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新聞の定期購入が減少。花粉悲惨!? 来春、過去10年で最多も。
こんにちは。
最近は、新聞を定期的に取っていない人が増えているようです。
スマホやパソコンで、インターネットを検索すれば、
無料でほとんどの情報へアクセスできる時代ですから、
お金を払って新聞を購読する人が少なくなってきているのは無理もないと言えます。
ここ10年程で購読率が約23%減少し、2020年では61.3%となっています。
2020年で61.3%なら、2022年はもっと減っているでしょう。

私は新聞が大好きな人間で、
毎日新聞と京都新聞の朝刊と夕刊を定期購入しています。
高雄病院に出勤したときは、朝日新聞も読みます。

新聞の良さは、一つ一つの記事が複数の目による厳しいチェックを経て発行されているので、
ネットの情報に比べて信頼度の高いメディアであることです。 (^^) 
逆に言えば、ネット情報を鵜呑みにするのは、よろしくないと言うことですね。( ̄_ ̄|||)

さて、今朝(2022/12/30)の毎日新聞の朝刊

https://mainichi.jp/articles/20221230/ddn/012/040/005000c
花粉悲惨!? 来春、過去10年で最多も 
環境省調査、6~7月高温影響

という記事が掲載されました。

以下の青字の記載は、記事の要約です。

【2022年11月~12月の調査では
関東、北陸、中国地方を中心に14都県で
雄花の数が過去10年で最も多く、
2023年春の花粉飛散量もこの10年で最多となる可能性があります。

春のスギ花粉の飛散量を左右する雄花は、
その前年の夏(6~8月)の日照時間が長く、
気温が高い場合に多くなりやすいです。
2022年の6月下旬から7月初めにかけては、
日本列島は記録的な高温でした。

スギの人工林で1平方メートル当たりの雄花の数を調べたところ、
東北南部から九州にかけての多くの地域で
平年(過去10年の平均)よりも多く、
島根は平年の約6倍、鳥取は約4倍でした。

過去10年で最多だったのは、
福島▽栃木▽群馬▽東京▽神奈川▽新潟▽富山▽石川▽福井▽岡山▽鳥取▽島根▽広島▽山口――の14都県でした。】

信頼度の高い情報で、2023年春の<スギ花粉症>が、
この10年で、最多となる可能性があるということなので、
それなりの覚悟と準備が必要と思います。

例えば、10年、20年、30年と<スギ花粉症>で苦しんできた人達が
前年に糖尿病を発症して、<糖質制限食j>を実践したところ、
『花粉症が出なかった』『花粉症の症状が半減以下となった』といった
嬉しい報告を複数例から頂きました。

すでに「スーパー糖質制限食」を実践されてる方々はOKとして、
「スタンダード糖質制限食」「プチ糖質制限食」「緩やかな糖質制限食」
の方々は、今から、「スーパー糖質制限食」に切り替えて準備を整えましょう。

なお普通に糖質を食べている<スギ花粉症>の方々も
2022-2023年度は、しっかり「スーパー糖質制限食」 を実践されて
準備万端整えるのが正解と思います。


江部康二


コメント
本年もありがとうございました。
江部先生
スーパー糖質制限を始めて今年で11年が経ちました。お陰様で、全くの正常人の数値を維持できています。11年前の風当たりは凄まじいものでした。現在はかなり浸透し、ダイエット目的で推奨されるようにもなりましたが、依然、エビデンスが揃っておらず、あーなる、こーなるとの危険を並べ立てる医療者もいます。
しかし、それがどうした的にどこ吹く風で、今後も貫きます。
江部先生とのこのご縁に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
愉しい初春をお迎えくださいますように。
2022/12/31(Sat) 12:42 | URL | neiri | 【編集
Re: 本年もありがとうございました。
neiri さん

スーパー糖質制限を始めて今年で11年、なかなかの年期で<good job>です。

全くの正常人の数値を維持とは、良かったです。

実は、糖質制限食には、沢山のエビデンスが揃っています。
一方、カロリー制限食にはエビデンスは皆無です。

このことは、近いうちにブログ記事にします。
2022/12/31(Sat) 16:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
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