2021年02月03日 (水)
こんにちは。
日本感染症学会のサイトに、
COVID-19 検査法および結果の考え方
https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kensakekka_201012.pdf
とう項目があり、解説してあります。
PCR検査以外に抗原や抗体のことも述べてあり、とても参考になります。
現在、一般に用いられている遺伝子検査法 は、新型コロナウイルスに特異的な RNA 配列を RT-PCR 法などで増幅し、
これを検出する方法が用いられています。
遺伝子検査法では増幅に必要なサイクル数(Ct 値)などをもとに、
検体中に存在するウイルス遺伝子数を推定することができます。
低い Ct 値で陽性になる場合にはウイルス遺伝子が多く存在します。
逆に陽性となるまでに要する Ct 値が高い場合にはウイルス遺伝子数が少ないと判断できます。
さらに、Ct 値が高い(ウイルス遺伝子数が少ない)場合には、たとえ遺伝子検査が陽性であっても、
その検体から感染性を示すウイルスが分離されにくくなることに注意する必要があります。
また、Ct 値は検査系(機械・試薬等)によって数値が変動するので、
数値の一般化が出来ないことにも留意する必要があります。
例えば、現在PCR検査は一日約7~8万件行われていますが、
その内約80%は民間会社発売の検査キットによるものです。
この民間会社の検査キットの精度に関しては、
政府の適切な指導、認可を受けていませんので問題です。
国立感染研究所が推奨するCt値(遺伝子増幅回数)は45回ですが、これは過大です。
これでは、すでに感染力がないケースでも、遺伝子の残骸やかけらを拾って、陽性がでてしまいます。
国立感染研究所ともあろうところが、何故このような高いCt値を設定したのか、不可解です。
WHOの推奨値は34回、日本の専門家で構成されている日本感染症学会の推奨値は30回です。
PCR検査のCt値は、早急に日本感染症学会のいう30とすることが必要です。
図1に COVID-19 患者の典型的な検査結果をシェーマで示してあります。
これは、典型的な症例をモデル化してグラフにしたものです。
鼻咽頭拭い液の遺伝子検査陽性は数週間にわたって持続するものの、
ウイルスを分離できるのは図 1 において発症から約1週間後までとなっています。
すなわち、感染力があるのは、発症後1週間までで、
その後は、たとえPCR検査が陽性でも、感染力はないということです。
江部康二
☆☆☆日本感染症学会
COVID-19 検査法および結果の考え方
2020年10月12日
https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kensakekka_201012.pdf
2ページ 3.各種検査法の種類と注意点
(1)遺伝子検査法
新型コロナウイルスに特異的な RNA 配列を RT-PCR 法などで増幅し、これを検出する方法が用いられる。
数十コピーのウイルス遺伝子を検出できるほど感度が高いことが本法の特徴であるが、
検査時間が比較的長い(1-5 時間)、専用機器・熟練した人材が必要、高コストなどが普及のハードルとなっている。
それぞれの検査法ごとに感度・特異度に差がみられるが、概ね感度 90%以上、特異度はほぼ 100%と考えてよい 5,6)。
遺伝子検査法では増幅に必要なサイクル数(Ct 値)などをもとに、検体中に存在するウイルス遺伝子数を推定することができる。低い Ct 値で陽性になる場合にはウイルス遺伝子が多く、
逆に陽性となるまでに要する Ct 値が高い場合にはウイルス遺伝子数が少ないと判断する。
さらに、Ct 値が高い(ウイルス遺伝子数が少ない)場合には、
たとえ遺伝子検査が陽性であっても、その検体から感染性を示すウイルスが分離されにくくなることに注意する必要がある。
また、Ct 値は検査系(機械・試薬等)によって数値が変動するので、数値の一般化が出来ないことにも留意するべきである。
図1に COVID-19 患者の典型的な検査結果をシェーマで示した 7)。
鼻咽頭拭い液の遺伝子検査陽性は数週間にわたって持続するものの、
ウイルスを分離できるのは図 1 において発症から約1週間後までとなっている。
図 1.COVID-19 発症前後で予測される検査結果

日本感染症学会のサイトに、
COVID-19 検査法および結果の考え方
https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kensakekka_201012.pdf
とう項目があり、解説してあります。
PCR検査以外に抗原や抗体のことも述べてあり、とても参考になります。
現在、一般に用いられている遺伝子検査法 は、新型コロナウイルスに特異的な RNA 配列を RT-PCR 法などで増幅し、
これを検出する方法が用いられています。
遺伝子検査法では増幅に必要なサイクル数(Ct 値)などをもとに、
検体中に存在するウイルス遺伝子数を推定することができます。
低い Ct 値で陽性になる場合にはウイルス遺伝子が多く存在します。
逆に陽性となるまでに要する Ct 値が高い場合にはウイルス遺伝子数が少ないと判断できます。
さらに、Ct 値が高い(ウイルス遺伝子数が少ない)場合には、たとえ遺伝子検査が陽性であっても、
その検体から感染性を示すウイルスが分離されにくくなることに注意する必要があります。
また、Ct 値は検査系(機械・試薬等)によって数値が変動するので、
数値の一般化が出来ないことにも留意する必要があります。
例えば、現在PCR検査は一日約7~8万件行われていますが、
その内約80%は民間会社発売の検査キットによるものです。
この民間会社の検査キットの精度に関しては、
政府の適切な指導、認可を受けていませんので問題です。
国立感染研究所が推奨するCt値(遺伝子増幅回数)は45回ですが、これは過大です。
これでは、すでに感染力がないケースでも、遺伝子の残骸やかけらを拾って、陽性がでてしまいます。
国立感染研究所ともあろうところが、何故このような高いCt値を設定したのか、不可解です。
WHOの推奨値は34回、日本の専門家で構成されている日本感染症学会の推奨値は30回です。
PCR検査のCt値は、早急に日本感染症学会のいう30とすることが必要です。
図1に COVID-19 患者の典型的な検査結果をシェーマで示してあります。
これは、典型的な症例をモデル化してグラフにしたものです。
鼻咽頭拭い液の遺伝子検査陽性は数週間にわたって持続するものの、
ウイルスを分離できるのは図 1 において発症から約1週間後までとなっています。
すなわち、感染力があるのは、発症後1週間までで、
その後は、たとえPCR検査が陽性でも、感染力はないということです。
江部康二
☆☆☆日本感染症学会
COVID-19 検査法および結果の考え方
2020年10月12日
https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kensakekka_201012.pdf
2ページ 3.各種検査法の種類と注意点
(1)遺伝子検査法
新型コロナウイルスに特異的な RNA 配列を RT-PCR 法などで増幅し、これを検出する方法が用いられる。
数十コピーのウイルス遺伝子を検出できるほど感度が高いことが本法の特徴であるが、
検査時間が比較的長い(1-5 時間)、専用機器・熟練した人材が必要、高コストなどが普及のハードルとなっている。
それぞれの検査法ごとに感度・特異度に差がみられるが、概ね感度 90%以上、特異度はほぼ 100%と考えてよい 5,6)。
遺伝子検査法では増幅に必要なサイクル数(Ct 値)などをもとに、検体中に存在するウイルス遺伝子数を推定することができる。低い Ct 値で陽性になる場合にはウイルス遺伝子が多く、
逆に陽性となるまでに要する Ct 値が高い場合にはウイルス遺伝子数が少ないと判断する。
さらに、Ct 値が高い(ウイルス遺伝子数が少ない)場合には、
たとえ遺伝子検査が陽性であっても、その検体から感染性を示すウイルスが分離されにくくなることに注意する必要がある。
また、Ct 値は検査系(機械・試薬等)によって数値が変動するので、数値の一般化が出来ないことにも留意するべきである。
図1に COVID-19 患者の典型的な検査結果をシェーマで示した 7)。
鼻咽頭拭い液の遺伝子検査陽性は数週間にわたって持続するものの、
ウイルスを分離できるのは図 1 において発症から約1週間後までとなっている。
図 1.COVID-19 発症前後で予測される検査結果

昨日、私は非感染者のPCR陽性はウィルスの「付着」から1~2週間も続き、検体として採取され陽性判定されるようなことがあるのかと言う疑問を投稿いたしました。
それに対して、今日、紹介されているグラフではかなり長いだ陽性になるようだとの情報を頂きました。
しかし、このグラフは「付着」ではなく「感染」からの時間経過を示しています。
私が知りたかったのは非感染で「付着」しただけのウィルスがそんなに長い間、PCR陽性を示すのだろうかと言う点です。
単なる「付着」しただけのウィルス(当然、増殖していない)が体表面、粘膜から排除されずに、PCR陽性になるほどの量が残っているものなのでしょうか。
まだ、この点に疑問が残ります。
社会的イベント(クリスマス、正月など)から1~2週間のライムラグをもってPCR陽性者数は推移しているように見えますし、そのような報道がされています。
しかし、一方でこれらはほとんどが擬陽性であると主張する情報もあります。
擬陽性、即ち非感染で「付着」しただけなら、なぜタイムラグを生じるのでしょう。
症状がでてはじめて受診してPCR検査を受けるはずです。それまでに「付着」から「感染」「発症」まで一定時間が経過しているはずです。
そして擬陽性となる可能性がある無症状者は、発症した人の濃厚接触者と思われます。さらに時間が経過しています。
無症状者が検査を受けられる自由診療でのPCR検査は統計値には含まれていないと思っていますので、検査の出発点は「発症」からと考えています。
そうすると「付着」しただけのものを検出しているならタイムラグは生じないはずです。
いつ検査しても一定数の陽性者が出るはずで、社会的イベントの直後が最も多くなるはずです。
「付着」しただけで感染も発症もしていない場合、どれくらいの間、PCR陽性を示すのでしょう。
1週間とか2週間後にもPCR陽性と言う事であれば、タイムラグを生じると思います。
また、感染を「発症」と考えた場合もタイムラグは生じると思いますが、新型コロナにおいては「無症状の感染」と言われている通り、感染と発症は別と考えられているはずです。
それに対して、今日、紹介されているグラフではかなり長いだ陽性になるようだとの情報を頂きました。
しかし、このグラフは「付着」ではなく「感染」からの時間経過を示しています。
私が知りたかったのは非感染で「付着」しただけのウィルスがそんなに長い間、PCR陽性を示すのだろうかと言う点です。
単なる「付着」しただけのウィルス(当然、増殖していない)が体表面、粘膜から排除されずに、PCR陽性になるほどの量が残っているものなのでしょうか。
まだ、この点に疑問が残ります。
社会的イベント(クリスマス、正月など)から1~2週間のライムラグをもってPCR陽性者数は推移しているように見えますし、そのような報道がされています。
しかし、一方でこれらはほとんどが擬陽性であると主張する情報もあります。
擬陽性、即ち非感染で「付着」しただけなら、なぜタイムラグを生じるのでしょう。
症状がでてはじめて受診してPCR検査を受けるはずです。それまでに「付着」から「感染」「発症」まで一定時間が経過しているはずです。
そして擬陽性となる可能性がある無症状者は、発症した人の濃厚接触者と思われます。さらに時間が経過しています。
無症状者が検査を受けられる自由診療でのPCR検査は統計値には含まれていないと思っていますので、検査の出発点は「発症」からと考えています。
そうすると「付着」しただけのものを検出しているならタイムラグは生じないはずです。
いつ検査しても一定数の陽性者が出るはずで、社会的イベントの直後が最も多くなるはずです。
「付着」しただけで感染も発症もしていない場合、どれくらいの間、PCR陽性を示すのでしょう。
1週間とか2週間後にもPCR陽性と言う事であれば、タイムラグを生じると思います。
また、感染を「発症」と考えた場合もタイムラグは生じると思いますが、新型コロナにおいては「無症状の感染」と言われている通り、感染と発症は別と考えられているはずです。
2021/02/04(Thu) 09:12 | URL | 西村 典彦 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
本日の『感染症学会』の説明を読んでも、
新型コロナウイルスへの対応・思考は、時代進化を感じます!!
本日食材買い物から帰って、昨年4月からの『日本食品表記』法規制の
【炭水化物(糖質%、繊維質%)】の表記には、
以前にも申しましたが、感動しました!!
江部先生『糖質制限理論』実践者には、大変便利だなと考えます!!
例えば、レトルト・パックカレ~ですが、以前はパック20gが最低値でしたが、昨年あたりから13~16gなどが出回っています!!
当然至極、私は買うなら13~16gの物を買います!!
麺類は、『糖質0麺』がありますし、近年は、既存の味覚を害する事無く、
江部先生『糖質制限理論』で健康に成る事が出来ます!!
『日本糖尿病学会』の食事指導は、44年間食事指導
『糖質』は『脳の栄養素』だと現在も発言していますが、
2005年から現在も訂正ありましたが、
糖質摂取は『50~60%』になりました!!
<<*私としては、日本医療かは、時代進化皆無だと明言できます!!>>
都内S区での2016年2月,3月の『糖尿病血糖改善教室』講義では、
2012年10月1日より江部先生『糖質制限理論』実践で、
自身で『糖質摂取10gを目安』に実践し、
<<糖尿病21年が、3ヵ月足らずで『生還』>>して、
<<後遺症『眼、脳梗塞、』が、『覚醒、』>>している
『日本糖尿病学会』に『殺されかけた患者』の質問に、
『糖尿病・専門医』が、返答・不可能だったのは、
<<明らかに『糖質』は、害毒だと証明しているのだから、
『糖尿病・専門医』は、『認識いるはずです!!』>>
でなければ、
<<改善・皆無の既得権益・亡者の医療者だなと、明言できます!!>>
<<でなければ『法規制で、食品表記が明記されないなと考えます!!』>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』して9年目現在に
生活できる事に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日の『感染症学会』の説明を読んでも、
新型コロナウイルスへの対応・思考は、時代進化を感じます!!
本日食材買い物から帰って、昨年4月からの『日本食品表記』法規制の
【炭水化物(糖質%、繊維質%)】の表記には、
以前にも申しましたが、感動しました!!
江部先生『糖質制限理論』実践者には、大変便利だなと考えます!!
例えば、レトルト・パックカレ~ですが、以前はパック20gが最低値でしたが、昨年あたりから13~16gなどが出回っています!!
当然至極、私は買うなら13~16gの物を買います!!
麺類は、『糖質0麺』がありますし、近年は、既存の味覚を害する事無く、
江部先生『糖質制限理論』で健康に成る事が出来ます!!
『日本糖尿病学会』の食事指導は、44年間食事指導
『糖質』は『脳の栄養素』だと現在も発言していますが、
2005年から現在も訂正ありましたが、
糖質摂取は『50~60%』になりました!!
<<*私としては、日本医療かは、時代進化皆無だと明言できます!!>>
都内S区での2016年2月,3月の『糖尿病血糖改善教室』講義では、
2012年10月1日より江部先生『糖質制限理論』実践で、
自身で『糖質摂取10gを目安』に実践し、
<<糖尿病21年が、3ヵ月足らずで『生還』>>して、
<<後遺症『眼、脳梗塞、』が、『覚醒、』>>している
『日本糖尿病学会』に『殺されかけた患者』の質問に、
『糖尿病・専門医』が、返答・不可能だったのは、
<<明らかに『糖質』は、害毒だと証明しているのだから、
『糖尿病・専門医』は、『認識いるはずです!!』>>
でなければ、
<<改善・皆無の既得権益・亡者の医療者だなと、明言できます!!>>
<<でなければ『法規制で、食品表記が明記されないなと考えます!!』>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』して9年目現在に
生活できる事に、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2021/02/04(Thu) 17:19 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
西村 典彦 さん
「社会的イベント(クリスマス、正月など)から1~2週間のライムラグをもってPCR陽性者数は推移」
そのような、事実はあるのでしょうか?
感染症学会の図によれば、発症前からすでにPCR陽性となっています。
従ってタイムラグはないように思います。
仰るとおり、
感染することと発症することは別物です。
感染して発症しない人も45%います。
PCR検査のカットオフ値に問題があるのですが、
濃厚接触者で
鼻咽頭の拭い液や唾液からのPCR検査が陽性ということは、
一応、感染していると考えます。
付着だけという現象はないと思います。
感染しても発症しないという現象と思います。
その後、ウイルスは発症後1週間で消失しても、PCR陽性は数週間続くこととなります。
「社会的イベント(クリスマス、正月など)から1~2週間のライムラグをもってPCR陽性者数は推移」
そのような、事実はあるのでしょうか?
感染症学会の図によれば、発症前からすでにPCR陽性となっています。
従ってタイムラグはないように思います。
仰るとおり、
感染することと発症することは別物です。
感染して発症しない人も45%います。
PCR検査のカットオフ値に問題があるのですが、
濃厚接触者で
鼻咽頭の拭い液や唾液からのPCR検査が陽性ということは、
一応、感染していると考えます。
付着だけという現象はないと思います。
感染しても発症しないという現象と思います。
その後、ウイルスは発症後1週間で消失しても、PCR陽性は数週間続くこととなります。
2021/02/04(Thu) 18:30 | URL | ドクター江部 | 【編集】
おはようございます。
申し訳ありませんが、まだ、よく理解できません。
>感染症学会の図によれば、発症前からすでにPCR陽性となっています。
もちろん無症状でも検査をすれば発症前から陽性になることがあるのは事実と思います。
しかし、発症前に医療機関を受診して検査を受けることがどれくらいの確率であるのかと思うのです。
発症して初めて医療機関を受診し、そこで疑いがあればPCR検査をして初めて陽性と診断されるのではないでしょうか。
さらに無症状なのにPCR陽性として統計値に反映される人は、発症して陽性となった人の濃厚接触者として追跡された場合ではないでしょうか。
したがって、統計値として反映されるまでには、例えばクラスター発生時点からのウィルスの付着→感染→発症→「受診・PCR検査」→濃厚接触者追跡→「受診・PCR検査」と言うタイムラグが生じます。
もちろん、毎日、ランダムに被験者をPCR検査するような定点観測をすれば、タイムラグは生じないでしょう。
しかし、PCR陽性者数には社会的イベントからタイムラグがあり、実際、その様に随時、報道されています。
これは周知の事実で共通認識と私は思っていますが違っているのでしょうか。
>付着だけという現象はないと思います。
だとすれば、そもそもの論点の出発点である先日の広島人さんの投稿の http://chng.it/X9jQrBzQTp にある
>これは過大であり、陽性信頼度は3%以下との論文が発表されています
という事は何を表しているのでしょうか。
大半が偽陽性であり、感染していないもの(≒付着しただけ)を検出しているという事を言いたいのだと私は理解しています。
まさか、PCR検査のシステムそのものを否定しているのではないと思います。
しかし、私の考え方では、付着しただけのものを検出しているのであればタイムラグは生じませんが、実際にはタイムラグを生じています。
したがって、「付着」しただけ(=増殖しない状態)ではなく、(発症とは関係なく)感染している(=増殖する状態)のではないかと思い、「陽性信頼度は3%以下」とはどんな状態なのか疑問です。
申し訳ありませんが、まだ、よく理解できません。
>感染症学会の図によれば、発症前からすでにPCR陽性となっています。
もちろん無症状でも検査をすれば発症前から陽性になることがあるのは事実と思います。
しかし、発症前に医療機関を受診して検査を受けることがどれくらいの確率であるのかと思うのです。
発症して初めて医療機関を受診し、そこで疑いがあればPCR検査をして初めて陽性と診断されるのではないでしょうか。
さらに無症状なのにPCR陽性として統計値に反映される人は、発症して陽性となった人の濃厚接触者として追跡された場合ではないでしょうか。
したがって、統計値として反映されるまでには、例えばクラスター発生時点からのウィルスの付着→感染→発症→「受診・PCR検査」→濃厚接触者追跡→「受診・PCR検査」と言うタイムラグが生じます。
もちろん、毎日、ランダムに被験者をPCR検査するような定点観測をすれば、タイムラグは生じないでしょう。
しかし、PCR陽性者数には社会的イベントからタイムラグがあり、実際、その様に随時、報道されています。
これは周知の事実で共通認識と私は思っていますが違っているのでしょうか。
>付着だけという現象はないと思います。
だとすれば、そもそもの論点の出発点である先日の広島人さんの投稿の http://chng.it/X9jQrBzQTp にある
>これは過大であり、陽性信頼度は3%以下との論文が発表されています
という事は何を表しているのでしょうか。
大半が偽陽性であり、感染していないもの(≒付着しただけ)を検出しているという事を言いたいのだと私は理解しています。
まさか、PCR検査のシステムそのものを否定しているのではないと思います。
しかし、私の考え方では、付着しただけのものを検出しているのであればタイムラグは生じませんが、実際にはタイムラグを生じています。
したがって、「付着」しただけ(=増殖しない状態)ではなく、(発症とは関係なく)感染している(=増殖する状態)のではないかと思い、「陽性信頼度は3%以下」とはどんな状態なのか疑問です。
2021/02/05(Fri) 08:51 | URL | 西村 典彦 | 【編集】
「日本のSARS-CoV-2のPCRは非常に偽陽性が多く精度が低いです」
https://www.kaneshiro-honest-clinic.com/2020/10/12/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%aesars-cov-2%e3%81%aepcr%e3%81%af%e9%9d%9e%e5%b8%b8%e3%81%ab%e5%81%bd%e9%99%bd%e6%80%a7%e3%81%8c%e5%a4%9a%e3%81%8f%e7%b2%be%e5%ba%a6%e3%81%8c%e4%bd%8e%e3%81%84%e3%81%a7/
かねしろクリニック 投稿日:2020年10月12日
https://www.kaneshiro-honest-clinic.com/2020/10/12/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%aesars-cov-2%e3%81%aepcr%e3%81%af%e9%9d%9e%e5%b8%b8%e3%81%ab%e5%81%bd%e9%99%bd%e6%80%a7%e3%81%8c%e5%a4%9a%e3%81%8f%e7%b2%be%e5%ba%a6%e3%81%8c%e4%bd%8e%e3%81%84%e3%81%a7/
かねしろクリニック 投稿日:2020年10月12日
2021/02/05(Fri) 15:35 | URL | 福助 | 【編集】
江部先生、こんばんは
PCR検査、横から失礼します。
PCR検査については、ある医師は、
「PCR検査は、特定のDNA断片(数百から数千塩基対)だけを選択的に増やして調べやすくするために用いられる遺伝子増幅技術で、ある遺伝子の部分を増幅させる検査であって、ウイルスの存在自体を検出するものではありません。
実際に検出されている遺伝子(RNA)が、培養細胞由来なのか、バクテリア由来なのか・・・、つまり、そもそも何の遺伝子を見ているのか誰も分からないのです」と仰られています。
PCR検査は、通常のインフルエンザA型、B型等でも陽性になるようですから、陽性者は本当に新型コロナウィルスなのか分からないですね。
今はPCR検査で陽性になったら、何でもかんでもコロナという事になってしまいます。
「PCR検査は、癌等に特徴的な遺伝子異常が存在するかどうかを調べる時に利用され、採取したDNAが微量であってもPCRによりDNA配列を増幅させることで判定が可能となる」とあり、本来はこのような使い方をするようですね。確か妊娠した時に、胎児のDNAに異常がないか、調べたい時にも使われているような気がします。
PCR検査でノーベル賞を受賞されたマリス氏は、以前書込みしましたように
「PCR検査は感染症検査の目的に使用しては いけない」と警告を発せられて亡くなられました。
このことからも、PCR検査を新型コロナウィルス等の検査目的に使用するのは、色々問題や疑問、辻褄が合わないが事が出るということではないでしょうか。
尚、新型コロナウィルスやワクチン問題では、ビ〇・〇〇〇、ジ〇〇〇・〇〇〇、ロ〇〇〇〇〇財団が、ペルー政府から訴えられています。
今、暫定軍事政権の米国でも、このDS(ディープステート)側は反乱法で恐らく全財産没収で、キューバにある米軍別荘にご招待になるかもしれません。
そしてこの闇が明かされ、ひょっとしたらワクチンなど接種しなくてもいいのかもしれません。そうなる事を願います。
PCR検査、横から失礼します。
PCR検査については、ある医師は、
「PCR検査は、特定のDNA断片(数百から数千塩基対)だけを選択的に増やして調べやすくするために用いられる遺伝子増幅技術で、ある遺伝子の部分を増幅させる検査であって、ウイルスの存在自体を検出するものではありません。
実際に検出されている遺伝子(RNA)が、培養細胞由来なのか、バクテリア由来なのか・・・、つまり、そもそも何の遺伝子を見ているのか誰も分からないのです」と仰られています。
PCR検査は、通常のインフルエンザA型、B型等でも陽性になるようですから、陽性者は本当に新型コロナウィルスなのか分からないですね。
今はPCR検査で陽性になったら、何でもかんでもコロナという事になってしまいます。
「PCR検査は、癌等に特徴的な遺伝子異常が存在するかどうかを調べる時に利用され、採取したDNAが微量であってもPCRによりDNA配列を増幅させることで判定が可能となる」とあり、本来はこのような使い方をするようですね。確か妊娠した時に、胎児のDNAに異常がないか、調べたい時にも使われているような気がします。
PCR検査でノーベル賞を受賞されたマリス氏は、以前書込みしましたように
「PCR検査は感染症検査の目的に使用しては いけない」と警告を発せられて亡くなられました。
このことからも、PCR検査を新型コロナウィルス等の検査目的に使用するのは、色々問題や疑問、辻褄が合わないが事が出るということではないでしょうか。
尚、新型コロナウィルスやワクチン問題では、ビ〇・〇〇〇、ジ〇〇〇・〇〇〇、ロ〇〇〇〇〇財団が、ペルー政府から訴えられています。
今、暫定軍事政権の米国でも、このDS(ディープステート)側は反乱法で恐らく全財産没収で、キューバにある米軍別荘にご招待になるかもしれません。
そしてこの闇が明かされ、ひょっとしたらワクチンなど接種しなくてもいいのかもしれません。そうなる事を願います。
2021/02/05(Fri) 19:20 | URL | モン吉 | 【編集】
福助 さん
本日のブログ記事に書きましたように、
私も現在の日本の<PCR検査のカットオフ値40>は高すぎて
偽陽性が極めて多いと思います。
本日のブログ記事に書きましたように、
私も現在の日本の<PCR検査のカットオフ値40>は高すぎて
偽陽性が極めて多いと思います。
2021/02/06(Sat) 09:27 | URL | ドクター江部 | 【編集】
モン吉 さん
コメント、ありがとうございます。
PCR検査、
いろんな情報が錯綜してますね。
ともあれ、現時点でPCRしか、診断法がありません。
とりあえず、カットオフ値の、正解標準への変更が急務です。
WHOの推奨値は34回、日本の専門家で構成されている日本感染症学会の推奨値は30回です。
PCR検査のCt値は、早急に日本感染症学会のいう30とすることが必要と思います。
コメント、ありがとうございます。
PCR検査、
いろんな情報が錯綜してますね。
ともあれ、現時点でPCRしか、診断法がありません。
とりあえず、カットオフ値の、正解標準への変更が急務です。
WHOの推奨値は34回、日本の専門家で構成されている日本感染症学会の推奨値は30回です。
PCR検査のCt値は、早急に日本感染症学会のいう30とすることが必要と思います。
2021/02/06(Sat) 17:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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