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世界のワクチン接種状況と新規感染者数は。
こんにちは。

日経新聞のウェブサイトに
2022/9/16
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/
チャートで見るコロナワクチン 世界の接種状況は。

という記事が更新されました。、
世界の新型コロナワクチンの接種状況と
人口100万人あたりの新規感染者数の
7日間移動平均が掲載されています。


2022/9/15現在のデータ
   接種完了者割合         100万人あたり新規感染者数7日間平均
   世界     63.7%                  62.1人
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
パラオ        101.7                  214 
アラブ首長国連邦   99.0                   42.9
ポルトガル      86.5                   222.3
チリ         92.4                   34.7
マルタ        91.2                   187.7 
キューバ       88.2                    2.0

韓国         86.3                  1102.3
シンガポール     88.0                   389.8
カンボジア      86.8                  0.4
デンマーク      82.0                  130.9
スペイン       85.8                 46.3
台湾         85.6                  1552.9
カナダ        83.1                  62.3
オーストラリア    84.8                  108.1
日本         80.4                  718.2
イタリア       80.5                  263.2
ニュージーランド   81.3                  201.4
ベルギー       79.3                  85.0
フランス       78.7                  328.6



ドイツ        76.2                   374.9 
スウェーデン     74.0                    60.0 
英国         75.6                   70.6
イスラエル      66.8                    107.4
米国        66.8                    191.1



インド        68.5                    3.8
ミャンマー      50.6                    4.6



南アフリカ      32.6                    3.7
エチオピア      31.9                    0.1
タンザニア      29.9                    0.2
ガーナ        26.6                    0.2
コンゴ共和国     11.9                    0.0
マリ           8.2                     3.1
パプアニューギニア  3.2                     0.3
コンゴ民主共和国   3.2                     0.1
ハイチ          1.9                     1.9



ワクチン接種率の極めて低い、
パプアニューギニア(3.2%)は、新規感染者数、0.3人
コンゴ民主共和国(3.2%)は、新規感染者数、0.1人
と、極めて少ないです。
ワクチン接種率の極めて高いパラオ(101.7%)は214人の新規感染者数
コンゴ民主共和国の2140倍、パプアニューギニアの約700倍です。

韓国もワクチン接種率が86.3%と高いですが、新規感染者数が1102.3人と
台湾(接種率85.6%)の1552.9人についで多いです。            
日本も接種比率は80.4%と高いですが、新規感染者数は718.2人と多いです。 
当初、新型コロナ感染症防御に関して、優等生であったアジアの三国が、
ワクチン接種率が高いにもかかわらず結果として総倒れになってしまいました。 

そして南アフリカの32.6%以下、エチオピア、タンザニア、ガーナなど
ワクチン接種率の極めて低い国々において
新規感染者がほとんといないという現実があります。             

これらの事実を考慮すれば、現時点で新型コロナワクチンには、
新型コロナ感染を予防する効果がないことは明白
です。  
また、データを単純にみれば、ワクチン接種率の高い国々のほうが
低い国々より、新規感染者数が多いと言えます。
まるでワクチンがかえって足を引っ張っているようにも見えます。

一方、新型コロナワクチンは、重症化を防ぐ可能性はあり得ますので、
今後のデータの確認が待たれます。

もっとも、日経のサイトによると、
100万人あたりの新型コロナの新規死者数の7日移動平均は0.2人と極めて低いです。
すなわち、現在流行しているオミクロン株に関しては
感染力は非常に強いですが、重症化率は
ワクチンに関係なく低いと考えられます。


江部康二  
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