2021年12月07日 (火)
こんばんは。
NHK NEWS WEB に
2021年12月6日 21時26分
米ファウチ博士 オミクロン株 “重症化の度合い高くないか
という記事が掲載されました。
以下の青字の記載は、NHK NEWS WEB の記事の要約です。
【NHK
NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211206/k10013377381000.html
米ファウチ博士 オミクロン株 “重症化の度合い高くないか”
2021年12月6日 21時26分 新型コロナウイルス
アメリカ政府の首席医療顧問を務めるファウチ博士は、
2021年12月5日、新たな変異ウイルス、オミクロン株について、
CNNテレビのインタビューに応じ、
南アフリカからの情報をもとに「これまでのところ、重症化の度合いはそれほど高くないようだ。これは勇気づけられる兆候だ」などと述べました。
一方で「デルタ株ほど、重症化しないと判断するのは相当慎重にならねばならない。
決定的なことを言うのは時期尚早だ」と強調し、
最終的な判断にはさらなる研究が必要だとする考えを示しました。
このほか、アメリカ政府が国民向けに出している、
アフリカ南部の国々への「渡航中止の勧告」については
「現在、オミクロン株に関する多くの情報を入手し、注意深く見ている。
できるなら妥当な期間内に解除できるようにしたい」と述べました。】
ファウチ博士は、
『デルタ株ほど、重症化しないと判断するのは相当慎重にならねばならない。』
と述べておられますが、その通りと思います。
一方、2021/12/7現在まで、
世界各国に、オミクロン株が広がっていますが、幸い、死者は一人もでていません。
2021年12月1日、羽田空港から入国した日本人男性が、
新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが分かりました。
日本人の感染確認は、本例が初めてです。
政府関係者によるとオミクロン株への感染が確認されたのは、
イタリアに滞在歴があり12月1日に羽田空港から入国した日本人の30代の男性です。
男性は空港の検査でコロナの陽性が判明し、
厚労省は、国立感染症研究所で「オミクロン株」かどうか遺伝子解析をしていました。
男性は今年8月までにモデルナのワクチンを2回打っていて、
空港に到着した時は無症状だったということです。
日本人初のオミクロン株陽性者も、無症状ですので、
今のところ、「重症化の度合いは高くない」 という範疇に収まっています。
一番望ましいストーリーは、
【オミクロン株は「重症化の度合いは高くない」ウイルス株であり、
このまま、デルタ株と置き換わっていって、
そのうち単なる「コロナ風邪」として落ち着いていく。】
というものですが、甘すぎる見通しでしょうか?
江部康二
NHK NEWS WEB に
2021年12月6日 21時26分
米ファウチ博士 オミクロン株 “重症化の度合い高くないか
という記事が掲載されました。
以下の青字の記載は、NHK NEWS WEB の記事の要約です。
【NHK
NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211206/k10013377381000.html
米ファウチ博士 オミクロン株 “重症化の度合い高くないか”
2021年12月6日 21時26分 新型コロナウイルス
アメリカ政府の首席医療顧問を務めるファウチ博士は、
2021年12月5日、新たな変異ウイルス、オミクロン株について、
CNNテレビのインタビューに応じ、
南アフリカからの情報をもとに「これまでのところ、重症化の度合いはそれほど高くないようだ。これは勇気づけられる兆候だ」などと述べました。
一方で「デルタ株ほど、重症化しないと判断するのは相当慎重にならねばならない。
決定的なことを言うのは時期尚早だ」と強調し、
最終的な判断にはさらなる研究が必要だとする考えを示しました。
このほか、アメリカ政府が国民向けに出している、
アフリカ南部の国々への「渡航中止の勧告」については
「現在、オミクロン株に関する多くの情報を入手し、注意深く見ている。
できるなら妥当な期間内に解除できるようにしたい」と述べました。】
ファウチ博士は、
『デルタ株ほど、重症化しないと判断するのは相当慎重にならねばならない。』
と述べておられますが、その通りと思います。
一方、2021/12/7現在まで、
世界各国に、オミクロン株が広がっていますが、幸い、死者は一人もでていません。
2021年12月1日、羽田空港から入国した日本人男性が、
新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが分かりました。
日本人の感染確認は、本例が初めてです。
政府関係者によるとオミクロン株への感染が確認されたのは、
イタリアに滞在歴があり12月1日に羽田空港から入国した日本人の30代の男性です。
男性は空港の検査でコロナの陽性が判明し、
厚労省は、国立感染症研究所で「オミクロン株」かどうか遺伝子解析をしていました。
男性は今年8月までにモデルナのワクチンを2回打っていて、
空港に到着した時は無症状だったということです。
日本人初のオミクロン株陽性者も、無症状ですので、
今のところ、「重症化の度合いは高くない」 という範疇に収まっています。
一番望ましいストーリーは、
【オミクロン株は「重症化の度合いは高くない」ウイルス株であり、
このまま、デルタ株と置き換わっていって、
そのうち単なる「コロナ風邪」として落ち着いていく。】
というものですが、甘すぎる見通しでしょうか?
江部康二
京都大学ウイルス再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授が以下のように長文スレッドで論考を書かれてました。
2021/12/07(Tue) 22:12 | URL | | 【編集】
2021/12/07(Tue) 22:14 | URL | | 【編集】
情報をありがとうございます。
読んでみます。
読んでみます。
2021/12/08(Wed) 07:08 | URL | ドクター江部 | 【編集】
いつもお世話になり感謝申し上げます。弊家族の一人(30歳代)は「一日一食」に心酔していて、「膵臓の休養時間が毎日長い」ことを自慢しています。しかし、糖質制限食生活の私の目では、その夕食では、「山盛り白ご飯(糖質125g)+6枚切り食パン3枚(糖質75g)」と、飯とパンだけで糖質200g、おかず類は低糖質調理ものなので、10g~20gとしても、合計糖質量は驚きの数値です。糖質の弊害を説明するも聞く耳持たず話題は中断しています。本人の血液検査(空腹時採血)結果は健全だと安心しきっている状況です。
私の下手な説明より江部先生のご著作が一番だと思いなおし、かような頑固者に参考となる最強の一冊をご推奨頂けないでしょうか。
(補足)当人は美容整形N医師の「一日一食主義」の著作を熟読しています。
私の下手な説明より江部先生のご著作が一番だと思いなおし、かような頑固者に参考となる最強の一冊をご推奨頂けないでしょうか。
(補足)当人は美容整形N医師の「一日一食主義」の著作を熟読しています。
伸之介 さん
血糖値自己測定器(SMBG)を購入されて、
①夕食前血糖値
②夕食後30分血糖値
③夕食後60分血糖値
④夕食後90分血糖値
⑤夕食後120分血糖値
をとりあえず、一度測定してみましょう。
それで、食後高血糖がどのていど生じているかがわかります。
検査データがあると、話し合いをした時にわかりやすいです。
もし、食後高血糖がないなら、今のところは、大丈夫ということになります。
血糖値自己測定器(SMBG)を購入されて、
①夕食前血糖値
②夕食後30分血糖値
③夕食後60分血糖値
④夕食後90分血糖値
⑤夕食後120分血糖値
をとりあえず、一度測定してみましょう。
それで、食後高血糖がどのていど生じているかがわかります。
検査データがあると、話し合いをした時にわかりやすいです。
もし、食後高血糖がないなら、今のところは、大丈夫ということになります。
2021/12/08(Wed) 11:07 | URL | ドクター江部 | 【編集】
先生アドヴァイス有難うございます。データを前にしての説明と致します。
| ホーム |