2022年11月03日 (木)
【日付 名前
22/11/02 ゆたんぽ
糖質制限と耐糖能低下
こんばんは!
食後高血糖がわかり糖質制限を始めて5か月程になる30代女性の者です。
外食してしまうと計算が難しいのでオーバーすることもあるのですが、
基本はスーパー糖質制限を行っています!
あまり頻繁に血糖値を測ることはしていないのですが、
主食を摂っていないけれど時折食後に血糖値が160台になることもあり
自分のやり方が合っていないのか。と心配しています。
糖質制限をすることで耐糖能が低下するとは思うのですが、
それにより糖尿病になってしまうリスクが上がることはあるのでしょうか?
食後高血糖がある時点で予備軍だとは思うのですが、
診断をうけるレベルにはならないように生活していきたいと思っています。
先生の本を読んでもネットで調べてもいまいち、その点が分からなくて。。。
初心者の質問で申し訳ですがご教授頂けますと嬉しいです。お願い致します。
寒くなってまいりましたので、御身体ご自愛くださいね。】
こんにちは。
ゆたんぽさんから、「糖質制限食と耐糖能」について
コメント・質問を頂きました。
【糖質制限をすることで耐糖能が低下する?】
まず、肝要なのは「糖質制限食で耐糖能が低下することはない」ということです。
一方「糖質制限食で、見かけ上耐糖能が低下したように見える」ことはあります。
糖尿病学会の推奨では、75gOGTT検査前の3日間は、
150g/日以上の糖質摂取をしてから、検査することとなっています。
これは糖質摂取の準備ができていない状態で、
いきなり75gのブドウ糖という大量の糖質摂取をすれば、
油断していたβ細胞が対応できないので、
本来、耐糖能正常の人でも、見かけ上血糖値が上昇してしまうからです。
前もって、3日間、150g/日以上の糖質摂取をしていれば、
β細胞は準備できているので、大丈夫なのです。
糖質制限食実践中の人でも、基礎分泌インスリンと必要最小限の追加分泌インスリンは出ています。
ご飯やパンを食べている人に比べれば、かなり少ないですが、
野菜にも少量の糖質は含まれているので、その分の追加分泌インスリンは出ています。
穀物登場以前の人類と同じパターンですね。
そして、糖質摂取が少ない分、追加分泌インスリンを大量に分泌する必要がなくて、
β細胞は、ゆっくり休養できているので、いつも元気いっぱいです。
従って、糖質を普通に摂取してβ細胞を酷使している人に比べると
糖質セイゲニストのβ細胞は酷使されずに休養できているので耐糖能は向上していきます。
当然、将来の糖尿病発症予防としても糖質制限食が正解の食事なのです。
人類の歴史が約700万年で、ホモ・サピエンスの歴史が約30万年です。
穀物を主食として食べている今の食生活のほうが、未だかつて食べたことがない
『新参物』をいきなり主食にしたという意味では、異常な食生活と言えます。
世界史的には小麦が約1万年前から組織的に栽培され始め、
日本史的には米が約2500年前から組織的に栽培されるようになったに過ぎないのです。
穀物栽培のない長い歴史においては、人類本来の食生活は、糖質制限食だったのです。
【主食を摂っていないけれど時折食後に血糖値が160台になることもあり
自分のやり方が合っていないのか。と心配しています。】
食後血糖値の目標は、国際糖尿病連合(IDF)によれば
1時間値も2時間値も160mg/dl未満を目指します。
目標が達成できていれば、糖尿病合併症の心配はありません。
糖尿病の診断がついていなくても
境界型(食後高血糖) であれば、心筋梗塞などの合併症のリスクとなります。
パンや炊いたご飯を食べなくても、
外食などでは、ドレッシングやソースなどに砂糖がかなり含まれています。
天ぷらの衣もかなりの糖質です。
家庭でも、普通のケチャップやポン酢には結構な量の砂糖が含まれているので
要注意です。
幸い、現在は、糖質制限OKのソースやケチャップやポン酢が
ネットなどで簡単に手に入りますので備えておきましょう。
江部康二
22/11/02 ゆたんぽ
糖質制限と耐糖能低下
こんばんは!
食後高血糖がわかり糖質制限を始めて5か月程になる30代女性の者です。
外食してしまうと計算が難しいのでオーバーすることもあるのですが、
基本はスーパー糖質制限を行っています!
あまり頻繁に血糖値を測ることはしていないのですが、
主食を摂っていないけれど時折食後に血糖値が160台になることもあり
自分のやり方が合っていないのか。と心配しています。
糖質制限をすることで耐糖能が低下するとは思うのですが、
それにより糖尿病になってしまうリスクが上がることはあるのでしょうか?
食後高血糖がある時点で予備軍だとは思うのですが、
診断をうけるレベルにはならないように生活していきたいと思っています。
先生の本を読んでもネットで調べてもいまいち、その点が分からなくて。。。
初心者の質問で申し訳ですがご教授頂けますと嬉しいです。お願い致します。
寒くなってまいりましたので、御身体ご自愛くださいね。】
こんにちは。
ゆたんぽさんから、「糖質制限食と耐糖能」について
コメント・質問を頂きました。
【糖質制限をすることで耐糖能が低下する?】
まず、肝要なのは「糖質制限食で耐糖能が低下することはない」ということです。
一方「糖質制限食で、見かけ上耐糖能が低下したように見える」ことはあります。
糖尿病学会の推奨では、75gOGTT検査前の3日間は、
150g/日以上の糖質摂取をしてから、検査することとなっています。
これは糖質摂取の準備ができていない状態で、
いきなり75gのブドウ糖という大量の糖質摂取をすれば、
油断していたβ細胞が対応できないので、
本来、耐糖能正常の人でも、見かけ上血糖値が上昇してしまうからです。
前もって、3日間、150g/日以上の糖質摂取をしていれば、
β細胞は準備できているので、大丈夫なのです。
糖質制限食実践中の人でも、基礎分泌インスリンと必要最小限の追加分泌インスリンは出ています。
ご飯やパンを食べている人に比べれば、かなり少ないですが、
野菜にも少量の糖質は含まれているので、その分の追加分泌インスリンは出ています。
穀物登場以前の人類と同じパターンですね。
そして、糖質摂取が少ない分、追加分泌インスリンを大量に分泌する必要がなくて、
β細胞は、ゆっくり休養できているので、いつも元気いっぱいです。
従って、糖質を普通に摂取してβ細胞を酷使している人に比べると
糖質セイゲニストのβ細胞は酷使されずに休養できているので耐糖能は向上していきます。
当然、将来の糖尿病発症予防としても糖質制限食が正解の食事なのです。
人類の歴史が約700万年で、ホモ・サピエンスの歴史が約30万年です。
穀物を主食として食べている今の食生活のほうが、未だかつて食べたことがない
『新参物』をいきなり主食にしたという意味では、異常な食生活と言えます。
世界史的には小麦が約1万年前から組織的に栽培され始め、
日本史的には米が約2500年前から組織的に栽培されるようになったに過ぎないのです。
穀物栽培のない長い歴史においては、人類本来の食生活は、糖質制限食だったのです。
【主食を摂っていないけれど時折食後に血糖値が160台になることもあり
自分のやり方が合っていないのか。と心配しています。】
食後血糖値の目標は、国際糖尿病連合(IDF)によれば
1時間値も2時間値も160mg/dl未満を目指します。
目標が達成できていれば、糖尿病合併症の心配はありません。
糖尿病の診断がついていなくても
境界型(食後高血糖) であれば、心筋梗塞などの合併症のリスクとなります。
パンや炊いたご飯を食べなくても、
外食などでは、ドレッシングやソースなどに砂糖がかなり含まれています。
天ぷらの衣もかなりの糖質です。
家庭でも、普通のケチャップやポン酢には結構な量の砂糖が含まれているので
要注意です。
幸い、現在は、糖質制限OKのソースやケチャップやポン酢が
ネットなどで簡単に手に入りますので備えておきましょう。
江部康二
江部先生
いつも糖質制限の記事、非常に参考にさせて頂いております。
私は糖質制限推奨派です。
自身も10年間、何十回と期間を定めた糖質制限を実践しております。
本文章中にβ細胞が油断していて
見かけ上、血糖値が上昇する事があるとありますが
この事実が
短期的に耐糖能が低下している状態と言えるのではないでしょうか??
糖質制限において糖質を摂らない事により
・(基礎分泌は常に起こってはいるものの)インスリン分泌は低下
・インスリン感受性の低下
は起こると解釈をしています。
ただ、糖質を摂らない事によって
起こる耐糖能の低下は
さほど深刻な物ではなく糖質を摂り始めると戻るとも思っています。
(私自身、何十回と通常食、糖質制限を繰り返す生活ですが、悪化した様子はありません)
インスリン分泌能は確かに低下も起こっているが
それは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞を休ませられるという意味合いもあるので心配いらない
という解釈が良いのではと感じました。
長文失礼致しました。
いつも糖質制限の記事、非常に参考にさせて頂いております。
私は糖質制限推奨派です。
自身も10年間、何十回と期間を定めた糖質制限を実践しております。
本文章中にβ細胞が油断していて
見かけ上、血糖値が上昇する事があるとありますが
この事実が
短期的に耐糖能が低下している状態と言えるのではないでしょうか??
糖質制限において糖質を摂らない事により
・(基礎分泌は常に起こってはいるものの)インスリン分泌は低下
・インスリン感受性の低下
は起こると解釈をしています。
ただ、糖質を摂らない事によって
起こる耐糖能の低下は
さほど深刻な物ではなく糖質を摂り始めると戻るとも思っています。
(私自身、何十回と通常食、糖質制限を繰り返す生活ですが、悪化した様子はありません)
インスリン分泌能は確かに低下も起こっているが
それは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞を休ませられるという意味合いもあるので心配いらない
という解釈が良いのではと感じました。
長文失礼致しました。
2022/11/04(Fri) 22:20 | URL | 田中 | 【編集】
田中 さん
解釈のしかたと思います。
穀物摂取開始前の、人類700万年の歴史において、インスリン追加分泌の必要性は非常に少なかったと思います。
それは、耐糖能の低下ではなく人類の標準的なことと思います。
それが、穀物摂取開始後、大量のインスリン追加分泌が必要になり、
<穀物摂取⇒血糖値上昇⇒インスリン大量過剰分泌>
のスパイラルとなって、糖尿病発症あるいは肥満発症というパターンです。
解釈のしかたと思います。
穀物摂取開始前の、人類700万年の歴史において、インスリン追加分泌の必要性は非常に少なかったと思います。
それは、耐糖能の低下ではなく人類の標準的なことと思います。
それが、穀物摂取開始後、大量のインスリン追加分泌が必要になり、
<穀物摂取⇒血糖値上昇⇒インスリン大量過剰分泌>
のスパイラルとなって、糖尿病発症あるいは肥満発症というパターンです。
2022/11/05(Sat) 07:58 | URL | ドクター江部 | 【編集】
質問を取り上げていただきありがとうございました!
糖質量の計算はまだまだ勉強が必要ですが、自分のためになっていると思って試行錯誤しながら長い目で頑張っていきたいと思います。
質問続きになりますが、先生は長らく糖質制限をされていますが、旅行に行くときや冠婚葬祭などで糖質たっぷりのご飯を食べなくてはならない状況のときはどうされていましたか??
個人的な質問になってしまうのですが、私自身どうやって折り合いをつけていこうかと悩んでます。
アドバイスなどあったら嬉しいです!!
糖質量の計算はまだまだ勉強が必要ですが、自分のためになっていると思って試行錯誤しながら長い目で頑張っていきたいと思います。
質問続きになりますが、先生は長らく糖質制限をされていますが、旅行に行くときや冠婚葬祭などで糖質たっぷりのご飯を食べなくてはならない状況のときはどうされていましたか??
個人的な質問になってしまうのですが、私自身どうやって折り合いをつけていこうかと悩んでます。
アドバイスなどあったら嬉しいです!!
糖質制限による耐糖能低下は一時的なものかと言う議論があるにせよ、低下するのは事実でしょう。
では、アルコールに弱かった人が、飲み慣れるとある程度飲めるようになると言うことがあります。だからと言ってアルコールを飲み続けた方が良いと考える人がいるでしょうか。それはアルコールはその人の嗜好で摂取しているのであって生命や健康維持には必要のないものであり、多飲は健康を害すると言う事が一般に広く知られているからでしょう。
糖質も同じではないでしょうか。食べ続けると耐糖能が良くなるから食べ続けると言うのは本末転倒と私は思います。生命や健康維持に糖質が必要かどうかはエビデンスがないため厚労省の摂取基準からも削除されていますし、多飲ならぬ糖質の多食は健康を害する事は今や常識でしょう。ではどれくらいなら適正量かですが、江部先生はスーパー糖質制限であるとおっしゃっていると思います。極端に少ないケトン食は健康維持食ではなく治療食であるともおっしゃっています。少なくとも江部先生は、スーパー糖質制限食が人類にとっての適正量、あるいは摂取上限とおっしゃっているのだと理解しています。
必要なものを制限していると考えるから耐糖能の正常化を悪化と捉えてしまうのだと思います。糖質過多では体が無理をして耐糖能を維持しているに過ぎないのではないでしょうか。
では、アルコールに弱かった人が、飲み慣れるとある程度飲めるようになると言うことがあります。だからと言ってアルコールを飲み続けた方が良いと考える人がいるでしょうか。それはアルコールはその人の嗜好で摂取しているのであって生命や健康維持には必要のないものであり、多飲は健康を害すると言う事が一般に広く知られているからでしょう。
糖質も同じではないでしょうか。食べ続けると耐糖能が良くなるから食べ続けると言うのは本末転倒と私は思います。生命や健康維持に糖質が必要かどうかはエビデンスがないため厚労省の摂取基準からも削除されていますし、多飲ならぬ糖質の多食は健康を害する事は今や常識でしょう。ではどれくらいなら適正量かですが、江部先生はスーパー糖質制限であるとおっしゃっていると思います。極端に少ないケトン食は健康維持食ではなく治療食であるともおっしゃっています。少なくとも江部先生は、スーパー糖質制限食が人類にとっての適正量、あるいは摂取上限とおっしゃっているのだと理解しています。
必要なものを制限していると考えるから耐糖能の正常化を悪化と捉えてしまうのだと思います。糖質過多では体が無理をして耐糖能を維持しているに過ぎないのではないでしょうか。
2022/11/06(Sun) 09:23 | URL | 西村 典彦 | 【編集】
ゆたんぽ さん
私は、52歳で糖尿病発症以来、
「糖尿病であり、糖質制限食を実践中である」
ということを周知徹底しています。
それで、冠婚葬祭でもそれを貫きます。
例えば、お弁当なら、おかずだけ食べます。
おかずも、里芋やカボチャやポテトサラダは避けます。
旅行中は、糖質制限OKなものがいくらでもありますので、問題ないです。
講演で他県へ、出かけるときも、主催者が「スーパー糖質制限食」を容易してくれます。
私は、52歳で糖尿病発症以来、
「糖尿病であり、糖質制限食を実践中である」
ということを周知徹底しています。
それで、冠婚葬祭でもそれを貫きます。
例えば、お弁当なら、おかずだけ食べます。
おかずも、里芋やカボチャやポテトサラダは避けます。
旅行中は、糖質制限OKなものがいくらでもありますので、問題ないです。
講演で他県へ、出かけるときも、主催者が「スーパー糖質制限食」を容易してくれます。
2022/11/06(Sun) 13:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
西村 典彦 さん
コメントをありがとうございます。
仰る通りです。
日本列島に日本人が居住し始めたのは、
約38000年前の旧石器時代からです。
旧石器時代は約22000年間と長期間続きました。
マンモス、ナウマン象、ニホンシカ、イノシシ、ウサギ・・・
などを狩猟してとり、肉食が主でした。
おそらく糖質摂取比率は10%以下でしょう。
寒冷な時代なので、果物や木の実もは、ほぼ無くて、
植物性食品は、自然薯やコケモモくらいで、ごく少量でした。
漁労もまだ技術がなくてほとんどしていなかったです。
この旧石器時代の22000年間で、
日本人の、消化・吸収・栄養・代謝システムや五臓六腑も完成されていったので、
日本人の身体は、スーパー糖質制限食に最も適合していると言えます。
コメントをありがとうございます。
仰る通りです。
日本列島に日本人が居住し始めたのは、
約38000年前の旧石器時代からです。
旧石器時代は約22000年間と長期間続きました。
マンモス、ナウマン象、ニホンシカ、イノシシ、ウサギ・・・
などを狩猟してとり、肉食が主でした。
おそらく糖質摂取比率は10%以下でしょう。
寒冷な時代なので、果物や木の実もは、ほぼ無くて、
植物性食品は、自然薯やコケモモくらいで、ごく少量でした。
漁労もまだ技術がなくてほとんどしていなかったです。
この旧石器時代の22000年間で、
日本人の、消化・吸収・栄養・代謝システムや五臓六腑も完成されていったので、
日本人の身体は、スーパー糖質制限食に最も適合していると言えます。
2022/11/06(Sun) 13:46 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
いつもブログを楽しく拝見させていただいております。
糖質制限否定についてエビデンスのない情報はよく目にします。世界中どこに住んでいても多くの情報が手に入れらる便利な社会ではありますが、情報を取捨選択していく賢さは求められますね。
さて、先生のコメントについて
>糖質摂取が少ない分、追加分泌インスリンを大量に分泌する必要がなくて、
β細胞は、ゆっくり休養できているので、いつも元気いっぱいです。
従って、糖質を普通に摂取してβ細胞を酷使している人に比べると
糖質セイゲニストのβ細胞は酷使されずに休養できているので耐糖能は向上していきます。
これは私が身をもって感じています。こちらのブログで取り上げていただき、糖質制限を初めてもうすぐ2年目も終わります。1年目は体調変化を感じましたが血液の数値での大きな変化はありませんでした。
2年目後半に入り2つ目に見えて変化が現れ始めました。
1、BMIが安定した。
以前は18を切ることもありましたが、アドバイス通り動物性食品を増やすことでここ数か月は19.1をずっとKeepしています。
2.食後血糖値の改善。
Hba1cはこれから図るのですが、朝食後(自宅での測定)に随分変化が出ています。以前は食後2時間後の血糖値は110前後でした。最近では食後何も動かずに測定しても2時間後には90ぐらいまで下がっています。
糖質制限をし始めて以来、同じような朝食を取っているので比較対象するには信ぴょう性はあるかと思います。
β細胞が休まっているんだなと思っていた矢先の記事でしたのでコメントさせていただきました。
これからもブログのアップを楽しみにお待ちしております。
いつもブログを楽しく拝見させていただいております。
糖質制限否定についてエビデンスのない情報はよく目にします。世界中どこに住んでいても多くの情報が手に入れらる便利な社会ではありますが、情報を取捨選択していく賢さは求められますね。
さて、先生のコメントについて
>糖質摂取が少ない分、追加分泌インスリンを大量に分泌する必要がなくて、
β細胞は、ゆっくり休養できているので、いつも元気いっぱいです。
従って、糖質を普通に摂取してβ細胞を酷使している人に比べると
糖質セイゲニストのβ細胞は酷使されずに休養できているので耐糖能は向上していきます。
これは私が身をもって感じています。こちらのブログで取り上げていただき、糖質制限を初めてもうすぐ2年目も終わります。1年目は体調変化を感じましたが血液の数値での大きな変化はありませんでした。
2年目後半に入り2つ目に見えて変化が現れ始めました。
1、BMIが安定した。
以前は18を切ることもありましたが、アドバイス通り動物性食品を増やすことでここ数か月は19.1をずっとKeepしています。
2.食後血糖値の改善。
Hba1cはこれから図るのですが、朝食後(自宅での測定)に随分変化が出ています。以前は食後2時間後の血糖値は110前後でした。最近では食後何も動かずに測定しても2時間後には90ぐらいまで下がっています。
糖質制限をし始めて以来、同じような朝食を取っているので比較対象するには信ぴょう性はあるかと思います。
β細胞が休まっているんだなと思っていた矢先の記事でしたのでコメントさせていただきました。
これからもブログのアップを楽しみにお待ちしております。
2022/11/09(Wed) 04:40 | URL | 挑戦中 | 【編集】
挑戦中 さん
糖質制限食で、動物性食品を増やして、BMI19.1を維持とは素晴らしいです。
BMIが18.5をきると、風邪をひきやすくなるとかいろいろ問題が生じますので良かったです。
食後血糖値の改善も良かったですね。
1年目で体調が良くなり、2年目で検査データの改善も認められ
とても順調です。
これからも、美味しく楽しく末長く、糖質制限食を実践されて、健康長寿を目指しましょう。
糖質制限食で、動物性食品を増やして、BMI19.1を維持とは素晴らしいです。
BMIが18.5をきると、風邪をひきやすくなるとかいろいろ問題が生じますので良かったです。
食後血糖値の改善も良かったですね。
1年目で体調が良くなり、2年目で検査データの改善も認められ
とても順調です。
これからも、美味しく楽しく末長く、糖質制限食を実践されて、健康長寿を目指しましょう。
2022/11/09(Wed) 11:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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