fc2ブログ
「帯状ほう疹」患者が急増 3回目接種後に発症した男性(20代)の場合は…
こんにちは。
ヤフーニュースに2022年4月5日、
https://news.yahoo.co.jp/articles/9628f0c179564c9c75b3f81b988cdc53f4b98ac7
「帯状ほう疹」患者が急増 3回目接種後に発症した男性(20代)の場合は…

というBSS山陰放送の記事が掲載されました。

確かに、コロナ禍のなか、「帯状ほう疹」の患者が急増しています。
私の外来でも、帯状疱疹、単純疱疹ともに増えています。
一体なぜなのでしょうか。
近畿大学医学部皮膚科学教室 大塚篤司 主任教授  が、インタビューに答えておられます。
以下、一部を引用します。

近畿大学医学部皮膚科学教室 大塚篤司 主任教授 

①「私が近畿大学で患者さんを診ている限りでは、去年の春から夏にかけては、帯状疱疹の患者さんが非常に多く増えた印象があります。だいたい1.5倍~2倍くらい患者さんを診た印象はあります」  

②「高齢者の人が基本的にかかりやすいので、50代以上の人が多いんですが、20代でも受診される人がいて、それは普段とは違う印象がありました。コロナ禍でストレスがかかって、帯状ほう疹発症する可能性がひとつあります」

③「コロナワクチンを打ったことによって、イメージとして、脊髄のところにいた免疫が駆り出されて、ほかの免疫のところに働いたために、ヘルペスが増えやすくなったというのは論文等でいわれています。多いところの報告だと、コロナワクチン接種者の10%くらいの人にヘルペスウイルスの活性化があったという報告もあります。帯状ほう疹は治療薬もあるし、後遺症もほとんど無く治療が可能です。コロナは治療薬ほとんど出ていないですし、後遺症の問題もあるので、バランスを考えると、コロナワクチンをしっかり接種してもらいたいと思います」  



①大塚教授の仰るように、私の外来でも帯状疱疹の患者さんが1.5~2倍に増えた印象があります。
 また単純疱疹が、「熱の華」の「口唇ヘルペス」ていどが普通のはずが、
 顔面全体に皮疹・発赤・腫脹が出現して非常に重症化した症例を経験しました。
 医師になって48年ですが、これまで診てきた単純疱疹で、圧倒的に最も重症でした。
 「新型コロナワクチン接種による人体の免疫力低下」のせいと思われます。

②20代で帯状疱疹というのは、コロナ禍以前には、ほとんどなかったことであり、異常な状況と言えます。 
 コロナ禍のストレスというよりも、「新型コロナワクチン接種による人体の免疫力の低下」の可能性が高いと思われます。

③大塚篤司教授、ご自分でも、「新型コロナワクチン接種による免疫力の低下で 
 ヘルペスが増えた」
と認めておられます。 
 その上で、新型コロナワクチン接種のメリットのほうが大きいとしておられます。 
 しかしながら新型コロナ感染症は、そもそも59歳以下は、ほとんど重症化しないので、 
 59歳以下の人にワクチンを打つメリットはない
と思います。


 江部康二
 
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可