2021年01月31日 (日)
こんばんは。
新型コロナワクチンとインフルエンンザワクチンの効果の
比較検討をしてみました。
新型コロナワクチンは、IgG抗体を産生させますが、IgA抗体は産生させません。
従って、粘膜面での感染防御は、理論的的には、あり得ません。
粘膜面をウイルスが突破して、細胞内に侵入した後、はじめて
IgG抗体が活躍してくれます。
例えばインフルエンザワクチンは感染を予防しませんが、
発症したあと重症化を防いでくれるというのと同じパターンです。
インフルエンザワクチンもIgG抗体を産生させますが、
IgA抗体は産生させません。
インフルエンザワクチンは、
接種した人の40〜60%が発病するとされています。
潜伏期ですが、インフルエンザはわずか1~2日といわれていて、
非常に短いのが特徴です。
これでは、発病を予防するのは困難で、やはり重症化を防ぐというのが
主要な役割と言えます。
一方、新型コロナの潜伏期は、1~14日間とばらつき、
平均期間は5~6日間です。
潜伏期が1~2日しかない人は、ワクチンの効果はインフルエンザワクチンと同様で、
発症したあと重症化を防いでくれるという限定的なものとなります。
潜伏期が、5~6日間あれば、IgG抗体が間に合って、
発症を防いでくれる可能性も期待できます。
また、発症してもウイルスの量がIgG抗体で減少しているので
他人に感染させるリスクも減少すると思われます。
このように、新型コロナワクチン、潜伏期間が短いか長いかで
効果に大きな差が生じて、個人差が大きいと思われます。
平均潜伏期間が5~6日間なら、感染しても発症を予防できる可能性があり、
有効性も高いと思われます。
しかし、感染性がさらに高いとされる変異株は、すでに確認されていた従来型の新型コロナウイルスに感染した人でも、
再感染する可能性があります。
中国の重慶市で行われた血清の調査によれば、「武漢型」新型コロナウイルスに感染した人の血清には、
イギリスで確認された変異株や南アフリカで検出された変異株に対しては、
感染を予防する効果がほとんどないとみられています。
そうすると、新型コロナワクチンも、
イギリスや南アフリカの変異株には無効である可能性が高く、厄介なことです。
<日本の新型コロナワクチン接種時期の見通し>
2021年
1月 通常国会(第3次補正予算案)
2月 ワクチン接種開始。対象はコロナ対応の医療従事者(約1万人)
3月 その他の医療従事者を対象(300万人)、高齢者(3000万~4000万人)
4月 重症化リスクの高い人から優先的に接種
江部康二
新型コロナワクチンとインフルエンンザワクチンの効果の
比較検討をしてみました。
新型コロナワクチンは、IgG抗体を産生させますが、IgA抗体は産生させません。
従って、粘膜面での感染防御は、理論的的には、あり得ません。
粘膜面をウイルスが突破して、細胞内に侵入した後、はじめて
IgG抗体が活躍してくれます。
例えばインフルエンザワクチンは感染を予防しませんが、
発症したあと重症化を防いでくれるというのと同じパターンです。
インフルエンザワクチンもIgG抗体を産生させますが、
IgA抗体は産生させません。
インフルエンザワクチンは、
接種した人の40〜60%が発病するとされています。
潜伏期ですが、インフルエンザはわずか1~2日といわれていて、
非常に短いのが特徴です。
これでは、発病を予防するのは困難で、やはり重症化を防ぐというのが
主要な役割と言えます。
一方、新型コロナの潜伏期は、1~14日間とばらつき、
平均期間は5~6日間です。
潜伏期が1~2日しかない人は、ワクチンの効果はインフルエンザワクチンと同様で、
発症したあと重症化を防いでくれるという限定的なものとなります。
潜伏期が、5~6日間あれば、IgG抗体が間に合って、
発症を防いでくれる可能性も期待できます。
また、発症してもウイルスの量がIgG抗体で減少しているので
他人に感染させるリスクも減少すると思われます。
このように、新型コロナワクチン、潜伏期間が短いか長いかで
効果に大きな差が生じて、個人差が大きいと思われます。
平均潜伏期間が5~6日間なら、感染しても発症を予防できる可能性があり、
有効性も高いと思われます。
しかし、感染性がさらに高いとされる変異株は、すでに確認されていた従来型の新型コロナウイルスに感染した人でも、
再感染する可能性があります。
中国の重慶市で行われた血清の調査によれば、「武漢型」新型コロナウイルスに感染した人の血清には、
イギリスで確認された変異株や南アフリカで検出された変異株に対しては、
感染を予防する効果がほとんどないとみられています。
そうすると、新型コロナワクチンも、
イギリスや南アフリカの変異株には無効である可能性が高く、厄介なことです。
<日本の新型コロナワクチン接種時期の見通し>
2021年
1月 通常国会(第3次補正予算案)
2月 ワクチン接種開始。対象はコロナ対応の医療従事者(約1万人)
3月 その他の医療従事者を対象(300万人)、高齢者(3000万~4000万人)
4月 重症化リスクの高い人から優先的に接種
江部康二
都内河北 鈴木です。
新型コロナの判定の『PCR検査』の改定を、
本日1月31日(日)、顧問・夏井先生ブログで、松田学氏のブログ紹介で
『非科学的なPCRを見直す日本政府への要望の署名運動』がありましたので、
私も即、投稿し参加しました!!
そして別記事で、
[新型コロナウイルス感染系]
6,コロナ流行拡大で糖尿病治療数が減少
この記事に、夏井先生は、
『だから、糖質制限で糖尿病を根絶させろ、って言ってんだよ。』と発言あり、私は『当然だなと、思いました!!』
<<何故なら、健康・改善には私は『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している
『改善・医療デ~タ』を元にして発言しているからです!!>>
<<何しろ、『日本医療界』の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』に、
【『江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)】を
『隠蔽され、悪化一途で、殺されかけた』私は、
何故、『改善・皆無のカロリ~制限理論』を、
『現在も信奉しているのか??』、
日増しに疑問は、増すばかりだからです!!>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している9年目に
生活できる事に、感謝尽きません!!
ありがというございます。
敬具
新型コロナの判定の『PCR検査』の改定を、
本日1月31日(日)、顧問・夏井先生ブログで、松田学氏のブログ紹介で
『非科学的なPCRを見直す日本政府への要望の署名運動』がありましたので、
私も即、投稿し参加しました!!
そして別記事で、
[新型コロナウイルス感染系]
6,コロナ流行拡大で糖尿病治療数が減少
この記事に、夏井先生は、
『だから、糖質制限で糖尿病を根絶させろ、って言ってんだよ。』と発言あり、私は『当然だなと、思いました!!』
<<何故なら、健康・改善には私は『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している
『改善・医療デ~タ』を元にして発言しているからです!!>>
<<何しろ、『日本医療界』の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』に、
【『江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)】を
『隠蔽され、悪化一途で、殺されかけた』私は、
何故、『改善・皆無のカロリ~制限理論』を、
『現在も信奉しているのか??』、
日増しに疑問は、増すばかりだからです!!>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している9年目に
生活できる事に、感謝尽きません!!
ありがというございます。
敬具
2021/01/31(Sun) 20:19 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
「潜伏期が、5~6日間あれば、IgG抗体が間に合って、発症を防いでくれる可能性も期待」という部分、勉強になりました。ありがとうございます。
2021/02/01(Mon) 11:57 | URL | 岡田 | 【編集】
1日100μgのビタミンDと日光浴ですね
「ワクチンまではこれで身を守れ」最新コロナ論文を追う
免疫学者が訴える栄養素
日本人は「ビタミンD」が足りない
https://president.jp/articles/-/42767
「ワクチンまではこれで身を守れ」最新コロナ論文を追う
免疫学者が訴える栄養素
日本人は「ビタミンD」が足りない
https://president.jp/articles/-/42767
2021/02/01(Mon) 14:29 | URL | 久堀 | 【編集】
岡田 さん
情報をありがとうございます。
情報をありがとうございます。
2021/02/01(Mon) 15:05 | URL | ドクター江部 | 【編集】
久堀 さん
情報をありがとございます。
情報をありがとございます。
2021/02/01(Mon) 15:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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