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日本では何故、糖質制限食が広がりにくいのか?
【23/01/30 末ちゃん
タイトルなし
明快ですね!
 江部先生をはじめ、志を同じくする方々の地道な働きかけのおかげです、糖質制限食の認知は。しかし、いつも疑問に思うのですが、医学は科学なのに、なぜ新しい事実を受け入れて革新していかないのでしょう。素人考えでは利権という人間の醜い執着心が原因ではないかと。結局はカネの問題なのでしょうか。】


こんばんは。
末ちゃん から、『日本では何故、糖質制限食が広がりにくいのか?』
という、コメント・質問を頂きました。

私が理事長をつとめる
「日本糖質制限医療推進協会」https://www.toushitsuseigen.or.jp/

「提携医療機関」https://www.toushitsuseigen.or.jp/med-institution

を見て頂ければよいのですが、
実は、北海道から沖縄まで、糖質制限食賛成派の医療機関は
広がってきているのです。

一般社団法人「日本糖質制限医療推進協会」は2013年5月1日に、
ホームページをオープンし、会誌を発行する運びとなりました。
その後、医療従事者対象セミナーを年2回開催して、
徐々に糖質制限食賛成派の医師が増えて行きました。

そして、
門脇孝東大糖尿病・代謝内科教授・日本糖尿病学会理事長は
「東大病院では、2015年4月から、糖質40%の糖質制限食を供給している。」
と明言され、ご自身も緩やかな糖質制限食を実践されているとのことです。
☆☆☆出典2016/7/1(金)東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/125237?page=4

また、2017年2月7日(火)午後から、東京大学医学部に行ってきました。
実は東大に行ったのは生まれて初めての経験でした。

渡邊昌先生、門脇孝先生、江部康二の3人で、教授室で鼎談を行いました。
日本糖尿病学会のトップと、糖質制限食や糖尿病食などについて
じっくり話し合うことができて、とても有意義な90分間でした。

渡邊昌先生は、医学雑誌「医と食」の編集長です。
門脇孝先生は、
一般社団法人 日本糖尿病学会 理事長  であり、
東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授(当時)です。
門脇孝氏は、2020年から虎の門病院で院長をされています。

つまり、日本糖尿病学会のトップは、
すでに糖質制限食を容認しておられるということなのです。



問題は、糖尿病専門医の方々と思います。
糖尿病専門医で、糖質制限食を容認している方もおられますが、
残念ながら多数派は、糖質制限食反対なのです。

これは、利権というより、面子の問題と考えられます。
20年、30年、40年と唯一無二の「糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)」
を患者さんに指導してきているので、
いまさら、「糖質制限食」が良いとは言えないのでしょう。

中には、自己批判をして、「従来の糖尿病食より糖質制限食が良い」
と明言する糖尿病専門医もおられますが、かなりの勇気がいると思います。


2019年4月、米国糖尿病学会は<コンセンサス・レポート>において、
『エビデンスが最も豊富なのは糖質制限食である』と明言
しました。
その後、2020年、2021年、2022年、2023年のガイドラインでも
同様の見解を維持しています。
このように、糖質制限食はその有効性と安全性について
米国糖尿病学会のお墨付きというわけで、私としても嬉しい限りなのです。

日本の糖尿病専門医も早く、変わって欲しいものです。


江部康二
コメント
医学は、化学なのに??
都内河北 鈴木です。

末ちゃんさんの
『医学は、化学なのになぜ新しい事実を受け入れて確信しないのでしょう??』

私は、
<<『生還、覚醒+α、5度の再覚醒、』>>の結果を現在出しています
事実現実があります!!

更なる改善をしようと都内S区区役所主催の『糖尿病、認知症、の健康講義』に
<<参加拒否されています!!>>

だが私がやっていた過去の作法の日本食生活も、
食品法規制<<炭水化物(糖質%、繊維質%、)>>の変更により、
徐々にではありますが、
健康目指す方は時代進化しているかなと感じます!!

江部先生には、<<『生還、覚醒+α、5度の再覚醒、』>>でき、
更なる改善を期待できる状況で、11年目を生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具

2023/02/01(Wed) 17:53 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
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