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糖質制限食と糖尿病と甘いもの
こんにちは、江部康二です。

昨日は、診療終了後テニスに出かけました。土曜日のテニスは半年ぶりくらいで、4時頃テニスコートにたどり着いて、何とか3セットできました。本日、日曜日も今からテニスに出かけます。

さて、糖質制限食実践中の、特にお酒を飲まない方々から、「甘い物で糖尿病患者が食べても大丈夫なものはないのですか?」という質問をよく受けます。

お答え致します。「あります。」

実は、糖質制限食シリーズ第四弾「糖質制限食 夏のレシピ」が、5月21日に全国書店で一斉販売開始となりますが、今回の夏のレシピ、なんとスウィーツ特集も組んであるのす。手作りスウィーツのレシピと、市販されているスウィーツを紹介しています。

市販スウィーツは『糖質制限食普及センター』
 http://www.rakuten.ne.jp/gold/sjt99/
でも販売しています。

ご好評頂いている大豆フィナンシェは、従来のものに加えて、抹茶味とゴマ味が登場してバラエティが増えました。

大豆フィナンシェは、1本30gで糖質が約4g含まれています。いつも言ってますように1gの糖質が2型糖尿病の人の血糖値を3mg/dl上昇させるので、1本食べると約12mg血糖値が上昇する勘定ですね。ちなみに、大豆クッキーは1個16g中に約1gの糖質が含まれています。

**糖尿病の人は、まずは食後の血糖値が180mg/dl未満が目標です。

それからチョコレートですが、「糖質制限食 夏のレシピ」では、ロッスチョコレートを紹介してます。ベルギー人のロッスさんが糖尿病になり、医師がチョコレート禁止としたので 一念発起、自分で会社を立ち上げて、糖尿病でも食べられるチョコレート作り始めたそうです。

純粋なベルギーチョコレートで作られており、味も本格的で美味しいですよ。砂糖の代わりに天然甘味料マルチトールを使用しています。個人差はありますが、マルチト-ルは砂糖の半分から1/3程度が血糖になりますので、一回の摂取量は半分、もしくは1/3にすることをおすすめします。

ロッテの「ゼロ」というチョコレートも砂糖は使用していませんが、甘味料としてラクチトールと、もう一種類、人工甘味料が含まれています。ラクチトールも難消化性ですが、一部分解消化されれば血糖値を上昇させる可能性がありますので、やはり、半分か1/3個ですね。

個人的嗜好としては、ロッスチョコレートの方が美味しいので本に載せました。
ロッテさん、何の恨みもないのですが、すいません。(*^^)/(--;
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
大豆フィナンシェ抹茶味にそそられました。
( ^0^)_D イタダキマース
2007/05/13(Sun) 23:36 | URL | ラオ子 | 【編集
夏のレシピに望むこと
「糖質制限食 夏のレシピ」を買いました。
たとえば、独身男性でも簡単に作れる料理がほとんどなく、実際の生活に取り入れられない料理ばかりで、この本を利用して、糖質制限食を広めようと思っていましたが、がっかりしてしまいました。

ほとんど料理教室の講師が、料亭向けに作ったような料理ばかりで、実際の家庭でこれを毎日作る人はいないでしょう。
せっかくの糖質制限も、現実ばなれしたレシピ本のおかげでとてもハードルが高いものに感じられました。

たとえば朝から、寒天を溶かして、トマトジュースを入れて固めて、30分冷やして、というような時間がある社会人がどれだけいるでしょう?それなら普通にトマトジュースとチーズだけで十分ではないでしょうか。

たとえ専業主婦でも、だんなさんや子どもに持たせるお昼のお弁当作りで朝はてんてこまいで、少しでも「手間と時間がかからない朝食のレシピ」という物こそが、全ての人に真に求められているレシピだと思います。

また、働いている人のための、お弁当に利用できそうな物がほとんどありません。一日三食を糖質制限食にするために、「簡単にできるお弁当用のレシピ」という物もあれば、素晴らしいのですが。

そして、見た目を満足させるために、晩御飯が5品になっていますが、家庭料理として数が多すぎです。
夕食1に出てくる料理を取ってみても、使う火の数が多すぎで、見ただけで誰もが敬遠するでしょう。
1.豚もも肉をゆでる
2.ナスを揚げるためだけに油を用意する
3・ぐじのためにグリルを使う
4.なます用にオクラをゆでる
5.鶏もも肉のためにレンジを使う
6.素焼きアナゴをさっとあぶる
7.豆乳、寒天、だし汁を煮る
8.もずく用にだし汁を煮る
これを見ているだけでもうんざりしそうですが、それに加えて、
寒天を冷蔵庫で30分冷やす時間、もずくの吸い物を冷やす時間など、一体何時間かけてこの5品を作るのか、共働きをしている人には不可能な料理です。

昼食3にとうがんのスープというのがでてきますが、丸くくりぬくためには専用の道具が必要になります。そして、くりぬいた後の残りのとうがんは?料亭でもないのに、なぜ丸くくりぬくのでしょう?このあたりが実際の家庭料理とはかけ離れていると思わないではいられません。

また、この本の最大の欠点は情報量の少なさです。
私も糖尿病です。
一生、「糖質制限食」で生きていこうと思っているのです。
それなのに、「食べられる食品」として、紹介されている食品が少なすぎます。
市販スイーツと銘打っているのに、地方の人間には、通販で買うしかない、高価な「ロッスチョコレート」しか紹介していないのは、糖尿病の患者さんへの情報として不親切ではないでしょうか?
なぜ、手軽に買える「ロッテ」も載せないのですか?甘味料に注意が必要なら、その旨も本に載せればいいだけではないですか?糖質制限食を一生続けていこうと思っている人間に対して、少しでも多くの情報を提供していただけるように、心からお願い致します。
また、春のレシピには載っていた市販品の紹介が夏のレシピにはない点も残念です。

この本を読んでいると、「おいしい大豆」と「ラカントS」しか使ってはいけないイメージがありますが、なぜきな粉ではいけないのか、他の甘味料の欠点は何なのか?という点が説明されていないので、それも疑問のまま残りました。

できれば、「おいしい大豆」や「ラカントS」を使わなくても料理が作れるような、工夫されたレシピをもっと載せてくだされば、糖質制限食を試してみようと思う人々の手軽な玄関口になると思います。

たとえば、「高野豆腐をすりおろした粉」を利用する、とか、フライのおからをつけるのに、食品にマヨネーズを塗り、その上に乾燥おからをつければ、手軽にフライの下ごしらえができるなど、そういう工夫を満載したレシピこそが、今必要とされていると思います。太字の文
2007/05/21(Mon) 10:22 | URL | ナオナオ | 【編集
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