2021年08月03日 (火)
こんにちは。
ヤフーニュースに2021年7月20日、
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1568b15ff516649c3b3f790db3979f10f3c26c3
新型コロナ「50代問題」って? 若年層の感染者、重症者は増えていくのか
という記事が掲載されました。
詳しくは上記URLをご参照ください。
新型コロナウイルスの感染が再拡大している東京都で、
小池百合子知事が「50代問題」という表現で、事態の深刻さを指摘です。
50代の重症者増加を懸念ですが、
40代や、さらに若い世代の重症者の割合も増えているようです。
東京都の新型コロナウイルス感染の中心が、高齢者から若年層と中年層に移り、
新規感染者の90%前後が50代以下です。
そして、新型コロナで入院している患者のうち、50代の割合が最も高いのです。
7月15日の『東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議』によると、
新規感染者のうち、最も多いのは20代で30.9%です。
50代は12.1%で、この割合は30代(20.4%)、40代(18.3%)より低い数字です。
20代と30代を合計すると、51.3%であり、半分を超えていて、
比較的若い世代が感染増加の中心にいます。
しかしながら、入院患者については50代が約21%を占め、最も多くなっていますので
やはり、年齢が高くなるほど重症化率と入院率は増えています。
一方2021年1月の“第3波”では、入院の6割以上は60代以上で、50代は約16%、
5月にピークを迎えた“第4波”では、50代以下の入院増加がありましたが、
まだ約18%でした。
現7月時点では、それより高い割合となっています。
新型コロナのワクチン接種が、高齢者から優先的に実施されているので、
東京都では65歳以上の52.1%が2回接種を完了(7月15日時点)、
77.5%が1回は接種している(同)ので、その効果によって
重症化が防がれていて入院が減っていると思われます。
米国のCDCによれば、インドの変異株であるデルタ株に対しては、
現行のワクチンは発症予防や感染予防効果は期待できないけれど、
重症化は防いでくれるのでその効果かと思われます。
このような流れにおいて、
ワクチン未接種者が多い50代以下の入院割合が高くなっていると思われます。
また、『肥満』は50代男性で約4割、『喫煙者』は50代男性の33%です。
そして『糖尿病』も50代から多くなりますが、
これらは新型コロナの重症化リスクとなります。
また、出社している人の割合が50代は、他の年齢層より高く、
テレワーク等の頻度が低いのです。
人と人との接触が日常的に多いことに加え、
50代は、感染したら悪化するリスクが高い年代であり、
入院が必要になる割合が、40代以下より高いと考えられます。
2021年7月15日のモニタリング会議の時点では、重症者54人のうち、
40代は5人でしたが、割合としては高くなっています。
一方、東京都では6月後半から、30代の重症者が、
7月に入ってからは20代の重症者も継続的に報告されるようになりました。
7月12日には、基礎疾患のない10代未満の重症者も報告されています。
若年者でも肥満者や喫煙者重症化リスクがあるので要注意です。
これらはデルタ株による感染が関与していると思われます。
これまで若者には重症者は極めて少ないとされてきましたが、
デルタ株優位となってきている現在は固定観念を改める必要があります。
現在、新規感染の中心は20代、30代ですが、
テレビの報道を見ていると、緊急事態宣言関係なく
結構普通にお酒を飲んで会食している方々が多いようです。
デルタ株に対しては、40代以下でも重症化リスクがあるので、
会食・カラオケなどは自粛するのが良いと思います。
私は71歳ですが、会食は一切自粛しています。
60歳以上の方々も一定ていど、お酒ありの会食などは
私と同様に、自粛されている方々の割合は50代以下より
多いのではないかと思っています。
デルタ株の蔓延により、ワクチン未接種の人はもちろん、2回接種済みの人も
手洗いや消毒、マスク着用、『3密(密集、密接、密閉)』を避けること、
会食、カラオケは避けることなど、
従来言われている基本的な感染対策をキッチリ励行することが、
大切です。
江部康二
ヤフーニュースに2021年7月20日、
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1568b15ff516649c3b3f790db3979f10f3c26c3
新型コロナ「50代問題」って? 若年層の感染者、重症者は増えていくのか
という記事が掲載されました。
詳しくは上記URLをご参照ください。
新型コロナウイルスの感染が再拡大している東京都で、
小池百合子知事が「50代問題」という表現で、事態の深刻さを指摘です。
50代の重症者増加を懸念ですが、
40代や、さらに若い世代の重症者の割合も増えているようです。
東京都の新型コロナウイルス感染の中心が、高齢者から若年層と中年層に移り、
新規感染者の90%前後が50代以下です。
そして、新型コロナで入院している患者のうち、50代の割合が最も高いのです。
7月15日の『東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議』によると、
新規感染者のうち、最も多いのは20代で30.9%です。
50代は12.1%で、この割合は30代(20.4%)、40代(18.3%)より低い数字です。
20代と30代を合計すると、51.3%であり、半分を超えていて、
比較的若い世代が感染増加の中心にいます。
しかしながら、入院患者については50代が約21%を占め、最も多くなっていますので
やはり、年齢が高くなるほど重症化率と入院率は増えています。
一方2021年1月の“第3波”では、入院の6割以上は60代以上で、50代は約16%、
5月にピークを迎えた“第4波”では、50代以下の入院増加がありましたが、
まだ約18%でした。
現7月時点では、それより高い割合となっています。
新型コロナのワクチン接種が、高齢者から優先的に実施されているので、
東京都では65歳以上の52.1%が2回接種を完了(7月15日時点)、
77.5%が1回は接種している(同)ので、その効果によって
重症化が防がれていて入院が減っていると思われます。
米国のCDCによれば、インドの変異株であるデルタ株に対しては、
現行のワクチンは発症予防や感染予防効果は期待できないけれど、
重症化は防いでくれるのでその効果かと思われます。
このような流れにおいて、
ワクチン未接種者が多い50代以下の入院割合が高くなっていると思われます。
また、『肥満』は50代男性で約4割、『喫煙者』は50代男性の33%です。
そして『糖尿病』も50代から多くなりますが、
これらは新型コロナの重症化リスクとなります。
また、出社している人の割合が50代は、他の年齢層より高く、
テレワーク等の頻度が低いのです。
人と人との接触が日常的に多いことに加え、
50代は、感染したら悪化するリスクが高い年代であり、
入院が必要になる割合が、40代以下より高いと考えられます。
2021年7月15日のモニタリング会議の時点では、重症者54人のうち、
40代は5人でしたが、割合としては高くなっています。
一方、東京都では6月後半から、30代の重症者が、
7月に入ってからは20代の重症者も継続的に報告されるようになりました。
7月12日には、基礎疾患のない10代未満の重症者も報告されています。
若年者でも肥満者や喫煙者重症化リスクがあるので要注意です。
これらはデルタ株による感染が関与していると思われます。
これまで若者には重症者は極めて少ないとされてきましたが、
デルタ株優位となってきている現在は固定観念を改める必要があります。
現在、新規感染の中心は20代、30代ですが、
テレビの報道を見ていると、緊急事態宣言関係なく
結構普通にお酒を飲んで会食している方々が多いようです。
デルタ株に対しては、40代以下でも重症化リスクがあるので、
会食・カラオケなどは自粛するのが良いと思います。
私は71歳ですが、会食は一切自粛しています。
60歳以上の方々も一定ていど、お酒ありの会食などは
私と同様に、自粛されている方々の割合は50代以下より
多いのではないかと思っています。
デルタ株の蔓延により、ワクチン未接種の人はもちろん、2回接種済みの人も
手洗いや消毒、マスク着用、『3密(密集、密接、密閉)』を避けること、
会食、カラオケは避けることなど、
従来言われている基本的な感染対策をキッチリ励行することが、
大切です。
江部康二
江部先生
お世話になります
先日 糖質制限で ケトン体増える回があったと
思います。 ケトン値が上がれば アセトン臭
がすると思います 確かに家族に何か匂う
と言われたことがあります。
何かの番組で アセトンで血管内部や
臓器内で洗浄能力を発揮しているのでは
ないかとの動画をみたことがあり
はたしてどうなのか ?と 思いました
確かに私も アセトン高値ではないかと思いますが
血圧が下がったりもありました
教えていただければ ありがたいです。
お世話になります
先日 糖質制限で ケトン体増える回があったと
思います。 ケトン値が上がれば アセトン臭
がすると思います 確かに家族に何か匂う
と言われたことがあります。
何かの番組で アセトンで血管内部や
臓器内で洗浄能力を発揮しているのでは
ないかとの動画をみたことがあり
はたしてどうなのか ?と 思いました
確かに私も アセトン高値ではないかと思いますが
血圧が下がったりもありました
教えていただければ ありがたいです。
都内河北 鈴木です。
私は、今月22日で、67歳です!!
本日記事『新型コロナ「50大問題」』を知識として拝読しましたが、
私は今年の3月には、21年間の『糖尿病』の後遺症『脳梗塞』が、
<<『5度目の覚醒した事実現実が、あります!!』>>
新型コロナの予防としてマスク、人込み等は避けるなどはしていますが、
それだけでなく、
私が現実体感した9年間の<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>しているのは、
時代進化・解明した『糖質・害毒』の
<<【江部康二医師『糖質制限理論』(2005年発表)】>>の
御陰だと、明言しときます!!
ならば何故、実践しないのかと考えますが、
時代進化・皆無の医療組織、
<<糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』への過信だなと考えます!!>>
<<<『悪化一途で、殺されかけた私が、証言します現実です!!』>>>
先日からの警察関係者との会話で、驚くのは、
【江部康二医師『糖質制限理論』(2005年発表)】を無知で、
糖尿病患者で薬服用している警官がいた事です!!
私は江部先生のブログを見るだけで、
私同様の<<『生還、』>>でき、体調快調に成り、若返りますよと、
『改善医療デ~タ』提示して、伝えましたが、
実践の可否は、本人のみかなと、考えます!!
<<*異論、反論、有る医療者の方々は、
公然の場で改善への質問があります、
『都内河北 鈴木」と、会話をしましょう!!>>
江部先生には、<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>でき、
更なる『改善』を期待できる健康状況で、9年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
私は、今月22日で、67歳です!!
本日記事『新型コロナ「50大問題」』を知識として拝読しましたが、
私は今年の3月には、21年間の『糖尿病』の後遺症『脳梗塞』が、
<<『5度目の覚醒した事実現実が、あります!!』>>
新型コロナの予防としてマスク、人込み等は避けるなどはしていますが、
それだけでなく、
私が現実体感した9年間の<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>しているのは、
時代進化・解明した『糖質・害毒』の
<<【江部康二医師『糖質制限理論』(2005年発表)】>>の
御陰だと、明言しときます!!
ならば何故、実践しないのかと考えますが、
時代進化・皆無の医療組織、
<<糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』への過信だなと考えます!!>>
<<<『悪化一途で、殺されかけた私が、証言します現実です!!』>>>
先日からの警察関係者との会話で、驚くのは、
【江部康二医師『糖質制限理論』(2005年発表)】を無知で、
糖尿病患者で薬服用している警官がいた事です!!
私は江部先生のブログを見るだけで、
私同様の<<『生還、』>>でき、体調快調に成り、若返りますよと、
『改善医療デ~タ』提示して、伝えましたが、
実践の可否は、本人のみかなと、考えます!!
<<*異論、反論、有る医療者の方々は、
公然の場で改善への質問があります、
『都内河北 鈴木」と、会話をしましょう!!>>
江部先生には、<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>でき、
更なる『改善』を期待できる健康状況で、9年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2021/08/04(Wed) 01:29 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
糖尿人 さん
糖質制限食実践で血中の
ケトン体(βヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトン)が高値となります。
その中で血中に循環しているのはほとんどがβヒドロキシ酪酸です。
βヒドロキシ酪酸は炎症を抑制したり、
脂肪分解を促進したり、種々の酵素に活性酸素に対する耐性を与えたりします。
てんかんやがんにも有効とされています。
糖質制限食実践で血中の
ケトン体(βヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトン)が高値となります。
その中で血中に循環しているのはほとんどがβヒドロキシ酪酸です。
βヒドロキシ酪酸は炎症を抑制したり、
脂肪分解を促進したり、種々の酵素に活性酸素に対する耐性を与えたりします。
てんかんやがんにも有効とされています。
2021/08/04(Wed) 08:06 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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