2022年09月04日 (日)
【22/09/03 西村 典彦
健康診断のエビデンス
健康診断の各種項目の標準値(正常値)にエビデンスはあるのでしょうか。
多くの項目の正常値は病気と診断されていない人の平均値であって、
数値そのものに「絶対的な健康」を表す根拠はあるのでしょうか。
では、一般的に健康とされる人(病気がない人)とはどのような人でしょうか。
本当に健康なのでしょうか。
バランスの良い食事とはどういうものでしょうか。
一般的に健康とされる人(本当はどうか分かりません)が摂取する食事の平均値であって
そのバランスに科学的根拠はないと思います。
私は、糖質制限を始めて5年目(60歳)になりますが、
糖質制限前と比べてはるかに健康になりました。
瞬発力は年齢と共に少しずつ落ちてきますが、
持久力においては20年ほど若返ったと言う自覚があります。
ほかにも年齢のせい(要するに老化)だと思い込んでいた数々の不調もなくなりました。
要するに、それまでの糖質過多の食事が普通の食事であり、
その普通の食事で維持している健康状態を「健康」と誤解していたわけです。
しかし、一般的な食事を続けている人は、
私が気づいた「誤解」に気づかないままなのではないでしょうか。
本当は、もっと健康なのが本来の健康なのです。
その「誤解」に気づかない「質の悪い健康」な人の平均値が
健康診断の各種項目の正常値なのだと思われます。
質の悪い食事や生活環境が一般的であれば、
正常値の範囲も質の悪いものになるのは当然です。
これではいつまでたっても「卵が先か鶏が先か」と言うループに陥って、
本当にバランスの良い食事とはどのようなものか、
本当の健康とはどのようなものかは見えてきません。
正常値には、人種による差があるように、
一般人と糖質セイゲニストの正常値はかなり異なっていると思います。
糖質セイゲニスト(に限らず、食事内容別)の標準値を作らないと、
本当のバランスの良い食事は分からないし、当の健康状態も分からないでしょう。】
西村 典彦 さん
仰る通りと思います。
「多くの項目の正常値は病気と診断されていない人の平均値であって、
数値そのものに「絶対的な健康」を表す根拠はあるのでしょうか」
絶対的な健康の根拠はありません。
正常値という言い方も変ですね。
今は「正常値」という言い方より「基準値」と言うほうが普通です。
「一般的に健康とされる人(病気がない人)とはどのような人でしょうか。
本当に健康なのでしょうか。」
確かに、病気がない(発見されていない) だけで、
健康とは言えません。
「バランスの良い食事とはどういうものでしょうか。」
これも、日本人の食事における「糖質」「脂質」「蛋白質」の平均摂取比率を
そのように言っているだけで、全くエビデンスはありません。
「私は、糖質制限を始めて5年目(60歳)になりますが、
糖質制限前と比べてはるかに健康になりました。
瞬発力は年齢と共に少しずつ落ちてきますが、
持久力においては20年ほど若返ったと言う自覚があります。
ほかにも年齢のせい(要するに老化)だと思い込んでいた数々の不調もなくなりました。」
糖質セイゲニストにおいては、糖質を食べている人に比べると
<①ケトン体高値><②AGEsの蓄積が少ない>
①②という二つのアドバンテージがあります。
ケトン体高値により、心臓・腎臓・脳保護作用および、
慢性炎症を抑える効果が期待できます。
②により、<糖化 ⇒ 老化>という流れが最小限で済みます。
老化すれば、免疫力も低下するのは必然ですので、それが予防できます。
「要するに、それまでの糖質過多の食事が普通の食事であり、
その普通の食事で維持している健康状態を「健康」と誤解していたわけです。
しかし、一般的な食事を続けている人は、
私が気づいた「誤解」に気づかないままなのではないでしょうか。
本当は、もっと健康なのが本来の健康なのです。」
そうですね。
糖質を普通に摂取している人々は、糖質制限食でもっと体調が良くなることをご存じないので、現状を健康と誤解している可能性が高いです。
これは、糖質制限食を実践しない限り、わからないことです。
「その「誤解」に気づかない「質の悪い健康」な人の平均値が
健康診断の各種項目の正常値なのだと思われます。
質の悪い食事や生活環境が一般的であれば、
正常値の範囲も質の悪いものになるのは当然です。
これではいつまでたっても「卵が先か鶏が先か」と言うループに陥って、
本当にバランスの良い食事とはどのようなものか、
本当の健康とはどのようなものかは見えてきません。」
これに関しては、糖質セイゲニストのデータを多く集めて
平均値をとる作業が必要と思われます。
高雄病院の経験では、中性脂肪値は、空腹時であれば、
一般の人に比べて糖質セイゲニストはかなり低くなる人が多いです。
HDL-CやLDL-Cは、増加することが多いです。
糖質制限食20年間実践中の私の2022年6月27日、
高雄病院健康診断時のデータ(空腹時)が以下の緑字の記載です。
空腹時血糖値だけが、暁現象でギリギリです。
私は、尿酸値はいつも低めですが、
酸化ストレスが少ないためなのかなと勝手に解釈しています。
中性脂肪値は、お酒を控えればもっと下がると思います。
TC:219
TG:69
HDL-C:84
LDL-C:121
空腹時血糖値:108
HbA1c:5.8%
AST:23
ALT:19
γGTP:32
クレアチニン:0.66
尿酸:4.6
総蛋白:7.4
以下も、参考にして頂ければ幸いです。
東京大学医学部付属病院検査部
http://lab-tky.umin.jp/patient/kijyun.html
患者さんへのご案内
検査結果について -
基準範囲,臨床判断値ってなに?
江部康二
健康診断のエビデンス
健康診断の各種項目の標準値(正常値)にエビデンスはあるのでしょうか。
多くの項目の正常値は病気と診断されていない人の平均値であって、
数値そのものに「絶対的な健康」を表す根拠はあるのでしょうか。
では、一般的に健康とされる人(病気がない人)とはどのような人でしょうか。
本当に健康なのでしょうか。
バランスの良い食事とはどういうものでしょうか。
一般的に健康とされる人(本当はどうか分かりません)が摂取する食事の平均値であって
そのバランスに科学的根拠はないと思います。
私は、糖質制限を始めて5年目(60歳)になりますが、
糖質制限前と比べてはるかに健康になりました。
瞬発力は年齢と共に少しずつ落ちてきますが、
持久力においては20年ほど若返ったと言う自覚があります。
ほかにも年齢のせい(要するに老化)だと思い込んでいた数々の不調もなくなりました。
要するに、それまでの糖質過多の食事が普通の食事であり、
その普通の食事で維持している健康状態を「健康」と誤解していたわけです。
しかし、一般的な食事を続けている人は、
私が気づいた「誤解」に気づかないままなのではないでしょうか。
本当は、もっと健康なのが本来の健康なのです。
その「誤解」に気づかない「質の悪い健康」な人の平均値が
健康診断の各種項目の正常値なのだと思われます。
質の悪い食事や生活環境が一般的であれば、
正常値の範囲も質の悪いものになるのは当然です。
これではいつまでたっても「卵が先か鶏が先か」と言うループに陥って、
本当にバランスの良い食事とはどのようなものか、
本当の健康とはどのようなものかは見えてきません。
正常値には、人種による差があるように、
一般人と糖質セイゲニストの正常値はかなり異なっていると思います。
糖質セイゲニスト(に限らず、食事内容別)の標準値を作らないと、
本当のバランスの良い食事は分からないし、当の健康状態も分からないでしょう。】
西村 典彦 さん
仰る通りと思います。
「多くの項目の正常値は病気と診断されていない人の平均値であって、
数値そのものに「絶対的な健康」を表す根拠はあるのでしょうか」
絶対的な健康の根拠はありません。
正常値という言い方も変ですね。
今は「正常値」という言い方より「基準値」と言うほうが普通です。
「一般的に健康とされる人(病気がない人)とはどのような人でしょうか。
本当に健康なのでしょうか。」
確かに、病気がない(発見されていない) だけで、
健康とは言えません。
「バランスの良い食事とはどういうものでしょうか。」
これも、日本人の食事における「糖質」「脂質」「蛋白質」の平均摂取比率を
そのように言っているだけで、全くエビデンスはありません。
「私は、糖質制限を始めて5年目(60歳)になりますが、
糖質制限前と比べてはるかに健康になりました。
瞬発力は年齢と共に少しずつ落ちてきますが、
持久力においては20年ほど若返ったと言う自覚があります。
ほかにも年齢のせい(要するに老化)だと思い込んでいた数々の不調もなくなりました。」
糖質セイゲニストにおいては、糖質を食べている人に比べると
<①ケトン体高値><②AGEsの蓄積が少ない>
①②という二つのアドバンテージがあります。
ケトン体高値により、心臓・腎臓・脳保護作用および、
慢性炎症を抑える効果が期待できます。
②により、<糖化 ⇒ 老化>という流れが最小限で済みます。
老化すれば、免疫力も低下するのは必然ですので、それが予防できます。
「要するに、それまでの糖質過多の食事が普通の食事であり、
その普通の食事で維持している健康状態を「健康」と誤解していたわけです。
しかし、一般的な食事を続けている人は、
私が気づいた「誤解」に気づかないままなのではないでしょうか。
本当は、もっと健康なのが本来の健康なのです。」
そうですね。
糖質を普通に摂取している人々は、糖質制限食でもっと体調が良くなることをご存じないので、現状を健康と誤解している可能性が高いです。
これは、糖質制限食を実践しない限り、わからないことです。
「その「誤解」に気づかない「質の悪い健康」な人の平均値が
健康診断の各種項目の正常値なのだと思われます。
質の悪い食事や生活環境が一般的であれば、
正常値の範囲も質の悪いものになるのは当然です。
これではいつまでたっても「卵が先か鶏が先か」と言うループに陥って、
本当にバランスの良い食事とはどのようなものか、
本当の健康とはどのようなものかは見えてきません。」
これに関しては、糖質セイゲニストのデータを多く集めて
平均値をとる作業が必要と思われます。
高雄病院の経験では、中性脂肪値は、空腹時であれば、
一般の人に比べて糖質セイゲニストはかなり低くなる人が多いです。
HDL-CやLDL-Cは、増加することが多いです。
糖質制限食20年間実践中の私の2022年6月27日、
高雄病院健康診断時のデータ(空腹時)が以下の緑字の記載です。
空腹時血糖値だけが、暁現象でギリギリです。
私は、尿酸値はいつも低めですが、
酸化ストレスが少ないためなのかなと勝手に解釈しています。
中性脂肪値は、お酒を控えればもっと下がると思います。
TC:219
TG:69
HDL-C:84
LDL-C:121
空腹時血糖値:108
HbA1c:5.8%
AST:23
ALT:19
γGTP:32
クレアチニン:0.66
尿酸:4.6
総蛋白:7.4
以下も、参考にして頂ければ幸いです。
東京大学医学部付属病院検査部
http://lab-tky.umin.jp/patient/kijyun.html
患者さんへのご案内
検査結果について -
基準範囲,臨床判断値ってなに?
江部康二
先日コメントさせていただいた者です。
33歳で食後高血糖にて糖質制限を始めて2か月になりました。
質問があるのですが、
糖質制限で手足の痺れがでることはありますか?2週間ほど前から手のひら、足の裏がビリビリする感じがあるのですが、これは食事の仕方が間違っているのでしょうか?
もう一点は糖質量についてです。普段家では毎食だいたい20g以下ですが外食時や旅行の際は40g程度になってしまいます。設定がバラバラになることでのデメリットを教えていただきたいのです。旅行のたびに食事に悩むのも困るのでそれであれば日頃から40gの設定の方が良いのかな、、、と迷っています。長文になってしまい申し訳ありませんがご教示いただきますと幸甚です。
33歳で食後高血糖にて糖質制限を始めて2か月になりました。
質問があるのですが、
糖質制限で手足の痺れがでることはありますか?2週間ほど前から手のひら、足の裏がビリビリする感じがあるのですが、これは食事の仕方が間違っているのでしょうか?
もう一点は糖質量についてです。普段家では毎食だいたい20g以下ですが外食時や旅行の際は40g程度になってしまいます。設定がバラバラになることでのデメリットを教えていただきたいのです。旅行のたびに食事に悩むのも困るのでそれであれば日頃から40gの設定の方が良いのかな、、、と迷っています。長文になってしまい申し訳ありませんがご教示いただきますと幸甚です。
都内河北 鈴木です。
本日記事の標準値(正常値)ですが、
要は『健康値』の疑問ですが、
私は、江部先生『糖質制限理論』を理解把握して実践で、
『日本医療界』に『殺されかけた患者です』が、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>の改善結果を出していますが、
最近の私の検査数値で既存の正常値は、
疑問が出ました!!
担当医I・J医師も疑問視していました!!
私が思うのは、江部先生『糖質制限理論』ならば、
<<『検査数値も、変動するのかなと、考えます!!』>>
<<私自身が健康改善してから、何の健康被害が無いからです!!>>
なにしろ私が日々思うのは、
江部先生には、<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>でき、
更なる改善を期待できる状況で、10年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日記事の標準値(正常値)ですが、
要は『健康値』の疑問ですが、
私は、江部先生『糖質制限理論』を理解把握して実践で、
『日本医療界』に『殺されかけた患者です』が、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>の改善結果を出していますが、
最近の私の検査数値で既存の正常値は、
疑問が出ました!!
担当医I・J医師も疑問視していました!!
私が思うのは、江部先生『糖質制限理論』ならば、
<<『検査数値も、変動するのかなと、考えます!!』>>
<<私自身が健康改善してから、何の健康被害が無いからです!!>>
なにしろ私が日々思うのは、
江部先生には、<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>でき、
更なる改善を期待できる状況で、10年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2022/09/04(Sun) 23:08 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
ゆたんぽ さん
糖質制限食で、手足のしびれがでることはありません。
好ましくない症状がでる場合、そのほとんどが「摂取エネルギー不足」です。
脂質とタンパク質は充分量摂取してください。
スーパー糖質制限食の設定が、1食20g以下になっているのは
食後血糖値が1時間値も2時間値も160mg未満を目指すためです。
それが国際糖尿病連合の合併症予防のための目標値です。
40mgの糖質だと、160mgを超えるリスクが出てきます。
糖質制限食で、手足のしびれがでることはありません。
好ましくない症状がでる場合、そのほとんどが「摂取エネルギー不足」です。
脂質とタンパク質は充分量摂取してください。
スーパー糖質制限食の設定が、1食20g以下になっているのは
食後血糖値が1時間値も2時間値も160mg未満を目指すためです。
それが国際糖尿病連合の合併症予防のための目標値です。
40mgの糖質だと、160mgを超えるリスクが出てきます。
2022/09/05(Mon) 07:36 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、こんばんは
以前にも書かせて頂いたことが有りますが、一般人にバランスの良いと言われている食事は、我々糖尿病人にとっては、バランスの悪い食事になります。一般人(健康人)と病人では、食事内容が違って当然だと思います。
肉食動物のトラやライオンに、肉ばかり食べていたらバランスが悪いから、野菜も食べなさいとか、草食動物のキリンやウマに、草や葉っぱばかり食べていたらバランスが悪いから、肉や魚も食べなさいと食べさせたら、両方とも体調が悪くなるでしょう。
動物、生物にはそれぞれバランスの良い食事があり、それは本能(DNA)によるものではないでしょうか。動物はそれが食べられるかどうか、臭いを嗅いで(本能で)判断します
イヌイットは、生肉、生魚が常食だった頃はガン等生活習慣病がとても少なかったと云われています。
ところが欧米人と交流が進み、欧米食が入ってくると、それらの病気が増えたといわれています。
又、アフリカのマサイ族は、普段は牛等のミルクを飲み、時々牛の首を矢で射って、流れた血をミルクに混ぜて飲んでいるのを、かなり前のテレビで視たことが有ります。
このように人種によってもバランスの良い食事は、変わってくると思います。
今のバランスの良いと云われている食事は、これが人間には一番良いのだと神様が決めたものではありません。
人間が本能のまま食事をするとしたら、何を食べるのでしょう。
人間のDNAに組み込まれた本能に従って食べる物が、人間にとってバランスの良い食事なのかもしれません。
そうすると、江部先生が仰られている、人類が出現して700万年のうち、それまで無かった穀物を作り、食べ始めたのは僅か1万年前、それ以前699万年はスーパー糖質制限食となりますので、それが本能なのかなと思います。
以上、長々と戯言失礼いたしました。
以前にも書かせて頂いたことが有りますが、一般人にバランスの良いと言われている食事は、我々糖尿病人にとっては、バランスの悪い食事になります。一般人(健康人)と病人では、食事内容が違って当然だと思います。
肉食動物のトラやライオンに、肉ばかり食べていたらバランスが悪いから、野菜も食べなさいとか、草食動物のキリンやウマに、草や葉っぱばかり食べていたらバランスが悪いから、肉や魚も食べなさいと食べさせたら、両方とも体調が悪くなるでしょう。
動物、生物にはそれぞれバランスの良い食事があり、それは本能(DNA)によるものではないでしょうか。動物はそれが食べられるかどうか、臭いを嗅いで(本能で)判断します
イヌイットは、生肉、生魚が常食だった頃はガン等生活習慣病がとても少なかったと云われています。
ところが欧米人と交流が進み、欧米食が入ってくると、それらの病気が増えたといわれています。
又、アフリカのマサイ族は、普段は牛等のミルクを飲み、時々牛の首を矢で射って、流れた血をミルクに混ぜて飲んでいるのを、かなり前のテレビで視たことが有ります。
このように人種によってもバランスの良い食事は、変わってくると思います。
今のバランスの良いと云われている食事は、これが人間には一番良いのだと神様が決めたものではありません。
人間が本能のまま食事をするとしたら、何を食べるのでしょう。
人間のDNAに組み込まれた本能に従って食べる物が、人間にとってバランスの良い食事なのかもしれません。
そうすると、江部先生が仰られている、人類が出現して700万年のうち、それまで無かった穀物を作り、食べ始めたのは僅か1万年前、それ以前699万年はスーパー糖質制限食となりますので、それが本能なのかなと思います。
以上、長々と戯言失礼いたしました。
2022/09/05(Mon) 19:31 | URL | モン吉 | 【編集】
質問させてください。私は糖質制限を始めて6年になります。3食とも主食を取らないスーパー糖質制限です。糖質制限を始めて一番に感じたことは頭がすっきりして冴えていることでした。もともと丈夫なたちで、病気らしい病気をしたことがないのですが、時々悩まされていたアトピーが消えて、スギ花粉の季節には薬が手放せなかったのが、多少鼻がムズムズするくらいで薬が必要なくなったことがあげられるくらいでしょうか。もともと痩せていて、155cm46kgで体重を減らす必要はなかったのに、糖質制限を始めたら41kgになってしまって焦りました。この体重が最近増え始めました。46kgを越えて50kg、さすがにまずいと思ったので、食べたいだけ食べるを止めて、食事の量を調節し、やっと48㎏まで戻しました。ちょうどこのころから、食後に眠気も感じるようになりました。食事内容は最初から変わっていません。糖質制限に体が慣れると、体重が増えやすくなったり、眠気が起きたりするものなのでしょうか?
うりこ さん
糖質制限食をあるていど長期に実践していると、少食で済むようになる人がいます。
つまり糖質あり時代よりも、摂取エネルギーが、3/4くらいでも体重が減らずに維持できる人がいます。
眠気は糖質制限食の場合は生じにくいはずですが、良くわかりません。
なお、155cm 50kg でBMIが20.8で、『正常痩せ型』となります。
それで体調がよければ、全く問題ないと思います。
糖質制限食をあるていど長期に実践していると、少食で済むようになる人がいます。
つまり糖質あり時代よりも、摂取エネルギーが、3/4くらいでも体重が減らずに維持できる人がいます。
眠気は糖質制限食の場合は生じにくいはずですが、良くわかりません。
なお、155cm 50kg でBMIが20.8で、『正常痩せ型』となります。
それで体調がよければ、全く問題ないと思います。
2022/09/08(Thu) 15:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
母がアルツハイマーで10年以上介護しました。母は甘いものがとても好きでした。甘いものを食べて太るのなら制限ができたと思いますが、母はいくら食べても太らないので、本当によく食べていました。特に認知が入ってからは甘いもの以外は食べさせるのが大変で、まあいいかカロリーは足りているしと無理強いするのを止めたら、栄養失調になってしまいました。アルツハイマーは3型糖尿病と言われるようになりましたが、母を見ているので、納得できます。私は幸い甘いものは嫌いです。ご飯に未練はあっても、アルツハイマーにはなりたくないし、体調も糖質を取っていた時より、ずっといいので、糖質制限はこれからも続けていくつもりです。
うりこ さん
アルツハイマー病は『脳の糖尿病』という説もあります。
またAGEsの蓄積がアルツハイマー病のリスクとされています。
すなわち、糖質過剰摂取とアルツハイマー病発症には、密接な関係があると考えられます。
アルツハイマー病は『脳の糖尿病』という説もあります。
またAGEsの蓄積がアルツハイマー病のリスクとされています。
すなわち、糖質過剰摂取とアルツハイマー病発症には、密接な関係があると考えられます。
2022/09/13(Tue) 06:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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