fc2ブログ
25日クリスマスの夜から年末寒波が襲来。今季最強。
こんばんは。
12/21(火) 11:52配信のYahoo!ニュースに

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e55909563fad39a4b7ae74fd73d891f0be48d13
クリスマスの夜から年末寒波襲来 過去最強クラス 
大雪をもたらすJPCZとは?

という記事が載りました。
この先、2021年12月25日(土)クリスマスの夜から年末寒波が襲来します。
今季最強で、師走としては過去最強レベルです。
日本海側を中心に大雪の恐れもあります。
2021年の年末は、寒波と大雪に要注意です。

25日クリスマスの夜から、冬将軍(寒気)が西日本周りで襲来する予想です。
師走としては記録的な強い寒気が長く続き、寒波襲来です。
雪となる目安の寒気は、25日は西日本を、
26日~27日にかけて本州をすっぽりと覆います。

さて、大雪の大きな原因となるJPCZとは何のことでしょう?

日本海は、対馬海流という暖流が流入しているので、比較的海水が暖かい状態です。
冬型の気圧配置になると、大陸からの冷たい風がこの暖かな海の上に吹きます。
この風は朝鮮半島の北部に位置する長白山脈によっていったん二分されます。

その後、風下である日本海の上空で再び合流します。
この合流により風と風がぶつかり、背の低い雪雲ができます。
ふつう、雲の高さは2,000mから3,000mくらいなのですが、
それよりはるかに低いところで雪雲ができます。⇒乱層雲など下層雲
雪雲は筋状に何十本も平行に並びます(筋状収束雲)。
しかし時に、この筋が平行ではなく衝突することがあり、
それによりラインが形成されるのです。
このラインのことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言います。

日本海寒帯気団収束帯(にほんかいかんたいきだんしゅうそくたい)
Japan sea Polar air mass Convergence Zone:JPCZ)

なお、雲には、上層雲、中層雲、下層雲があります。


江部康二

コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可