fc2ブログ
糖質制限食で無食登山。
【21/10/26 感謝感謝
無食登山継続中
先生のブログと著作に出会い命を救われた者です。
感謝の気持ちを、このコメント内で書き記す事はとても出来ず、
只々、感謝々と申し上げるに止まる事をお許し願います。

両目とも人工レンズの1957年生れです。
登山中、麦茶とカリカリ梅のみの無食登山を継続中です。
目的はケトン体の高値維持と
「脂肪酸・ケトン体エネルギーシステム」を維持していく為です。

南東北の梅雨明けと共に夏季縦走登山としては、
過酷な部類に入る飯豊連峰に、25kg以上を背負い無食登山をして来ました。
二日目は空身(アタックザックのみ)山小屋から約11時間かけて
大日岳までのピストンでした。
流石に齢なので最後はバテましたが、
お腹が空いてバテたのではなく「飯豊の酷暑」が主原因です。

これは「ブドウ糖・リコーゲンエネルギーシステム⇒脂肪酸・ケトン体エネルギーシステム」への切替え成功の成せる業です。
でもそこには大前提があります。

(1)完全な「スーパー制限」を行い、体が完全に「脂肪酸・ケトン体エネルギーシステム」に切り替わっている事。
(2)「脂肪酸・ケトン体エネルギー」を燃料にして登るには、激しい動きを避け、ゆっくり登る事。

私は元来、あまり健脚ではないので「亀」登山スタイルです。
特に登りはものすごくゆっくり登ります。
ですから、どんどん後ろの方に追い越されます(*^_^*)
でも昼食も間食も摂らないし、ゆっくり登るので水分補給時にしか休みません。
結果的に登山時間は同じ位になります。

私も最初「ブドウ糖・グリコーゲンエネルギー」が枯渇した時分から、
お腹が減って減って、たまりませんでした。
そこからが勝負です。
ゆっくり歩いていると、
徐々に「脂肪酸・ケトン体エネルギーシステム」へ切り替わって行き、
多くの方は信じられないでしょうが、
お腹が空かなくなり、満腹感すら感じるようになります。

「スーパー制限」を厳守し、これを繰り返すと「脂肪酸・ケトン体エネルギーシステム」へと徐々に切り替わって行き無食登山も可能となって行きます。
但し経験則として「スーパー制限」を怠ると、
直ぐに「ブドウ糖・グリコーゲンエネルギーシステム」へと元の木阿弥になります。

折角「脂肪酸・ケトン体エネルギーシステム」体質に切り替わったならば
「スーパー制限」を継続して行く事が必須です。
中途半端な取組みで無食登山を行えば、レスキューの憂き目に遭うと思います。

ことは生理上の話ですから、何事も徐々にです。
往年の「寅さん」の名セリフ
『人間は徐々に変わるんだよ。一変に変わったら、体に悪りぃじゃねぇか』ですね (*^_^*)

PS.先生のご啓蒙のお陰で、
ワクチンを摂取せずにコロナ禍を乗り切れそうです。感謝感謝。】


こんにちは。
感謝感謝さんから、とても興味深いコメントを頂きました。
ありがとうございます。

無食登山継続中ということで、
食事なしで水飲みで登山という快挙を成し遂げておられます。

『夏季縦走登山としては、
過酷な部類に入る飯豊連峰に、25kg以上を背負い無食登山をして来ました。
二日目は空身(アタックザックのみ)山小屋から約11時間かけて
大日岳までのピストンでした。』


<脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム>
しっかり稼働していて、登山中の二日間は
一貫して、このシステムがエネルギー源となっていたと考えられます。


『でもそこには大前提があります。

(1)完全な「スーパー制限」を行い、体が完全に「脂肪酸・ケトン体エネルギーシステム」に切り替わっている事。
(2)「脂肪酸・ケトン体エネルギー」を燃料にして登るには、激しい動きを避け、ゆっくり登る事。』


仰るとおりと思います。
完全なスーパー糖質制限食なら、
血中ケトン体(βヒドロキシ酪酸)が800~2000μmol/Lくらいになります。
基準値は 74 以下 μmol/Lです。
このくらいのβヒドロキシ酪酸の血中濃度なら、
脳のエネルギー源も、ほとんどがケトン体となっています。

そして、ご指摘通り、心拍数がかなり上昇するような激しい動きだと、
筋肉は<ブドウ糖-グリコーゲンエネルギーシステム>
を使用する可能性が高くなります。
<脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム>を行動中にずっと維持するためには
ゆっくり登ることが大切です。


『「脂肪酸・ケトン体エネルギーシステム」へ切り替わって行き、
多くの方は信じられないでしょうが、
お腹が空かなくなり、満腹感すら感じるようになります。
「スーパー制限」を厳守し、これを繰り返すと「脂肪酸・ケトン体エネルギーシステム」へと徐々に切り替わって行き無食登山も可能となって行きます。
但し経験則として「スーパー制限」を怠ると、
直ぐに「ブドウ糖・グリコーゲンエネルギーシステム」へと元の木阿弥になります。』


<脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム>が稼働していると
「おなかが空いてイライラする」ようなことがなくなります。
これは糖質を摂って、血糖値が急上昇・急降下を繰り返し、
乱高下することがなくなるので、強い空腹感を覚えることがなくなるからです。


感謝感謝さん、
このままスーパー糖質制限食を続けていかれれば、
『血中ケトン体高値』『AGEs蓄積が最小限』『慢性炎症予防』
の三つが確保できて、免疫力向上に繋がると思います。
そうすれば新型コロナウイルス感染症対策にもなるので
このまま美味しく楽しく末永く糖質制限食を続けて頂ければ幸いです。


江部康二
コメント
お気にかけて頂き恐縮至極
小生の投稿コメントを掲載して頂き、先生よりご返答を賜り恐縮至極です。嚆矢、四面楚歌の時より「糖質制限食事療法」を、ご啓蒙して頂いたお陰で、命が助かった者として、生涯「スーパー制限」を続けて参ります。感謝感謝。
2021/10/28(Thu) 05:36 | URL | 感謝感謝 | 【編集
脳のエネルギーとしてのケトン体の実感
ケトン体エネルギーは、いわゆる「運動」に寄与するだけではありません。
私の仕事は、デスクワークで頭脳労働ですが、ここでもケトン体の「底力」を感じます。
3ヶ月ほど、昼食抜きで10~12時間ほど休憩なしで仕事をしていますが、疲労感もありません。糖エネルギーとは、持久力が格段に違う事が分かります。
脂肪分の多い朝食(脂質70%以上)を摂り、昼食を抜くことにより、1日中、ケトン体値(βヒドロキシ酪酸)が高値に維持しています(例えば、朝700→昼2000→夜1500μmol/L)。
休憩なしでも思考力が低下することもなく、脳のエネルギーとして使用されていることが実感できます。
糖質制限4年ですが、ようやくケトン体値を必要に応じてコントロールできるようになってきました。
2021/10/28(Thu) 07:08 | URL | 西村典彦 | 【編集
Re: 脳のエネルギーとしてのケトン体の実感
西村典彦 さん

コメントをありがとうございます。

『3ヶ月ほど、昼食抜きで10~12時間ほど休憩なしで仕事をしていますが、疲労感もありません。
糖エネルギーとは、持久力が格段に違う事が分かります。』


同感です。
私も、34歳~朝食抜きの一日二食です。
52歳からは、スーパー^糖質制限食です。
前日の夕食から、翌日の昼食まで、食事なしです。
朝の外来が長引けば、13時近くなることもあります。
前夜から、16-17-18時間の絶食ですので、ケトン体は結構高値と思います。
それで疲労感もなく、空腹感もなく、外来をこなしています。
ケトン体、なかなかの優れものと思います。
2021/10/28(Thu) 17:49 | URL | ドクター江部 | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可