2021年06月21日 (月)
こんにちは。
今回の記事は、1型糖尿病と食事療法 その2です。
成人で糖質制限食がつらくなければ、
バーンスタイン医師と同様にスーパー糖質制限食が、一番のお奨めです。
人類約700万年間の歴史で、農耕以前の700万年は、人類みんな糖質制限食ですので、
本来の食生活に戻るということです。
スーパー糖質制限食だと、「毎食前の超速効型インスリン(追加分泌インスリンの代わり)」は量的に1/3以下に減らせることが多いです。
「約24時間持続型インスリン(基礎分泌インスリンの代わり)」は同量の場合もあれば、
1/2程度まで減らせることもあります。
ただ1型糖尿病は小児期の発症が多く、学校での給食等もあり、
糖質制限食が困難な場合もあります。
その場合は糖質管理食で良いと思います。
糖質管理食では、摂取する糖質量に応じて、食前のインスリンの単位を調整します。
小児の1型糖尿病は、家にいる時は、糖質制限食でインスリンの量を減らす、
給食時はインスリンの量を増やして糖質管理食的に摂取する、
というようなパターンも有効かと思われます。
インスリンの量は、少なくてすむほど血糖コントロールも良くなりますし、
身体への影響は少ないので、工夫してみる価値はあるでしょう。
過剰のインスリンは酸化ストレスとなり、
がん、老化、動脈硬化、肥満、アルツハイマー病などのリスクとなります。
カロリー計算だけに頼って、インスリンの量を決めるのは、
食後血糖値の予測が不可能ですので危険です。
1型糖尿病は、血糖値が乱高下するというように言われていますが、
これは血糖値を直接上昇させる糖質摂取量の計算をしないからそうなるのです。
糖尿病専門医の先生方も1型糖尿病患者さんに対して、
血糖値乱高下を避けるために糖質制限食は無理でも、
せめて糖質管理食は導入して欲しいものです。
★
正常人やインスリン分泌能が残っている糖尿人の場合は、
摂取後血糖値に直接影響を与えるのは糖質だけで、
糖質はほぼ100%血糖に変わります。
タンパク質や脂質は直接血糖値に影響を与えることはありません。
しかし、1型糖尿人で、内因性インスリン分泌がゼロの場合、
タンパク質摂取によるグルカゴン分泌で糖新生がおこり、
間接的に血糖値が上昇します。
正常人やインスリン分泌能が残っている糖尿人の場合は、
タンパク質摂取により、
インスリンとグルカゴンが同時に分泌され効果が相殺されるので血糖値は上昇しません。
1型糖尿人でも、内因性インスリンがある程度残っている場合は、
タンパク質は血糖値に影響を与えない場合が多いです。
★
バーンスタイン医師によれば、通常の64kg程度の成人で、
1gの糖質が1型糖尿病の人の血糖値を5mg上昇させます。
体重が32kg程度の小児なら、1gの糖質が10mg血糖値を上昇させます。
通常の64kg程度の成人で1gのタンパク質が1型糖尿人の血糖値を0.93mg上昇させます。32kg程度の小児なら、1gのタンパク質が1.86mg血糖値を上昇させます。
摂取する糖質のグラム数を計算して、
血糖値がどのくらい上昇するかを予測して、
それに見合う超速効型インスリンを食前に打つのが、糖質管理食です。
2型の場合は糖質の計算だけで充分なのですが、
1型の場合は、タンパク質の摂取量の計算も必要なことがあります。
糖質の計算だけで血糖コントロールが上手くいかないときは、
タンパク質の計算も試してみましょう。
江部康二
今回の記事は、1型糖尿病と食事療法 その2です。
成人で糖質制限食がつらくなければ、
バーンスタイン医師と同様にスーパー糖質制限食が、一番のお奨めです。
人類約700万年間の歴史で、農耕以前の700万年は、人類みんな糖質制限食ですので、
本来の食生活に戻るということです。
スーパー糖質制限食だと、「毎食前の超速効型インスリン(追加分泌インスリンの代わり)」は量的に1/3以下に減らせることが多いです。
「約24時間持続型インスリン(基礎分泌インスリンの代わり)」は同量の場合もあれば、
1/2程度まで減らせることもあります。
ただ1型糖尿病は小児期の発症が多く、学校での給食等もあり、
糖質制限食が困難な場合もあります。
その場合は糖質管理食で良いと思います。
糖質管理食では、摂取する糖質量に応じて、食前のインスリンの単位を調整します。
小児の1型糖尿病は、家にいる時は、糖質制限食でインスリンの量を減らす、
給食時はインスリンの量を増やして糖質管理食的に摂取する、
というようなパターンも有効かと思われます。
インスリンの量は、少なくてすむほど血糖コントロールも良くなりますし、
身体への影響は少ないので、工夫してみる価値はあるでしょう。
過剰のインスリンは酸化ストレスとなり、
がん、老化、動脈硬化、肥満、アルツハイマー病などのリスクとなります。
カロリー計算だけに頼って、インスリンの量を決めるのは、
食後血糖値の予測が不可能ですので危険です。
1型糖尿病は、血糖値が乱高下するというように言われていますが、
これは血糖値を直接上昇させる糖質摂取量の計算をしないからそうなるのです。
糖尿病専門医の先生方も1型糖尿病患者さんに対して、
血糖値乱高下を避けるために糖質制限食は無理でも、
せめて糖質管理食は導入して欲しいものです。
★
正常人やインスリン分泌能が残っている糖尿人の場合は、
摂取後血糖値に直接影響を与えるのは糖質だけで、
糖質はほぼ100%血糖に変わります。
タンパク質や脂質は直接血糖値に影響を与えることはありません。
しかし、1型糖尿人で、内因性インスリン分泌がゼロの場合、
タンパク質摂取によるグルカゴン分泌で糖新生がおこり、
間接的に血糖値が上昇します。
正常人やインスリン分泌能が残っている糖尿人の場合は、
タンパク質摂取により、
インスリンとグルカゴンが同時に分泌され効果が相殺されるので血糖値は上昇しません。
1型糖尿人でも、内因性インスリンがある程度残っている場合は、
タンパク質は血糖値に影響を与えない場合が多いです。
★
バーンスタイン医師によれば、通常の64kg程度の成人で、
1gの糖質が1型糖尿病の人の血糖値を5mg上昇させます。
体重が32kg程度の小児なら、1gの糖質が10mg血糖値を上昇させます。
通常の64kg程度の成人で1gのタンパク質が1型糖尿人の血糖値を0.93mg上昇させます。32kg程度の小児なら、1gのタンパク質が1.86mg血糖値を上昇させます。
摂取する糖質のグラム数を計算して、
血糖値がどのくらい上昇するかを予測して、
それに見合う超速効型インスリンを食前に打つのが、糖質管理食です。
2型の場合は糖質の計算だけで充分なのですが、
1型の場合は、タンパク質の摂取量の計算も必要なことがあります。
糖質の計算だけで血糖コントロールが上手くいかないときは、
タンパク質の計算も試してみましょう。
江部康二
都内河北 鈴木です。
冒頭の言葉
『成人で糖質制限食がつらくなければ、
バ~ンスタイン医師と同様にス~パ~糖質制限食、一番のお薦めです。』
この言葉通りの私の『生還、覚醒、5度の再覚醒、』の結果があるのです!!
*5度の再覚醒は、今年の3月です!!
<<『脳梗塞の覚醒』です!!>>
江部先生も、『糖質制限食がつらくなければ』との言葉ですが、
実践翌日の『血糖値・半減した改善効果』を見て、
『糖質制限食にツライなど思う訳は、有りません!!』
現在の【江部先生『糖質制限理論』】食生活、9年目の私は、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>している現実があるのですから!!!
私は、会席調理師をしていましたから、
『糖質を、主食などと考えてること』が、
時代進化していない『日本医療界』の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』は、
何を改善だと考え存在しているのかが、
<<『殺されかけた私は、最大の疑問です??!!』>>
【江部先生『糖質制限理論』】は、
宮本武蔵『五輪書』と、同等の時代進化した医療・理論だと、考えます!!
『五輪書』冒頭の
<<『五輪書』は、『実利、実用の書なのである。』>>は、
まさしく【江部先生『糖質制限理論』】と同等だなと
<<『結果を出している事から、明言できます!!』>>
『つらい、苦しい』は、健康改善への縁切りの言葉だと、
考えれば良いかなと考えます!!
近年の日本の食品業界を見れば、
<<『糖質・対応・食品増産』の毎日です!!>>
健康に成る為には、この現実を見ておく事は、必至だなと考えます!!
<<『日本医療界』は、
血糖値上昇の『糖質を、改定しても50~60%食べましょう。』
と現在も公共の場で講義しているからです!!>>
<<呆れます!!>>
*異論、反論有る方は、『都内河北 鈴木』の発言だと認識してください!!
江部先生には、<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>して、
更なる『改善』を期待できる健康状況で、9年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうごいざいます。
敬具
冒頭の言葉
『成人で糖質制限食がつらくなければ、
バ~ンスタイン医師と同様にス~パ~糖質制限食、一番のお薦めです。』
この言葉通りの私の『生還、覚醒、5度の再覚醒、』の結果があるのです!!
*5度の再覚醒は、今年の3月です!!
<<『脳梗塞の覚醒』です!!>>
江部先生も、『糖質制限食がつらくなければ』との言葉ですが、
実践翌日の『血糖値・半減した改善効果』を見て、
『糖質制限食にツライなど思う訳は、有りません!!』
現在の【江部先生『糖質制限理論』】食生活、9年目の私は、
<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>している現実があるのですから!!!
私は、会席調理師をしていましたから、
『糖質を、主食などと考えてること』が、
時代進化していない『日本医療界』の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』は、
何を改善だと考え存在しているのかが、
<<『殺されかけた私は、最大の疑問です??!!』>>
【江部先生『糖質制限理論』】は、
宮本武蔵『五輪書』と、同等の時代進化した医療・理論だと、考えます!!
『五輪書』冒頭の
<<『五輪書』は、『実利、実用の書なのである。』>>は、
まさしく【江部先生『糖質制限理論』】と同等だなと
<<『結果を出している事から、明言できます!!』>>
『つらい、苦しい』は、健康改善への縁切りの言葉だと、
考えれば良いかなと考えます!!
近年の日本の食品業界を見れば、
<<『糖質・対応・食品増産』の毎日です!!>>
健康に成る為には、この現実を見ておく事は、必至だなと考えます!!
<<『日本医療界』は、
血糖値上昇の『糖質を、改定しても50~60%食べましょう。』
と現在も公共の場で講義しているからです!!>>
<<呆れます!!>>
*異論、反論有る方は、『都内河北 鈴木』の発言だと認識してください!!
江部先生には、<<『生還、覚醒、5度の再覚醒、』>>して、
更なる『改善』を期待できる健康状況で、9年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうごいざいます。
敬具
2021/06/21(Mon) 21:33 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
1型のむーです。
タンパク質での血糖上昇いつも実感しています。つい食べ過ぎてしまい、3時間半から4時間くらいから急上昇です。インスリン超速効を増やすと2時間以内に低血糖となるし、少なすぎると上昇です。結果Hba1cが6.5と高くなり、頸動脈にプラークができてしまいしました。
少しくじけそうになりましたが先生や皆さんのコメントを励みに、
食べすぎはよくないと現在食事見直し中です。
もちろん糖質制限の中でです(^^♪
タンパク質での血糖上昇いつも実感しています。つい食べ過ぎてしまい、3時間半から4時間くらいから急上昇です。インスリン超速効を増やすと2時間以内に低血糖となるし、少なすぎると上昇です。結果Hba1cが6.5と高くなり、頸動脈にプラークができてしまいしました。
少しくじけそうになりましたが先生や皆さんのコメントを励みに、
食べすぎはよくないと現在食事見直し中です。
もちろん糖質制限の中でです(^^♪
2021/06/23(Wed) 08:55 | URL | むー | 【編集】
むー さん
1型糖尿病で、たんぱく質でも血糖上昇なら、なかなかご苦労は多いと思います。
それでも、スーパー糖質制限食なら、インスリンの単位は必要最小限ですみますので、
このまま美味しく楽しく末長く糖質制限食で、
バーンスタイン医師のように健康長寿を目指してくださいね。
1型糖尿病で、たんぱく質でも血糖上昇なら、なかなかご苦労は多いと思います。
それでも、スーパー糖質制限食なら、インスリンの単位は必要最小限ですみますので、
このまま美味しく楽しく末長く糖質制限食で、
バーンスタイン医師のように健康長寿を目指してくださいね。
2021/06/23(Wed) 11:20 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
いつもあたたかいお言葉ありがとうございます。
もちろんおいしく糖質制限続けていきます
バーンスタイン先生、お元気ですね。
YouTubeでの動画配信もされております。
先生のブログとともにしっかり学んでいきます
いつもあたたかいお言葉ありがとうございます。
もちろんおいしく糖質制限続けていきます
バーンスタイン先生、お元気ですね。
YouTubeでの動画配信もされております。
先生のブログとともにしっかり学んでいきます
2021/06/24(Thu) 10:42 | URL | むー | 【編集】
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