第12回(令和4年、2022年)修道医会・文化功労賞を受賞しました。
こんにちは。
第12回(令和4年、2022年)修道医会・文化功労賞を、
『糖質制限食の有用性と実践法について多くの著書を出版し、
医学界および一般社会の啓発に努めた』ことで、
私が受賞しました。
大変名誉なことでありがたいことです。
2022年7月30日(土)受賞式が、ズームで行われました。
修道医会は、修道高校出身の医師と医学生が発足させ
広島での第1回目の総会が、昭和34年(1959)に開催されました。
2022年現在、会員数が1000名を超え、発足して60数年を迎えました。
以下は、受賞時の私の挨拶の文章です。
ご挨拶
こんばんは。
ただいまご紹介頂きました高雄病院の江部です。
先日、修道医会文化功労賞という栄誉ある賞を受賞したと、
松本正俊先生からご一報頂き、
驚くと共に感謝し、大変嬉しく思いました。
私は、修道高校第20回卒で、その年京大医学部に入学しました。
今回受賞に到った「糖質制限食の啓蒙・普及」活動ですが、
1999年に私の2歳上の兄・江部洋一郎医師が、
高雄病院で糖尿病治療に糖質制限食を導入し開始したものです。
兄も修道高校出身で京大医学部卒で、当時高雄病院院長でした。
私と兄は、
「保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・勤務先」
と全て一緒であり、おそらくギネスブック掲載なみの珍しい兄弟です。
さて、2002年私自身が糖尿病を発症しました。
実は父も母も糖尿病で、いわばサラブレッドの家系でした。
ここから、薬なしで食事療法のみで、糖尿病をコントロールしようと、
さらに「糖質制限食」を徹底的に研究しました。
本も多数出版し、ベストセラーになったものもあります。
おかげさまで、52歳で糖尿病を発症して現在72歳ですが
合併症もなく他の持病もなく、健康で元気に過ごしています。
20年間糖質制限食を実践した結果、
眼は裸眼で広辞苑が読めて車の運転ができ、
耳は、聴力低下がありません。
歯は全て残っておき、虫歯もありません。
嗅覚も味覚も正常です。
身長は縮んでおらず、夜間の排尿もありません。
これは72歳では、かなりのレアケースです。
何だか自慢話になってしまいましたのでこれぐらいにしておきます。
最後になりましたが
この度は、宮本勝也会長、松本正俊事務局長を始め修道医会の先生方、
誠にありがとうございました。
感謝すると共に御礼申し上げます。
ありがとうございました。
江部康二(修道高校第20回卒)
第12回(令和4年、2022年)修道医会・文化功労賞を、
『糖質制限食の有用性と実践法について多くの著書を出版し、
医学界および一般社会の啓発に努めた』ことで、
私が受賞しました。
大変名誉なことでありがたいことです。
2022年7月30日(土)受賞式が、ズームで行われました。
修道医会は、修道高校出身の医師と医学生が発足させ
広島での第1回目の総会が、昭和34年(1959)に開催されました。
2022年現在、会員数が1000名を超え、発足して60数年を迎えました。
以下は、受賞時の私の挨拶の文章です。
ご挨拶
こんばんは。
ただいまご紹介頂きました高雄病院の江部です。
先日、修道医会文化功労賞という栄誉ある賞を受賞したと、
松本正俊先生からご一報頂き、
驚くと共に感謝し、大変嬉しく思いました。
私は、修道高校第20回卒で、その年京大医学部に入学しました。
今回受賞に到った「糖質制限食の啓蒙・普及」活動ですが、
1999年に私の2歳上の兄・江部洋一郎医師が、
高雄病院で糖尿病治療に糖質制限食を導入し開始したものです。
兄も修道高校出身で京大医学部卒で、当時高雄病院院長でした。
私と兄は、
「保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・勤務先」
と全て一緒であり、おそらくギネスブック掲載なみの珍しい兄弟です。
さて、2002年私自身が糖尿病を発症しました。
実は父も母も糖尿病で、いわばサラブレッドの家系でした。
ここから、薬なしで食事療法のみで、糖尿病をコントロールしようと、
さらに「糖質制限食」を徹底的に研究しました。
本も多数出版し、ベストセラーになったものもあります。
おかげさまで、52歳で糖尿病を発症して現在72歳ですが
合併症もなく他の持病もなく、健康で元気に過ごしています。
20年間糖質制限食を実践した結果、
眼は裸眼で広辞苑が読めて車の運転ができ、
耳は、聴力低下がありません。
歯は全て残っておき、虫歯もありません。
嗅覚も味覚も正常です。
身長は縮んでおらず、夜間の排尿もありません。
これは72歳では、かなりのレアケースです。
何だか自慢話になってしまいましたのでこれぐらいにしておきます。
最後になりましたが
この度は、宮本勝也会長、松本正俊事務局長を始め修道医会の先生方、
誠にありがとうございました。
感謝すると共に御礼申し上げます。
ありがとうございました。
江部康二(修道高校第20回卒)