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糖質制限食で血糖値改善・主治医の理解
おはようございます。秋たけなわの京都です。

高雄のもみじは、例年より紅葉が遅れ気味です。高雄山神護寺のもみじは、樹齢500年以上の古木が多く残っていて、京都市内で最も早く紅葉を楽しむことができるそうですが、今年は、11月中旬以降が見頃となりそうです。

さて今回は、みうぱぱさんから、とても嬉しいコメントをいただきました。

『No title
はじめまして
大変感謝したくコメントさせていただきます。42才の男性です。

私も8年間下がらぬ血糖値と決別するために糖質制限食を7月下旬からはじめました。東京に住んでいますので高尾病院までいくのは大変なので東京で糖質制限に積極的な銀座の病院を探し出し、そちらのお世話になっています。

当初 7月12日空腹時血糖値が250mg/dlだったのですが糖質制限を始めた途端にリアルタイムで血糖値が下がり始め、先ほどSMBGしたところ86mg/dlでした。HbA1cは7.8%(8月2日)から5.9%(10月24日)まで下げることができました。主治医からは「薬なしでよくここまで頑張りました」とお褒めの言葉をいただきました。

前の主治医の時はコントロールがうまくいかず、行く度に叱られ、病院への足が遠ざかっていました。

カロリー制限と違い、食べないストレスをためずにできる糖質制限食は本当にすごいと実感しております。

11月30日の東京での講演会には是非とも参加いたしますのでよろしくお願いします。
by みうパパ 2008/10/28 21:22』


みうパパさん。コメントありがとうございます。

糖質制限食に理解のある病院が見つかって良かったですね。徐々に全国各地に、ポツポツではありますが、糖質制限食に理解のある病院や医院が増えてきているようです。

7月12日空腹時血糖値が250mg/dl→糖質制限食にて86mg/dlに改善。
HbA1cは7.8%(8月2日)→5.9%(10月24日)

通常の糖尿病治療(カロリー制限食+内服薬)ではあり得ないレベルの見事な改善です。主治医殿もびっくりされたり嬉しかったりで、お誉めの言葉だったのでしょうね。主治医殿に是非よろしくお伝え下さい。(^-^)v(^-^)v 

早朝空腹時の血糖値が86mg/dlまで改善しておられますので、インスリン基礎分泌がしっかり確保できるまで、膵臓の(インスリンをつくっている)β細胞が回復したと考えられます。

通常糖尿病は治らないと言われていますが、発症したときには既に膵臓のβ細胞が1~2割は回復不能のダメージを受けていることが多いのです。これは確かに治りません。

しかし、残りの疲弊していた8~9割のβ細胞が、糖質制限食により休養し元気になればインスリン分泌能力も回復します。

みうパパさんの場合も、空腹時血糖値86mg/dlですから、かなりのレベルまで膵臓が回復しておられます。

仰る通り糖質制限食は、カロリー制限食に比べて、随分楽にストレスなく実践できるのが利点です。
これからも、美味しく楽しく糖質制限食を続けられる限りは、正常人ですね。


なお、通常のカロリー制限食では糖質を摂取するので、インスリン注射でもしない限り、食後高血糖を防ぐことは極めて困難です。

医師や栄養士の指導をきっちり守っていても、血糖コントロールが良くないのは、決して糖尿病患者さんのせいではなく、不適切な食事療法のせいなのですから、医師が叱るのはお門違いもいいとこです。

現実に日本の糖尿病患者さんでは食事療法・薬物療法をしていても、HbA1c6.4%以下のコントロール良好レベルは3割を切っています。 (*_*)

最後になりましたが、東京・中野講演会ご参加ありがとうございます。最新の情報を基にわかりやすいお話しを心がけますので乞うご期待です。(^o^)v

江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ありがとうございます
こんな駄文が取り上げられて大変恐縮すると同時に感激しています。日々の診察や講演会に追われているのにブログを毎日更新されているのには本当に頭が下がります。一人でも多くの糖尿人に糖質制限を知ってもらってコントロールが出来るようになってもらうことを願ってやみません。先生もご多忙で大変かと思いますが、どうかご自愛くださいませ。
2008/11/11(Tue) 21:28 | URL | みうパパ | 【編集
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