2021年09月11日 (土)
こんばんは。
2021年9月10日(金)のヤフーニュースに
すべての新型コロナ変異株に対応?
「口内に噴霧」の非mRNA型予防薬、商品化へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/52831e7dfd7e843177b838e007e8b1428fa22c3e
変異株を追いかけるようにワクチンを投与しても堂々めぐり
https://news.yahoo.co.jp/articles/52831e7dfd7e843177b838e007e8b1428fa22c3e?page=2
なぜ、新型コロナウイルスワクチンは副反応が強いか
https://news.yahoo.co.jp/articles/52831e7dfd7e843177b838e007e8b1428fa22c3e?page=3
という記事が掲載されました。
なかなか含蓄に富む記事でした。
是非、読んで見てください。
東京理科大学名誉教授、村上康文氏の解説も出色で、とてもわかりやすいです。
以下は、要約です。
まず、最初に
【世界でもっとも早くワクチン接種を実施したイスラエルからの、
「感染を防ぐ効果が6カ月で約60%、7カ月後には40%にまで低下した」という報告が世界を不安に陥れている。
また同国では、入院患者の60%がワクチン接種済みであるというレポートもある。】
とあります。
実際、イスラエルの現状は、大変なことになっています。
<イスラエル コロナ 死者数>で検索すると、デルタ株に変異してから
イスラエルのコロナ死者数が急速に上昇しているのが、
一目瞭然でわかります。
ジョン・ホプキンス大学のデータです。
新型コロナワクチン接種が開始されて、一旦確実に新型コロナ死者数は
減少してコントロールできたかに見えていたのですが、
2021年8月1日頃から、急激に死者数が増えています。
つまり現行のワクチン(イスラエルはファイザー社製)はデルタ株には、
ほとんど無効なのです。
【デルタ株出現までは確かに、ワクチンがパンデミック収束の切り札であるとされてきました。しかし、『デルタ株』の出現で、状況は変わってしまいました。 デルタ株の感染力は1人から8人にうつる、と強力で、しかも接種者でも非接種者でも、ウイルス感染を広げる能力は同等、という研究結果があります。 突然変異はランダムに生じますが、ワクチン接種が進めば、ワクチンに抵抗性のある変異ウイルスが「選択」されるようになります。 ウイルスはDNA型とRNA型に大別されますが、コロナウイルスはRNA型ウイルスです。】
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスは、RNAウイルスなので変異しやすいのです。
RNAウイルスが流行しているときに、有効なワクチンを接種すると、
必ず変異が生じて、ワクチン無効の変異株が、今までのものに取って代わり
新たな変異株が流行の主役になります。
<新型コロナワクチン VS 新型コロナウイルス>の戦いは、
後出しじゃんけんの立場のウイルスのほうが、勝利する理屈なのです。
現実に、変異株のデルタ株が、新型コロナワクチンを凌駕してしまいました。
このことは、東京理科大学名誉教授、村上康文氏も予測しておられました。
【複数の変異株に対して有効と考えられる「murak抗体(ムラック抗体)」が開発され、近く製品化される可能性があることがわかった。 この「ムラック抗体」は、東京理科大学名誉教授、村上康文氏(東京大学薬学系研究科 薬学専攻修了・薬学博士、オーダーメードメディカルリサーチ代表取締役)が率いる研究チームとDDサプライ株式会社が共同で開発した抗体だ。】
【約7割の配列をヒト抗体に置き換えたマウス由来の治療注射薬、抗ACE2モノクローナル抗体と、口腔内などに噴霧して使用する予防薬、抗スパイクタンパク質ニワトリ抗体です。 ウイルスの感染は、スパイクタンパク質(ウイルス側の因子)とACE2タンパク質が結合したときに起きます。
感染を防ぐには、ACE2タンパク質とスパイクタンパク質の二つがターゲットになります。 ACE2タンパク質は、新型コロナウイルスが感染する際の受容体、スパイクタンパク質は、ウイルス表面のトゲトゲした突起の部分です。 ACE2は宿主細胞(ウイルスに感染するヒトの細胞)側の因子なので、その抗体は、すべての変異ウイルスの侵入を阻害できます。】
抗ACE2モノクローナル抗体と、抗スパイクタンパク質ニワトリ抗体
が存在すれば、2つのシステムで感染予防が可能です。
抗ACE2モノクローナル抗体は、
新型コロナウイルスの受容体となる、ACE2受容体をブロックして、感染を予防します。
抗スパイクタンパク質ニワトリ抗体は、
新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質に対する抗体で、スパイクタンパク質をブロックして感染を予防します。
東京理科大学名誉教授、村上康文氏らが、開発中の「murak抗体(ムラック抗体)」なら、理論的に新型コロナウイルスや変異株にも有効である可能性が高く、一刻も早い商品化がおおいに望まれます。
【なぜ、新型コロナウイルスワクチンは副反応が強いか
ちなみに、従来のワクチンは毒性を排除した抗原を使用してきましたが、新型コロナワクチンで抗原として用いているスパイクタンパク質そのものが「毒素」であるという論文が既に発表されています。
そのためにワクチン接種後に強い副反応がひきおこされている可能性があります。
このような「スパイクタンパク質の全体」を抗原とすることにより、ワクチン接種者の中には抗体依存的感染増強(ADE)により重症化するという人が出てくる可能性が考えられます。
実際、RNA型ウイルスの「デング熱」では、フィリピンで、200人以上の子供がワクチン接種後、ADEで死亡するという悲劇が起きています。
逆に受容体結合部位(RBD)のみ、いわば「はじっこだけ」を抗原としたワクチン、すなわち「組み換えタンパク質型」のワクチンは副反応が弱く、ADEがおきる可能性が低いものと考えられます。
このようなワクチンは安全性が高いため、今後の主流になる可能性が高いと考えます。】
村上康文氏のご指摘通りです。
私も、「スパイクタンパク質」そのものが人体にとって、毒である可能性が高いと思います。
江部康二
2021年9月10日(金)のヤフーニュースに
すべての新型コロナ変異株に対応?
「口内に噴霧」の非mRNA型予防薬、商品化へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/52831e7dfd7e843177b838e007e8b1428fa22c3e
変異株を追いかけるようにワクチンを投与しても堂々めぐり
https://news.yahoo.co.jp/articles/52831e7dfd7e843177b838e007e8b1428fa22c3e?page=2
なぜ、新型コロナウイルスワクチンは副反応が強いか
https://news.yahoo.co.jp/articles/52831e7dfd7e843177b838e007e8b1428fa22c3e?page=3
という記事が掲載されました。
なかなか含蓄に富む記事でした。
是非、読んで見てください。
東京理科大学名誉教授、村上康文氏の解説も出色で、とてもわかりやすいです。
以下は、要約です。
まず、最初に
【世界でもっとも早くワクチン接種を実施したイスラエルからの、
「感染を防ぐ効果が6カ月で約60%、7カ月後には40%にまで低下した」という報告が世界を不安に陥れている。
また同国では、入院患者の60%がワクチン接種済みであるというレポートもある。】
とあります。
実際、イスラエルの現状は、大変なことになっています。
<イスラエル コロナ 死者数>で検索すると、デルタ株に変異してから
イスラエルのコロナ死者数が急速に上昇しているのが、
一目瞭然でわかります。
ジョン・ホプキンス大学のデータです。
新型コロナワクチン接種が開始されて、一旦確実に新型コロナ死者数は
減少してコントロールできたかに見えていたのですが、
2021年8月1日頃から、急激に死者数が増えています。
つまり現行のワクチン(イスラエルはファイザー社製)はデルタ株には、
ほとんど無効なのです。
【デルタ株出現までは確かに、ワクチンがパンデミック収束の切り札であるとされてきました。しかし、『デルタ株』の出現で、状況は変わってしまいました。 デルタ株の感染力は1人から8人にうつる、と強力で、しかも接種者でも非接種者でも、ウイルス感染を広げる能力は同等、という研究結果があります。 突然変異はランダムに生じますが、ワクチン接種が進めば、ワクチンに抵抗性のある変異ウイルスが「選択」されるようになります。 ウイルスはDNA型とRNA型に大別されますが、コロナウイルスはRNA型ウイルスです。】
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスは、RNAウイルスなので変異しやすいのです。
RNAウイルスが流行しているときに、有効なワクチンを接種すると、
必ず変異が生じて、ワクチン無効の変異株が、今までのものに取って代わり
新たな変異株が流行の主役になります。
<新型コロナワクチン VS 新型コロナウイルス>の戦いは、
後出しじゃんけんの立場のウイルスのほうが、勝利する理屈なのです。
現実に、変異株のデルタ株が、新型コロナワクチンを凌駕してしまいました。
このことは、東京理科大学名誉教授、村上康文氏も予測しておられました。
【複数の変異株に対して有効と考えられる「murak抗体(ムラック抗体)」が開発され、近く製品化される可能性があることがわかった。 この「ムラック抗体」は、東京理科大学名誉教授、村上康文氏(東京大学薬学系研究科 薬学専攻修了・薬学博士、オーダーメードメディカルリサーチ代表取締役)が率いる研究チームとDDサプライ株式会社が共同で開発した抗体だ。】
【約7割の配列をヒト抗体に置き換えたマウス由来の治療注射薬、抗ACE2モノクローナル抗体と、口腔内などに噴霧して使用する予防薬、抗スパイクタンパク質ニワトリ抗体です。 ウイルスの感染は、スパイクタンパク質(ウイルス側の因子)とACE2タンパク質が結合したときに起きます。
感染を防ぐには、ACE2タンパク質とスパイクタンパク質の二つがターゲットになります。 ACE2タンパク質は、新型コロナウイルスが感染する際の受容体、スパイクタンパク質は、ウイルス表面のトゲトゲした突起の部分です。 ACE2は宿主細胞(ウイルスに感染するヒトの細胞)側の因子なので、その抗体は、すべての変異ウイルスの侵入を阻害できます。】
抗ACE2モノクローナル抗体と、抗スパイクタンパク質ニワトリ抗体
が存在すれば、2つのシステムで感染予防が可能です。
抗ACE2モノクローナル抗体は、
新型コロナウイルスの受容体となる、ACE2受容体をブロックして、感染を予防します。
抗スパイクタンパク質ニワトリ抗体は、
新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質に対する抗体で、スパイクタンパク質をブロックして感染を予防します。
東京理科大学名誉教授、村上康文氏らが、開発中の「murak抗体(ムラック抗体)」なら、理論的に新型コロナウイルスや変異株にも有効である可能性が高く、一刻も早い商品化がおおいに望まれます。
【なぜ、新型コロナウイルスワクチンは副反応が強いか
ちなみに、従来のワクチンは毒性を排除した抗原を使用してきましたが、新型コロナワクチンで抗原として用いているスパイクタンパク質そのものが「毒素」であるという論文が既に発表されています。
そのためにワクチン接種後に強い副反応がひきおこされている可能性があります。
このような「スパイクタンパク質の全体」を抗原とすることにより、ワクチン接種者の中には抗体依存的感染増強(ADE)により重症化するという人が出てくる可能性が考えられます。
実際、RNA型ウイルスの「デング熱」では、フィリピンで、200人以上の子供がワクチン接種後、ADEで死亡するという悲劇が起きています。
逆に受容体結合部位(RBD)のみ、いわば「はじっこだけ」を抗原としたワクチン、すなわち「組み換えタンパク質型」のワクチンは副反応が弱く、ADEがおきる可能性が低いものと考えられます。
このようなワクチンは安全性が高いため、今後の主流になる可能性が高いと考えます。】
村上康文氏のご指摘通りです。
私も、「スパイクタンパク質」そのものが人体にとって、毒である可能性が高いと思います。
江部康二
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/52161318.html
江部先生におかれましては、まだまだ切り口を変えた啓発本を出していただく必要があるにのではないかと思いました。
江部先生におかれましては、まだまだ切り口を変えた啓発本を出していただく必要があるにのではないかと思いました。
2021/09/12(Sun) 21:43 | URL | ハイライト | 【編集】
都内河北 鈴木です。
私は、思います!!
『糖質・害毒』解明されたのに、食べますか??
この『糖質・害毒』の現実を無知な
日本の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』は、
どの様に考えるのかです??!!
私は、『糖尿病21年間、後半7年間は、
<<『江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)』>>を告知皆無で、
<<『右目眼圧破裂失明、脳梗塞発症・救急搬送、』
殺されかけた患者です!!>>
<<『江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)』>>を7年後に知り、理解把握して実践で、
9年目現在までに、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>している事実現実があります!!
江部先生に、『まだまだ切り口を変えた啓発本を出していただく必要があるのではないかなと思いました。』と書かれていますが、
ではなく、
『日本医療界』の食生活指導の時代進化・解明された変更は、
何故無いのかを問うべきだと考えます!!!
*日本食品業界は、近年は『糖質対応食品増産しています現実があります!!』
私は、江部先生には、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>でき、
更なる『改善』を期待できる健康状況で、9年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
私は、思います!!
『糖質・害毒』解明されたのに、食べますか??
この『糖質・害毒』の現実を無知な
日本の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』は、
どの様に考えるのかです??!!
私は、『糖尿病21年間、後半7年間は、
<<『江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)』>>を告知皆無で、
<<『右目眼圧破裂失明、脳梗塞発症・救急搬送、』
殺されかけた患者です!!>>
<<『江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)』>>を7年後に知り、理解把握して実践で、
9年目現在までに、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>している事実現実があります!!
江部先生に、『まだまだ切り口を変えた啓発本を出していただく必要があるのではないかなと思いました。』と書かれていますが、
ではなく、
『日本医療界』の食生活指導の時代進化・解明された変更は、
何故無いのかを問うべきだと考えます!!!
*日本食品業界は、近年は『糖質対応食品増産しています現実があります!!』
私は、江部先生には、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>でき、
更なる『改善』を期待できる健康状況で、9年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2021/09/13(Mon) 10:12 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
ムラック抗体に期待します。やはり核酸薬を注射するということは不気味な感じが拭えません。
ところで糖尿病患者に重症者が多いのは事実のようですが、理論的な説明が今ひとつ分かりません。ウイルス感染の主体は細胞性免疫で非常に複雑なものですが糖尿病とどのように結びつくのかと問われると全然説明ができません。
ところで糖尿病患者に重症者が多いのは事実のようですが、理論的な説明が今ひとつ分かりません。ウイルス感染の主体は細胞性免疫で非常に複雑なものですが糖尿病とどのように結びつくのかと問われると全然説明ができません。
2021/09/13(Mon) 10:58 | URL | ネコ太郎 | 【編集】
ハイライト さん
製菓業界が、充分成り立っているということは、
一般の人は、『糖質の弊害』についての認識は、ほとんどないということですね。
私は、今まで通り、地道に糖質制限情報を発信していきます。
少しでも、糖質の害を知る人が増えていけばそれでいいと思います。
製菓業界が、充分成り立っているということは、
一般の人は、『糖質の弊害』についての認識は、ほとんどないということですね。
私は、今まで通り、地道に糖質制限情報を発信していきます。
少しでも、糖質の害を知る人が増えていけばそれでいいと思います。
2021/09/13(Mon) 14:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ネコ太郎 さん
糖尿病でもコントロール良好なら、重症化のリスクはありません。
コントロール不良の糖尿病は、食後高血糖がありそのたびに活性酸素が産生されて、酸化ストレスとなります。
酸化ストレスが多いほど、コロナ重症化リスクも多くなります。
糖尿病でもコントロール良好なら、重症化のリスクはありません。
コントロール不良の糖尿病は、食後高血糖がありそのたびに活性酸素が産生されて、酸化ストレスとなります。
酸化ストレスが多いほど、コロナ重症化リスクも多くなります。
2021/09/13(Mon) 14:57 | URL | ドクター江部 | 【編集】
2021/09/16(Thu) 12:50 | URL | パンダ石 | 【編集】
パンダ石 さん
情報をありがとうございます。
情報をありがとうございます。
2021/09/16(Thu) 19:13 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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