すれば、現在痩せすぎの人は、
少なくともBMI:20 は確保する方が、安全といえます。
ガン予防も含めると、適正体重はBMI:20~25 くらいで、
その個人の一番体調の良い体重が目標です。
なお、、現在既に適正体重の場合、
スーパー糖質制限食でもそれ以上痩せることはありません。
すでにBMIが20とか22とかの女性で、
「スーパー糖質制限食をきっちり実践しているのに痩せない。」
という苦情が時々、本ブログにコメントされます。
それで、上記「適正体重」の話は、時々ブログ記事にしています。
(*)
Prospective Studies Collaboration
PSC, Whitlock G, et al. Lancet 2009; 373: 1083–96
(**)
Zheng W, et al.N Engl J Med. 2011 Feb 24;364(8):719-29.
Association between body-mass index and risk of death in more than 1 million Asians.
江部康二
今回は痩せ過ぎの人と糖質制限食について考えてみます。
私も痩せ過ぎは良くないと思います。
https://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/2830.html
国立がん研究センターの、日本の7つのコホート。
35万人以上のデータを併せたプール解析。
BMIの水準が死亡リスクに与える影響を死因別・男女別に推定し、
その研究成果を専門誌において発表。
(Journal of Epidemiology 2011年21巻417-430ページ)。
死亡リスクが最もすくないのは、
男性はBMIが、25.0~26.9
女性はBMIが、23.0~24.9
でした。男女ともBMIが21.0~26.9の範囲では死亡リスクは低いです。
男性では、それよりBMI高値では死亡リスクは上昇に転じるのですが、
統計学的に有意に高くなるのはBMI30-40の肥満だけです。
死亡リスクの上昇は、むしろBMI低値(やせ)の方がより顕著でした。
女性でも痩せ過ぎのほうが、死亡リスクが上昇が顕著でした。
男性では
BMI23.0~24.9の死亡リスクが1.00とすれば、
BMI14.0~18.9の死亡リスクは1.78でした。
女性では
BMI23.0~24.9の死亡リスクが1.00とすれば、
BMI14.0~18.9の死亡リスクは1.61でした。
糖質制限食で肥満の人は体重減少しますが、
痩せ過ぎの人は体重が増加します。
いずれもその人における適正体重になって落ち着きます。
糖質制限食は、言い方を変えれば『脂肪・タンパク質無制限食』です。
痩せすぎの人は、脂の乗った肉類(牛・豚。鶏)や魚貝類を
お腹いっぱい食べて下さい。
痩せ過ぎの人は『ベジファースト』ではなく
『肉・魚ファースト』で食事をするように心がけましょう。
1)世界ガン研究基金の報告(2007)では、ガン予防にはBMI:20~25未満 が目標。
2)ランセットの論文では欧米人はBMI:22.5~25 が総死亡率が一番低い。(*)
3)ニューイングランド・ジャーナルの論文では、アジア人はBMI:23~27 が 総死亡率が一番低い。(**)
1)2)3)を考慮すれば、現在痩せすぎの人は、
少なくともBMI:20 は確保する方が、安全といえます。
ガン予防も含めると、適正体重はBMI:20~25 くらいで、
その個人の一番体調の良い体重が目標です。
なお、、現在既に適正体重の場合、
スーパー糖質制限食でもそれ以上痩せることはありません。
すでにBMIが20とか22とかの女性で、
「スーパー糖質制限食をきっちり実践しているのに痩せない。」
という苦情が時々、本ブログにコメントされます。
それで、上記「適正体重」の話は、時々ブログ記事にしています。
(*)
Prospective Studies Collaboration
PSC, Whitlock G, et al. Lancet 2009; 373: 1083–96
(**)
Zheng W, et al.N Engl J Med. 2011 Feb 24;364(8):719-29.
Association between body-mass index and risk of death in more than 1 million Asians.
江部康二
荒川央博士 RNAコロナワクチンへのDNA混入スキャンダル
RNAコロナワクチンにDNAが大量混入していることが判明し、大問題となり始めています。
この件に関し、「荒川央著 コロナワクチンが危険な理由」の著者の荒川央博士が記事を書かれていますのでご紹介します。
https://note.com/hiroshi_arakawa/all
荒川央 (あらかわ ひろし)
1991年 京都大学理学部卒業 1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペッテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て分子腫瘍学研究所 (ミラノ)所属
2023年4月5日 05:38
RNAコロナワクチンにDNAが混入している?
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n2b4f8555b103
コロナワクチン接種者の体内で数ヶ月以上の期間、スパイクタンパクが血中を循環する事が報告されています。なぜこれほど長い間スパイクタンパクが体内に残るのか? 体内でスパイクタンパクの生産が続いているのではないか? また、シュードウリジン化RNAが安定であるとしても、何ヶ月以上も安定に存在し得るのか? 数多くの疑問が浮かんできます。
厚生労働省は「新型コロナワクチンQ&A」において以下のように記して…
抜粋
では、こうしたDNAの混入はコロナワクチン後遺症にどう影響し得るでしょうか?
ここから先は私自身の考察も含む内容になります。
リスク1) 免疫反応の過剰刺激
外部から細胞内に取り込まれた二重鎖DNAは免疫系に感染体とみなされるため、自然免疫反応を強く刺激します (具体的には、STINGを介してI型インターフェロン反応を誘導します)。またプラスミドDNAは大腸菌から精製するものですが、精製の際にしばしばエンドトキシン (内毒素: グラム陰性菌の細胞壁の成分であるリポ多糖) が混入します。これらは炎症反応やアナフィラキシーの原因となります。
リスク2) 常在菌内でのDNA増幅
混入したDNAは菌内で増幅可能なプラスミドベクターである事です。コロナワクチン接種者の細菌に取り込まれると、DNAは細菌内で膨大な量に増幅される可能性があります。プラスミドベクターにはカナマイシン耐性遺伝子が組み込まれているので、接種者が抗生物質のカナマイシンを投与されている場合には、菌内でDNAが増幅するリスクはさらに上昇します。ただし、ヒトと菌での遺伝暗号の違いのために、菌内でスパイクタンパクへの翻訳は起こらないはずです。
リスク3) DNAの核への移行
ゲノムは細胞核内にあるので、DNAがゲノムに取り込まれるためには核へ移行する必要があります。そしてこのプラスミドDNAには核への移行を媒介する配列、つまりSV40プロモーターが存在するのです。
リスク4) スパイクタンパク遺伝子のゲノムへの取り込み
逆転写するまでもなく、コロナワクチンにはDNAの混入があったわけです。しかもそこには全長のスパイク遺伝子が含まれています。
では、ゲノムに取り込まれた場合にはどのような事態が想定されるでしょうか?
リスク5) ゲノムに取り込まれたスパイクタンパクが恒久的に発現する可能性
デザイン上はスパイクタンパクの遺伝子の発現にはファージ (菌に感染するウイルス) のプロモーターが使われており、ゲノムに取り込まれる事が直接スパイクタンパク遺伝子の発現につながるわけではありません。しかし、ゲノムに取り込まれた位置によっては強力なプロモーターの近傍に配置される可能性があります。そうした場合、スパイクタンパクの生産はその後止むことなく続くわけです。時間とともに悪化していく多様なコロナワクチン後遺症に繋がり得ます。
リスク6) ゲノムに取り込まれた位置によって様々な遺伝子との融合タンパクが作られる可能性
リスク7) ファイザーのコロナワクチンの相補鎖 (二重鎖DNAの反対側) に存在する未知の遺伝子を発現する可能性
ブレーキの無いRNAワクチン
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n3111d6b3b0e0
リスク8) 癌
SV40プロモーターががん遺伝子の近傍に取り込まれれば癌遺伝子は恒常的に発現するようになります。細胞癌化の原因になります。こうしたものもワクチン接種後のターボ癌の一つの原因と考えられます。
コロナワクチンにスパイク遺伝子を含むDNAの混入があるのならば、それは大スキャンダルです。コロナワクチンが危険な理由の1つは、その成分の全てが公開されてはおらず、実際には何が入っているか分からないという点にもあります。コロナワクチンの毒性がスパイクタンパクのみで全て説明できるとも限らないという事です。
RNAコロナワクチンにDNAが大量混入していることが判明し、大問題となり始めています。
この件に関し、「荒川央著 コロナワクチンが危険な理由」の著者の荒川央博士が記事を書かれていますのでご紹介します。
https://note.com/hiroshi_arakawa/all
荒川央 (あらかわ ひろし)
1991年 京都大学理学部卒業 1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペッテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て分子腫瘍学研究所 (ミラノ)所属
2023年4月5日 05:38
RNAコロナワクチンにDNAが混入している?
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n2b4f8555b103
コロナワクチン接種者の体内で数ヶ月以上の期間、スパイクタンパクが血中を循環する事が報告されています。なぜこれほど長い間スパイクタンパクが体内に残るのか? 体内でスパイクタンパクの生産が続いているのではないか? また、シュードウリジン化RNAが安定であるとしても、何ヶ月以上も安定に存在し得るのか? 数多くの疑問が浮かんできます。
厚生労働省は「新型コロナワクチンQ&A」において以下のように記して…
抜粋
では、こうしたDNAの混入はコロナワクチン後遺症にどう影響し得るでしょうか?
ここから先は私自身の考察も含む内容になります。
リスク1) 免疫反応の過剰刺激
外部から細胞内に取り込まれた二重鎖DNAは免疫系に感染体とみなされるため、自然免疫反応を強く刺激します (具体的には、STINGを介してI型インターフェロン反応を誘導します)。またプラスミドDNAは大腸菌から精製するものですが、精製の際にしばしばエンドトキシン (内毒素: グラム陰性菌の細胞壁の成分であるリポ多糖) が混入します。これらは炎症反応やアナフィラキシーの原因となります。
リスク2) 常在菌内でのDNA増幅
混入したDNAは菌内で増幅可能なプラスミドベクターである事です。コロナワクチン接種者の細菌に取り込まれると、DNAは細菌内で膨大な量に増幅される可能性があります。プラスミドベクターにはカナマイシン耐性遺伝子が組み込まれているので、接種者が抗生物質のカナマイシンを投与されている場合には、菌内でDNAが増幅するリスクはさらに上昇します。ただし、ヒトと菌での遺伝暗号の違いのために、菌内でスパイクタンパクへの翻訳は起こらないはずです。
リスク3) DNAの核への移行
ゲノムは細胞核内にあるので、DNAがゲノムに取り込まれるためには核へ移行する必要があります。そしてこのプラスミドDNAには核への移行を媒介する配列、つまりSV40プロモーターが存在するのです。
リスク4) スパイクタンパク遺伝子のゲノムへの取り込み
逆転写するまでもなく、コロナワクチンにはDNAの混入があったわけです。しかもそこには全長のスパイク遺伝子が含まれています。
では、ゲノムに取り込まれた場合にはどのような事態が想定されるでしょうか?
リスク5) ゲノムに取り込まれたスパイクタンパクが恒久的に発現する可能性
デザイン上はスパイクタンパクの遺伝子の発現にはファージ (菌に感染するウイルス) のプロモーターが使われており、ゲノムに取り込まれる事が直接スパイクタンパク遺伝子の発現につながるわけではありません。しかし、ゲノムに取り込まれた位置によっては強力なプロモーターの近傍に配置される可能性があります。そうした場合、スパイクタンパクの生産はその後止むことなく続くわけです。時間とともに悪化していく多様なコロナワクチン後遺症に繋がり得ます。
リスク6) ゲノムに取り込まれた位置によって様々な遺伝子との融合タンパクが作られる可能性
リスク7) ファイザーのコロナワクチンの相補鎖 (二重鎖DNAの反対側) に存在する未知の遺伝子を発現する可能性
ブレーキの無いRNAワクチン
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n3111d6b3b0e0
リスク8) 癌
SV40プロモーターががん遺伝子の近傍に取り込まれれば癌遺伝子は恒常的に発現するようになります。細胞癌化の原因になります。こうしたものもワクチン接種後のターボ癌の一つの原因と考えられます。
コロナワクチンにスパイク遺伝子を含むDNAの混入があるのならば、それは大スキャンダルです。コロナワクチンが危険な理由の1つは、その成分の全てが公開されてはおらず、実際には何が入っているか分からないという点にもあります。コロナワクチンの毒性がスパイクタンパクのみで全て説明できるとも限らないという事です。
広島人さん
情報をありがとうございます。
コロナワクチンが危険な理由
免疫学者の警告
荒川央(あらかわ・ひろし)著
私も本を持っています。
良い本と思います。
情報をありがとうございます。
コロナワクチンが危険な理由
免疫学者の警告
荒川央(あらかわ・ひろし)著
私も本を持っています。
良い本と思います。
2023/04/23(Sun) 18:14 | URL | ドクター江部 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
江部先生『糖質制限理論』食生活で、痩せすぎは、
明らかに摂取エネルギー不足かなと考えます!!
私は、最高に痩せていたのは、176Cm、78Kgです!!
私自身は、軽すぎると感じ1日1食ですが、多少蛋白を増やして、
現在10年近く82Kgです!!
既存の食生活、糖質食生活を、変えるのは、糖質だけです!!
糖質を『大豆食材』に変えてみては如何かなと考えます!!
私は、これで
<<『糖尿病21年間が、3ヵ月足らずで、インスリン自主離脱うして生還!!、
眼科・2度の覚醒!!、
脳梗塞・7度の再覚醒!!、』>>している
江部先生『糖質制限理論』食生活で、11年目の患者が存在していますから!!
参考までに発言しました!!
江部先生には、感謝尽きません!!!
ありがとうございます。
敬具
江部先生『糖質制限理論』食生活で、痩せすぎは、
明らかに摂取エネルギー不足かなと考えます!!
私は、最高に痩せていたのは、176Cm、78Kgです!!
私自身は、軽すぎると感じ1日1食ですが、多少蛋白を増やして、
現在10年近く82Kgです!!
既存の食生活、糖質食生活を、変えるのは、糖質だけです!!
糖質を『大豆食材』に変えてみては如何かなと考えます!!
私は、これで
<<『糖尿病21年間が、3ヵ月足らずで、インスリン自主離脱うして生還!!、
眼科・2度の覚醒!!、
脳梗塞・7度の再覚醒!!、』>>している
江部先生『糖質制限理論』食生活で、11年目の患者が存在していますから!!
参考までに発言しました!!
江部先生には、感謝尽きません!!!
ありがとうございます。
敬具
2023/04/23(Sun) 23:13 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
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