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「Go Toトラベル」感染者増加に影響か。
こんばんは。
「Go Toトラベル」感染者増加に影響か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210125/k10012831381000.html
という記事が、2020/1/25、NHK NEWS WEBに掲載されました。

京都大学の西浦博教授らのグループが
国際的な医学雑誌「ジャーナルオブクリニカルメディシン」
に発表した論文についての解説です。

新型コロナ感染者4000人を分析して、約20%が旅行関連の感染でした。
2020年7月22日から「Go Toトラベル」開始です。
「Go Toトラベル」が始まる前の5日間の発症者に比べて、
開始後の5日間の発症者は、1.44倍でした。
さらに、旅行の目的を観光に限定すると、
発生率は前の週の5日間の2.62倍になっていました。
グループはさらなる科学的な証拠が必要との見解ですが、
私は、「Go Toトラベル」キャンペーンが
新型コロナ流行に悪影響を与えた可能性が極めて高い
と思います。


2020年12月8日(火)、東京新聞に

GoToトラベル利用者に発症2倍 東大チーム初調査 
味覚異常などコロナ疑い

2020年12月8日(火)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/73050

という記事が掲載されました。
この調査では、GoToトラベル利用者は、そうでない人に比較すると、
新型コロナ発症を強く疑わせる『嗅覚・味覚の異常』などを訴えた人の割合が、
統計学上2倍という結果でした。
28000人のアンケート調査ですから、それなりの信頼度があります。


このように、京大グループの調査も東大グループの調査も
共に、「Go Toトラベル」が、
新型コロナ流行に悪影響を与えた可能性を示唆
しています。

菅義偉首相は、『「Go Toトラベル」が感染拡大の主要因とする「証拠はない」』
との専門家見解を繰り返していますが、
それこそ、『感染拡大に関係ない』という証拠を示してほしいものです。


江部康二


☆☆☆
以下の青字の記載はNHK NEWS WEBの記事の要約です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210125/k10012831381000.html
NHK NEWS WEB

「Go Toトラベル」感染者増加に影響か

京都大学のグループ発表2021年1月25日 4時29分 新型コロナ 経済影響政府の観光需要の喚起策「Go Toトラベル」が始まった去年7月、旅行に関連した新型コロナウイルスの感染者が増えていて、キャンペーンが当初の段階で影響した可能性があるとする研究論文を京都大学のグループが発表しました。これは京都大学の西浦博教授らのグループが国際的な医学雑誌「ジャーナルオブクリニカルメディシン」に発表しました。

グループは、去年5月から8月にかけて24の県から報告された新型コロナウイルスの感染者およそ4000人を分析し、およそ20%が、発症前に旅行していたり旅行者と接触したりするなど旅行関連とみられる感染者だったということです。

そして、期間ごとの発生率を比較する手法で詳しく分析した結果、「Go Toトラベル」が始まった去年7月22日からの5日間では旅行に関連した感染者は127人で、発生率は前の週の5日間と比べて1.44倍に高くなっていたことが分かったということです。

さらに、旅行の目的を観光に限定すると、発生率は前の週の5日間の2.62倍になっていました。

論文では、地域によって公開情報に差があることなどから、今回の分析だけでは「Go Toトラベル」が感染拡大につながったかどうかを決めることはできないものの、少なくとも初期の段階では感染の増加に影響した可能性があるとしていて、グループでは今後、感染の抑制と経済活動の回復のバランスが取れた政策を探るためにも、さらに科学的な証拠が必要だとしています。】
コメント
7月初旬に始まった第二波をGoToキャンペーンが増幅した?

(1) コロナ第二波は7月初旬に始まっていたが、政府は判断を誤ってGoToキャンペーンを7月22日に開始した。

(2) もし、政府が判断を誤っていなかったら、数々の対応をタイムリーに実行していた。

(3) 政府の判断ミスがなかった場合の推移をaとし、判断ミスにより見送られた施策不作為による増加分をbとし、Go Toキャンペーンによる増分をcとする。

その場合のa,b,cの数値が出せれば良いのですが、そうでないと全てGo Toキャンペーンの責任とされ、経済を混乱させます。政治と科学の綱引きはさせてはなりませんが、科学には医療と社会科学としての経済学もあります。

この切り分けがあされていればと思います。
2021/01/25(Mon) 19:29 | URL | Masa | 【編集
新型コロナワクチン、「感染予防効果なし」は誤り。ワクチンの効果、副反応について専門家に聞きました
米国国立研究機関博士研究員でウイルス学、免疫学を専門とし、1月23日にモデルナの新型コロナワクチンを接種した峰宗太郎医師曰く

「どこからどこまでの範囲に収まれば『安全』と評価できるのか、その線引きは難しいところですが、ここまでに明らかになっていることを踏まえれば、このワクチンは安全であると言って問題ないと考えています」

今の所安全みたいですね
日本で接種するには、まだ時間がかかりますので
さらにデータが集まりますね。

新型コロナワクチン、「感染予防効果なし」は誤り。ワクチンの効果、副反応について専門家に聞きました

https://news.yahoo.co.jp/articles/3dc22fe9b15d1d70b45af7c14ed3671ea1147cfb?page=1
2021/01/25(Mon) 21:42 | URL | 久堀 | 【編集
Re: 7月初旬に始まった第二波をGoToキャンペーンが増幅した?
Masa さん

今回の、京大グループの調査も東大グループの調査も
共に、「Go Toトラベル」が、
新型コロナ流行に悪影響を与えた可能性を示唆しています。

いずれもエビデンスレベルの話ではないので、更なる証拠が必要と述べてあります。
しかしながら、以下、極めて単純なお話だと思います。


①「Go Toトラベル」推進で、経済は向上、新型コロナ感染も増加
②「Go Toトラベル」中止で、経済は落ち込むが、新型コロナ感染は減少

特に、東京・神奈川・埼玉・大阪など、流行地域からの他県への観光は、極めて悪影響と思います。

①と②を天秤にかけて、アクセルとブレーキのタイミングを誤らないようにすることが必要ですが、
今回の管政権のコロナ対応は、タイミングを誤ったように思えます。
2021/01/26(Tue) 08:36 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 新型コロナワクチン、「感染予防効果なし」は誤り。ワクチンの効果、副反応について専門家に聞きました
久堀 さん

峰宗太郎医師の本は、読みました。
良い内容でした。

ただ、新型コロナワクチンの効果は、そんなに期待できないと思います。

単純な話ですが、新型コロナワクチンで「IgG抗体」は産生されますが「IgA抗体」は産生されません。
従って、粘膜面で感染を予防することは、「IgA抗体」がないので不可能です。

基本的に、「感染は防げないが、重症化を予防する」というインフルエンザワクチンと同等の効果と思われます。
このIgG抗体が、極めて優秀であれば、「感染したけれど発症しなくてすんだ」ということは
あり得ると思います。
インフルエンザより、潜伏期間が長いので、この間にIgG抗体が間に合えば
「感染したけれど発症しなくてすんだ」という症例があり得ると思います。

2021/01/26(Tue) 08:46 | URL | ドクター江部 | 【編集
正論ですね!!再認識します!!
都内河北 鈴木です。

『新型コロナワクチン、「感染予防効果なし。」は誤り。』
への発言ですが、江部先生、夏井先生、等ネットで情報を見ていても、
両先生の説明が、
正論だと考えます!!

昨日の松田学氏のユ~チュ~ブを視聴して、
『新型コロナ』の実態を再認識しました!!

『新型コロナ』の本来のワクチン効果、
『感染、重症化』を予防を成し得たのなら、
現実世界の医学界が統一するはずです!!
と私は、考えます!!

何しろ効果不明なワクチンに、先走りの気持ちで投与よりも、
先ずやるべきは、免疫力アップの為にも
【江部先生『糖質制限理論』】でないかなと考えます!!

何故この様な事を言うかは、
日本の医学界の糖尿病・専門組織『日本糖尿病学会』に殺されかけた1患者が、
【江部先生『糖質制限理論』】で、
『生還、覚醒、4度の再覚醒、』の
『改善・医療デ~タ』を確証に、発言します!!

そして『医療者の無知証明書付』!!
この書付には、
<<『改善皆無でありながら、有り得ない事を書いてあるのですから!!』>>

無知な『日本医療者』、『栄養士』は、
再度『糖質のを摂取する意味』を、考えてみるべきだなと、考えます!!

でなければ、
<<『時代進化の改善・医療は、有り得ないからです!!』>>

江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』できた事に感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具


2021/01/26(Tue) 14:49 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
GoTo論文の解説と批判
この西浦論文については、Twitter上でもいろいろと取り上げられています(西浦教授と経済産業研究所の中田大悟氏との直接のやり取りもあり)。

また、明治大学の飯田泰之准教授がnoteに「西浦教授によるGoTo論文の解説と批判」というタイトルで投稿されています。

西浦論文については、検証しながら読解することが必要のように思えます。
2021/01/27(Wed) 07:11 | URL | 愛読者 | 【編集
飯田准教授のnote、リンクは下記です。
https://note.com/iida_yasuyuki/n/nb2ad657d55e4
2021/01/27(Wed) 07:47 | URL | 愛読者 | 【編集
Re: タイトルなし
愛読者 さん

ありがとうございます。
2021/01/27(Wed) 08:07 | URL | ドクター江部 | 【編集
陽性者増加は国民の気の緩みではなく気象のせいです
江部先生

私はアゴラの藤原かずえさんの論押しです。

『陽性者増加は国民の気の緩みではなく気象のせいです』
http://agora-web.jp/archives/2049882.html

『気温変化とコロナの流行には緊密な関係があります』
http://agora-web.jp/archives/2049718.html

2020年の7月は、上旬と下旬に大きな気温差が生じています。
GoToトラベルが始まったのは7月下旬ですが、新規陽性者?は7月初めから増えています。
そして第3波?のような伸びは無く、8月上旬にはGoToトラベルを継続しながらも減少に転じています。
故にGo Toトラベル」が感染拡大の『主要因』とは思いません。

『現代医学においては、季節の変わり目に脳がストレスを受けて自律神経が乱れることで体温調整に支障を来たすこと、および免疫力が低下することが知られています。季節の変わり目、特に気温が急に冷え込む季節の変わり目に風邪をひきやすいのはこのためです。』
これを否定する人はほぼいないと思いますが、ではなぜ気温が上昇するこの時期に増えたのか?

それは冷房の使用です。

『7月初めから始まった第二波の要因は、6月下旬から起動された冷房によって、同様の気温変化が発生し、自律神経が乱された可能性があります。』

『このような観点からすれば、実効再生産数の増加は、国民の気の緩みのせいでも菅政権の経済優先政策のせいでもありません。勿論、渋谷のスクランブル交差点の通行人のせいでもなく、GoToキャンペーン参加者のせいでもなく、商店街や百貨店の買い物客のせいでもなく、レストランの会食客のせいでもなく、満員電車の通勤客のせいでもなく、年末年始の帰省者のせいでもなく、初詣の参拝者のせいでもなく、箱根駅伝沿道の観客のせいでもなく、ディズニーランド入場者のせいでもなく、鎌倉の行楽客のせいでもありません。実効再生産数の増加は、20日前の気象条件によって予めプログラミングされているのです。』

今週末はまた寒波が到来しますので、またPCR陽性者数が増加して緊急事態宣言の延期となりそうな予感がします。。。
2021/01/27(Wed) 10:17 | URL | 福助 | 【編集
Re: 陽性者増加は国民の気の緩みではなく気象のせいです
福助 さん

コメントありがとうございます。
気象とコロナウイルスの関係は確かにありそうです。
冬の寒さと乾燥は、コロナウイルスを活性化させますので要注意です。

冬場にも、新型コロナに感染しないために何が肝要かを、本日の記事にしようと思います。
ヒントは、冷房ガンガンのパチンコ店では、一貫してクラスターはゼロという事実にあります。
パチンコ人口は1000万人です。
2021/01/27(Wed) 11:41 | URL | ドクター江部 | 【編集
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