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イスラエル、コロナ、死者数。ワクチンの有効性は?その後の経過。
イスラエル、コロナ、死者数。ワクチンの有効性は?

こんにちは。
イスラエルでは、2020/12/19からコロナワクチン接種開始で、
2021/3/6時点で、国民の約40%が2回のワクチン接種を終了しています。
そんなイスラエルのコロナ死者数のデータを分析して
ワクチンの有効性を検討してみます。

イスラエル コロナ 死者数 

2020/12/19 コロナワクチン接種開始

人口923万人
2021/3/6時点で
人口の約40%に当たる約370万人が全2回のワクチン接種終了。

2021/3/20
死亡者数9人
7日間の平均13人
7日間の合計91人
人口100万人あたり7日間の合計新規死者数9.9人

2021/3/28
死亡者数20人
7日間の平均14人
7日間の合計98人
人口100万人あたり7日間の合計新規死者数10.6人

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ロイターのグラフ

南アフリカ コロナ 死者数 
コロナワクチン未接種
人口5878万人

2021/3/20
死亡者数47人
7日間の平均117人
7日間の合計819人
人口100万人あたり7日間の合計新規死者数13.9人

2021/3/28
死亡者数15人
7日間の平均79人
7日間の合計553人
人口100万人あたり7日間の合計新規死者数9.4人

https://www.google.com/search?q=%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB+%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A+%E6%AD%BB%E8%80%85%E6%95%B0&sxsrf=ALeKk00LxPRUZGq6Ii5-DK3vgJZetTy6tQ%3A1616284085002&ei=tIlWYJjhPJyVr7wPhse_2Ac&oq=%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB+%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A+%E6%AD%BB%E8%80%85%E6%95%B0&gs_lcp=Cgdnd3Mtd2l6EAw6BwgjELADECc6CggAEAgQBxAEEB5QuIcIWOiiCGD7phdoAXAAeACAAbwBiAHnDJIBBDExLjWYAQCgAQGqAQdnd3Mtd2l6yAEBwAEB&sclient=gws-wiz&ved=0ahUKEwiYi_i1h8DvAhWcyosBHYbjD3sQ4dUDCA0
ロイターのグラフ

人口100万人あたり7日間の合計新規死者数は、
ワクチン接種開始の2020/12/19頃から、
一貫して、イスラエルのほうが、南アフリカより多かったのですが、
ワクチン接種開始、3ヶ月後の2021/3/19のデータで、
初めて逆転しました。
ワクチンの効果が出てきた可能性があります。

しかしながら、イスラエルのコロナ死者数は、
3/19が4人、3/20が9人と増えている
ので、
まだまだ予断は許さない状況です。

そして、3/28のデータでは、ワクチン未接種の南アフリカが、
人口100万人あたりのコロナ死者数は9.4人であり、
10.6人のイスラエル(ワクチン接種)より、再び低くなっています。
3/28の数値を見る限りは、少なくともコロナ死者数に関しては
ワクチンは効いていない可能性があります。


日本 コロナ 死者数 
コロナワクチンほぼ未接種
人口1億2562万人
2021/3/20
死亡者数19人
7日間の平均34人
7日間の合計238人
人口100万人あたり7日間の合計新規死者数1.9人
https://www.google.com/search?q=%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A+%E6%AD%BB%E8%80%85%E6%95%B0&sxsrf=ALeKk00IE7anrin3nw1rk98TkmXl_fgySg%3A1616284468222&ei=NItWYJCIDYGUmAWmo7TwCA&oq=%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A+%E6%AD%BB%E8%80%85%E6%95%B0&gs_lcp=Cgdnd3Mtd2l6EAMyAggAMgIIADICCAAyAggAMgIIADICCAAyAggAMgIIADoGCAAQBxAeOggIABAIEAcQHjoICAAQBxAEEB46BAgAEA1Q5J5VWLGkVWDmrVVoAHAAeACAAa8BiAGiBZIBAzYuMZgBAKABAaoBB2d3cy13aXrAAQE&sclient=gws-wiz&ved=0ahUKEwiQ8tXsiMDvAhUBCqYKHaYRDY4Q4dUDCA0&uact=5
ロイターのグラフ

一方、日本の人口100万人あたり7日間の合計新規死者数1.9人と
イスラエルの約1/5です。

3/28のデータでも、1.8人と低いです。

コロナワクチンを接種しているイスラエルより、
ワクチンほぼ未接種の日本のほうが死者数は、はるかに少ないのです。
これは、日本人や東アジア人は、自然免疫の段階で、
新型コロナウイルスを撃退してい
るためと思われます。
このため、日本では、イスラエルや欧米諸国に比べると
ワクチン接種の意義そのものが、かなり少ない
と思われます。

コロナワクチンで生成されるのはIgG抗体であり、
IgA抗体は産生できないので、感染防御は不可能です。

一方、ワクチン接種により、
感染しても発症しない可能性や重症化を防ぐ可能性はあると思います。

しかしながらワクチンを接種しても感染はします。
そして感染したら本人は発症しなくても、
他者に感染させる可能性はありますので、流行を防ぐのも無理です。

従って、理論的に考察すると、
「コロナワクチンを接種して集団免疫を獲得する。」
というようなことは、不可能
であり、
コロナワクチンに過大な期待を抱いても無意味ということです。

感染リスク・重症化リスクが少ない、日本の一般市民に対して、一律に、
長期安全性が全く担保されていない新型コロナワクチンを接種するのは
如何なものかと思います。

重症化リスクがあるのは、
高齢者や、糖尿病、高血圧、慢性肺疾患、腎不全などの
持病
を持っている人です。
肥満や喫煙や高尿酸血症もリスクとなります。


<新型コロナワクチン副反応は4種類>


一つ目は、即時に、あるいは接種して数日以内に出てくるもの、
  アナフィラキシー、発熱、頭痛、倦怠感など。

二つ目は、2週間から4週間たってから出てくるもの、
  ギランバレー症候群、脳炎など。

三つ目は、ワクチン接種者が感染した場合に出てくるもの。
   ADE(抗体依存性免疫増強)と言われ、感染時にかえって悪化。
  ワクチンが人体に不都合な抗体を作ってしまう場合。

四つ目は、mRNAワクチンは人類未経験、10年後の懸念。
  すなわち、長期安全性は無担保。



江部康二
コメント
医療従事者への優先接種
>しかしながらワクチンを接種しても感染はします。そして感染したら本人は発症しなくても、他者に感染させる可能性はありますので、流行を防ぐのも無理です。

医療従事者へ優先的に接種する動機付けは、コロナ患者との接触による感染流行の防止だと認識していますが、その前提からして間違っているわけですよね。

個人的には、国民の不安を解消する(ワクチンへの懐疑的な見方を打ち消す)事が医療従事者への優先接種の主目的なんじゃないかとすら感じています。
やはり多くの国民は「お医者さんが打ってるんだから大丈夫だろう」と思ってしまうのだろうと思いますので。
自分のような医療関係者でも何でもない人間が警笛を鳴らしても中々聞く耳を持って頂けませんので、江部先生のように医師の立場から危険性を発信して頂けるのは本当に有り難いです。
2021/03/31(Wed) 11:16 | URL | 織田 | 【編集
Re: 医療従事者への優先接種
織田 さん

①粘膜面には、IgA抗体が存在します。
②粘膜面を突破して体内に病原体が侵入すると、IgG抗体の出番です。


コロナワクチンで産生されるのは、IgG抗体だけです。
従って、理論的に考えると、粘膜面での感染防御は、不可能です。
感染したあと、発症予防と重症化予防の可能性はあります。

多くの国民が、「ワクチン接種で感染防御できる」と思っているので、
テレビに登場する医師は、上記の正確な情報を発信してほしいと思います。

そして、コロナワクチンの長期的安全性は、全く担保されていないことも
知る必要があります。


2021/03/31(Wed) 18:08 | URL | ドクター江部 | 【編集
織田さん、江部先生、の会話は、納得します!!
都内河北 鈴木です。

<<織田さんの『医療従事者への優先接種』の疑問発信には賛同します!!>>

<<江部先生の『IgG抗体』の再三の説明にも、賛同します!!>>

だがテレビなどで日本国政のワクチン説明は、
織田さんの発言通りだなと考えます!!

私は、『日本医療界』、糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』に、
21年間通院して『悪化一途で、殺されかけた患者自身です!!』

しかし、【江部先生『糖質制限理論』】を理解把握して、実践で、
インスリン増量3年半が、インスリン自主離脱して、
<<『生還、』できたのです!!』>>

以降は、後遺症『眼、脳梗塞、』が、
<<『覚醒、4度の再覚醒、』>>している9年目に生活しています現実!!!

私は、『死に淵迄追いやられた患者』が、
『生還、覚醒、4度の再覚醒、』して更なる改善している私の存在は、
『改善・医療デ~や存在』の現実なのだが、
私の生活している周りでも、内科医師以外、
【江部先生『糖質制限理論』(2005年発表9)】を、
知りませんでした現実です!!!

だが、現在は、眼科、脳神経外科医、各院長は、
各自が『覚醒、4度の再覚醒、』の結果を私に説明している現実があります!!!

私が発言したいのは、
『日本医療界』は、時代進化・皆無の理論で、オカシイと確信します、です!!

<<『日本糖尿病学会』信奉医療者は、私と会話をしましょう!!>>

<<都内S区へ出向いてくれれば良いが、
  都内なら何処でも、出向きます!!
  声をかけてください!!>>

江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』して、
更なる『改善』している9年目に生活できる事に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具




2021/04/01(Thu) 00:36 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
過去の新型インフルエンザワクチン
先日、SNSで過去の週刊新潮の記事が話題になりました

週刊新潮 2020年11月26日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11300556/?all=1

「厚労省の幹部たちも一様に、“ワクチンを打つほうがリスクは高いでしょ”と話します。彼らの頭にあるのは、2009~10年にかけて新型インフルエンザが流行った際、ワクチンを接種した133人が亡くなったこと

  ◇


「133人が亡くなった」とはこのことです
https://www.mhlw.go.jp/www1/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/273-2.pdf?fbclid=IwAR2CkSEHRvk_6tqdtxLdSye1OXker6Hd-vwt1taFLoB8tEqoK90CcnOP4n8
2021/04/02(Fri) 22:20 | URL | 中嶋一雄 | 【編集
Re: 過去の新型インフルエンザワクチン
中嶋一雄 先生

情報をありがとうございます。
2021/04/03(Sat) 16:29 | URL | ドクター江部 | 【編集
 失礼ながら、イスラエルと南アフリカという地理的にも社会環境的にも大きく異なる2地域の比較でワクチンの有効性を検討しようというのはかなり恣意的な議論に見えます。そして感染者数増減の波がワクチン接種の進捗と重なっている場合、さらに評価が困難になると思われます。「統計の詐術」のような見え方を避けるためにも、性急な考察は避けられた方が良いように愚考しました。
 御検討頂ければ幸いでございます。
2021/04/04(Sun) 14:24 | URL | 小笠原一能 | 【編集
Re: タイトルなし

小笠原一能  さん

ご意見、ありがとうございます。

恣意的というより、
医療水準的なハンデがあり、なおかつワクチン未接種の南アフリカと
医療水準も高く、ワクチンを一番最初に2020/12/19接種開始して、
3月には接種対象国民の62%が接種完了という
イスラエルを比較することで、
コロナワクチンが有効であるかどうかが、推定しやすいからです。

そして、現在まで、人口100万人あたりの死者数は、
南アフリカのほうが少ないのです。
これでは、ワクチンが有効とは言い難いものがあります。
2021/04/05(Mon) 17:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
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