2021年06月27日 (日)
こんにちは。
ヤフーニュースに、6/26(土)、以下の産経新聞の記事が掲載されました。
これは朗報です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/599e924869a8e0422e976f933d39f92d578dc9e1
<独自>塩野義の国産ワクチン 年明け6千万人分供給可能
この塩野義のワクチンは「遺伝子組み換えタンパクワクチン」と呼ばれています。
新型コロナウイルスの遺伝子の一部を基に昆虫細胞でタンパク質を培養して作ります。
すでにインフルエンザワクチンなどで実績がある技術なので安心です。
スパイクタンパクが関与していないのも、大きな安心材料であり、
はやく実用化されれば、副反応や問題点の多い「海外の遺伝子ワクチン」に
取って代われるものと思います。
ファイザー社とモデルナ社のmRNAワクチンや
アストラゼネカ社とジョンソンエンドジョンソン社のウイルスベクターワクチンは、
いずれもスパイクタンパクが関与しています。
またそれ以外にも問題点があります。
ファイザー社とモデルナ社のmRNAワクチンは
mRNAワクチン接種によって抗原提示細胞でスパイクタンパクが生成され、
結果的に生体内にスパイクタンパク質に対する特異抗体が誘導されます。
アストラゼネカ社とジョンソンエンドジョンソン社のウイルスベクターワクチンは、
病原性のないアデノウイルスをベクター(運び屋)として利用しますが、
内部に新型コロナウイルスのスパイクタンパクの遺伝子全体が組み込んであり、
それに対して特異抗体が誘導されます。
mRNAワクチンもウイルスベクターワクチンも遺伝子ワクチンです。
これらのワクチン、1年以内とごく短期間で、つくられ便利なように思えますが、
問題点が複数あります。
<新型コロナウイルス遺伝子ワクチンの問題点>
①人類初の遺伝子ワクチンで、人類が未経験のワクチンである。
②スパイクタンパクが人体にどのくらいとどまるのか不明である。
③スパイクタンパクが抗体産生以外に、人体にどのような作用を有すのか不明である。
④2021年2月17日から6月13日までに報告されたワクチン接種後死亡者は
合計277 件で、その多くが、脳出血、脳血栓、心疾患など心血管疾患で死亡している。
報告されていない接種後死亡者もあると思われる。
スパイクタンパクが心血管系に障害を与えて死亡した可能性がある。
⑤長期的安全性は全く担保されていない。
⑥新型コロナに感染したときにADE(抗体依存性免疫増強)が生じる可能性がある。
⑦1年以内で作られており、過去にない短期間の製造である。
⑧2021年、2022年は本来臨床試験の段階である。
江部康二
ヤフーニュースに、6/26(土)、以下の産経新聞の記事が掲載されました。
これは朗報です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/599e924869a8e0422e976f933d39f92d578dc9e1
<独自>塩野義の国産ワクチン 年明け6千万人分供給可能
この塩野義のワクチンは「遺伝子組み換えタンパクワクチン」と呼ばれています。
新型コロナウイルスの遺伝子の一部を基に昆虫細胞でタンパク質を培養して作ります。
すでにインフルエンザワクチンなどで実績がある技術なので安心です。
スパイクタンパクが関与していないのも、大きな安心材料であり、
はやく実用化されれば、副反応や問題点の多い「海外の遺伝子ワクチン」に
取って代われるものと思います。
ファイザー社とモデルナ社のmRNAワクチンや
アストラゼネカ社とジョンソンエンドジョンソン社のウイルスベクターワクチンは、
いずれもスパイクタンパクが関与しています。
またそれ以外にも問題点があります。
ファイザー社とモデルナ社のmRNAワクチンは
mRNAワクチン接種によって抗原提示細胞でスパイクタンパクが生成され、
結果的に生体内にスパイクタンパク質に対する特異抗体が誘導されます。
アストラゼネカ社とジョンソンエンドジョンソン社のウイルスベクターワクチンは、
病原性のないアデノウイルスをベクター(運び屋)として利用しますが、
内部に新型コロナウイルスのスパイクタンパクの遺伝子全体が組み込んであり、
それに対して特異抗体が誘導されます。
mRNAワクチンもウイルスベクターワクチンも遺伝子ワクチンです。
これらのワクチン、1年以内とごく短期間で、つくられ便利なように思えますが、
問題点が複数あります。
<新型コロナウイルス遺伝子ワクチンの問題点>
①人類初の遺伝子ワクチンで、人類が未経験のワクチンである。
②スパイクタンパクが人体にどのくらいとどまるのか不明である。
③スパイクタンパクが抗体産生以外に、人体にどのような作用を有すのか不明である。
④2021年2月17日から6月13日までに報告されたワクチン接種後死亡者は
合計277 件で、その多くが、脳出血、脳血栓、心疾患など心血管疾患で死亡している。
報告されていない接種後死亡者もあると思われる。
スパイクタンパクが心血管系に障害を与えて死亡した可能性がある。
⑤長期的安全性は全く担保されていない。
⑥新型コロナに感染したときにADE(抗体依存性免疫増強)が生じる可能性がある。
⑦1年以内で作られており、過去にない短期間の製造である。
⑧2021年、2022年は本来臨床試験の段階である。
江部康二
都内河北 鈴木です。
只今、知りました『塩野義製薬、新型コロナ・ワクチン!!』
以前質問しました『日本製の新型コロナ・ワクチンは、出来ないのか??』
江部先生の返答通りの『塩野義製薬』の
『新型コロナワクチンの対応ワクチン!!』の発表!!
自国日本人の生態に合った、副反応や各種問題に対応なワクチンなら、
安心できます!!
更なる改善を願い、安心かなと考えます!!
一安心です!!
敬具
只今、知りました『塩野義製薬、新型コロナ・ワクチン!!』
以前質問しました『日本製の新型コロナ・ワクチンは、出来ないのか??』
江部先生の返答通りの『塩野義製薬』の
『新型コロナワクチンの対応ワクチン!!』の発表!!
自国日本人の生態に合った、副反応や各種問題に対応なワクチンなら、
安心できます!!
更なる改善を願い、安心かなと考えます!!
一安心です!!
敬具
2021/06/27(Sun) 21:28 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
塩野義のコロナワクチン、たしかに海外製よりもリスクが低そうです。
しかし年明けの供給となると、現在進行しているワクチン接種の波を押しとどめる効果は限定的でしょうね…。
河野ワクチン担当大臣がこんなことを言っていますが
https://www.fnn.jp/articles/-/200660
ワクチンに警笛を鳴らす意見を「デマ」とレッテル貼りする事で、ワクチンのリスクについて考える事自体を止めさせたいようです。
河野さんは恐らく作文を読んでいるだけでしょうが、政府がいかにワクチンを打たせたがっているかが分かります。
すでに報告されているだけでも300人を超える方がワクチン接種後に亡くなっているという事実(報告されていないケースも多数と思われます)。
これだけをもってしても、早急にワクチン接種を停止するべきだと思うのですが、そういった常識的な判断が通用しない状況に陥っているようです。
しかし年明けの供給となると、現在進行しているワクチン接種の波を押しとどめる効果は限定的でしょうね…。
河野ワクチン担当大臣がこんなことを言っていますが
https://www.fnn.jp/articles/-/200660
ワクチンに警笛を鳴らす意見を「デマ」とレッテル貼りする事で、ワクチンのリスクについて考える事自体を止めさせたいようです。
河野さんは恐らく作文を読んでいるだけでしょうが、政府がいかにワクチンを打たせたがっているかが分かります。
すでに報告されているだけでも300人を超える方がワクチン接種後に亡くなっているという事実(報告されていないケースも多数と思われます)。
これだけをもってしても、早急にワクチン接種を停止するべきだと思うのですが、そういった常識的な判断が通用しない状況に陥っているようです。
2021/06/27(Sun) 22:36 | URL | 織田 | 【編集】
私もこのニュースでホッと一息です。
河野氏のコメントに対するこんな一言がありました。
文書を平気で改ざんする側の言うことを信じれる訳はないと。
その通りだと思いました。
河野氏のコメントに対するこんな一言がありました。
文書を平気で改ざんする側の言うことを信じれる訳はないと。
その通りだと思いました。
2021/06/28(Mon) 18:37 | URL | 猫 | 【編集】
江部先生
塩野義製薬のコロナワクチンは、Novavaxとかと同じく、「スパイクタンパク」を、遺伝子組み換え技術で作ったものを、ワクチンとして使用するというものだと理解していますが…
参考記事:
「塩野義製薬が新型コロナワクチン開発に挑むワケ」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20210330/med/00m/100/009000c
“新型コロナの遺伝子の一部を組み込んだ「バキュロウイス」(人などに感染しないウイルス)に昆虫の細胞を感染させ、新型コロナの表面にある「スパイクたんぱく質」を作り、ワクチンとして投与します。”
だとすると、長期的に、ワクチン接種を受けた人の遺伝子が組み変わるようなことは起こらないのかもしれませんが、短期的にはやはり、それなりに危険なのではないかと思えます。
以前にコロナに感染していたり無症状感染して抗原の記憶があると、やはり過剰免疫反応を起こして血栓症(ということは複数のイタリア人医師が発言しています)…とか、危険なのではないかと思えるので、接種を希望する人はやはり、事前に抗体検査をして抗体がないことを確認したほうが安全ではないかと思います。
あとは、今のワクチンはやはりすべて、武漢型の、すなわち去年のオリジナルのウイルスを元に作っているものなので、変異株への対応はどんどん間に合わなくなってきています。
16歳以上の国民のほとんどがワクチン接種したイスラエルで、最近デルタ変異株による感染が一挙に上昇し、数日前から室内でのマスク着用義務がまた再開されています。
イギリスでもデルタ変異株で、ワクチン2回接種した人も死者が出ています。数字的には、ワクチン非接種のグループより少なめなのですが、感染者数を考慮すると、非接種者の約6倍の死亡率となっています…
(以下のリンクのpdf書類の12ページ目にデータがあります)
https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/994997/Variants_of_Concern_VOC_Technical_Briefing_16.pdf
塩野義製薬のコロナワクチンは、Novavaxとかと同じく、「スパイクタンパク」を、遺伝子組み換え技術で作ったものを、ワクチンとして使用するというものだと理解していますが…
参考記事:
「塩野義製薬が新型コロナワクチン開発に挑むワケ」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20210330/med/00m/100/009000c
“新型コロナの遺伝子の一部を組み込んだ「バキュロウイス」(人などに感染しないウイルス)に昆虫の細胞を感染させ、新型コロナの表面にある「スパイクたんぱく質」を作り、ワクチンとして投与します。”
だとすると、長期的に、ワクチン接種を受けた人の遺伝子が組み変わるようなことは起こらないのかもしれませんが、短期的にはやはり、それなりに危険なのではないかと思えます。
以前にコロナに感染していたり無症状感染して抗原の記憶があると、やはり過剰免疫反応を起こして血栓症(ということは複数のイタリア人医師が発言しています)…とか、危険なのではないかと思えるので、接種を希望する人はやはり、事前に抗体検査をして抗体がないことを確認したほうが安全ではないかと思います。
あとは、今のワクチンはやはりすべて、武漢型の、すなわち去年のオリジナルのウイルスを元に作っているものなので、変異株への対応はどんどん間に合わなくなってきています。
16歳以上の国民のほとんどがワクチン接種したイスラエルで、最近デルタ変異株による感染が一挙に上昇し、数日前から室内でのマスク着用義務がまた再開されています。
イギリスでもデルタ変異株で、ワクチン2回接種した人も死者が出ています。数字的には、ワクチン非接種のグループより少なめなのですが、感染者数を考慮すると、非接種者の約6倍の死亡率となっています…
(以下のリンクのpdf書類の12ページ目にデータがあります)
https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/994997/Variants_of_Concern_VOC_Technical_Briefing_16.pdf
2021/06/28(Mon) 19:26 | URL | なあちゃん | 【編集】
なあちゃん
ご指摘ありがとうございます。
インフルエンザワクチンなどで実績がある技術ということなので
スパイクタンパクなしと思ってました。
調べてみます。
ご指摘ありがとうございます。
インフルエンザワクチンなどで実績がある技術ということなので
スパイクタンパクなしと思ってました。
調べてみます。
2021/06/28(Mon) 20:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
なあちゃん
塩野義のワクチン、mRNAワクチンとは、異なり
すでに効果・安全性・承認・実用化が確立された技術ということです。
遺伝子情報そのものを投与し、体内にて抗原タンパクを合成させるmRNAワクチン等の新規技術と比べて、抗原発現や精製に一定の開発期間を要する一方で、BEVSを活用したインフルエンザ予防ワクチンをはじめ、複数の製品がその効果と安全性を基に承認・実用化されている確立された技術です。
SHIONOGI
https://www.shionogi.com/jp/ja/sustainability/informations-for-id/covid19-initiative.html#1.
予防ワクチンの開発
遺伝子組み換えタンパクワクチンの開発
国立感染症研究所、九州大学(現 京都大学)と共同で当社グループ会社のUMNファーマが有するBEVS注1を活用した遺伝子組換えタンパクワクチンを開発しています。遺伝子組換えタンパクワクチンは、ウイルスの遺伝子情報から目的とする抗原タンパクを発現・精製後に投与に供されます。遺伝子情報そのものを投与し、体内にて抗原タンパクを合成させるmRNAワクチン等の新規技術と比べて、抗原発現や精製に一定の開発期間を要する一方で、BEVSを活用したインフルエンザ予防ワクチンをはじめ、複数の製品がその効果と安全性を基に承認・実用化されている確立された技術です。
2020年12月に国内における第1/2相臨床試験を開始しており、(2020年12月16日プレスリリース)2021月2月1日時点で安全性に大きな懸念はでておりません(2020年度 第3四半期決算)。第3相臨床試験開始に向けて引き続き当局と協議しさらなる前倒し計画を検討しております。
臨床試験の実施と並行して、当社はワクチン生産設備の構築ならびに大量生産に向けた製造方法の最適化に取り組んでおります。UNIGEN社 (原薬製造)、アピ社 (製剤製造) と連携し、2021年3月末に第1期の工事が完了し、製造設備が完成しました。引き続き、2021年末までに3,000万人分以上の生産体制を整備することを目標に、生産設備の増強を進めてまいります。
今後も関係省庁と連携しながら、国産ワクチンの早期提供を目指した取り組みを推進してまいります。
注1 Baculovirus Expression Vector System:昆虫細胞などを用いたタンパク発現技術
塩野義のワクチン、mRNAワクチンとは、異なり
すでに効果・安全性・承認・実用化が確立された技術ということです。
遺伝子情報そのものを投与し、体内にて抗原タンパクを合成させるmRNAワクチン等の新規技術と比べて、抗原発現や精製に一定の開発期間を要する一方で、BEVSを活用したインフルエンザ予防ワクチンをはじめ、複数の製品がその効果と安全性を基に承認・実用化されている確立された技術です。
SHIONOGI
https://www.shionogi.com/jp/ja/sustainability/informations-for-id/covid19-initiative.html#1.
予防ワクチンの開発
遺伝子組み換えタンパクワクチンの開発
国立感染症研究所、九州大学(現 京都大学)と共同で当社グループ会社のUMNファーマが有するBEVS注1を活用した遺伝子組換えタンパクワクチンを開発しています。遺伝子組換えタンパクワクチンは、ウイルスの遺伝子情報から目的とする抗原タンパクを発現・精製後に投与に供されます。遺伝子情報そのものを投与し、体内にて抗原タンパクを合成させるmRNAワクチン等の新規技術と比べて、抗原発現や精製に一定の開発期間を要する一方で、BEVSを活用したインフルエンザ予防ワクチンをはじめ、複数の製品がその効果と安全性を基に承認・実用化されている確立された技術です。
2020年12月に国内における第1/2相臨床試験を開始しており、(2020年12月16日プレスリリース)2021月2月1日時点で安全性に大きな懸念はでておりません(2020年度 第3四半期決算)。第3相臨床試験開始に向けて引き続き当局と協議しさらなる前倒し計画を検討しております。
臨床試験の実施と並行して、当社はワクチン生産設備の構築ならびに大量生産に向けた製造方法の最適化に取り組んでおります。UNIGEN社 (原薬製造)、アピ社 (製剤製造) と連携し、2021年3月末に第1期の工事が完了し、製造設備が完成しました。引き続き、2021年末までに3,000万人分以上の生産体制を整備することを目標に、生産設備の増強を進めてまいります。
今後も関係省庁と連携しながら、国産ワクチンの早期提供を目指した取り組みを推進してまいります。
注1 Baculovirus Expression Vector System:昆虫細胞などを用いたタンパク発現技術
2021/06/29(Tue) 09:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
たしかに、技術自体は、インフルエンザのHAワクチン、つまり、HA(ヘムアグルチニン)を抗原とするワクチンと同じ技術で作られているはずです。
(HAは、インフルエンザウイルスの表面にあるスパイク状タンパク質のひとつです)
ですので、人体にウイルスの一部を作らせるようなことがないという点に関しては、私も、安心材料ではあると思います。
新型コロナの表面にもいくつかの種類のスパイク状タンパクがありますが、ワクチンの抗原として選ばれているのは、現在あるどのワクチンでも同じで、ACE2と結合するスパイクタンパク質、のはずです… (つまり、ACE2にくっつかないようにする抗体が体内にできるようにするため、だと理解しています)
(問題は、新型コロナの場合、先生もご存じのように、この抗原に選ばれているスパイクタンパク自体に毒性があることがわかってきていることです…)
参考
COVID-19関連研究開発課題情報―ワクチン関連―
https://www.amed.go.jp/news/topics/covid19_02.html
この、7番と17番が、塩野義製薬が製造しているワクチンで、研究概要に以下のようにあります。
本ワクチンは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のスパイクタンパク質(Sタンパク質)を抗原とし、BEVS (Baculovirus expression vector system)と呼ばれる技術を用いて製造する組換えタンパク質ワクチンである。
たしかに、技術自体は、インフルエンザのHAワクチン、つまり、HA(ヘムアグルチニン)を抗原とするワクチンと同じ技術で作られているはずです。
(HAは、インフルエンザウイルスの表面にあるスパイク状タンパク質のひとつです)
ですので、人体にウイルスの一部を作らせるようなことがないという点に関しては、私も、安心材料ではあると思います。
新型コロナの表面にもいくつかの種類のスパイク状タンパクがありますが、ワクチンの抗原として選ばれているのは、現在あるどのワクチンでも同じで、ACE2と結合するスパイクタンパク質、のはずです… (つまり、ACE2にくっつかないようにする抗体が体内にできるようにするため、だと理解しています)
(問題は、新型コロナの場合、先生もご存じのように、この抗原に選ばれているスパイクタンパク自体に毒性があることがわかってきていることです…)
参考
COVID-19関連研究開発課題情報―ワクチン関連―
https://www.amed.go.jp/news/topics/covid19_02.html
この、7番と17番が、塩野義製薬が製造しているワクチンで、研究概要に以下のようにあります。
本ワクチンは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のスパイクタンパク質(Sタンパク質)を抗原とし、BEVS (Baculovirus expression vector system)と呼ばれる技術を用いて製造する組換えタンパク質ワクチンである。
2021/06/29(Tue) 13:37 | URL | なあちゃん | 【編集】
江部先生
さきほど送信したコメントに、リンクのサイトの
「7番と17番」が塩野義製薬開発のワクチンにあたると書いたと思いますが、7番ではなく8番でした。
失礼しました。
さきほど送信したコメントに、リンクのサイトの
「7番と17番」が塩野義製薬開発のワクチンにあたると書いたと思いますが、7番ではなく8番でした。
失礼しました。
2021/06/29(Tue) 13:41 | URL | なあちゃん | 【編集】
なあちゃん
「人体にウイルスの一部を作らせるようなことがないという点に関しては、私も、安心材料ではあると思います。」
そうですね。
「mRNAを投与してスパイクタンパクを作らせ、それに対して抗体を生成させる」
という現行のファイザー社などのmRNAワクチンは、作られたスパイクタンパクが人体内を駆け巡って
何をするかよくわからないというリスクがあります。
塩野義のワクチンは、
すでに効果・安全性・承認・実用化が確立された技術ということで、
その分は安心です。
2021/06/29(Tue) 15:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
塩野義のワクチンの抗原タンパクも、スパイクタンパクであるかぎり、人体内を駆け巡って何をするかわからない、というリスクに関しては同じかと思います。
スパイクタンパクだけでダメージを起こせることに、変わりはないと思います。
あと、大阪大学の研究でわかっているのは、現在開発中のすべてのワクチンにおいて、 非中和抗体もできてしまうために、ADEの可能性は排除できない、というのも、同じだと思います。
日本では従来型のワクチンとしては、この塩野義の組み換えタンパクワクチン(サブユニットワクチン)や、もっと従来型の、KMバイオロジクスが開発中の、不活性化のワクチンが開発中ですね。
開発状況、参考↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00223.html
これらの従来型国産ワクチンの安心材料としては、長期的な副反応のリスクがかなり軽減されることかと思います。(短期的には上に述べたように、とにかく何もしないで接種すると血栓症等は避けがたいかと思います)
たとえば、安心材料は以下のものかと思えます。
1)遺伝子情報の逆転写の可能性がない
(慢性炎症疾患や、癌などの可能性の恐れがない)
2)プリオン病などの神経変性疾患の危険性がない
3?)日本の経済へのダメージが減る(かな)
2)については(私はこれが一番こわいです)…以下のような資料があります。
「新型コロナのRNAをベースとしたワクチンとプリオン病の危険性」
COVID-19 RNA Based Vaccines and the Risk of Prion Disease
https://scivisionpub.com/pdfs/covid19-rna-based-vaccines-and-the-risk-of-prion-disease-1503.pdf
イタリアではこの実験段階の“ワクチン”の義務化までささやかれています…(医療関係者にはすでに義務化されてしまっています)
夏の太陽の恩恵が去れば、秋にはおそらく感染者が増加しデルタ変異株あたりが(ペルーで見つかったラムダ株も最近ささやかれていますが)蔓延し、入院者数が増え、非接種者のせいにされて非接種者への圧力が高まる見込みです。
(ワクチン接種が非常にすすんだチリは、南半球で冬に向かっているせいか、すでに首都はロックダウンです…)
私はどうしても避けられないなら、できれば組み換えタンパクか、不活性型のものまでなんとか待って、事前に抗体検査で抗体がないかを確かめた上で目をつぶって接種(でないと過剰免疫反応で血栓ができる恐れがあります)、接種前後は、血管炎・血栓症対策ですぐアスピリンか何かの抗炎症薬、そしてしばらくはベビーアスピリンでも飲み続けるか…とか、そんな対策を考える、やや憂鬱な日々です…(溜息)
塩野義のワクチンの抗原タンパクも、スパイクタンパクであるかぎり、人体内を駆け巡って何をするかわからない、というリスクに関しては同じかと思います。
スパイクタンパクだけでダメージを起こせることに、変わりはないと思います。
あと、大阪大学の研究でわかっているのは、現在開発中のすべてのワクチンにおいて、 非中和抗体もできてしまうために、ADEの可能性は排除できない、というのも、同じだと思います。
日本では従来型のワクチンとしては、この塩野義の組み換えタンパクワクチン(サブユニットワクチン)や、もっと従来型の、KMバイオロジクスが開発中の、不活性化のワクチンが開発中ですね。
開発状況、参考↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00223.html
これらの従来型国産ワクチンの安心材料としては、長期的な副反応のリスクがかなり軽減されることかと思います。(短期的には上に述べたように、とにかく何もしないで接種すると血栓症等は避けがたいかと思います)
たとえば、安心材料は以下のものかと思えます。
1)遺伝子情報の逆転写の可能性がない
(慢性炎症疾患や、癌などの可能性の恐れがない)
2)プリオン病などの神経変性疾患の危険性がない
3?)日本の経済へのダメージが減る(かな)
2)については(私はこれが一番こわいです)…以下のような資料があります。
「新型コロナのRNAをベースとしたワクチンとプリオン病の危険性」
COVID-19 RNA Based Vaccines and the Risk of Prion Disease
https://scivisionpub.com/pdfs/covid19-rna-based-vaccines-and-the-risk-of-prion-disease-1503.pdf
イタリアではこの実験段階の“ワクチン”の義務化までささやかれています…(医療関係者にはすでに義務化されてしまっています)
夏の太陽の恩恵が去れば、秋にはおそらく感染者が増加しデルタ変異株あたりが(ペルーで見つかったラムダ株も最近ささやかれていますが)蔓延し、入院者数が増え、非接種者のせいにされて非接種者への圧力が高まる見込みです。
(ワクチン接種が非常にすすんだチリは、南半球で冬に向かっているせいか、すでに首都はロックダウンです…)
私はどうしても避けられないなら、できれば組み換えタンパクか、不活性型のものまでなんとか待って、事前に抗体検査で抗体がないかを確かめた上で目をつぶって接種(でないと過剰免疫反応で血栓ができる恐れがあります)、接種前後は、血管炎・血栓症対策ですぐアスピリンか何かの抗炎症薬、そしてしばらくはベビーアスピリンでも飲み続けるか…とか、そんな対策を考える、やや憂鬱な日々です…(溜息)
2021/06/29(Tue) 18:36 | URL | なあちゃん | 【編集】
なあちゃん
1)遺伝子情報の逆転写の可能性がない
(慢性炎症疾患や、癌などの可能性の恐れがない)
2)プリオン病などの神経変性疾患の危険性がない
3?)日本の経済へのダメージが減る(かな)
了解です。
また、
塩野義のワクチンは、
抗原発現や精製に一定の開発期間を要する一方で、
BEVSを活用したインフルエンザ予防ワクチンをはじめ、
複数の製品がその効果と安全性を基に承認・実用化されている確立された技術ということなので、
一定の長期安全性は担保されているかと思いたいですね。
mRNAワクチンは<mRNA → スパイクタンパク産生>
ということなのですが、人体内でのスパイクタンパクの制御が可能なのか否か、
よくわかりません。
一方、塩野義のワクチンは、一定量のスパイクタンパクをワクチンとして投与するのでしょうが、
その後体内でスパイクタンパクが
どんどん再生産されるということはないように思えます。
2021/06/29(Tue) 20:14 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
〈一方、塩野義のワクチンは、一定量のスパイクタンパクをワクチンとして投与するのでしょうが…〉
はい、先生、仰る通り、スパイクタンパク自体が危険なものなだけに、私も、「一定量しか投与されない」という点は、安全性を比較する上で、かなり重要かなと思います。
たとえば、動物実験とかで、どのくらいのスパイクタンパクがどの臓器に蓄積されるのか、とかわかっているなら教えてほしいなと思います。
注射部分付近になるべく残っていてくれるのが理想ですが(そういう話はどこにも書いていませんね…)
あと、何日くらいで体内からなくなるのか、とかがわかれば・・・と。
塩野義のワクチンはスパイクタンパクを一定量入れるだけですから、最初がピークであとは徐々に減っていくだけのはずです。
一方、mRNAによるスパイクタンパクの血中量は、モデルナの場合は(ファイザーもそんなに変わらない気はしますが)結果が出ていて、接種後3~5日目が、ピークです。
下のリンクの学術記事でそれが明らかにされています。そこからPDFのリンクをクリックすると、論文全体がpdfで出てきて、その最後のページにグラフがあります。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciab465/6279075
たとえば、ワクチン接種後に血栓症で亡くなる方の日数の中間値が3日、というのが、この、スパイクタンパクの毛中濃度のピークと関連している気がしないではありません…
〈一方、塩野義のワクチンは、一定量のスパイクタンパクをワクチンとして投与するのでしょうが…〉
はい、先生、仰る通り、スパイクタンパク自体が危険なものなだけに、私も、「一定量しか投与されない」という点は、安全性を比較する上で、かなり重要かなと思います。
たとえば、動物実験とかで、どのくらいのスパイクタンパクがどの臓器に蓄積されるのか、とかわかっているなら教えてほしいなと思います。
注射部分付近になるべく残っていてくれるのが理想ですが(そういう話はどこにも書いていませんね…)
あと、何日くらいで体内からなくなるのか、とかがわかれば・・・と。
塩野義のワクチンはスパイクタンパクを一定量入れるだけですから、最初がピークであとは徐々に減っていくだけのはずです。
一方、mRNAによるスパイクタンパクの血中量は、モデルナの場合は(ファイザーもそんなに変わらない気はしますが)結果が出ていて、接種後3~5日目が、ピークです。
下のリンクの学術記事でそれが明らかにされています。そこからPDFのリンクをクリックすると、論文全体がpdfで出てきて、その最後のページにグラフがあります。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciab465/6279075
たとえば、ワクチン接種後に血栓症で亡くなる方の日数の中間値が3日、というのが、この、スパイクタンパクの毛中濃度のピークと関連している気がしないではありません…
2021/06/29(Tue) 22:34 | URL | なあちゃん | 【編集】
なあちゃん
情報をありがとうございます。
「mRNAによるスパイクタンパクの血中量は、モデルナの場合は(ファイザーもそんなに変わらない気はしますが)結果が出ていて、接種後3~5日目が、ピークです。」
血中のピークはともかくとして、全身に行き渡ったスパイクタンパクが、
各臓器にどのていど残留して何らかの影響を与えるのかが懸念されますね。
「ワクチン接種後に血栓症で亡くなる方の日数の中間値が3日、というのが、この、スパイクタンパクの毛中濃度のピークと関連している気がしないではありません…」
なるほどです。
情報をありがとうございます。
「mRNAによるスパイクタンパクの血中量は、モデルナの場合は(ファイザーもそんなに変わらない気はしますが)結果が出ていて、接種後3~5日目が、ピークです。」
血中のピークはともかくとして、全身に行き渡ったスパイクタンパクが、
各臓器にどのていど残留して何らかの影響を与えるのかが懸念されますね。
「ワクチン接種後に血栓症で亡くなる方の日数の中間値が3日、というのが、この、スパイクタンパクの毛中濃度のピークと関連している気がしないではありません…」
なるほどです。
2021/06/30(Wed) 07:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
はい、スパイクタンパクがどの程度臓器に残留して、ダメージを与えるのか、そうだとすればどの程度か、など、各社の比較ができればいいのですが…
どの会社のワクチンもスパイクタンパクを抗原タンパクとして使っているのがネックです。
新型コロナの場合、そのスパイクタンパクの危険性は、現時点ではかなり明確化されていますが、各社がワクチン開発を始めた当初は、これほど明確ではなかったのかもと思います。…でも実はSARS1関連の研究がけっこうあったはずなので、全くわからなかったとは思えませんが。
…でも、もういっぱい作っちゃったし…ってとこでしょうか…
誤字: 先のコメントで、「毛中」と書いてしまいましたが、(おわかりかとは思いますが)「血中」と書いたつもりでした。失礼しました。
ところで、余談ですが、今年10月までに、ヨーロッパは少なくとも5つの治療薬を承認する方向になってきました。でも(驚いたことにと言うべきか当然と言うべきか)イベルメクチンもヒドロキシクロロキンも入っておらず、4つはモノクローナル抗体、1つは免疫抑制剤、とのこと… お値段、高いのかもしれません。
はい、スパイクタンパクがどの程度臓器に残留して、ダメージを与えるのか、そうだとすればどの程度か、など、各社の比較ができればいいのですが…
どの会社のワクチンもスパイクタンパクを抗原タンパクとして使っているのがネックです。
新型コロナの場合、そのスパイクタンパクの危険性は、現時点ではかなり明確化されていますが、各社がワクチン開発を始めた当初は、これほど明確ではなかったのかもと思います。…でも実はSARS1関連の研究がけっこうあったはずなので、全くわからなかったとは思えませんが。
…でも、もういっぱい作っちゃったし…ってとこでしょうか…
誤字: 先のコメントで、「毛中」と書いてしまいましたが、(おわかりかとは思いますが)「血中」と書いたつもりでした。失礼しました。
ところで、余談ですが、今年10月までに、ヨーロッパは少なくとも5つの治療薬を承認する方向になってきました。でも(驚いたことにと言うべきか当然と言うべきか)イベルメクチンもヒドロキシクロロキンも入っておらず、4つはモノクローナル抗体、1つは免疫抑制剤、とのこと… お値段、高いのかもしれません。
2021/06/30(Wed) 12:17 | URL | なあちゃん | 【編集】
なあちゃん
イベルメクチンもヒドロキシクロロキンを、ヨーロッパ医薬品庁は認めないでしょう。
WHOもFDAも厚生労働省も同様でしょう。
有事の際は、自分の頭で考えて、自分で手に入れて、イベルメクチンかヒドロキシクロロキンを内服です。
イベルメクチンもヒドロキシクロロキンを、ヨーロッパ医薬品庁は認めないでしょう。
WHOもFDAも厚生労働省も同様でしょう。
有事の際は、自分の頭で考えて、自分で手に入れて、イベルメクチンかヒドロキシクロロキンを内服です。
2021/06/30(Wed) 12:28 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、なあちゃんさん
塩野義のもSタンパクなのですね。人体で作らないにしても一時に一定量を注射するわけですから、急変に要注意ですね。
ところでSタンパクですが、遺伝子ワクチンのものは、そのものよりもより厄介そうです。
「ワクチンにより体内で生成されるスパイクタンパク質は極めて不自然」
The Many Ways in Which COVID Vaccines May Harm Your Health
Dr. Joseph Mercola 2021/06/13
ステファニー・セネフ博士の論文「COVID-19に対する mRNA ワクチンのいくつかの意図しない結果のレビュー」(論文https://ijvtpr.com/index.php/IJVTPR/article/view/23/34)は、グレッグ・ナイ博士と共同で発表された。
セネフ博士は、この問題の重要な点は、自然のスパイクタンパク質より、ワクチンに反応して体内で生成されるスパイクタンパク質はさらに悪いということを説明している。
その理由は、ワクチンの RNA が改変操作されているからだ。合成 RNA を操作し、非常に不自然なスパイクタンパク質を作り、その結果、スパイクタンパクが細胞内で崩壊しないようにしてしまう。
その結果、スパイクタンパク質は通常のように ACE2 受容体に結合した後、細胞内に折りたたまれることはない。代わりに、開いた状態で ACE2 受容体に付着したままとなり、ACE2 受容体を機能不全に陥らせ、心臓、肺、免疫の障害につながる多くの問題を引き起こす。
セネフ博士は以下のように説明する。
「通常、体内の酵素はその RNA を分解してしまいます。本来の体内の RNA は非常に壊れやすいのですが、PEG(ポリエチレングリコール)を入れてそれを頑丈にしています。脂質の膜を作ることで頑丈にしたのです。
脂質は正の電荷を帯びているので、それが細胞の膜に入ると、細胞は非常に動揺するのです。脂質はプラスに帯電しています。
しかし、最も気がかりなのは、彼らが実際に「 mRNA の遺伝子コードを変更」していることです。遺伝子コードを改変し、スパイクタンパク質の正常なバージョンを生成しないようにしているのです。
ワクチンでは、通常のスパイクタンパク質は生成されず、スパイクタンパク質の重要な場所にプロリン(一度破壊されたコラーゲンを修復する力をもつアミノ酸)が 2本並んだバージョンが生成されるのです。
ワクチンで作られるスパイクタンパク質には 2つのプロリンがあるので、非常に硬くなっており、形を変えられないようになっています。通常なら、このタンパク質は ACE2 受容体に結合すると、形を変えて膜に突き刺さります。
ところが、ワクチンのスパイクタンパク質は、再設計により、それができなくなっており、ACE2 受容体の上に居座ることになります、それにより、ACE2 受容体は露出した状態となります。
そのため、免疫細胞はその場所に特化した抗体を作ることができます。免疫細胞は、細胞と融合すべき場所、つまり融合ドメインに特異的な抗体を作ることができることになるのです。それは融合ドメインを不全にし、タンパク質を開いたままにして、タンパク質が入るのを防ぎます。つまり、タンパク質は ACE2 受容体に付着し、それを無効にします。
心臓の ACE2 受容体が機能しなくなると、心不全になる可能性があります。肺で ACE2 が無効化すると肺高血圧症になる可能性があります。脳で ACE2 が無効化すると、脳梗塞になる可能性があります。
ACE2 受容体を無効にすると、多くの厄介なことが起こるのです。
彼らが mRNA に対して行ったもう一つの改変は、RNAに余分なG(グアニン)とC(シトシン)をたくさん追加したことです。G(グアニン)とC(シトシン)をたくさん入れ、スパイクタンパク質を作ることを有利にしています。
その結果、自然の新型コロナウイルスのゲイン(スパイクタンパク質の産生能力)を 1,000倍にし、mRNAが、より多くのタンパク質を産生するようにしたのです。ですので、ワクチンの RNA は、天然の RNA を使った場合よりも、より多くのスパイクタンパク質を作ることができるのです。」
ACE2 受容体が無効になるものが、ウィルスの1000倍で増殖するとか、信じられません。。。
塩野義のもSタンパクなのですね。人体で作らないにしても一時に一定量を注射するわけですから、急変に要注意ですね。
ところでSタンパクですが、遺伝子ワクチンのものは、そのものよりもより厄介そうです。
「ワクチンにより体内で生成されるスパイクタンパク質は極めて不自然」
The Many Ways in Which COVID Vaccines May Harm Your Health
Dr. Joseph Mercola 2021/06/13
ステファニー・セネフ博士の論文「COVID-19に対する mRNA ワクチンのいくつかの意図しない結果のレビュー」(論文https://ijvtpr.com/index.php/IJVTPR/article/view/23/34)は、グレッグ・ナイ博士と共同で発表された。
セネフ博士は、この問題の重要な点は、自然のスパイクタンパク質より、ワクチンに反応して体内で生成されるスパイクタンパク質はさらに悪いということを説明している。
その理由は、ワクチンの RNA が改変操作されているからだ。合成 RNA を操作し、非常に不自然なスパイクタンパク質を作り、その結果、スパイクタンパクが細胞内で崩壊しないようにしてしまう。
その結果、スパイクタンパク質は通常のように ACE2 受容体に結合した後、細胞内に折りたたまれることはない。代わりに、開いた状態で ACE2 受容体に付着したままとなり、ACE2 受容体を機能不全に陥らせ、心臓、肺、免疫の障害につながる多くの問題を引き起こす。
セネフ博士は以下のように説明する。
「通常、体内の酵素はその RNA を分解してしまいます。本来の体内の RNA は非常に壊れやすいのですが、PEG(ポリエチレングリコール)を入れてそれを頑丈にしています。脂質の膜を作ることで頑丈にしたのです。
脂質は正の電荷を帯びているので、それが細胞の膜に入ると、細胞は非常に動揺するのです。脂質はプラスに帯電しています。
しかし、最も気がかりなのは、彼らが実際に「 mRNA の遺伝子コードを変更」していることです。遺伝子コードを改変し、スパイクタンパク質の正常なバージョンを生成しないようにしているのです。
ワクチンでは、通常のスパイクタンパク質は生成されず、スパイクタンパク質の重要な場所にプロリン(一度破壊されたコラーゲンを修復する力をもつアミノ酸)が 2本並んだバージョンが生成されるのです。
ワクチンで作られるスパイクタンパク質には 2つのプロリンがあるので、非常に硬くなっており、形を変えられないようになっています。通常なら、このタンパク質は ACE2 受容体に結合すると、形を変えて膜に突き刺さります。
ところが、ワクチンのスパイクタンパク質は、再設計により、それができなくなっており、ACE2 受容体の上に居座ることになります、それにより、ACE2 受容体は露出した状態となります。
そのため、免疫細胞はその場所に特化した抗体を作ることができます。免疫細胞は、細胞と融合すべき場所、つまり融合ドメインに特異的な抗体を作ることができることになるのです。それは融合ドメインを不全にし、タンパク質を開いたままにして、タンパク質が入るのを防ぎます。つまり、タンパク質は ACE2 受容体に付着し、それを無効にします。
心臓の ACE2 受容体が機能しなくなると、心不全になる可能性があります。肺で ACE2 が無効化すると肺高血圧症になる可能性があります。脳で ACE2 が無効化すると、脳梗塞になる可能性があります。
ACE2 受容体を無効にすると、多くの厄介なことが起こるのです。
彼らが mRNA に対して行ったもう一つの改変は、RNAに余分なG(グアニン)とC(シトシン)をたくさん追加したことです。G(グアニン)とC(シトシン)をたくさん入れ、スパイクタンパク質を作ることを有利にしています。
その結果、自然の新型コロナウイルスのゲイン(スパイクタンパク質の産生能力)を 1,000倍にし、mRNAが、より多くのタンパク質を産生するようにしたのです。ですので、ワクチンの RNA は、天然の RNA を使った場合よりも、より多くのスパイクタンパク質を作ることができるのです。」
ACE2 受容体が無効になるものが、ウィルスの1000倍で増殖するとか、信じられません。。。
2021/07/01(Thu) 09:11 | URL | 福助 | 【編集】
福助 さん
情報をありがとうございます。
Sタンパクは問題ありです。
そして、ワクチンで産生されるSタンパクは、
ACE2 受容体を無効にしてしまうので、脳梗塞や心不全などを発症するリスクが
高まっている分、さらに危険ということですね。
情報をありがとうございます。
Sタンパクは問題ありです。
そして、ワクチンで産生されるSタンパクは、
ACE2 受容体を無効にしてしまうので、脳梗塞や心不全などを発症するリスクが
高まっている分、さらに危険ということですね。
2021/07/02(Fri) 07:06 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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