2021年08月06日 (金)
【1/08/06 西村典彦
私の目標値
私の生涯のHbA1cの最高値は6.9ですが、眼底に微少ながら出血痕が見つかっています。
HbA1c7.0未満なら合併症がないわけではないと言う事は、身をもって体験しています。
したがって、私は、バーンスタイン医師の提言どおり、
健常者と同じ血糖コントロール(食後ピーク140以下)を目標にしています。
幸にも糖質制限開始から8か月後には、出血痕は消失しました。
他にも気になる点があります。
糖質制限4年目になりますが、全身の皮膚の艶が良くなり、しっとりとしてきました。
しかし、下肢の皮膚は改善が遅く、まだカサカサ感があります。
そして、最近はほとんどなくなりましたが、
こむら返りも頻発していたことから考えて血流が悪くなっている事が懸念されます。
合併症で下肢切断に至る事がよくわかります。
他の部位に比べて下肢は高血糖のダメージを受けやすく、
または回復に時間がかかるのでしょうか。
このような経験からHbA1cは、7.0未満なら大丈夫とは全く考えていません。
7.0未満と言うのは低血糖リスクとのバーターだと思いますから、
リスクがないのであれば、
できるだけ健常者と同じ値に近づける方が良いに決まっています。
合併症とは診断されないまでも、
また、本人も意識していない(私も糖質制限で改善するまでそんなもんだと思っていた)数々の不調が発生しているはずです。
糖質制限で体調、体質が回復、改善していくにつれ、
それは普通ではなく年のせいでもなかったのだと気づかされる毎日です。】
西村典彦さんから、示唆に富むコメントを頂きました。
とても参考になります。
ありがとうございます。
【私の生涯のHbA1cの最高値は6.9ですが、
眼底に微少ながら出血痕が見つかっています。
HbA1c7.0未満なら合併症がないわけではないと言う事は、
身をもって体験しています。】
HbA1c6.9%以下でも眼底に出血があったのですから、
ご指摘通り、
日本糖尿病学会のいうHbA1c7.0未満なら合併症予防ができるというのは、
問題です。
とくにインスリン注射や経口血糖降下剤を内服して、
従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)摂取していて、
HbA1c7.0未満を達成している場合は、『質の悪いHbA1c』である可能性が高く、
合併症予防は困難となります。
質の悪いHbA1cとは
『食後高血糖』と『空腹時低血糖』と『平均血糖変動幅増大』があり、
酸化ストレスリスクの高い状態のHbA1cのことを言います。
一般社団法人糖尿病データマネジメント研究会 (JDDM) は
糖尿病データ管理ソフトウェアを使用している医療機関の医師を中心に構成・設立され、運営されています。
それによると、2016年度の平均HbA1cは、7.0%です。
6.9%以下ではないですが、
HbA1cだけみるとまあまあコントロールできている人が多いということになります。
JDDM以外の病院でも,血糖コントロール指標としてのHbA1cは似たようなものです。
しかしながら毎年新たに、
16000人以上の人工透析、3000人以上の失明、3000人以上の足切断という状況は
変わりません。
つまり、HbA1cは数値的にはまあまあだけど、
糖尿病合併症は予防できていないわけですので、
糖尿病学会主導の治療で得られるのは『質の悪いHbA1c』 ということができます。
糖質制限食の場合は、『食後高血糖』と『平均血糖変動幅増大』のない
『質の良いHbA1c』なので、合併症予防が可能となります。
【したがって、私は、バーンスタイン医師の提言どおり、
健常者と同じ血糖コントロール(食後ピーク140以下)を目標にしています。
幸にも糖質制限開始から8か月後には、出血痕は消失しました。】
素晴らしい成果です。
出血痕が消えてよかったです。
【他の部位に比べて下肢は高血糖のダメージを受けやすく、
または回復に時間がかかるのでしょうか。】
他の糖尿病患者さんを診ていても、そのように思います。
糖尿病神経症害も、足指~下肢がほとんどです。
切断も足切断であり、上肢切断はまれです。
【このような経験からHbA1cは、7.0未満なら大丈夫とは全く考えていません。
7.0未満と言うのは低血糖リスクとのバーターだと思いますから、
リスクがないのであれば、
できるだけ健常者と同じ値に近づける方が良いに決まっています。】
仰る通りです。
従来の糖尿病食(低カロリー・高糖質食)実践だと、
『食後高血糖』と『空腹時低血糖』が必ず生じます。
HbA1cが6.0%とかの数値を目指せば、低血糖を生じる可能性が高いので、
HbA1cが7.0%未満くらいを目標にして低血糖リスクを避けているのです。
当然、糖質制限食で健常者と同じ数値目標にするのが、
最もリーズナブルな目標ですし、
糖質制限食なら低血糖リスクもありません。
【合併症とは診断されないまでも、
また、本人も意識していない(私も糖質制限で改善するまでそんなもんだと思っていた)数々の不調が発生しているはずです。
糖質制限で体調、体質が回復、改善していくにつれ、
それは普通ではなく年のせいでもなかったのだと気づかされる毎日です。】
こちらも仰る通りです。
私も52歳で糖尿病を発症してから、様々な症状が改善していきました。
足指や耳のしもやけ、皮膚のカサカサ、口内炎、手足の冷え(冬)、フケ、
固い便、切れ痔、いぼ痔、吹き出物・・・などなど
いろんな症状が改善しました。
71歳現在、内服薬なし、血圧正常、聴力・視力低下なし、
虫歯・歯周病なし、歯は全て残存、夜間尿なし、嗅覚・味覚正常です。
読者の皆さん、
美味しく楽しく末長く糖質制限食実践で、健康長寿を目指しましょう。
江部康二
私の目標値
私の生涯のHbA1cの最高値は6.9ですが、眼底に微少ながら出血痕が見つかっています。
HbA1c7.0未満なら合併症がないわけではないと言う事は、身をもって体験しています。
したがって、私は、バーンスタイン医師の提言どおり、
健常者と同じ血糖コントロール(食後ピーク140以下)を目標にしています。
幸にも糖質制限開始から8か月後には、出血痕は消失しました。
他にも気になる点があります。
糖質制限4年目になりますが、全身の皮膚の艶が良くなり、しっとりとしてきました。
しかし、下肢の皮膚は改善が遅く、まだカサカサ感があります。
そして、最近はほとんどなくなりましたが、
こむら返りも頻発していたことから考えて血流が悪くなっている事が懸念されます。
合併症で下肢切断に至る事がよくわかります。
他の部位に比べて下肢は高血糖のダメージを受けやすく、
または回復に時間がかかるのでしょうか。
このような経験からHbA1cは、7.0未満なら大丈夫とは全く考えていません。
7.0未満と言うのは低血糖リスクとのバーターだと思いますから、
リスクがないのであれば、
できるだけ健常者と同じ値に近づける方が良いに決まっています。
合併症とは診断されないまでも、
また、本人も意識していない(私も糖質制限で改善するまでそんなもんだと思っていた)数々の不調が発生しているはずです。
糖質制限で体調、体質が回復、改善していくにつれ、
それは普通ではなく年のせいでもなかったのだと気づかされる毎日です。】
西村典彦さんから、示唆に富むコメントを頂きました。
とても参考になります。
ありがとうございます。
【私の生涯のHbA1cの最高値は6.9ですが、
眼底に微少ながら出血痕が見つかっています。
HbA1c7.0未満なら合併症がないわけではないと言う事は、
身をもって体験しています。】
HbA1c6.9%以下でも眼底に出血があったのですから、
ご指摘通り、
日本糖尿病学会のいうHbA1c7.0未満なら合併症予防ができるというのは、
問題です。
とくにインスリン注射や経口血糖降下剤を内服して、
従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)摂取していて、
HbA1c7.0未満を達成している場合は、『質の悪いHbA1c』である可能性が高く、
合併症予防は困難となります。
質の悪いHbA1cとは
『食後高血糖』と『空腹時低血糖』と『平均血糖変動幅増大』があり、
酸化ストレスリスクの高い状態のHbA1cのことを言います。
一般社団法人糖尿病データマネジメント研究会 (JDDM) は
糖尿病データ管理ソフトウェアを使用している医療機関の医師を中心に構成・設立され、運営されています。
それによると、2016年度の平均HbA1cは、7.0%です。
6.9%以下ではないですが、
HbA1cだけみるとまあまあコントロールできている人が多いということになります。
JDDM以外の病院でも,血糖コントロール指標としてのHbA1cは似たようなものです。
しかしながら毎年新たに、
16000人以上の人工透析、3000人以上の失明、3000人以上の足切断という状況は
変わりません。
つまり、HbA1cは数値的にはまあまあだけど、
糖尿病合併症は予防できていないわけですので、
糖尿病学会主導の治療で得られるのは『質の悪いHbA1c』 ということができます。
糖質制限食の場合は、『食後高血糖』と『平均血糖変動幅増大』のない
『質の良いHbA1c』なので、合併症予防が可能となります。
【したがって、私は、バーンスタイン医師の提言どおり、
健常者と同じ血糖コントロール(食後ピーク140以下)を目標にしています。
幸にも糖質制限開始から8か月後には、出血痕は消失しました。】
素晴らしい成果です。
出血痕が消えてよかったです。
【他の部位に比べて下肢は高血糖のダメージを受けやすく、
または回復に時間がかかるのでしょうか。】
他の糖尿病患者さんを診ていても、そのように思います。
糖尿病神経症害も、足指~下肢がほとんどです。
切断も足切断であり、上肢切断はまれです。
【このような経験からHbA1cは、7.0未満なら大丈夫とは全く考えていません。
7.0未満と言うのは低血糖リスクとのバーターだと思いますから、
リスクがないのであれば、
できるだけ健常者と同じ値に近づける方が良いに決まっています。】
仰る通りです。
従来の糖尿病食(低カロリー・高糖質食)実践だと、
『食後高血糖』と『空腹時低血糖』が必ず生じます。
HbA1cが6.0%とかの数値を目指せば、低血糖を生じる可能性が高いので、
HbA1cが7.0%未満くらいを目標にして低血糖リスクを避けているのです。
当然、糖質制限食で健常者と同じ数値目標にするのが、
最もリーズナブルな目標ですし、
糖質制限食なら低血糖リスクもありません。
【合併症とは診断されないまでも、
また、本人も意識していない(私も糖質制限で改善するまでそんなもんだと思っていた)数々の不調が発生しているはずです。
糖質制限で体調、体質が回復、改善していくにつれ、
それは普通ではなく年のせいでもなかったのだと気づかされる毎日です。】
こちらも仰る通りです。
私も52歳で糖尿病を発症してから、様々な症状が改善していきました。
足指や耳のしもやけ、皮膚のカサカサ、口内炎、手足の冷え(冬)、フケ、
固い便、切れ痔、いぼ痔、吹き出物・・・などなど
いろんな症状が改善しました。
71歳現在、内服薬なし、血圧正常、聴力・視力低下なし、
虫歯・歯周病なし、歯は全て残存、夜間尿なし、嗅覚・味覚正常です。
読者の皆さん、
美味しく楽しく末長く糖質制限食実践で、健康長寿を目指しましょう。
江部康二
都内河北 鈴木です。
本日の記事の西村典彦さんの『眼科・改善』には、
私自身と同様の
『薬での改善でなく、食生活の改善からの事だと、私同様だと頷けます!!』
いつか会う事がありましたら、声かけて頂けたら、
私の『眼底検査の改善写真その他の確証を御提示します!!』
私の現在の<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>できた事が再認識でき、
最近の記事を拝読するたびに、再認識でき、
私自身だけでなく、皆さんも改善している事が、嬉しく思います!!
【江部康二医師『糖質制限理論』(2005年発表)】は、
糖尿病初め、体調快調に成りたければ、即日実践する事を、御勧めします!!
何故なら、<<『糖質は』は、タバコ以上の害毒だからです!!>>
<<『糖質・摂取』は、極力控えることは、明確だからです!!>>
<<現在社会の飲食業界の現況を見ても、頷けることかなと考えます!!!>>
『日本医療界』の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』も、いつに成ったら時代進化して改善を目指すのか??!!
この糖尿病・専門組織は、
『名称肩書を再登録しては如何かなと、考えます!!』
<<明らかな改善皆無の1部の利益も皆無だから、
営利目的有り有りの医療組織だからです!!>>
<<<*私は、明確な確証有ります!!>>>
江部先生には、<<『細管、覚醒、4度の再覚醒、』>>でき、
更なる『改善』を期待できる健康状況で、9年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日の記事の西村典彦さんの『眼科・改善』には、
私自身と同様の
『薬での改善でなく、食生活の改善からの事だと、私同様だと頷けます!!』
いつか会う事がありましたら、声かけて頂けたら、
私の『眼底検査の改善写真その他の確証を御提示します!!』
私の現在の<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>できた事が再認識でき、
最近の記事を拝読するたびに、再認識でき、
私自身だけでなく、皆さんも改善している事が、嬉しく思います!!
【江部康二医師『糖質制限理論』(2005年発表)】は、
糖尿病初め、体調快調に成りたければ、即日実践する事を、御勧めします!!
何故なら、<<『糖質は』は、タバコ以上の害毒だからです!!>>
<<『糖質・摂取』は、極力控えることは、明確だからです!!>>
<<現在社会の飲食業界の現況を見ても、頷けることかなと考えます!!!>>
『日本医療界』の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』も、いつに成ったら時代進化して改善を目指すのか??!!
この糖尿病・専門組織は、
『名称肩書を再登録しては如何かなと、考えます!!』
<<明らかな改善皆無の1部の利益も皆無だから、
営利目的有り有りの医療組織だからです!!>>
<<<*私は、明確な確証有ります!!>>>
江部先生には、<<『細管、覚醒、4度の再覚醒、』>>でき、
更なる『改善』を期待できる健康状況で、9年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2021/08/06(Fri) 23:23 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
先生こんにちは。
いつも楽しみに拝見しております。
太り気味の主人をさりげなく糖質制限に持っていき…
1ヶ月半で5キロほど減量できたようです。
私、3年程糖質制限実施しておりますが、今回の先生の記事を拝見して、そういえば私も口内炎が出来なくなったのを思い出しました。
それまではなんだかよくわかりませんが口内炎が多発
?しておりました。
できたと思えば数カ所いっぺんにできることも…
なぜか全くできなくなりました。
3年くらいゼロです。
糖質制限以外思い当たることは無いです。
本当に快適な日々を送っております。
いつも楽しみに拝見しております。
太り気味の主人をさりげなく糖質制限に持っていき…
1ヶ月半で5キロほど減量できたようです。
私、3年程糖質制限実施しておりますが、今回の先生の記事を拝見して、そういえば私も口内炎が出来なくなったのを思い出しました。
それまではなんだかよくわかりませんが口内炎が多発
?しておりました。
できたと思えば数カ所いっぺんにできることも…
なぜか全くできなくなりました。
3年くらいゼロです。
糖質制限以外思い当たることは無いです。
本当に快適な日々を送っております。
30台なるかならないかで、若年性アルツハイマー型認知症発症、「人工透析忘れたり」「アクセルとブレーキの踏み間違い」で死んだりします。
◎生きているだけでラッキー
です。
死んだら、全てが「無に帰す」です。
◎生きているだけでラッキー
です。
死んだら、全てが「無に帰す」です。
2021/08/11(Wed) 01:16 | URL | らこ | 【編集】
食後高血糖がヤバいなら、BA測定でしょ。指定すれば健康保険適用でず。
2021/08/11(Wed) 01:30 | URL | らこ | 【編集】
ゆり さん
ご主人、1ヶ月半で5kg減量成功、良かったです。
ゆりさんも口内炎がでなくなり、快適な生活で良かったです。
ご主人、1ヶ月半で5kg減量成功、良かったです。
ゆりさんも口内炎がでなくなり、快適な生活で良かったです。
2021/08/11(Wed) 11:09 | URL | ドクター江部 | 【編集】
らこ さん
そうですね。
HbA1cではなくて、GA(グリコアルブミン)のほうが、
食後高血糖をよく反映しします。
そうですね。
HbA1cではなくて、GA(グリコアルブミン)のほうが、
食後高血糖をよく反映しします。
2021/08/11(Wed) 11:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
はじめまして。
コメントをもし読んでくだされば幸いです。
妊娠糖尿病にかかり、出産までインスリンを打っていました。出産日でインスリンストップです。
産後3ヶ月経過した頃に、75g糖負荷試験を再度行いました。
結果が下記です。
読み取れることとして今後注意すべきことや、私はインスリンの出が少ないのか、食後高血糖なのかなど、答えられる答えられない範囲があるのかもしれませんが、可能な範囲で大丈夫ですのでお応えくださればとても幸いです。
ヘモグロビンa1c 6.0
75gブドウ糖摂取前90(インスリン2.6)
30分後167(インスリン17.9)
1時間後237(インスリン24.2)
2時間後244(インスリン63.3)
以上でした。
はじめまして。
コメントをもし読んでくだされば幸いです。
妊娠糖尿病にかかり、出産までインスリンを打っていました。出産日でインスリンストップです。
産後3ヶ月経過した頃に、75g糖負荷試験を再度行いました。
結果が下記です。
読み取れることとして今後注意すべきことや、私はインスリンの出が少ないのか、食後高血糖なのかなど、答えられる答えられない範囲があるのかもしれませんが、可能な範囲で大丈夫ですのでお応えくださればとても幸いです。
ヘモグロビンa1c 6.0
75gブドウ糖摂取前90(インスリン2.6)
30分後167(インスリン17.9)
1時間後237(インスリン24.2)
2時間後244(インスリン63.3)
以上でした。
2021/08/22(Sun) 12:59 | URL | みほこ | 【編集】
みほこ さん
75g経口ブドウ糖負荷試験のデータでは、
①2時間後244mg/dlと、200を超えているので、<糖尿病型>です。
②インスリンは分泌されていますが、遷延するタイプです。
③HOMA-R:0.58と正常で、インスリン抵抗性なしです。
④HOMA-β:34.7
正常値:40-60
ですので、少しインスリン分泌能力が低めです。
⑤インスリン分泌指数:0.2・・・0.4以上が正常なので2型糖尿病パターンです。
このままだと糖尿病になってしまいますので
糖質制限食実践で、血糖コントロール良好を保って、糖尿病発症を予防しましょう。
75g経口ブドウ糖負荷試験のデータでは、
①2時間後244mg/dlと、200を超えているので、<糖尿病型>です。
②インスリンは分泌されていますが、遷延するタイプです。
③HOMA-R:0.58と正常で、インスリン抵抗性なしです。
④HOMA-β:34.7
正常値:40-60
ですので、少しインスリン分泌能力が低めです。
⑤インスリン分泌指数:0.2・・・0.4以上が正常なので2型糖尿病パターンです。
このままだと糖尿病になってしまいますので
糖質制限食実践で、血糖コントロール良好を保って、糖尿病発症を予防しましょう。
2021/08/22(Sun) 16:24 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
お返事くださりありがとうございます。
感謝します。
手元にある先生の著書「血糖値を上げない肉食で糖質オフ大成功」を参考に1食の糖質20gまでを心がけていきたいと思います。
恐縮ではありますがわからないことがあり、もう一度可能な範囲で構いませんのでお応えくだされば嬉しいです。
〈わからないこと〉
①妊娠糖尿病のため貸与されていた自己血糖測定器は返却となってしまったので、数日前に自分で購入しました。測るのは私の場合、食べ始めから2時間後が適切でしょうか。
今回迷いましたがリブレではなく一般的なその都度針を刺す血糖測定器を購入しました。しかしそれだと私にとっていつが血糖値ピークなのかわからないので先々リブレも使用したいなとは考えています。私は75g試験では2時間後も血糖値が上がり続けていたので、どのように自己血糖測定器を活用するのがベストでしょうか。
②通常の食事スタイルとは異なるような、例えば鍋などで食べ始めから1時間半ほど経ったあとに雑炊などのシメの糖質を摂取する場合、鍋の食べ始めから2時間よりも、シメの糖質摂取開始から2時間後に測るのがベストでしょうか。
長くなり恐縮ですが以上2件が知りたいです。
関東在住のため江部先生に診ていただくことは難しく、失礼を承知でコメントしております。
お返事くださりありがとうございます。
感謝します。
手元にある先生の著書「血糖値を上げない肉食で糖質オフ大成功」を参考に1食の糖質20gまでを心がけていきたいと思います。
恐縮ではありますがわからないことがあり、もう一度可能な範囲で構いませんのでお応えくだされば嬉しいです。
〈わからないこと〉
①妊娠糖尿病のため貸与されていた自己血糖測定器は返却となってしまったので、数日前に自分で購入しました。測るのは私の場合、食べ始めから2時間後が適切でしょうか。
今回迷いましたがリブレではなく一般的なその都度針を刺す血糖測定器を購入しました。しかしそれだと私にとっていつが血糖値ピークなのかわからないので先々リブレも使用したいなとは考えています。私は75g試験では2時間後も血糖値が上がり続けていたので、どのように自己血糖測定器を活用するのがベストでしょうか。
②通常の食事スタイルとは異なるような、例えば鍋などで食べ始めから1時間半ほど経ったあとに雑炊などのシメの糖質を摂取する場合、鍋の食べ始めから2時間よりも、シメの糖質摂取開始から2時間後に測るのがベストでしょうか。
長くなり恐縮ですが以上2件が知りたいです。
関東在住のため江部先生に診ていただくことは難しく、失礼を承知でコメントしております。
2021/08/22(Sun) 18:15 | URL | みほこ | 【編集】
みほこ さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
①
休みの日に、食前、食後30分、食後60分、食後90分、食後120分、食後180分、食後240分・・・
などのの血糖値を測定してみましょう。
そして自分の場合は食後何分が、一番血糖値が高いかを知っておくと、今後便利です。
今後は、食後はピークの時間の血糖を測定すれば良いです。
②
グルコバイは食直前に内服して、2時間くらいは効果があると思います。
野菜などにも糖質は含まれていますし、
普通に食直前でOKと思います。
2021/08/23(Mon) 18:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
お返事ありがとうございます、感謝します。
①について参考になりました、試してみます。
②については私の質問が下手で正確に伝えられなかったようです。私は今、薬は何も服用していないです。75g糖負荷試験後は、経過観察の状態でいます。江部先生だったら薬を処方されるのですか?
鍋のような食事スタイルのときでも、野菜にも糖質は含まれているので、食べ始めから2時間後あたりに血糖を測るのが良いということですね。また①のこと(自分の血糖値ピーク)も参考にしつつですね。
こういうことにはリブレが役立ちそうですね。
妊娠糖尿病がきっかけで自分が糖尿病型だと初めて知りました。初めて手に取った関連著書が江部先生の本で良かったです。糖質制限を習慣化できるよう頑張ります。
お返事ありがとうございます、感謝します。
①について参考になりました、試してみます。
②については私の質問が下手で正確に伝えられなかったようです。私は今、薬は何も服用していないです。75g糖負荷試験後は、経過観察の状態でいます。江部先生だったら薬を処方されるのですか?
鍋のような食事スタイルのときでも、野菜にも糖質は含まれているので、食べ始めから2時間後あたりに血糖を測るのが良いということですね。また①のこと(自分の血糖値ピーク)も参考にしつつですね。
こういうことにはリブレが役立ちそうですね。
妊娠糖尿病がきっかけで自分が糖尿病型だと初めて知りました。初めて手に取った関連著書が江部先生の本で良かったです。糖質制限を習慣化できるよう頑張ります。
2021/08/23(Mon) 23:20 | URL | みほこ | 【編集】
みほこ さん
拙著のご購入ありがとうございます。
②インスリンは分泌されていますが、遷延するタイプです。
2時間後のインスリンが最も多く分泌されているので、
インスリン分泌が遅延・遷延するタイプです。
糖尿病の場合は、このようなタイプが多いです。
このタイプは、昼食後の夕方17~18時頃に「機能性低血糖」
になりやすいので注意が必要です。
これは、内服薬とかは関係なしで、<75g経口ブドウ糖負荷試験のデータ>に対する客観的な意見です。
スーパー糖質制限食実践なら、内服薬なしで、食後高血糖は改善すると思います。
拙著のご購入ありがとうございます。
②インスリンは分泌されていますが、遷延するタイプです。
2時間後のインスリンが最も多く分泌されているので、
インスリン分泌が遅延・遷延するタイプです。
糖尿病の場合は、このようなタイプが多いです。
このタイプは、昼食後の夕方17~18時頃に「機能性低血糖」
になりやすいので注意が必要です。
これは、内服薬とかは関係なしで、<75g経口ブドウ糖負荷試験のデータ>に対する客観的な意見です。
スーパー糖質制限食実践なら、内服薬なしで、食後高血糖は改善すると思います。
2021/08/24(Tue) 08:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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