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新型コロナワクチンの効果の見極め方は?
【21/02/19 西村 典彦
新型コロナワクチンの効果の見極め方は?
>①感染は防げない。

感染が防げないとして、
感染した人が他人に感染させる確率はワクチンによって減るのでしょうか。
もし、これが減らないとしたら、
新型コロナの蔓延状況はワクチン接種が始まっても変わらない事になります。
そうであればワクチンの効果は、重篤化しない事のみに限定的(これは重要ですが)になり、感染者数の増減の主因は季節性と考えなければいけないでしょう。
そして、当然の如く、PCR検査陽性者数も減らない事になり、
ワクチン接種の効果は重症者の増減での判断と言う事になるのでしょうか。
現在でも、PCR陽性者数は検査数に左右されているにもかかわらず、
毎日のように陽性者数の増減を伝える非科学的な煽り報道が絶えませんから、
少なくとも重症者数で判断すべきと思いますが。】


こんばんは。
西村典彦さんから、新型コロナワクチンの効果の見極め方は?
というコメントを頂きました。


ワクチンを接種した人が、新型コロナに感染した場合、
他人に感染させる確率は減るのでしょうか?


ワクチンを接種して発症しなかった人の中には、
感染しても発症しない無症状感染者が含まれています。
この方々は、新型コロナウイルスを周囲にばらまき、他人に感染させます。
従ってワクチン接種して無症状でも、油断は禁物です。
無症状でも、会食やカラオケをしないことが重要です。


これが減らないとしたら、
新型コロナの蔓延状況はワクチン接種が始まっても変わらない事になります。


仰る通りと思います。
ワクチン接種の有無に関わらず、無症状感染者は、若者を中心に大勢います。
元々、新型コロナ感染者の45%は無症状ですので、感染流行予防は不可能です。
従って、ワクチン接種が開始されても、流行は止められないと思います。


そうであればワクチンの効果は、重篤化しない事のみに限定的(これは重要ですが)になり、感染者数の増減の主因は季節性と考えなければいけないでしょう。


潜伏期が5~6日間とか長ければ、ワクチン接種によるIgG抗体が間に合って
発症予防が可能と思われます。
潜伏期間が1~2日間と短ければ、発症予防は困難です。
重症化の予防効果はあると思います。
感染者数の増減は、仰る通り、季節性の変動となります。
基本、冬は増えて、夏は減ります。
一方、夏のエアコン使用により、夏でも減りにくいことがあり得ます。



そして、当然の如く、PCR検査陽性者数も減らない事になり、
ワクチン接種の効果は重症者の増減での判断と言う事になるのでしょうか。


PCR検査は、サイクル数により、
感染力のないウイルスの残骸を陽性としてしまうことがあります。
日本のPCR検査のCt値(カットオフ値)を外国なみに低くすれば、陽性者は激減します。
例えば日本のPCR検査が陽性の検体を台湾でPCR検査したら陰性となります。
又、ご指摘通り、PCR陽性者数は検査数に左右されていますので
そのデータで一喜一憂するのは、意味がありません。
ワクチン接種の効果判定は、重症者の減少あるいは、死者数の減少で
判断するのが正確と思います。
そして、重症者の定義も各国で微妙に異なるので、
人口100万人あたりの死者数減少でワクチンの効果判定するのが最も正確です。


新型コロナ7日間の新規死者数(人口100万人あたり)2021/02/18現在

2020/12/23ワクチン接種のイスラエル:32人/日
ワクチン未接種の南アフリカ:22.4人/日
ワクチン接種開始して58日間経過したイスラエルの死者数が、
ワクチン未接種の南アフリカより多いのは、かなり問題です。
ワクチン接種前の時期は、両国同じくらいの死者数でした。



江部康二
コメント
長崎大学ニュース
江部先生、こんばんは     

このようなニュースがあります。ワクチンが不要になればいいです。
以下、ニュース内容等貼付させて頂きます。

長崎大学 新型コロナウィルスの増殖を阻害する物質確認(NBC長崎放送) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/a89601f567fe9c4cc52aa7d80905a1175342eb4f

8日夜、国際誌に掲載された論文です。タイトルは「『5ーアミノレブリン酸』が新型コロナウイルス感染を阻害する。」5ーアミノレブリン酸とは通称「5(ファイブ)-ALA(アラ)」と呼ばれている天然のアミノ酸です。長崎大学の北潔教授の研究チームは、試験管内で一定量以上の「5-ALA」を投与するとウイルスの増殖が完全に抑制されることを確認したと発表しました。

「おそらく効くだろうとは思ってましたけど、ある一定濃度以上では本当に100%増殖を阻害する。これだけきれいなデータが出るのは驚き」
「5-ALA」は赤ワインや納豆などの発酵食品に多く含まれ、体の中でも日々作られています。代謝を上げることからサプリメントとしても市販されており、既に安全性が確認されています。研究では「5-ALA」が新型コロナウイルスの増殖を抑制する「治療効果」のほか、感染を阻害する「予防」にも有効である可能性が示されたとしています。   


私は、納豆は朝、昼、夜と食べていますが、お酒は飲めません。
赤ワイン好きの方は、「体の中から消毒だ!」と言って飲めます。
こうなると、消毒のし過ぎに注意ですね。
                          
                                   
2021/02/19(Fri) 19:18 | URL | モン吉 | 【編集
ファイザーとモデルナのワクチン、コロナ変異株に有効 実験結果を発表
ファイザーとモデルナのワクチンで南ア株への有効性が確認されたので、終息への戦略が立てられそうですね。

ファイザーとモデルナのワクチン、コロナ変異株に有効 実験結果を発表

https://www.cnn.co.jp/business/35166659.html
2021/02/20(Sat) 00:10 | URL | 久堀 | 【編集
素朴な疑問です。
いつもブログを拝見させてもらっています、本当に有難く思っている、今年65になる糖尿人です。
長年勤務先のパソコンでネット閲覧をしていたのですが、管理上、発信できませんでした。最近スマホデビューしたので、投稿は初めてです。
1年前に健康診断で陳旧性心筋梗塞だ、と言われカテーテル検査・ステント手術を受けました。糖質制限はもとより、食事の改善、生活習慣の見直しを行い、今のところは経過は良好です。HbA1cが最高で8%台から6,1に下がったことから、ドクターと相談して昨年の10月から薬を止めています。
しかし、立派な基礎疾患人ですので、コロナ感染には人一倍気にしております。
そこで、素朴な質問ですが、なぜワクチン接種が世界一進んでいるイスラエルと未接種の南アフリカの死者数が逆転しているのでしょうか。また、日本ではしばらく筋注が忌避されてきたようですが、外国のように垂直?に注射されるのが恐怖です。在住している新潟県では65歳以上に注射券が配布されるそうでうが、ちよっと迷っています。
2021/02/20(Sat) 14:03 | URL | 末次 孝 | 【編集
教育入院について
先生ご無沙汰しております。
数年前香川県でのプライマリケア学会依頼になります。
実はうちの母親が糖尿病の悪化で日本赤十字病院で入院しているのですがCペプチドが0.4しか出ておらずインスリン持続型ともう1種類打っています。本人はインスリンを辞めたいと希望があり
香川県では糖質制限の入院施設はなく本格的に勉強させたいのもあり先生の病院で出来れば年内に入院させたいのですがいかがでしょうか?コロナ禍で大変だと思いますがいかがでしょうか?
2021/02/20(Sat) 14:39 | URL | 柴宏くん | 【編集
Re: 長崎大学ニュース
モン吉 さん

情報をありがとうございます。
臨床的に投薬できるまでには、一定の時間がかかると思いますが、
これは朗報ですね。
2021/02/20(Sat) 15:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
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