2022年01月05日 (水)
【22/01/04 中嶋一雄
阪大の論文
イベルメクチンをコロナ肺炎患者に使いました
気管内挿管期間の短縮と、消化器合併症の軽減ができました
doi.org/10.1016/j.jiac.2021.12.024】
こんばんは。
中嶋一雄先生から、「イベルメクチンがコロナ肺炎に有効」という
阪大の論文を、コメントで紹介して頂きました。
ありがとうございます。
ICUで人工呼吸器を装着したCOVID-19患者がこの研究の対象です。
入院後3日以内にイベルメクチンを投与された人工呼吸器を装着した患者は
イベルメクチン群に割り当てられ、他の患者は対照群に割り当てられました。
全部で88人の対象患者のうち39人の患者はイベルメクチングループに分類され、
残りの49人の患者は対照グループに分類されました。
対照群と比較したイベルメクチン群の胃腸合併症のハザード比は、
0.221で、約4.5分の1ですんでいます。
イベルメクチン群では人工呼吸なしの日が、対象群の1.92倍であり、
有効性が確認されています。
このように、
イベルメクチンは、機械的人工呼吸を受けている重度のCOVID-19患者において、
胃腸の合併症を改善し、人工呼吸器のない日数を増やしました。
SARS-Cov-2による胃腸症状の予防は、
COVID-19感染肺炎の予後と関連している可能性があります。
新型コロナ感染症に対する治療として、高額な新薬が開発されていますが、
安価で安全ななイベルメクチンが有効なのですから、即使用するべきと思います。
江部康二
☆☆☆
以下の緑文字の記載は、阪大の英文論文の概要をグーグル翻訳したものです。
イベルメクチン投与は、COVID-19の換気された患者の胃腸合併症の低下と人工呼吸器のない日数の増加に関連しています:傾向スコア分析
序章
COVID-19患者は、予後不良の消化器症状を示すことが報告されています。駆虫薬であるイベルメクチンは、COVID-19患者に使用されています。この研究の目的は、イベルメクチンがCOVID-19の換気された患者の胃腸合併症と人工呼吸器のない日数に影響を与えるかどうかを評価することでした。
方法
ICUで人工呼吸器を装着したCOVID-19患者がこの研究に含まれました。入院後3日以内にイベルメクチンを投与された人工呼吸器を装着した患者はイベルメクチン群に割り当てられ、他の患者は対照群に割り当てられました。イベルメクチン群の患者は、鼻腔チューブを介してイベルメクチン200μg/ kgを投与されました。入院から4週間以内の胃腸合併症と人工呼吸器のない日数の発生率は、逆確率均等法による傾向スコアを使用して臨床転帰として評価されました。
結果
この研究には88人の患者を含め、そのうち39人の患者はイベルメクチングループに分類され、49人の患者は対照グループに分類されました。対照群と比較したイベルメクチン群の胃腸合併症のハザード比は、Cox比例ハザード回帰モデルで0.221(95%信頼区間[CI]、0.057〜0.855; p = 0.029)でした。対照群と比較した人工呼吸器のない日のオッズ比は、比例オッズロジスティック回帰モデルで1.920(95%CI、1.076〜3.425; p = 0.027)でした。
結論
イベルメクチンは、機械的人工呼吸を受けている重度のCOVID-19患者において、胃腸の合併症と人工呼吸器のない日数を改善しました。 SARS-Cov-2による胃腸症状の予防は、COVID-19の結果と関連している可能性があります。
阪大の論文
イベルメクチンをコロナ肺炎患者に使いました
気管内挿管期間の短縮と、消化器合併症の軽減ができました
doi.org/10.1016/j.jiac.2021.12.024】
こんばんは。
中嶋一雄先生から、「イベルメクチンがコロナ肺炎に有効」という
阪大の論文を、コメントで紹介して頂きました。
ありがとうございます。
ICUで人工呼吸器を装着したCOVID-19患者がこの研究の対象です。
入院後3日以内にイベルメクチンを投与された人工呼吸器を装着した患者は
イベルメクチン群に割り当てられ、他の患者は対照群に割り当てられました。
全部で88人の対象患者のうち39人の患者はイベルメクチングループに分類され、
残りの49人の患者は対照グループに分類されました。
対照群と比較したイベルメクチン群の胃腸合併症のハザード比は、
0.221で、約4.5分の1ですんでいます。
イベルメクチン群では人工呼吸なしの日が、対象群の1.92倍であり、
有効性が確認されています。
このように、
イベルメクチンは、機械的人工呼吸を受けている重度のCOVID-19患者において、
胃腸の合併症を改善し、人工呼吸器のない日数を増やしました。
SARS-Cov-2による胃腸症状の予防は、
COVID-19感染肺炎の予後と関連している可能性があります。
新型コロナ感染症に対する治療として、高額な新薬が開発されていますが、
安価で安全ななイベルメクチンが有効なのですから、即使用するべきと思います。
江部康二
☆☆☆
以下の緑文字の記載は、阪大の英文論文の概要をグーグル翻訳したものです。
イベルメクチン投与は、COVID-19の換気された患者の胃腸合併症の低下と人工呼吸器のない日数の増加に関連しています:傾向スコア分析
序章
COVID-19患者は、予後不良の消化器症状を示すことが報告されています。駆虫薬であるイベルメクチンは、COVID-19患者に使用されています。この研究の目的は、イベルメクチンがCOVID-19の換気された患者の胃腸合併症と人工呼吸器のない日数に影響を与えるかどうかを評価することでした。
方法
ICUで人工呼吸器を装着したCOVID-19患者がこの研究に含まれました。入院後3日以内にイベルメクチンを投与された人工呼吸器を装着した患者はイベルメクチン群に割り当てられ、他の患者は対照群に割り当てられました。イベルメクチン群の患者は、鼻腔チューブを介してイベルメクチン200μg/ kgを投与されました。入院から4週間以内の胃腸合併症と人工呼吸器のない日数の発生率は、逆確率均等法による傾向スコアを使用して臨床転帰として評価されました。
結果
この研究には88人の患者を含め、そのうち39人の患者はイベルメクチングループに分類され、49人の患者は対照グループに分類されました。対照群と比較したイベルメクチン群の胃腸合併症のハザード比は、Cox比例ハザード回帰モデルで0.221(95%信頼区間[CI]、0.057〜0.855; p = 0.029)でした。対照群と比較した人工呼吸器のない日のオッズ比は、比例オッズロジスティック回帰モデルで1.920(95%CI、1.076〜3.425; p = 0.027)でした。
結論
イベルメクチンは、機械的人工呼吸を受けている重度のCOVID-19患者において、胃腸の合併症と人工呼吸器のない日数を改善しました。 SARS-Cov-2による胃腸症状の予防は、COVID-19の結果と関連している可能性があります。
Effect of BCG vaccination against SARS-CoV-2 infection
https://doi.org/10.7883/yoken.JJID.2021.406
BCGワクチン接種がSARS-CoV-2感染から保護できることを示した
しかし、BCGワクチン接種がCOVID-19の重症度を低下させることができるという証拠は不十分である
https://doi.org/10.7883/yoken.JJID.2021.406
BCGワクチン接種がSARS-CoV-2感染から保護できることを示した
しかし、BCGワクチン接種がCOVID-19の重症度を低下させることができるという証拠は不十分である
2022/01/12(Wed) 00:20 | URL | 中嶋一雄 | 【編集】
中嶋一雄 先生
情報をありがとうございます。
情報をありがとうございます。
2022/01/12(Wed) 11:25 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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