2021年03月07日 (日)
こんばんは。
糖質制限食による体重減少効果に関して、
よく質問がありますので考察してみます。
スーパー糖質制限食なら、
運動量不変で、体脂肪が減ります。
例えば、血中総ケトン体の基準値は、
26~122μM/Lですが、スーパー糖質制限食実践中は、
400~1000~2000μM/Lくらいに上昇します。
肝臓で脂肪酸の分解物のアセチルCoAからケトン体を作ります。
ケトン体の上昇は、まさに脂肪が燃えている証拠ですね。
かくいう私も、52歳のとき、167cm、67kgから、スーパー糖質制限食実践で、
運動量は不変で、半年で57kgに減量し、学生時代の体重に戻りました。
階段は駆け上がるし、週1テニスは普通にしてましたので、
筋肉量は維持できていて、脂肪が燃えて減量できたと考えられます。
71歳現在も57kg前後で維持していて、階段は駆け上がります。
但し、4階くらいまでですが・・・。(^^;)
現在も筋肉は年齢相応ていどはあると思いますし、
歩く速度もかなり速いほうです。
スポーツジムなどで鍛えているわけではありませんが、
71歳としてはかなり体力はあるほうだと思います。
しかし筋肉量を増やすには通常は筋トレが必要と思われますので、
維持しているだけで、増えてはいないと思います。
一方、日常がほぼ早歩きで、家では<ながらジョギング>もしていますので、
下肢の筋力は、71歳にしては、あるほうだと思います。
<インスリン>
それではまず、インスリンについて考えて見ます。
◇インスリンは脂肪細胞内の中性脂肪分解を抑制。
◇インスリンは血中の中性脂肪を分解し脂肪細胞内に蓄える。
◇インスリンは筋肉細胞に血糖を取り込ませるが、
余剰の血糖は脂肪細胞に取り込ませ て中性脂肪として蓄える。
◇肥満のメカニズムはインスリンによる脂肪蓄積。
このようにインスリンには脂肪を蓄える作用があるので、
別名肥満ホルモンと呼ばれています。
そしてインスリンを大量に分泌させるのは、糖質のみです。
たんぱく質もインスリンを少し分泌させますが、脂質は分泌させません。
『糖質摂取→血糖上昇→インスリン分泌→脂肪蓄積』
このシステムは、狩猟・採集時代には、飢餓に対するセーフティーネットとして
おおいに役立っていたのですが、皮肉なことに現代では肥満の元凶となっています。
<スーパー糖質制限食の4つの利点>
◆<糖質制限食による体重減少効果>
①インスリン(肥満ホルモン)が基礎分泌以外ほとんど出ない。
②食事中も含めて常に体脂肪が燃えている。
③食事中も含めて常に肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食により、食事誘発熱産生(DIT)が亢進する。
高蛋白食は、摂食時の食事誘発熱産生(DIT)が通常食に比べて増加します。
DITによる消費エネルギーは、実質吸収エネルギーの、糖質では6%、脂質では4%、タンパク質で30%です。
食事誘発熱産生(DIT)を、もっと簡単に説明すると、食事において
100キロカロリーの糖質だけを摂取した時は、6キロカロリーが、
100キロカロリーの脂質だけを摂取した時は、4キロカロリーが、
100キロカロリーのタンパク質だけを摂取した時は、30キロカロリーが
熱に変わり、消費エネルギーとしてカウントされるということです。
◆<糖質を摂取した場合>
A)血糖値が上昇してインスリン(肥満ホルモン)がたっぷり分泌される。
B)体脂肪は燃えなくなり、血糖値が中性脂肪に変わり蓄積される。
C)肝臓の糖新生はストップする。
D)高タンパク食よる亢進した食事誘発熱産生(DIT)はなくなる。
①②③④とA)B)C)D)両者を比べてみれば、高糖質食より糖質制限食の方が、
体重減少効果が高いことが一目でわかると思います。
たとえ低脂質食でカロリー制限していても、糖質を摂れば体重減少への利点がすべて消えてしまうわけです。
これは食べ物に含まれるカロリーとは無関係の生理学的な特質であり、あくまで糖質を摂るかどうかがカギとなります。
<摂取エネルギーと消費エネルギー>
1)摂取エネルギー > 消費エネルギー → 体重増加
摂取エネルギー = 消費エネルギー → 体重不変
摂取エネルギー < 消費エネルギー → 体重減少
2)通常のカロリー制限食(高糖質食)なら
「消費エネルギー=基礎代謝量+身体活動量(運動や家事)+食事誘発熱産生(DIT)」
3)糖質制限食なら、高糖質食の時には無い
「肝臓の糖新生でエネルギーを消費」→基礎代謝の増加
「高蛋白食摂取」→食事誘発熱産生(DIT)の増加
が認められる。
1)は生理学的事実です。
2)3)を比較すると糖質制限食の方が高糖質食に比し、体重が減少しやすいことは明白です。
<推定エネルギー必要量と糖質制限食>
減量を目指す時に、日本糖尿病学会推奨のように
男性:1400~2000kcal/日
女性:1200~1800kcal/日
といった、厳しいカロリー制限は必要ありません。
「日本人の食事摂取基準」(2020年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
推定エネルギー必要量/日
男性 女性
15-17才 2500 2850 3150 2050 2300 2550kcal
18-29才 2300 2650 3050 1650 1950 2200
30-49才 2300 2650 3050 1750 2000 2300
50-69才 2100 2450 2800 1650 1900 2200
70才 1850 2200 2500 1500 1750 2000
身体活動レベル 低い 普通 高い 低い 普通 高い
くらいが目安です。
このように、冷静に理論的に考えると、
糖質制限食以外で減量することは極めて困難であることがわかると思います。
上記の推奨通りに糖質制限食を実践しているのに、体重が減少しない場合は
以下のように、「基礎代謝が低い」とか「大食漢」とかがあります。
<基礎礎代謝が低い場合は?>
基礎代謝が低いタイプの人は
「糖質制限+カロリー制限」が必要です。
基礎代謝が低い人は、「推定エネルギー必要量」
が、通常より少なくなるということです。
女性に時にあり、数%くらいの比率です。
<大食漢タイプの場合は?>
大食いの方々が時におられます。やはり数%の比率です。自分は大食いなのに、それに気がついてないことがあります。例えば家族が皆大食いなのでそんなものと思っている場合です。他人と自分の食事摂取量を比較することも必要です。このタイプは「糖質制限食+人並みの摂取カロリー」が必要です。
人並みの摂取カロリーとは、すなわち「推定エネルギー必要量」です。
<減量できないときは?>
1)
いつのまにか、糖質制限が緩くなった可能性があります。
2)
何らかの理由で、基礎代謝が低下した可能性があります。
3)
大食いタイプ、或いは知らぬ間に、摂取カロリーが多くなった可能性があります。
4)
すでに、BMI20以上~25未満で適正体重になっていることがあります。
江部康二
糖質制限食による体重減少効果に関して、
よく質問がありますので考察してみます。
スーパー糖質制限食なら、
運動量不変で、体脂肪が減ります。
例えば、血中総ケトン体の基準値は、
26~122μM/Lですが、スーパー糖質制限食実践中は、
400~1000~2000μM/Lくらいに上昇します。
肝臓で脂肪酸の分解物のアセチルCoAからケトン体を作ります。
ケトン体の上昇は、まさに脂肪が燃えている証拠ですね。
かくいう私も、52歳のとき、167cm、67kgから、スーパー糖質制限食実践で、
運動量は不変で、半年で57kgに減量し、学生時代の体重に戻りました。
階段は駆け上がるし、週1テニスは普通にしてましたので、
筋肉量は維持できていて、脂肪が燃えて減量できたと考えられます。
71歳現在も57kg前後で維持していて、階段は駆け上がります。
但し、4階くらいまでですが・・・。(^^;)
現在も筋肉は年齢相応ていどはあると思いますし、
歩く速度もかなり速いほうです。
スポーツジムなどで鍛えているわけではありませんが、
71歳としてはかなり体力はあるほうだと思います。
しかし筋肉量を増やすには通常は筋トレが必要と思われますので、
維持しているだけで、増えてはいないと思います。
一方、日常がほぼ早歩きで、家では<ながらジョギング>もしていますので、
下肢の筋力は、71歳にしては、あるほうだと思います。
<インスリン>
それではまず、インスリンについて考えて見ます。
◇インスリンは脂肪細胞内の中性脂肪分解を抑制。
◇インスリンは血中の中性脂肪を分解し脂肪細胞内に蓄える。
◇インスリンは筋肉細胞に血糖を取り込ませるが、
余剰の血糖は脂肪細胞に取り込ませ て中性脂肪として蓄える。
◇肥満のメカニズムはインスリンによる脂肪蓄積。
このようにインスリンには脂肪を蓄える作用があるので、
別名肥満ホルモンと呼ばれています。
そしてインスリンを大量に分泌させるのは、糖質のみです。
たんぱく質もインスリンを少し分泌させますが、脂質は分泌させません。
『糖質摂取→血糖上昇→インスリン分泌→脂肪蓄積』
このシステムは、狩猟・採集時代には、飢餓に対するセーフティーネットとして
おおいに役立っていたのですが、皮肉なことに現代では肥満の元凶となっています。
<スーパー糖質制限食の4つの利点>
◆<糖質制限食による体重減少効果>
①インスリン(肥満ホルモン)が基礎分泌以外ほとんど出ない。
②食事中も含めて常に体脂肪が燃えている。
③食事中も含めて常に肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食により、食事誘発熱産生(DIT)が亢進する。
高蛋白食は、摂食時の食事誘発熱産生(DIT)が通常食に比べて増加します。
DITによる消費エネルギーは、実質吸収エネルギーの、糖質では6%、脂質では4%、タンパク質で30%です。
食事誘発熱産生(DIT)を、もっと簡単に説明すると、食事において
100キロカロリーの糖質だけを摂取した時は、6キロカロリーが、
100キロカロリーの脂質だけを摂取した時は、4キロカロリーが、
100キロカロリーのタンパク質だけを摂取した時は、30キロカロリーが
熱に変わり、消費エネルギーとしてカウントされるということです。
◆<糖質を摂取した場合>
A)血糖値が上昇してインスリン(肥満ホルモン)がたっぷり分泌される。
B)体脂肪は燃えなくなり、血糖値が中性脂肪に変わり蓄積される。
C)肝臓の糖新生はストップする。
D)高タンパク食よる亢進した食事誘発熱産生(DIT)はなくなる。
①②③④とA)B)C)D)両者を比べてみれば、高糖質食より糖質制限食の方が、
体重減少効果が高いことが一目でわかると思います。
たとえ低脂質食でカロリー制限していても、糖質を摂れば体重減少への利点がすべて消えてしまうわけです。
これは食べ物に含まれるカロリーとは無関係の生理学的な特質であり、あくまで糖質を摂るかどうかがカギとなります。
<摂取エネルギーと消費エネルギー>
1)摂取エネルギー > 消費エネルギー → 体重増加
摂取エネルギー = 消費エネルギー → 体重不変
摂取エネルギー < 消費エネルギー → 体重減少
2)通常のカロリー制限食(高糖質食)なら
「消費エネルギー=基礎代謝量+身体活動量(運動や家事)+食事誘発熱産生(DIT)」
3)糖質制限食なら、高糖質食の時には無い
「肝臓の糖新生でエネルギーを消費」→基礎代謝の増加
「高蛋白食摂取」→食事誘発熱産生(DIT)の増加
が認められる。
1)は生理学的事実です。
2)3)を比較すると糖質制限食の方が高糖質食に比し、体重が減少しやすいことは明白です。
<推定エネルギー必要量と糖質制限食>
減量を目指す時に、日本糖尿病学会推奨のように
男性:1400~2000kcal/日
女性:1200~1800kcal/日
といった、厳しいカロリー制限は必要ありません。
「日本人の食事摂取基準」(2020年、厚生労働省)
に示す推定エネルギー必要量の範囲、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
推定エネルギー必要量/日
男性 女性
15-17才 2500 2850 3150 2050 2300 2550kcal
18-29才 2300 2650 3050 1650 1950 2200
30-49才 2300 2650 3050 1750 2000 2300
50-69才 2100 2450 2800 1650 1900 2200
70才 1850 2200 2500 1500 1750 2000
身体活動レベル 低い 普通 高い 低い 普通 高い
くらいが目安です。
このように、冷静に理論的に考えると、
糖質制限食以外で減量することは極めて困難であることがわかると思います。
上記の推奨通りに糖質制限食を実践しているのに、体重が減少しない場合は
以下のように、「基礎代謝が低い」とか「大食漢」とかがあります。
<基礎礎代謝が低い場合は?>
基礎代謝が低いタイプの人は
「糖質制限+カロリー制限」が必要です。
基礎代謝が低い人は、「推定エネルギー必要量」
が、通常より少なくなるということです。
女性に時にあり、数%くらいの比率です。
<大食漢タイプの場合は?>
大食いの方々が時におられます。やはり数%の比率です。自分は大食いなのに、それに気がついてないことがあります。例えば家族が皆大食いなのでそんなものと思っている場合です。他人と自分の食事摂取量を比較することも必要です。このタイプは「糖質制限食+人並みの摂取カロリー」が必要です。
人並みの摂取カロリーとは、すなわち「推定エネルギー必要量」です。
<減量できないときは?>
1)
いつのまにか、糖質制限が緩くなった可能性があります。
2)
何らかの理由で、基礎代謝が低下した可能性があります。
3)
大食いタイプ、或いは知らぬ間に、摂取カロリーが多くなった可能性があります。
4)
すでに、BMI20以上~25未満で適正体重になっていることがあります。
江部康二
都内河北 鈴木です。
本日記事、江部先生『糖質制限理論』実践での『体重減少効果』は、
私の『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事から考えても、
最悪時114kgが、100Kg近く迄『カロリ~制限』で、体重落としても、
糖尿病、血圧、他の病態は、一向に良くならず、
<<『糖尿病、悪化一途で、殺されかけました現実!!』>>
この時点で『右目眼圧破裂・失明、緑内障発症、脳梗塞発症、』して
しまいました!!
たまたま知った【江部先生『糖質制限理論』】を理解把握して実践で、
2ヵ月足らずで最高減少時は、78Kgでした!!
現在9年目ですが、当然食生活は、
【江部先生『糖質制限理論』】食生活ですが、
現在は176Cm、80Kgチョイを維持してます!!
体型は、<<ジェイソン・ステイサムと同体型です!!>>
そして病態は、既存の時代進化皆無な医療理論
『カロリ~制限理論』信奉・医療者に21年の後半7年間は、
【江部先生『糖質制限理論』】を『隠蔽され』、
『悪化一途で、殺されかけた!!』のですが、
【江部先生『糖質制限理論』】食生活で、
『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している更なる改善して、
体調快調に成りながら9年目に生活できています!!!
<<<本日記事は、何の異論、反論、皆無です!!>>>
*先日のMRI検査での院長との会話でも、
脳梗塞が『4度の覚醒、』して、
今回の些細な部位の改善している事もありますから、
『私の様な改善者は他にもいるのですか??』
院長は、『無言のままでした!!』
要は、『脳梗塞が覚醒4度もして、更なる改善している事は皆無!!』だと、
理解しました!!
<<『医療デ~タ存在してます!!』>>
<<体重は、適正迄減少したほうが良いかなと、証明します!!>>
当然、<<害毒解明された『糖質・摂取』に気を付けて、です!!>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日記事、江部先生『糖質制限理論』実践での『体重減少効果』は、
私の『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事から考えても、
最悪時114kgが、100Kg近く迄『カロリ~制限』で、体重落としても、
糖尿病、血圧、他の病態は、一向に良くならず、
<<『糖尿病、悪化一途で、殺されかけました現実!!』>>
この時点で『右目眼圧破裂・失明、緑内障発症、脳梗塞発症、』して
しまいました!!
たまたま知った【江部先生『糖質制限理論』】を理解把握して実践で、
2ヵ月足らずで最高減少時は、78Kgでした!!
現在9年目ですが、当然食生活は、
【江部先生『糖質制限理論』】食生活ですが、
現在は176Cm、80Kgチョイを維持してます!!
体型は、<<ジェイソン・ステイサムと同体型です!!>>
そして病態は、既存の時代進化皆無な医療理論
『カロリ~制限理論』信奉・医療者に21年の後半7年間は、
【江部先生『糖質制限理論』】を『隠蔽され』、
『悪化一途で、殺されかけた!!』のですが、
【江部先生『糖質制限理論』】食生活で、
『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している更なる改善して、
体調快調に成りながら9年目に生活できています!!!
<<<本日記事は、何の異論、反論、皆無です!!>>>
*先日のMRI検査での院長との会話でも、
脳梗塞が『4度の覚醒、』して、
今回の些細な部位の改善している事もありますから、
『私の様な改善者は他にもいるのですか??』
院長は、『無言のままでした!!』
要は、『脳梗塞が覚醒4度もして、更なる改善している事は皆無!!』だと、
理解しました!!
<<『医療デ~タ存在してます!!』>>
<<体重は、適正迄減少したほうが良いかなと、証明します!!>>
当然、<<害毒解明された『糖質・摂取』に気を付けて、です!!>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2021/03/08(Mon) 11:04 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
江部先生、こんにちは。
夫が糖尿病になったことをきっかけに先生の本は何冊も持っていて、私も4、5年ほど前からスーパー糖質制限実践中の50代女性です(糖尿人ではありません)。
もともとBMI22程度でしたが、おかげさまで今はBMI20を維持しています。ただ体脂肪率は30%で下げ止まり、これ以上減りません。
先生が利点で「②食事中も含めて常に体脂肪が燃えている。」と書かれていますが、信じたいけど信じられないというのが本音です(泣)。
よく歩く程度で、これといった運動をしていないせいという自覚はあるのですが(じゃあ運動しろよという話ですが)、先生はとくに体脂肪率は気にしなくていいとどこかで書かれていた記憶もあります(あいまいですみません)。
体脂肪率についてはどうお考えになりますか?やはり減らす努力をしたほうがいいのでしょうか?
夫が糖尿病になったことをきっかけに先生の本は何冊も持っていて、私も4、5年ほど前からスーパー糖質制限実践中の50代女性です(糖尿人ではありません)。
もともとBMI22程度でしたが、おかげさまで今はBMI20を維持しています。ただ体脂肪率は30%で下げ止まり、これ以上減りません。
先生が利点で「②食事中も含めて常に体脂肪が燃えている。」と書かれていますが、信じたいけど信じられないというのが本音です(泣)。
よく歩く程度で、これといった運動をしていないせいという自覚はあるのですが(じゃあ運動しろよという話ですが)、先生はとくに体脂肪率は気にしなくていいとどこかで書かれていた記憶もあります(あいまいですみません)。
体脂肪率についてはどうお考えになりますか?やはり減らす努力をしたほうがいいのでしょうか?
2021/03/08(Mon) 11:09 | URL | ぴっぴ | 【編集】
カロリーという単位が体内での代謝を語る上で適切なものでは無い事は分かりつつ、代替となる基準がないために、ある程度は「推定エネルギー必要量(カロリー)」を参考として提示せざるを得ないのが難しい所でもありますよね。
現状、なにかそういったカロリーに代わる食品のエネルギー単位についての研究は進んでいるのでしょうか?
現状、なにかそういったカロリーに代わる食品のエネルギー単位についての研究は進んでいるのでしょうか?
2021/03/08(Mon) 15:56 | URL | 織田 | 【編集】
スーパー糖質制限8ヶ月目突入のボーンでございます。
56歳、男性、身長168cm。
2型糖尿病歴20年、2020年7月まで薬を服用、プラス2018年2月〜2020年7月までインスリン投与。
一食の糖質10g以下目標のスーパー糖質制限を始めて4回目の検査日でした。過去3回からの主な結果は
血糖値:125→115 →87 →131
HbA1c:5.9→6.1 →6.0 →6.1
尿中ケトン体:2+→1+ → 2+ →1+
中性脂肪:157→62 →40 →51
HDLコレステロール:54→62→82→90
LDLコレステロール:255→321 →241→211
体重:70.1 (開始当初) →61.6(現在)
でした。
全て糖質制限開始後の数値となります。
前回に続き10時間以上空けての結果です。
空腹時血糖値が少し高めですがそれ以外は良い数値だと思っています。
ですが、抗GAD 抗体/EIAが今回6.1、
2017年に3回測定した結果が
2017/05/13 : 11.8
2017/08/26 : 16.7
2017/12/25 : 14.6
でした。これを受けて1型糖尿病と診断され、やはりインスリンを打った方が良いと言われてしまいました。自分のインスリンはまだ出ているが、いずれ出なくなる緩徐進行1型糖尿病という事らしいです。
今回、正常高値の5に近い6.1に減少していて腑に落ちない為、その旨伝えると、「低ければ良いと言うものでもない」と言われ、こちらは???です。このあたりは勉強不足で反論も出来ない為取り敢えず様子見ますとして帰って来ました。
この数値だけで判断するとやはり1型糖尿病という事になるのでしよか。
江部先生、お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願い申し上げます。
56歳、男性、身長168cm。
2型糖尿病歴20年、2020年7月まで薬を服用、プラス2018年2月〜2020年7月までインスリン投与。
一食の糖質10g以下目標のスーパー糖質制限を始めて4回目の検査日でした。過去3回からの主な結果は
血糖値:125→115 →87 →131
HbA1c:5.9→6.1 →6.0 →6.1
尿中ケトン体:2+→1+ → 2+ →1+
中性脂肪:157→62 →40 →51
HDLコレステロール:54→62→82→90
LDLコレステロール:255→321 →241→211
体重:70.1 (開始当初) →61.6(現在)
でした。
全て糖質制限開始後の数値となります。
前回に続き10時間以上空けての結果です。
空腹時血糖値が少し高めですがそれ以外は良い数値だと思っています。
ですが、抗GAD 抗体/EIAが今回6.1、
2017年に3回測定した結果が
2017/05/13 : 11.8
2017/08/26 : 16.7
2017/12/25 : 14.6
でした。これを受けて1型糖尿病と診断され、やはりインスリンを打った方が良いと言われてしまいました。自分のインスリンはまだ出ているが、いずれ出なくなる緩徐進行1型糖尿病という事らしいです。
今回、正常高値の5に近い6.1に減少していて腑に落ちない為、その旨伝えると、「低ければ良いと言うものでもない」と言われ、こちらは???です。このあたりは勉強不足で反論も出来ない為取り敢えず様子見ますとして帰って来ました。
この数値だけで判断するとやはり1型糖尿病という事になるのでしよか。
江部先生、お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願い申し上げます。
2021/03/08(Mon) 17:13 | URL | ボーン | 【編集】
ぴっぴ さん
50代女性なら、
体脂肪率29%~36%なら<+標準>ですので、大丈夫と思います。
今後、筋力維持のために<インターバル速歩>や<ながらジョギング>を長く続けていけば、
体脂肪率が30%をきるかもしれません。
50代女性なら、
体脂肪率29%~36%なら<+標準>ですので、大丈夫と思います。
今後、筋力維持のために<インターバル速歩>や<ながらジョギング>を長く続けていけば、
体脂肪率が30%をきるかもしれません。
2021/03/08(Mon) 18:14 | URL | ドクター江部 | 【編集】
織田 さん
カロリーに関して、仰るとおりと思います。
消化・吸収は個人差が大きいと思います。
従って、同一食材・同一量・同一調理法でも、吸収されるカロリーは皆、異なると思われます。
実用的には
<推定エネルギー必要量>
最初の目安となります。
あとは、<推定エネルギー必要量>摂取で
①体重が不変なら、調度
②体重が減れば、摂取エネルギー不足
③体重が増えれば、摂取エネルギー過剰
ということですので
それで、各個人が調整すればいいと思います。
カロリーに関して、仰るとおりと思います。
消化・吸収は個人差が大きいと思います。
従って、同一食材・同一量・同一調理法でも、吸収されるカロリーは皆、異なると思われます。
実用的には
<推定エネルギー必要量>
最初の目安となります。
あとは、<推定エネルギー必要量>摂取で
①体重が不変なら、調度
②体重が減れば、摂取エネルギー不足
③体重が増えれば、摂取エネルギー過剰
ということですので
それで、各個人が調整すればいいと思います。
2021/03/08(Mon) 18:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ボーン さん
一旦、インスリン注射を休薬できて、現在に到ってますね、
現在、自分自身の内因性インスリンはどのていど分泌されているでしょうか?
血糖値:125→115 →87 →131
HbA1c:5.9→6.1 →6.0 →6.1
検査データは比較的良好です。
早朝空腹時血糖値は、血糖自己測定器では、平均でどのくらいでしょう?
抗GAD 抗体/EIAが陽性ですので、<1型糖尿病>という診断となります。
一旦、インスリン注射を休薬できて、現在に到ってますね、
現在、自分自身の内因性インスリンはどのていど分泌されているでしょうか?
血糖値:125→115 →87 →131
HbA1c:5.9→6.1 →6.0 →6.1
検査データは比較的良好です。
早朝空腹時血糖値は、血糖自己測定器では、平均でどのくらいでしょう?
抗GAD 抗体/EIAが陽性ですので、<1型糖尿病>という診断となります。
2021/03/08(Mon) 18:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、ありがとうございます。
8月~1月の6カ月間の早朝空腹時血糖値の平均は110でした。
自分の内因性インスリンについては次回検診時に聞いてみます。
<1型糖尿病>という診断はインパクトありますね。
糖質制限とインスリン注射はコントロールが難しそうです。
8月~1月の6カ月間の早朝空腹時血糖値の平均は110でした。
自分の内因性インスリンについては次回検診時に聞いてみます。
<1型糖尿病>という診断はインパクトありますね。
糖質制限とインスリン注射はコントロールが難しそうです。
2021/03/09(Tue) 07:50 | URL | ボーン | 【編集】
ボーン さん
「8月~1月の6カ月間の早朝空腹時血糖値の平均は110でした。」
これなら、基礎分泌インスリンは出ていると思います。
どのくらい分泌されているか、早朝空腹時のインスリンを血液検査で、確認しましょう。
HbA1c:5.9→6.1 →6.0 →6.1・・・こちらもコントロール良好です。
1型でも『スーパー糖質制限食』実践で、インスリンフリーの人は複数おられます。
ボーンさんも、現時点では、合併症リスクは無いので、インスリンは必要ないです。
なお、1型なので、グリコアルブミン(GA)も、HbA1cと一緒に同一月に、健康保険で検査できるので
こちらも調べてみましょう。
「8月~1月の6カ月間の早朝空腹時血糖値の平均は110でした。」
これなら、基礎分泌インスリンは出ていると思います。
どのくらい分泌されているか、早朝空腹時のインスリンを血液検査で、確認しましょう。
HbA1c:5.9→6.1 →6.0 →6.1・・・こちらもコントロール良好です。
1型でも『スーパー糖質制限食』実践で、インスリンフリーの人は複数おられます。
ボーンさんも、現時点では、合併症リスクは無いので、インスリンは必要ないです。
なお、1型なので、グリコアルブミン(GA)も、HbA1cと一緒に同一月に、健康保険で検査できるので
こちらも調べてみましょう。
2021/03/09(Tue) 08:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、ありがとうございます。
グリコアルブミン(GA)も自分のインスリン分泌量も併せて次回検診時に検査してもらうように致します。
1型でも『スーパー糖質制限食』実践で、インスリンフリーの人は複数おられます。
ボーンさんも、現時点では、合併症リスクは無いので、インスリンは必要ないです。
心強いお言葉、ありがとうございます。
更なるスーパー糖質制限実施でインスリン回避したいと思います。
あ、因みに3月1日から先生と同じ1日2食制にしています。
私の場合は朝、夕の12時間インターバルですが...。
グリコアルブミン(GA)も自分のインスリン分泌量も併せて次回検診時に検査してもらうように致します。
1型でも『スーパー糖質制限食』実践で、インスリンフリーの人は複数おられます。
ボーンさんも、現時点では、合併症リスクは無いので、インスリンは必要ないです。
心強いお言葉、ありがとうございます。
更なるスーパー糖質制限実施でインスリン回避したいと思います。
あ、因みに3月1日から先生と同じ1日2食制にしています。
私の場合は朝、夕の12時間インターバルですが...。
2021/03/09(Tue) 12:44 | URL | ボーン | 【編集】
ボーンさん
人類は長い間、一日に<0~1~2食>でした。
日本で、全国的に一日3食になったのは、明治時代に陸軍ができて以降です。
人類は長い間、一日に<0~1~2食>でした。
日本で、全国的に一日3食になったのは、明治時代に陸軍ができて以降です。
2021/03/10(Wed) 07:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
『日本で、全国的に1日3食になったのは、
明治時代に陸軍ができて以降です。』
江部先生のこの言葉、思い当たること多数ありますが、記載明記はしません!!
時代進化した現代なら、理解できるから!!
ブログ読者は、早く『糖質は、害毒』だと、気付いて欲しかなと考えます!!
江部先生『糖質制限理論』を理解把握実践で、
日増しに健康・体感あるかなと、考えますから!!
何故なら、私は江部先生『糖質制限理論』を知ってから、
日々1食で、月に2~3日は、2食食べます!!
何故なら、『糖質を食べない事』で、
<<空腹感が無くなるからです!!>>
そして現実に<<『生還、覚醒、4度の再覚醒、』>>している9年目に
更なる健康に成りながら生活してますからです!!
2005年発表、【江部先生『糖質制限理論』】は、
今後の食生活が、『無駄な医療を変えるかなと考えます!!』
日本の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』は、
現在どの様に考えているのか、お尋ねしてみたいなと考えています!!
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
『日本で、全国的に1日3食になったのは、
明治時代に陸軍ができて以降です。』
江部先生のこの言葉、思い当たること多数ありますが、記載明記はしません!!
時代進化した現代なら、理解できるから!!
ブログ読者は、早く『糖質は、害毒』だと、気付いて欲しかなと考えます!!
江部先生『糖質制限理論』を理解把握実践で、
日増しに健康・体感あるかなと、考えますから!!
何故なら、私は江部先生『糖質制限理論』を知ってから、
日々1食で、月に2~3日は、2食食べます!!
何故なら、『糖質を食べない事』で、
<<空腹感が無くなるからです!!>>
そして現実に<<『生還、覚醒、4度の再覚醒、』>>している9年目に
更なる健康に成りながら生活してますからです!!
2005年発表、【江部先生『糖質制限理論』】は、
今後の食生活が、『無駄な医療を変えるかなと考えます!!』
日本の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』は、
現在どの様に考えているのか、お尋ねしてみたいなと考えています!!
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2021/03/10(Wed) 19:58 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
1型宣告されたボーンでございます。
江部先生、
都内河北 鈴木さん
日本で、全国的に一日3食になったのは、明治時代に陸軍ができて以降です。
明治の陸軍からですか...
考えてみれば、当時の軍隊は疎か明治、大正、昭和初期の一般人の運動量と現代人のそれを比較しても食べすぎなのは明らかですね。
やはり、根拠なき「常識」は疑ってかかるべきなのですね。
1日1食は究極の理想形です。自分のインスリンが出なくなったら1日1食制に移行するかもです。
江部先生、
都内河北 鈴木さん
日本で、全国的に一日3食になったのは、明治時代に陸軍ができて以降です。
明治の陸軍からですか...
考えてみれば、当時の軍隊は疎か明治、大正、昭和初期の一般人の運動量と現代人のそれを比較しても食べすぎなのは明らかですね。
やはり、根拠なき「常識」は疑ってかかるべきなのですね。
1日1食は究極の理想形です。自分のインスリンが出なくなったら1日1食制に移行するかもです。
2021/03/12(Fri) 17:12 | URL | ボーン | 【編集】
都内河北 鈴木です。
ボ~ンさん、無理はなさらず、
江部先生の指導を基準に、自身の最適な食生活を見極める事だと考えます!!
何しろ私は、日増しに改善して、体調快調に成っている事は、
『改善・医療デ~タ』から、明白です!!
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
ボ~ンさん、無理はなさらず、
江部先生の指導を基準に、自身の最適な食生活を見極める事だと考えます!!
何しろ私は、日増しに改善して、体調快調に成っている事は、
『改善・医療デ~タ』から、明白です!!
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2021/03/12(Fri) 21:07 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
こんにちは。
いつもブログを拝見し、
いろいろと参考にさせていただいております。
私は40代後半の女性です。
スーパー糖質制限食実践で、1日の糖質量は15〜20g程度、摂取カロリーは1,500〜2,500kcalくらいです。
月に1、2回、唐揚げなどを摂取した日は1日の糖質量が50gくらいになっています…。
このところ、じわりじわりと体重が増えて困っています。
自分は、「糖質制限+カロリー制限」が必要なタイプなのではないかと思っています。
糖質制限食では、カロリー不足もNGのようなので、
一体どれだけのカロリーを摂取していいのでしょうか?
いつもブログを拝見し、
いろいろと参考にさせていただいております。
私は40代後半の女性です。
スーパー糖質制限食実践で、1日の糖質量は15〜20g程度、摂取カロリーは1,500〜2,500kcalくらいです。
月に1、2回、唐揚げなどを摂取した日は1日の糖質量が50gくらいになっています…。
このところ、じわりじわりと体重が増えて困っています。
自分は、「糖質制限+カロリー制限」が必要なタイプなのではないかと思っています。
糖質制限食では、カロリー不足もNGのようなので、
一体どれだけのカロリーを摂取していいのでしょうか?
うさ さん
以下が参考になります。
1日の推定エネルギー必要量(厚生労働省)
性別 男性 女性
身体活動レベル 身体活動レベル
低い ふつう 高い 低い ふつう 高い
10から11歳 1,950 2,250 2,500 1,850 2,100 2,350
12から14歳 2,300 2,600 2,900 2,150 2,400 2,700
15から17歳 2,500 2,800 3,150 2,050 2,300 2,550
18から29歳 2,300 2,650 3,050 1,700 2,000 2,300
30から49歳 2,300 2,700 3,050 1,750 2,050 2,350
50から64歳 2,200 2,600 2,950 1,650 1,950 2,250
65から74歳 2,050 2,400 2,750 1,550 1,850 2,100
75歳以上 1,800 2,100 ― 1,400 1,650 ―
(単位 キロカロリー)
以下が参考になります。
1日の推定エネルギー必要量(厚生労働省)
性別 男性 女性
身体活動レベル 身体活動レベル
低い ふつう 高い 低い ふつう 高い
10から11歳 1,950 2,250 2,500 1,850 2,100 2,350
12から14歳 2,300 2,600 2,900 2,150 2,400 2,700
15から17歳 2,500 2,800 3,150 2,050 2,300 2,550
18から29歳 2,300 2,650 3,050 1,700 2,000 2,300
30から49歳 2,300 2,700 3,050 1,750 2,050 2,350
50から64歳 2,200 2,600 2,950 1,650 1,950 2,250
65から74歳 2,050 2,400 2,750 1,550 1,850 2,100
75歳以上 1,800 2,100 ― 1,400 1,650 ―
(単位 キロカロリー)
2021/09/27(Mon) 14:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
早速、ありがとうございます!!
参考にさせていただきます。
早速、ありがとうございます!!
参考にさせていただきます。
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