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ワクチン効果?欧州で高齢者の感染減 95%減の施設も。
こんにちは。
2021年3月5日の朝日新聞デジタルに
ワクチン効果?欧州で高齢者の感染減 95%減の施設も
https://www.asahi.com/articles/ASP350QSTP34UHBI00P.html

という記事が掲載されました。

新型コロナワクチンは、IgG抗体を産生しますが、
IgA抗体は産生させないので、理論上感染予防は不可能です。
従って、正確には、感染しても発症を予防したということと思います。


スペインではこれまでの7万人近い死者のうち、
高齢者施設で亡くなった人が3万人近くを占めています。
全体の死者の95%が60歳以上です。

スペイン政府は、昨年12月末にワクチンが供給されて以来、
施設の入居者を優先的に接種してきました。
約35万2千人いる高齢者施設の入居者に限れば、
94%が1回の接種を終え、2回接種した人は82%に上ります。
これを受けて、高齢者施設で新型コロナに感染し発症した人が、
1月から2月にかけて95%減少
したということです。

ベルギーでも、2020年12月中旬時点で、
コロナ入院患者の2割近くが老人ホームなどの施設のお年寄りでしたが、
ワクチン接種が本格化した1月から比率が低下しました。
2回目の接種が始まった1月下旬以降は比率の低下が顕著になり、
現在は5%にまで下がりました。
85歳以上の死者も2月下旬には週67人と、
2020年末の4分の1
になっています。

英国では入院の予防効果が出たことが確認されました。
保健当局が2021年2月1日、1回目の接種の3~4週間後に、
80歳以上の入院を防ぐ効果が80%を超え
たという分析結果を
明らかにしました。
接種後に感染した人の入院率と未接種の人とを比較し、
先に接種が始まった米ファイザー・独ビオンテック製では、
死亡を83%減らす効果があったといいます。

イタリアやフランス
でも、コロナワクチン接種により、
2021年2月以降、高齢者の感染・発症率が下がり、
入院者に占める75歳以上の人の割合が減るといった効果が確認されています。

このように、新型コロナワクチンには、
感染予防効果は理論上ありえませんが、
発症予防と重症化予防ができている可能性が高いと思われます。



しかしながら、2020/12/19からワクチン接種を開始し、
2021/2/26時点で、国民の64%が摂取完了しているイスラエル
人口100万人あたりの7日間のコロナ新規死者数と
ワクチン未接種の南アフリカの7日間のコロナ新規死者数を比較すると、
2021/3/16時点で、
イスラエルが12.1人、南アフリカが11.1人であり、
イスラエルの方がコロナ死者数が多
いのは、何故でしょう?
その理由として、
イスラエルのコロナ死者にはADE(抗体依存性感染増強)が、
含まれているのかもしれません。
これは、コロナワクチンが、かえって人体に都合の悪い抗体を生成してしまった可能性を示しています。


江部康二




☆☆☆
以下の青字の記載は、上記記事の要約です。

朝日新聞デジタル 2021/3/5(金)
ワクチン効果?欧州で高齢者の感染減 95%減の施設も

https://www.asahi.com/articles/ASP350QSTP34UHBI00P.html


 
【昨年末から新型コロナウイルスのワクチン接種を進めている欧州の国々で、
高齢者の感染者数が下がるといった効果が表れ始めた。
国民全体の接種率は1割に満たない国が大半だが、
老人ホームなど 入居者を優先接種してきたためだ。

 AFP通信は3日、スペインの高齢者施設で新型コロナに感染した人が、
1月から2月にかけて95%減少したと伝えた。
政府機関が2日に公開した報告書で明らかになったという。
 1月18~24日の1週間で、国内の高齢者施設で感染した人は4439人だったのが、
2月15~21日の1週間では215人にまで激減した。
同時期に施設でコロナで亡くなった人も、673人から157人と77%減った。

スペインではこれまでの7万人近い死者のうち、
高齢者施設で亡くなった人が3万人近くを占める。
全体の死者の95%が60歳以上だ。
政府は昨年12月末にワクチンが供給されて以来、
施設の入居者を優先的に接種してきた。
これまで2回接種できたのは約130万人で、
全人口の3%足らずだが、約35万2千人いる高齢者施設の入居者に限れば、
94%が1回の接種を終え、2回接種した人は82%に上る。
政府は秋までに全人口の7割に接種を終えることを目指す。

同様の効果はベルギーでも確認された。
昨年12月中旬時点で、
入院患者の2割近くが老人ホームなどの施設のお年寄りだったが、
ワクチン接種が本格化した1月から比率が低下。
2回目の接種が始まった1月下旬以降は比率の低下が顕著になり、
現在は5%にまで下がった。
85歳以上の死者も2月下旬には週67人と、昨年末の4分の1になっている。
ベルギーの保健当局は3月2日の記者会見で、
こうした傾向は「ワクチン接種のキャンペーンと並行した動きで、状況は改善している。勇気づけられる」と説明した。
人口が1100万人あまりのベルギーでは、
1回でもワクチンを受けた人は人口の5%に届かないが、
85歳以上に限れば25%に達している。

英国では入院の予防効果が出たことが確認された。
保健当局が今月1日、1回目の接種の3~4週間後に、
80歳以上の入院を防ぐ効果が80%を超えたという分析結果を明らかにした。
接種後に感染した人の入院率と未接種の人とを比較し、
先に接種が始まった米ファイザー・独ビオンテック製では、
死亡を83%減らす効果があったという。
70歳以上を対象にした分析では、1回目の接種の4週間後には、
新型コロナの症状を抑える効果がファイザー製では57~61%、
英アストラゼネカ製では60~73%だった。

イタリアやフランスでも2月以降、高齢者の感染率が下がり、
入院者に占める75歳以上の人の割合が減るといった効果が確認されている。
フランスのカステックス首相は2月下旬、
「ワクチンキャンペーンの効果が実感できるようになってきた」と誇った。

ただ、人口の3割に接種した英国をのぞけば、
欧州の大半の国ではなお国民の9割が接種できていない。
感染力が強い変異株が猛威を振るう傾向は変わっておらず、
各国はなお飲食店の店内営業の禁止や夜間外出禁止令などの厳しい規制を課している。
(パリ=疋田多揚、ロンドン=下司佳代子、ローマ=河原田慎一)】
コメント
ワクチンの危険性について
ワクチンの危険性について新潟大学名誉教授岡田正彦先生がyoutubeで解説されています。https://youtu.be/WEM2xoyz900
ここまで詳細な解説はほとんどないと思いますので是非ご覧ください。
気になる点はmRNAが分解されないように改造されていると解説されているところです。
アストラゼネカ社のDNAワクチンは、はっきり人間のDNAに組み込まれると解説されています。
やはり恐いとしか言えません。
2021/03/19(Fri) 18:16 | URL | ネコ太郎 | 【編集
南アフリカでは抗寄生虫薬「イベルメクチン」を新型コロナの治療薬として認可している事も気に掛かります。
2021/03/19(Fri) 19:59 | URL | ロボちゃん | 【編集
糖尿病とCOVID-19
江部先生、こんばんは
イギリスのニュースで「多くの医療関係者がCOVID-19によって糖尿病(Ⅰ型Ⅱ型ともに)が引き起こされるされる可能性が疑いを抱いている」との報道がありました。

https://www.theguardian.com/world/2021/mar/19/doctors-suggest-link-between-covid-19-and-diabetes

ワクチンの効果の評価とともに後々どのような結果が報告されるのか、このブログを見られている皆さんに興味深いニュースだと思い、リンクを送らせて頂きます。
2021/03/19(Fri) 20:23 | URL | Chiho | 【編集
新型コロナワクチン
江部先生、こんばんは 

新型コロナワクチンの危険性について、新潟大学医学部名誉教授の
動画がありますので、貼付させて頂きます。どちらかで見られると思います。

「新型コロナワクチンは危険」

https://www.youtube.com/watch?v=WEM2xoyz900

https://youtu.be/WEM2xoyz900
2021/03/19(Fri) 22:44 | URL | モン吉 | 【編集
ノーベル賞の日本薬「イベルメクチン」、新型コロナ致死率80%減少効果=英国・韓国報道
かなりの朗報ですね

ノーベル賞の日本薬「イベルメクチン」、新型コロナ致死率80%減少効果=英国・韓国報道

https://news.yahoo.co.jp/articles/4939e4329f7e8a7853526489b0c4b0802a88d789[
2021/03/19(Fri) 23:37 | URL | 久堀 | 【編集
今回のパンデミックで一番の問題とすら言えるのは、情報の信ぴょう性が極めて怪しいという点だと思います。

被害状況にしろワクチンの効果にしろ、公表されている数値には大きなバイアスが掛っている可能性が高く、実際の状況を判断する事が極めて困難となっていますよね。

そんな中でも比較的信頼に足る情報から判断すれば、日本の場合はワクチン接種の必要性が極めて希薄、かつワクチンに明確なリスクが存在する事だけは確かですから、我々は本来世界的に見ても相当恵まれた立場にいるはずなんですが、そういった認識が多くの国民に共有されていないらしい事は残念です。
2021/03/19(Fri) 23:55 | URL | 織田 | 【編集
『真理』は、誤魔化せないかなと、考えます!!
都内河北 鈴木です。

新型コロナワクチンの事は、ネコ太郎さん、モン吉さん、の貼り付け動画で、
新潟大学・名誉教授・岡田正彦氏の『新型コロナワクチンの危険性の説明』は、
江部先生とと同様かなと感じます!!

現在の場繋ぎの国政では、不合理な説明では、致し方ないかなと考えます!!

しかし自身で考える事が可能な、ネット現在には、
被害回避は自身の努力かなと考えます!!

私の人生経験、
*ガダルカナル帰還への父親の食生活!!
*タバコフィルタ~の事!!
*会席調理師としての経験!!
*日本裁判・判例の勝理の事!!
*自身の食生活からの糖尿病、発症から悪化の事!!

全てが、江部先生『糖質制限理論』が証明している事と、
共通かなと考えます!!

だから私は、江部先生『糖質制限理論』を知ってから理解把握し実戦で、
翌日に『血糖値半減』を体験して、
『糖質・排除』の効果を知り、継続で、
<<『生還、』>>できたのだなと、考えます!!

以降には後遺症『眼、脳梗塞、』が、
<<『生還、覚醒、、4度の再覚醒、』して、
  更なる改善している今月の事です!!!>>

<<薬不要の食生活から、明らかな現在の生活から考えても、
  無用な『糖質』害毒だと解明された食材を摂取しないからできたのだなと、  考えます!!>>

と考えると『日本糖尿病学会』信奉・病院、担当医は、
江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)以降、
現在も『改善・皆無で、無知、無能で存在していること』が、
恐ろし事かなと、考えます!!

<<大手食品企業が、日本社会に、
  『糖質・対応』食品増産している事からも理解できるかなと、
  考えます!!>>

<<そして昨年2020年4月から、
  食品表記『炭水化物(糖質%、繊維質%)の法規制>>

私は、明言します!!
『日本医療界』の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』は、
現在でも改訂しても『糖質・摂取量』を『50~60%』食べましょうと、
講義で発言している事が、
異常な糖尿病・専門医だなと、考えます!!

この様な医療者が、存在しているから、
<<『日本は、世界1の糖尿病の国』だと公表しているのです>>が、
  改善策は、明らかに
<<【江部先生『糖質制限理論』】だなと、考えます!!>>

<<<私が、その証明者だからです!!>>>
<<*確証の『改善・医療デ~タ存在してます!!』>>
その他もです!!

<<反論有る『日本糖尿病学会』信奉・医療者は、
  『都内河北 鈴木』を指定して、会話を望みます!!>>

<<*都内ならどこでも出向きます!!>>

江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』して、
更なる改善してい9年目に生活できる事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具

2021/03/20(Sat) 02:44 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
Re: ワクチンの危険性について
ネコ太郎 さん

情報をありがとうございます。
2021/03/20(Sat) 08:15 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ロボちゃん

イベルメクチンの新型コロナウイルスに対する有効性は、確立しています。

東京都医師会は、健康保険でイベルメクチンを新型コロナ感染症に使用できるよう要望を出しています。
2021/03/20(Sat) 10:03 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖尿病とCOVID-19
Chiho さん

情報をありがとうございます。

新型コロナウイルス感染をきっかけに、自己免疫疾患である「1型糖尿病」を発症する可能性があるということと思います。
これは、インフルエンザウイルス感染でも普通の風邪ウイルス感染でも、あり得る現象です。

ウイルス感染に対して、免疫が作動しますが、勢い余って誤作動で、免疫が自分の膵臓のβ細胞を攻撃してしまって
「自己免疫疾患の1型糖尿病発症」というパターンです。

2021/03/20(Sat) 10:15 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 新型コロナワクチン
モン吉 さん

情報をありがとうございます。

新潟大学名誉教授岡田正彦先生の「新型コロナワクチンは危険」というユーチューブ私も見ました。
説得力があると思います。
15分くらいなので、ブログ読者の皆さん、是非ご覧頂ければ幸いです。

2021/03/20(Sat) 10:18 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ノーベル賞の日本薬「イベルメクチン」、新型コロナ致死率80%減少効果=英国・韓国報道
久堀 さん

情報をありがとうございます。
イベルメクチンの新型コロナに対する有効性は確立していると思います。
日本でも、健康保険で処方できるようになればいいですね。
2021/03/20(Sat) 10:19 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
織田 さん

仰る通りと思います。

例えば米国は7日間の新規死者数(人口100万人あたり。2021/03/18現在)が日本の11.4倍です。

このような大きな差があるのに、米国など欧米と、
日本でのワクチンの意義を同列に論じることは、とても変です。

アナフィラキシーなど短期的な副作用は頻度は低いとはいえ現実に発生しています。
まして、遺伝子ワクチンの長期的安全性は全く担保されていません。
私は、新型コロナワクチンは接種しません。
その代わり、糖質制限食で自分自身の免疫力を向上させます。
2021/03/20(Sat) 10:34 | URL | ドクター江部 | 【編集
イスラエルはロックダウン解除済み
イスラエルは2月から徐々にロックダウン解除を進め、3月上旬にはほぼ完全に経済を回復させたそうです。にもかかわらずRは急減しています。
2021/03/20(Sat) 18:38 | URL |  | 【編集
Re: イスラエルはロックダウン解除済み


2021/3/16時点で、人口100万人あたり、7日間新規死者数がイスラエルが12.1人、南アフリカが、11.1人

2021/3/19時点で、人口100万人あたり、7日間新規死者数がイスラエルが9.9人、南アフリカが、14.5人

イスラエルのほうが、直近では南アフリカより死者数が少なくなっています。
ワクチンの効果でしょうか?
2021/03/20(Sat) 18:56 | URL | ドクター江部 | 【編集
ワクチンの感染予防効果
https://www.rnaj.org/component/k2/item/855-iizasa-2
"mRNAワクチンは擬似的なウイルス感染を体内で生じさせ、細胞性免疫、液性免疫の両方を活性化する技術なのだ…従来の手法と比べ、mRNAワクチンは強力な感染予防効果が期待できる (両社のワクチンともに効果が90%以上と高いのはこのためである)"

https://www.iuhw.ac.jp/clinic/pdf/20210120.pdf
(mRNAワクチンでは)"感染予防やウィルス排除に働く中和抗体を初めとした多様な抗体(液性免疫)と抗原特異的なヘルパーT 細胞やキラーT 細胞(細胞性免疫)が作られるようになります"

https://medicalnote.jp/covid19-vaccine/
"イスラエル最大の保健機構「クラリット研究所」が、総計120万人の一般市民を対象とし、ファイザー社製の新型コロナワクチンを「2回接種した人」と「接種しなかった人」の2グループに分けて発症事例を比較。その調査結果によると、現時点の臨床研究で分かっているワクチンの有効性は以下の通りにまとめられます …感染予防効果 92% ※ただし、感染したかどうかは被験者の受診により検査をしなければわからない為、検査されなかったデータについてはこの割合には含まれません。感染予防効果については、引き続き様々な方法で検証が試みられています。"
2021/03/20(Sat) 21:10 | URL |  | 【編集
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