2021年03月27日 (土)
こんばんは。
2021年3月26日(金)、毎日新聞に
https://mainichi.jp/articles/20210326/k00/00m/040/518000c
特集
新型コロナウイルス
ワクチン2回目接種後、発熱36% 翌日が多く 1回目より高い
という記事が掲載されました。
以下、記事の要約と私の解説です。
厚生労働省の専門部会において、新型コロナウイルスワクチンを先行接種した医療従事者の健康状況調査(中間報告)で、2回目の接種を終えた約3900人の36%が発熱したとの報告がありました。
これは非常に多い頻度であり、インフルエンザワクチンの比ではありません。
発熱の頻度は1回目の3%に比べ著しく高く、全身のだるさや頭痛もそれぞれ67%、49%と1回目よりも増えました。
今回の先行接種はコロナワクチンの安全性調査も兼ねており、
国立病院機構などに勤める医療従事者約2万人が登録しました。
中間報告では、1回目接種の1万9035人分、
2回目接種の3933人分を分析しています。
発熱は接種翌日に多く、2回目接種の翌日に34%が発熱しましたが、
接種3日目には解熱しています。
2回目接種後は、勤務予定だった日に休んだ人が217人いました。
これは、2回目接種者の5.5%にあたり、
結構多いので業務に支障を来しそうです。
2回目接種の接種部位の反応は1回目とほとんど差がなく、
疼痛が92%、腫れが17%、赤みが16%でした。
米国でも、1回目よりも2回目の接種後に発熱などの全身反応が出やすく、
「55歳超の人よりも18~55歳の人の方が頻度が高い」との報告があります。
中間報告をまとめた伊藤澄信・国立病院機構本部総合研究センター長は、
副反応疑いの出現頻度は「若い人と女性が高い傾向にある」と説明した上で、今後集まるデータは若年層のものが多いため
「最終的には(副反応疑いの)数字がさらに大きくなるのではないか」
と指摘しています。
151人の職員が2回目接種を受けた愛媛労災病院(愛媛県新居浜市)では、
3割が発熱し、24人が仕事を休みました。
これは、約16%の人がワクチン接種のために、
勤務できないほどの副反応がでたいうことで、
私は、とんでもないことと思います。
欧米では、「コロナワクチン接種のメリットとデメリットを天秤にかければ
メリットの方が大きい」という立場であり、
例えば欧州医薬品庁(EMA)は、アストラゼネカのコロナワクチン接種者、
約500万人のうち、30人に血栓が確認されたにも関わらず、
一貫して積極的に接種を奨励しています。
欧米では、人口100万人あたりの新型コロナ死者数が、
日本の10倍以上であり、この論理に一定の意味があります。
しかし、コロナ死者数が少なく、感染リスク・重症化リスクも少ない、
日本においては、医療関係者も一般市民も含めて、
18歳から55歳の若年層にコロナワクチンを接種することは、
デメリットのほうがメリットよりはるかに大きいのです。
まして、
「55歳超の人よりも18~55歳の人の方が副反応の頻度が高い」
「若い人と女性が副反応頻度が高い傾向にある」
ということなら、
少なくとも、日本の若い人にコロナワクチンを接種することは、
すぐにでも中止するべきと思います。
ワクチンというのは、普通に健康な人が、
ウイルス感染症や細菌感染症などの発症を予防するために接種するものです。
それが、副反応で血栓症が生じたり、
ADE(抗体依存性免疫増強)が発症したりしたら、
健康は破壊されます。
頻度は低いとされていますが、発症した個人にとっては、
致命的な副反応率100%ということとなり、たまったもんではありません。
江部康二
2021年3月26日(金)、毎日新聞に
https://mainichi.jp/articles/20210326/k00/00m/040/518000c
特集
新型コロナウイルス
ワクチン2回目接種後、発熱36% 翌日が多く 1回目より高い
という記事が掲載されました。
以下、記事の要約と私の解説です。
厚生労働省の専門部会において、新型コロナウイルスワクチンを先行接種した医療従事者の健康状況調査(中間報告)で、2回目の接種を終えた約3900人の36%が発熱したとの報告がありました。
これは非常に多い頻度であり、インフルエンザワクチンの比ではありません。
発熱の頻度は1回目の3%に比べ著しく高く、全身のだるさや頭痛もそれぞれ67%、49%と1回目よりも増えました。
今回の先行接種はコロナワクチンの安全性調査も兼ねており、
国立病院機構などに勤める医療従事者約2万人が登録しました。
中間報告では、1回目接種の1万9035人分、
2回目接種の3933人分を分析しています。
発熱は接種翌日に多く、2回目接種の翌日に34%が発熱しましたが、
接種3日目には解熱しています。
2回目接種後は、勤務予定だった日に休んだ人が217人いました。
これは、2回目接種者の5.5%にあたり、
結構多いので業務に支障を来しそうです。
2回目接種の接種部位の反応は1回目とほとんど差がなく、
疼痛が92%、腫れが17%、赤みが16%でした。
米国でも、1回目よりも2回目の接種後に発熱などの全身反応が出やすく、
「55歳超の人よりも18~55歳の人の方が頻度が高い」との報告があります。
中間報告をまとめた伊藤澄信・国立病院機構本部総合研究センター長は、
副反応疑いの出現頻度は「若い人と女性が高い傾向にある」と説明した上で、今後集まるデータは若年層のものが多いため
「最終的には(副反応疑いの)数字がさらに大きくなるのではないか」
と指摘しています。
151人の職員が2回目接種を受けた愛媛労災病院(愛媛県新居浜市)では、
3割が発熱し、24人が仕事を休みました。
これは、約16%の人がワクチン接種のために、
勤務できないほどの副反応がでたいうことで、
私は、とんでもないことと思います。
欧米では、「コロナワクチン接種のメリットとデメリットを天秤にかければ
メリットの方が大きい」という立場であり、
例えば欧州医薬品庁(EMA)は、アストラゼネカのコロナワクチン接種者、
約500万人のうち、30人に血栓が確認されたにも関わらず、
一貫して積極的に接種を奨励しています。
欧米では、人口100万人あたりの新型コロナ死者数が、
日本の10倍以上であり、この論理に一定の意味があります。
しかし、コロナ死者数が少なく、感染リスク・重症化リスクも少ない、
日本においては、医療関係者も一般市民も含めて、
18歳から55歳の若年層にコロナワクチンを接種することは、
デメリットのほうがメリットよりはるかに大きいのです。
まして、
「55歳超の人よりも18~55歳の人の方が副反応の頻度が高い」
「若い人と女性が副反応頻度が高い傾向にある」
ということなら、
少なくとも、日本の若い人にコロナワクチンを接種することは、
すぐにでも中止するべきと思います。
ワクチンというのは、普通に健康な人が、
ウイルス感染症や細菌感染症などの発症を予防するために接種するものです。
それが、副反応で血栓症が生じたり、
ADE(抗体依存性免疫増強)が発症したりしたら、
健康は破壊されます。
頻度は低いとされていますが、発症した個人にとっては、
致命的な副反応率100%ということとなり、たまったもんではありません。
江部康二
江部先生の感じておられる憤慨、強く共感します。
欧米の場合であれば、データの信ぴょう性やワクチンに対する基本スタンスについて疑問を感じる部分は多々あるにしても、それなりのリスクを負ってでもワクチンを接種するという行動に出るだけの理由はあるのだろうとは思います。
しかし日本の場合は、普通に考えれば現状出回っているようなワクチンを接種する事について、メリットとデメリットを天秤にかけた場合、どう考えても割に合わないとしか思えません。
特に新型コロナによる重症化がほぼ起こらない若年層においてワクチン接種による健康被害が出ているとしたら、それはトンデモない話だと思います。
新型コロナワクチン接種は、最低でも高リスク者に限定するべきでしょう。
欧米の場合であれば、データの信ぴょう性やワクチンに対する基本スタンスについて疑問を感じる部分は多々あるにしても、それなりのリスクを負ってでもワクチンを接種するという行動に出るだけの理由はあるのだろうとは思います。
しかし日本の場合は、普通に考えれば現状出回っているようなワクチンを接種する事について、メリットとデメリットを天秤にかけた場合、どう考えても割に合わないとしか思えません。
特に新型コロナによる重症化がほぼ起こらない若年層においてワクチン接種による健康被害が出ているとしたら、それはトンデモない話だと思います。
新型コロナワクチン接種は、最低でも高リスク者に限定するべきでしょう。
2021/03/27(Sat) 23:30 | URL | 織田 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
昨年よりからの『新型コロナ』対処のワクチンですが、
ワクチンと言う言葉にもかかわらず、副反応が有り、
最悪死去してしまうのでは、如何なものかと考えます!!
以前から江部先生の再三の発言にもあるように、
<<2005年発表の【江部先生『糖質制限理論』】>>を即日実践するべきかなと考えます!!
私は、江部先生とは面識皆無、利害関係皆無、の『只改善を目指していた患者です!!』
時代進化皆無の『日本糖尿病学会』信奉・病院、担当医に、
『悪化一途で、殺されかけました!!』21年間でした!!
しかし、
【江部先生『糖質制限理論』】を理解把握して実践しただけで、
『翌日の血糖値半減降下には、驚きました!!』
インスリン増量投与3年半余りでしたが、徐々にインスリン減量して、
<<3ヵ月足らずでインスリン自主離脱し
『生還、』できました現実です!!>>
以降の現在9年までに後遺症『眼、脳梗塞、』が、
<<『覚醒、4度の再覚醒、』している現実です!!>>
<<それも『薬不要』で、
食生活から『糖質を排除しただけで!!』です!!>>
この事から、健康・改善したと、接する人には、
<<『自身の改善・医療デ~タ提示』>>して、
<<【江部先生『糖質制限理論』】>>を、
実践する事をお勧めしています!!!
でなければ、『無知な医療者に、最悪死去にならないようにです!!』
<<<何故なら現実だからです!!>>>
<<<時代は進化しているのです!!>>>
<<『日本糖尿病学会』信奉・医療者は、
異論、反論、有れば、会話をしましょう!!>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』して、更なる改善して、
9年目に生活できる事に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
昨年よりからの『新型コロナ』対処のワクチンですが、
ワクチンと言う言葉にもかかわらず、副反応が有り、
最悪死去してしまうのでは、如何なものかと考えます!!
以前から江部先生の再三の発言にもあるように、
<<2005年発表の【江部先生『糖質制限理論』】>>を即日実践するべきかなと考えます!!
私は、江部先生とは面識皆無、利害関係皆無、の『只改善を目指していた患者です!!』
時代進化皆無の『日本糖尿病学会』信奉・病院、担当医に、
『悪化一途で、殺されかけました!!』21年間でした!!
しかし、
【江部先生『糖質制限理論』】を理解把握して実践しただけで、
『翌日の血糖値半減降下には、驚きました!!』
インスリン増量投与3年半余りでしたが、徐々にインスリン減量して、
<<3ヵ月足らずでインスリン自主離脱し
『生還、』できました現実です!!>>
以降の現在9年までに後遺症『眼、脳梗塞、』が、
<<『覚醒、4度の再覚醒、』している現実です!!>>
<<それも『薬不要』で、
食生活から『糖質を排除しただけで!!』です!!>>
この事から、健康・改善したと、接する人には、
<<『自身の改善・医療デ~タ提示』>>して、
<<【江部先生『糖質制限理論』】>>を、
実践する事をお勧めしています!!!
でなければ、『無知な医療者に、最悪死去にならないようにです!!』
<<<何故なら現実だからです!!>>>
<<<時代は進化しているのです!!>>>
<<『日本糖尿病学会』信奉・医療者は、
異論、反論、有れば、会話をしましょう!!>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』して、更なる改善して、
9年目に生活できる事に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2021/03/28(Sun) 00:33 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
初めてメール致します。
「コロナを予防するためなら死んでもいい」という趣味のよろしくない皮肉が頭をよぎります。
報道を見ていると、ワクチンありき。
接種直後の少なくない副作用、そしてまだ見ぬ未知の副作用について、政府関係者はもちろん医療関係者、報道機関など、ワクチンの恩恵だけ前面に押し出していて多面的な見方をしようとしない。
そして多くの善男善女(笑)の方々は、一刻も早いワクチン接種を待ち望んでいる、言わば思考停止としか思えませんし、コロナウィルスよりそういう風潮が蔓延している世相が怖いと思います。
仮に心の中でコロナワクチンに懐疑的でも声を上げにくい。
職場においての集団接種なんて状況は願い下げです。
「コロナを予防するためなら死んでもいい」という趣味のよろしくない皮肉が頭をよぎります。
報道を見ていると、ワクチンありき。
接種直後の少なくない副作用、そしてまだ見ぬ未知の副作用について、政府関係者はもちろん医療関係者、報道機関など、ワクチンの恩恵だけ前面に押し出していて多面的な見方をしようとしない。
そして多くの善男善女(笑)の方々は、一刻も早いワクチン接種を待ち望んでいる、言わば思考停止としか思えませんし、コロナウィルスよりそういう風潮が蔓延している世相が怖いと思います。
仮に心の中でコロナワクチンに懐疑的でも声を上げにくい。
職場においての集団接種なんて状況は願い下げです。
織田 さん
同感です。
同感です。
2021/03/28(Sun) 19:47 | URL | ドクター江部 | 【編集】
アンチ砂糖 さん
本ブログでは、折に触れて、新型コロナワクチンの効果と限界や副反応について
記事にしています。
本日も記事にします。
本ブログでは、折に触れて、新型コロナワクチンの効果と限界や副反応について
記事にしています。
本日も記事にします。
2021/03/28(Sun) 19:53 | URL | ドクター江部 | 【編集】
お忙しい中にもかかわらず、拙いコメントにわざわざご返信下さってありがとうございました。
糖質制限のお話を含め、江部先生には貴重な情報をいただき、ご著書も含め大変お世話になっております。
(私ごとではありますが、夫も現在江部先生に診察していただいております(^^;))。
江部先生のようなお医者様が一人でも多く増えて下さればいいなあと心から思います。。。。
糖質制限のお話を含め、江部先生には貴重な情報をいただき、ご著書も含め大変お世話になっております。
(私ごとではありますが、夫も現在江部先生に診察していただいております(^^;))。
江部先生のようなお医者様が一人でも多く増えて下さればいいなあと心から思います。。。。
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