2022年10月11日 (火)
こんにちは。
今回は、「カロリーゼロ」と「カロリーオフ」の違いについて考察します。
「カロリーゼロ」と「カロリーオフ」の違いですが、
前回のブログ記事(2022年10月10日)と同様、
「食品表示法」に基づく「栄養成分表示」というのがあり、
そこに基準が掲載されています。
まず「カロリーゼロ」です。
基準によれば食品・飲料ともに
100gあたり5kcal未満であれば「ゼロカロリー」と表記できます。
未満ですので、例えば100gあたり4kcalであっても、
「カロリーゼロ」「ゼロカロリー」と表記できるわけです。
つまり、本当の「ゼロカロリー」でなくても
ゼロカロリーと記載してもいいのです。
例えばゼロカロリービールを1リットル飲んだら、
40kcalカロリーを含有している可能性があるということです。
次に「カロリーオフ」です。
「カロリーオフ」と表記しても良い基準ですが、
食品で100gあたり40kcal未満、飲料で100gあたり20kcal未満となっています。
「カロリーオフ」以外にも「低カロリー」「ライト」といった表記も
この範疇に含まれています。
そうすると、
カロリーオフ・低カロリー・ライトといった表示のあるペットボトルの清涼飲料水を1本(1リットル)飲むと、
200kcal近くもカロリーを摂取してしまっている可能性もあるので、要注意となりますね。
【表記基準】
ゼロカロリー……100gあたり5kcal未満
カロリーオフ……100gあたり40kcal未満(食品)、同20kcal未満(飲料)
江部康二
今回は、「カロリーゼロ」と「カロリーオフ」の違いについて考察します。
「カロリーゼロ」と「カロリーオフ」の違いですが、
前回のブログ記事(2022年10月10日)と同様、
「食品表示法」に基づく「栄養成分表示」というのがあり、
そこに基準が掲載されています。
まず「カロリーゼロ」です。
基準によれば食品・飲料ともに
100gあたり5kcal未満であれば「ゼロカロリー」と表記できます。
未満ですので、例えば100gあたり4kcalであっても、
「カロリーゼロ」「ゼロカロリー」と表記できるわけです。
つまり、本当の「ゼロカロリー」でなくても
ゼロカロリーと記載してもいいのです。
例えばゼロカロリービールを1リットル飲んだら、
40kcalカロリーを含有している可能性があるということです。
次に「カロリーオフ」です。
「カロリーオフ」と表記しても良い基準ですが、
食品で100gあたり40kcal未満、飲料で100gあたり20kcal未満となっています。
「カロリーオフ」以外にも「低カロリー」「ライト」といった表記も
この範疇に含まれています。
そうすると、
カロリーオフ・低カロリー・ライトといった表示のあるペットボトルの清涼飲料水を1本(1リットル)飲むと、
200kcal近くもカロリーを摂取してしまっている可能性もあるので、要注意となりますね。
【表記基準】
ゼロカロリー……100gあたり5kcal未満
カロリーオフ……100gあたり40kcal未満(食品)、同20kcal未満(飲料)
江部康二
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