2021年01月18日 (月)
【日付 21/01/17 いっきょ
はじめてご質問させていただきます。
江部先生、こんにちは。いっきょと申します。
当記事とは関係ないコメントですが、江部先生のご見解をお尋ねしたくてメールしました。
2015年の健康診断の結果から糖尿病予備軍なのではないのかと心配になり、
実母が糖尿病を患っていたこともあり、
自身で調べた結果、江部先生のブログにたどり着き、
2015年12月よりスーパー糖質制限を実施している者です。
とはいえ、たまに糖質をとってしまうこと
もありますが…(平均2週間に1回ほど)
いままでの人間ドッグの結果から2点、心配な事がありご質問させていただきます。
46歳 女性 162.6センチ 51.1キロ 体脂肪率 24.4 BMI 19.3
空腹時血糖値 HbA1C TC TG HDL LDL
2015年10月 103 5.6 205 57 88 111
2016年10月 95 5.6 248 35 110 136
2017年10月 111 5.4 244 35 114 125
2018年10月 113 5.5 232 40 117 111
2019年11月 130 5.7 243 40 103 131
2020年12月 120 5.5 261 42 124 140
※左の数値から順に
空腹時血糖値 HbA1C(NGSP値) 総コレステロール 中性脂肪 HDL-コレステロールLDL-コレステロールです。(11~12時間以上空けて検査)
1点目は今回(2020年12月実施)の結果、
総コレステロールとHDL-コレステロールについて
再検査を実施してくださいという事でした。
江部先生のブログを拝見しますと、
HDL-コレステロールは60以上、中性脂肪が60以下であれば
小粒子LDLコレストロールは、ほぼなしというご見解ですが、
このままでは薬を飲まなければいけないのでしょうか。
2点目は、2017年からの空腹時血糖値が3桁と高くなっています。
これは、すでに糖尿病を発症しており、糖尿人特有の「暁現象」なるものでしょうか?
今回はHbA1c5.5、空腹時血糖値は120でした。
関係ないかもしれませんが、2019年9月よりタンボコール錠(2錠/1日)、
メインテート錠(半錠/1日)服用しています。
お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスをいただければ幸いです。
何卒宜しくお願い致します。】
こんばんは。
いっきょさんから、
『空腹時血糖値、コレステロール値とスーパー糖質制限食。』について
コメント・質問を頂きました。
私は、常々、『中性脂肪が低めでHDLコレステロールが高め』
なら、LDLコレステロールが高値でも人体に害はないので
スタチン系薬剤などで下げる必要はないと、患者さんに言っています。
それならば、中性脂肪低値というのは、具体的にどの程度を
指しているのかが、皆さん、気になると思います。
信頼度の高い論文によれば、空腹時の中性脂肪値が、70mg/dl以下なら、
小粒子LDLコレステロールの存在はごく少量となります。
60mg/dl以下なら、小粒子LDLlコレステロールは、ほとんど存在しません。
中性脂肪値80mg/dlくらいで、小粒子LDLコレステロールは約10%くらいと少ないです。
従って、いっきょさんのデータ『TG40mg/dl、HDL-C124mg/dl』なら
LDL-Cが高値であっても、小粒子LDLは皆無であり、
スタチン内服は必要ないと思います。
気になれば、不安を除くために
「頸動脈エコー」「心電図、心エコー」を検査して、動脈硬化や狭窄がないことを確認しましょう。
①標準の大きさのLDLコレステロール:
肝臓から末梢組織にコレステロールという細胞膜の原料を運ぶ善玉。
②小粒子LDLコレステロール:
コレステロール輸送という本来の仕事をほとんどせずに、血管壁の傷などに入り込んで
活性酸素に触れ、酸化して酸化LDLコレステロールになりやすいので危険。
③酸化LDLコレステロール:
異物であり血管壁にこびりついて動脈硬化の元凶となる真の悪玉。
つまり、危険なのは②と③であり、
①はなくてはならない大切なものなのです。
http://promea2014.com/blog/?p=1101
ドクターシミズのひとりごと
に掲載してある、図を見て頂ければ上記が確認できます。
(図はAtherogenic lipoprotein phenotype. A proposed genetic marker for coronary heart disease risk.M A Austin, M C King, K M Vranizan and R M Krauss Circulation. 1990;82:495-506より抜粋)
清水先生、ありがとうございます。
次にHbA1cですが、スーパー糖質制限食で、5.4~5.7%と安定しています。
そしてこのHbA1cは、
『食後高血糖』『平均血糖変動幅増大』のない『質の良いHbA1c』なので安心です。
カロリー制限高糖質食である従来の糖尿病食は、
見かけ上のHbA1cが良好であっても
『食後高血糖』と『平均血糖変動幅増大』を伴う『質の悪いHbA1c』なので
合併症を予防できないことが多いのです。
空腹時血糖値が、103⇒95⇒111⇒113⇒130⇒120mg/dlという経過です。
スーパー糖質制限食を実践中でも、空腹時血糖値は結構バラツキます。
睡眠不足や寝過ぎ、イライラやうつうつ、夕食が遅い、生理前、風邪気味・・・
などいろいろな条件で朝の空腹時血糖値は上昇します。
いっきょさんの空腹時血糖値もあまり気にしなくても良いと思います。
ちなみに、この1週間の私の早朝空腹時血糖値ですが以下の如くです。
1/11:108mg/dl
12:111
13:126
14:106
15:96
16:111
17:103
18:109mg/dl
52歳から71歳現在までスーパー糖質制限食を続けていますが、
早朝空腹時血糖値は結構バラツイています。
この間HbA1cは、5.6~5.8%です。
江部康二
はじめてご質問させていただきます。
江部先生、こんにちは。いっきょと申します。
当記事とは関係ないコメントですが、江部先生のご見解をお尋ねしたくてメールしました。
2015年の健康診断の結果から糖尿病予備軍なのではないのかと心配になり、
実母が糖尿病を患っていたこともあり、
自身で調べた結果、江部先生のブログにたどり着き、
2015年12月よりスーパー糖質制限を実施している者です。
とはいえ、たまに糖質をとってしまうこと
もありますが…(平均2週間に1回ほど)
いままでの人間ドッグの結果から2点、心配な事がありご質問させていただきます。
46歳 女性 162.6センチ 51.1キロ 体脂肪率 24.4 BMI 19.3
空腹時血糖値 HbA1C TC TG HDL LDL
2015年10月 103 5.6 205 57 88 111
2016年10月 95 5.6 248 35 110 136
2017年10月 111 5.4 244 35 114 125
2018年10月 113 5.5 232 40 117 111
2019年11月 130 5.7 243 40 103 131
2020年12月 120 5.5 261 42 124 140
※左の数値から順に
空腹時血糖値 HbA1C(NGSP値) 総コレステロール 中性脂肪 HDL-コレステロールLDL-コレステロールです。(11~12時間以上空けて検査)
1点目は今回(2020年12月実施)の結果、
総コレステロールとHDL-コレステロールについて
再検査を実施してくださいという事でした。
江部先生のブログを拝見しますと、
HDL-コレステロールは60以上、中性脂肪が60以下であれば
小粒子LDLコレストロールは、ほぼなしというご見解ですが、
このままでは薬を飲まなければいけないのでしょうか。
2点目は、2017年からの空腹時血糖値が3桁と高くなっています。
これは、すでに糖尿病を発症しており、糖尿人特有の「暁現象」なるものでしょうか?
今回はHbA1c5.5、空腹時血糖値は120でした。
関係ないかもしれませんが、2019年9月よりタンボコール錠(2錠/1日)、
メインテート錠(半錠/1日)服用しています。
お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスをいただければ幸いです。
何卒宜しくお願い致します。】
こんばんは。
いっきょさんから、
『空腹時血糖値、コレステロール値とスーパー糖質制限食。』について
コメント・質問を頂きました。
私は、常々、『中性脂肪が低めでHDLコレステロールが高め』
なら、LDLコレステロールが高値でも人体に害はないので
スタチン系薬剤などで下げる必要はないと、患者さんに言っています。
それならば、中性脂肪低値というのは、具体的にどの程度を
指しているのかが、皆さん、気になると思います。
信頼度の高い論文によれば、空腹時の中性脂肪値が、70mg/dl以下なら、
小粒子LDLコレステロールの存在はごく少量となります。
60mg/dl以下なら、小粒子LDLlコレステロールは、ほとんど存在しません。
中性脂肪値80mg/dlくらいで、小粒子LDLコレステロールは約10%くらいと少ないです。
従って、いっきょさんのデータ『TG40mg/dl、HDL-C124mg/dl』なら
LDL-Cが高値であっても、小粒子LDLは皆無であり、
スタチン内服は必要ないと思います。
気になれば、不安を除くために
「頸動脈エコー」「心電図、心エコー」を検査して、動脈硬化や狭窄がないことを確認しましょう。
①標準の大きさのLDLコレステロール:
肝臓から末梢組織にコレステロールという細胞膜の原料を運ぶ善玉。
②小粒子LDLコレステロール:
コレステロール輸送という本来の仕事をほとんどせずに、血管壁の傷などに入り込んで
活性酸素に触れ、酸化して酸化LDLコレステロールになりやすいので危険。
③酸化LDLコレステロール:
異物であり血管壁にこびりついて動脈硬化の元凶となる真の悪玉。
つまり、危険なのは②と③であり、
①はなくてはならない大切なものなのです。
http://promea2014.com/blog/?p=1101
ドクターシミズのひとりごと
に掲載してある、図を見て頂ければ上記が確認できます。
(図はAtherogenic lipoprotein phenotype. A proposed genetic marker for coronary heart disease risk.M A Austin, M C King, K M Vranizan and R M Krauss Circulation. 1990;82:495-506より抜粋)
清水先生、ありがとうございます。
次にHbA1cですが、スーパー糖質制限食で、5.4~5.7%と安定しています。
そしてこのHbA1cは、
『食後高血糖』『平均血糖変動幅増大』のない『質の良いHbA1c』なので安心です。
カロリー制限高糖質食である従来の糖尿病食は、
見かけ上のHbA1cが良好であっても
『食後高血糖』と『平均血糖変動幅増大』を伴う『質の悪いHbA1c』なので
合併症を予防できないことが多いのです。
空腹時血糖値が、103⇒95⇒111⇒113⇒130⇒120mg/dlという経過です。
スーパー糖質制限食を実践中でも、空腹時血糖値は結構バラツキます。
睡眠不足や寝過ぎ、イライラやうつうつ、夕食が遅い、生理前、風邪気味・・・
などいろいろな条件で朝の空腹時血糖値は上昇します。
いっきょさんの空腹時血糖値もあまり気にしなくても良いと思います。
ちなみに、この1週間の私の早朝空腹時血糖値ですが以下の如くです。
1/11:108mg/dl
12:111
13:126
14:106
15:96
16:111
17:103
18:109mg/dl
52歳から71歳現在までスーパー糖質制限食を続けていますが、
早朝空腹時血糖値は結構バラツイています。
この間HbA1cは、5.6~5.8%です。
江部康二
都内河北 鈴木です。
本日記事を読んでも、『日本医療界』は、
江部先生同様の改善の説明、指導が、
何故できないかが、不思議でなりません??!!
私は、この現存の『日本医療界』の糖尿病専門組織『日本糖尿病学会』に、
『糖尿病』21年間通院で、改善皆無で薬増量のみ、
『悪化一途で殺されかけた患者私』が、
江部先生『糖質制限理論』を理解把握、実践で、
3ヵ月足らずで、インスリン増量の3年半余りが、
インスリン自主離脱して『生還、』できました現実!!!
以降9年目現在までに、糖尿病の後遺症『眼、脳梗塞、』が、
『覚醒、4度の再覚醒、』している現実!!
この『生還、覚醒、4度の再覚醒、』の結果を成し得ているのは、
<<『薬不要』で、
食生活を江部先生『糖質制限理論』に変更したからだと、
明言しておきます!!>>
この現実に『無知な医療者、病院経営者、立場有る責任者、』の
『無知、無能の書付』には、呆れる医療者だなと、考えます!!!
後半7年間の江部先生『糖質制限理論』を、『隠蔽』k病院は、
*2017年には『ガン検診ミスで女性死亡!!』一般ニュ~スで謝罪!!
*翌年には『ガン検診ミスで男性控訴!!』新聞に掲載!!
*本日テレビニュ~スで、k病院『新型コロナ・クラスタ~発生!!』
これ等の事実は、このk病院の『頷ける現実です!!』
私は、『後遺症が完治』しているわけではありませんが、
このまま江部先生『糖質制限理論』食生活をして行けば、
『完治もあり得る!!』と考えます!!
何故なら、『医療デ~タ』が証明しているからでは無く、
日増しに体調快調に成っている事を実感しているからです!!
江部先生『糖質制限理論』ブログ配信には、時代進化を感じ、
『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
本日記事を読んでも、『日本医療界』は、
江部先生同様の改善の説明、指導が、
何故できないかが、不思議でなりません??!!
私は、この現存の『日本医療界』の糖尿病専門組織『日本糖尿病学会』に、
『糖尿病』21年間通院で、改善皆無で薬増量のみ、
『悪化一途で殺されかけた患者私』が、
江部先生『糖質制限理論』を理解把握、実践で、
3ヵ月足らずで、インスリン増量の3年半余りが、
インスリン自主離脱して『生還、』できました現実!!!
以降9年目現在までに、糖尿病の後遺症『眼、脳梗塞、』が、
『覚醒、4度の再覚醒、』している現実!!
この『生還、覚醒、4度の再覚醒、』の結果を成し得ているのは、
<<『薬不要』で、
食生活を江部先生『糖質制限理論』に変更したからだと、
明言しておきます!!>>
この現実に『無知な医療者、病院経営者、立場有る責任者、』の
『無知、無能の書付』には、呆れる医療者だなと、考えます!!!
後半7年間の江部先生『糖質制限理論』を、『隠蔽』k病院は、
*2017年には『ガン検診ミスで女性死亡!!』一般ニュ~スで謝罪!!
*翌年には『ガン検診ミスで男性控訴!!』新聞に掲載!!
*本日テレビニュ~スで、k病院『新型コロナ・クラスタ~発生!!』
これ等の事実は、このk病院の『頷ける現実です!!』
私は、『後遺症が完治』しているわけではありませんが、
このまま江部先生『糖質制限理論』食生活をして行けば、
『完治もあり得る!!』と考えます!!
何故なら、『医療デ~タ』が証明しているからでは無く、
日増しに体調快調に成っている事を実感しているからです!!
江部先生『糖質制限理論』ブログ配信には、時代進化を感じ、
『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している事には、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2021/01/19(Tue) 13:46 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
去年から糖質制限をしています。
ヘモグロビンA1cは5.5
から5.7を維持しています。
今回の健康診断で
LDLが140,HDLが70でしたが
中性脂肪が26でした。
中性脂肪が低すぎて精密検査するようにと
記載ありました。低すぎるのは問題でしょうか?
ヘモグロビンA1cは5.5
から5.7を維持しています。
今回の健康診断で
LDLが140,HDLが70でしたが
中性脂肪が26でした。
中性脂肪が低すぎて精密検査するようにと
記載ありました。低すぎるのは問題でしょうか?
畑中さん
中性脂肪が低すぎる原因として、以下などが考えられます。
1.摂取カロリー不足
2.過度な運動
3.肝機能の低下
4.体質や遺伝
5.副腎皮質機能低下症(アジソン病など)
6.甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)
これらが、なければ、中性脂肪値が26mg/dlでも
問題ないと思います。
中性脂肪が低すぎる原因として、以下などが考えられます。
1.摂取カロリー不足
2.過度な運動
3.肝機能の低下
4.体質や遺伝
5.副腎皮質機能低下症(アジソン病など)
6.甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)
これらが、なければ、中性脂肪値が26mg/dlでも
問題ないと思います。
2021/02/12(Fri) 20:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
お世話になります。韓国に在住して10年ほどになる68歳男性日本人です。しかしながら、私には韓国語は意味不明?です。現在、韓国の田舎町の総合病院に通院しています。韓国産ARB系降圧剤服用ちゅうです。妻は普通の日本語はほとんど理解できます。しかし通訳者ではありませんので、病院の医者とやりとりを正確に日本語で私に伝える能力はありません。今回の相談なのですが、前回(2021/2/6)医者よりストロングスタチンを処方され悩んでおります。
加えて、私が言葉の壁で医師との意思疎通が充分出来ずストレスが溜まっています。
以下、直近のコレステロール値やその他参考になりそうな数値を書きます。
尚、私は7年ほど前よりフリーウエイト筋肉トレーニングをはじめて通常の68歳位の老人よりもはるかに筋肉マンです。6キロ減量前は100KGのバーベルスクワット、90KGのベンチプレス、140KGのデッドリフトをこなしておりました。現在は以前の5%~10%重量ダウンしております。
以下、、2020/4/10検査、7/21検査、10/30検査、2021/2/6検査の内容です。
又、10/30検査数値が悪かったため翌日よりケトジェニックーケトーシスを実行し72KGの体重を3か月で6KG減量し2021/2/6検査時の体重は66KGほどでした。それを考慮していただければと思います。
T-cho 196- 193- 248- 210
HDL 44.6- 42.7- 46.1- 58.9
LDL 95- 99- 138- 136 (この病院は直接式のようです。)
LDL 99- 101.1- 149.9- 129.1(ですので私が計算式にて数値をだしてみました)
TG 262- 246- 260- 110
Cystatin-C 0.93- 1.056- 1.007- 1.068
ALB 4.6- 4.5- 5.0 -5.0
UrineMicro 122.0- 118.9- 521.7- 186.4
GOT 29- 24- 28- 30
GPT 36- 37- 48- 30
BUN 32.7- 33.1- 32.4- 30.9
Creatinine 1.24- 1.24- 1.22- 1.14
UA 7.2- 7.6- 7.3- 8.6
Hba1c 6.3 - 6.3- 6.6 - 5.8 以上です。
私も検査数値をふまえ、ネット検索にて現在の自分の状況をおおよそ判断できますが、数値事態が「良」ではないことは承知しておりますが「不可」ほどではないと思っております。2020/10/30の時点ではスタンダードスタチンを処方され、それは飲んでいました。しかし、医師は2021/2/6のLDL検査結果をみて、スタンダードスタチンでは、138(10/30)-136(2021/2/6)とLDL数値が下がっていないため、と、以前のLDL数値は90台だったから、、という理由でストロングスタチンを飲みなさい、そうしないと動脈硬化や心筋梗塞になりますよ!らしき発言です。
まったくHDL数値アップ&TG数値ダウンの結果やコレステロールのバランスを考慮することはないようです。
江部先生を筆頭に糖質制限を認めておられる日本国内の医師、アメリカ国内の医師、又実行された方々の数値結果などの情報を見る限り、現在の私のLDL数値は、スタチンなどを服用しなくとも、これから年内にかけて下がる可能性があり、又HDL&TG数値はよりアップする可能性があるのでは?と自分かってな思いをしております。
韓国国内や日本国内の医師の方々の判断はそれぞれ異なる部分もあろうかと思います。
今回のストロングスタチン処方に関し、江部先生のお知恵を拝借できれば幸いに存じます。
お忙しいところ恐れ入りますが宜しくお願い申し上げます。
加えて、私が言葉の壁で医師との意思疎通が充分出来ずストレスが溜まっています。
以下、直近のコレステロール値やその他参考になりそうな数値を書きます。
尚、私は7年ほど前よりフリーウエイト筋肉トレーニングをはじめて通常の68歳位の老人よりもはるかに筋肉マンです。6キロ減量前は100KGのバーベルスクワット、90KGのベンチプレス、140KGのデッドリフトをこなしておりました。現在は以前の5%~10%重量ダウンしております。
以下、、2020/4/10検査、7/21検査、10/30検査、2021/2/6検査の内容です。
又、10/30検査数値が悪かったため翌日よりケトジェニックーケトーシスを実行し72KGの体重を3か月で6KG減量し2021/2/6検査時の体重は66KGほどでした。それを考慮していただければと思います。
T-cho 196- 193- 248- 210
HDL 44.6- 42.7- 46.1- 58.9
LDL 95- 99- 138- 136 (この病院は直接式のようです。)
LDL 99- 101.1- 149.9- 129.1(ですので私が計算式にて数値をだしてみました)
TG 262- 246- 260- 110
Cystatin-C 0.93- 1.056- 1.007- 1.068
ALB 4.6- 4.5- 5.0 -5.0
UrineMicro 122.0- 118.9- 521.7- 186.4
GOT 29- 24- 28- 30
GPT 36- 37- 48- 30
BUN 32.7- 33.1- 32.4- 30.9
Creatinine 1.24- 1.24- 1.22- 1.14
UA 7.2- 7.6- 7.3- 8.6
Hba1c 6.3 - 6.3- 6.6 - 5.8 以上です。
私も検査数値をふまえ、ネット検索にて現在の自分の状況をおおよそ判断できますが、数値事態が「良」ではないことは承知しておりますが「不可」ほどではないと思っております。2020/10/30の時点ではスタンダードスタチンを処方され、それは飲んでいました。しかし、医師は2021/2/6のLDL検査結果をみて、スタンダードスタチンでは、138(10/30)-136(2021/2/6)とLDL数値が下がっていないため、と、以前のLDL数値は90台だったから、、という理由でストロングスタチンを飲みなさい、そうしないと動脈硬化や心筋梗塞になりますよ!らしき発言です。
まったくHDL数値アップ&TG数値ダウンの結果やコレステロールのバランスを考慮することはないようです。
江部先生を筆頭に糖質制限を認めておられる日本国内の医師、アメリカ国内の医師、又実行された方々の数値結果などの情報を見る限り、現在の私のLDL数値は、スタチンなどを服用しなくとも、これから年内にかけて下がる可能性があり、又HDL&TG数値はよりアップする可能性があるのでは?と自分かってな思いをしております。
韓国国内や日本国内の医師の方々の判断はそれぞれ異なる部分もあろうかと思います。
今回のストロングスタチン処方に関し、江部先生のお知恵を拝借できれば幸いに存じます。
お忙しいところ恐れ入りますが宜しくお願い申し上げます。
お忙しいところ失礼いたします。
本記事とは少しずれてしまうかもしれないのですが、質問をさせてください。
私はスーパー糖質制限を始めて1年くらいの20代女性です。
糖尿病ではないものの、糖質を取ると急激に血糖値が上がったのち、低血糖症状で苦しむことが多かったため、スーパー糖質制限を始めました。
今は空腹時血糖値81、HbA1cが4.9です。
毎朝血中ケトンも0.8mmol〜1.5mmol程度出ていますし、不調は感じていません。
また、コレステロールが高いのですが、先生の記事を拝読し、心配ないと思っています。
中性脂肪60、HDL70、LDL207です。
ところが、会社の医師から、コレステロールが高いので糖質制限をやめるように言われました。
その医師曰く、血糖値が気になるならば、血糖値が上がる前に運動で消費し、上がらないようにすればいいだけだと。
個人的には感覚的にそういう問題ではないように思ったのですが、理屈で医師に言い返すことができませんでした。
糖質を取らないことと、糖質をとるけれどすぐに消費し血糖値をあげないこと、この2つの体への影響の違いについて、先生のお考えをお伺いできませんでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
本記事とは少しずれてしまうかもしれないのですが、質問をさせてください。
私はスーパー糖質制限を始めて1年くらいの20代女性です。
糖尿病ではないものの、糖質を取ると急激に血糖値が上がったのち、低血糖症状で苦しむことが多かったため、スーパー糖質制限を始めました。
今は空腹時血糖値81、HbA1cが4.9です。
毎朝血中ケトンも0.8mmol〜1.5mmol程度出ていますし、不調は感じていません。
また、コレステロールが高いのですが、先生の記事を拝読し、心配ないと思っています。
中性脂肪60、HDL70、LDL207です。
ところが、会社の医師から、コレステロールが高いので糖質制限をやめるように言われました。
その医師曰く、血糖値が気になるならば、血糖値が上がる前に運動で消費し、上がらないようにすればいいだけだと。
個人的には感覚的にそういう問題ではないように思ったのですが、理屈で医師に言い返すことができませんでした。
糖質を取らないことと、糖質をとるけれどすぐに消費し血糖値をあげないこと、この2つの体への影響の違いについて、先生のお考えをお伺いできませんでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
2021/03/15(Mon) 20:34 | URL | みすず | 【編集】
みすず さん
ほとんどの医師はプライドが高いので、理屈で論争するのは得策ではありません。
①糖質制限食
②糖質を摂取して運動
①②は、いずれも、食後血糖値の上昇を最小限におさえてくれます。
食後血糖値の上昇が、160mg/dl未満なら、動脈硬化のリスクはありません。
しかし、②は血糖を下げる効果は個人差が、大きいです。
また、雨の日も風の日も雪の日もそうそう毎回食後に運動することなど、全く現実的ではありません。
つまり、毎回、糖質を摂取して、適切な運動をして食後高血糖を予防することなど不可能です。
①なら、機能性低血糖も予防できるし、AGEsの蓄積も最小限ですみます。
AGEsの蓄積(糖化)が最小限なら糖化の延長上にある老化も最小限ですみます。
ほとんどの医師はプライドが高いので、理屈で論争するのは得策ではありません。
①糖質制限食
②糖質を摂取して運動
①②は、いずれも、食後血糖値の上昇を最小限におさえてくれます。
食後血糖値の上昇が、160mg/dl未満なら、動脈硬化のリスクはありません。
しかし、②は血糖を下げる効果は個人差が、大きいです。
また、雨の日も風の日も雪の日もそうそう毎回食後に運動することなど、全く現実的ではありません。
つまり、毎回、糖質を摂取して、適切な運動をして食後高血糖を予防することなど不可能です。
①なら、機能性低血糖も予防できるし、AGEsの蓄積も最小限ですみます。
AGEsの蓄積(糖化)が最小限なら糖化の延長上にある老化も最小限ですみます。
2021/03/16(Tue) 10:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
ご回答及びアドバイスをいただき、ありがとうございました。
本日も当該医師と面談だったのですが、「運動の前に食べることが大切なんですね、わかりました!」と笑顔でお応えしたところ、ご納得いただけました。
しかしながら、老化も避けたいですし、やはり糖質制限を継続したいと思います。
また、個人差が大きいとのお話でしたので試してみたところ
スーパー糖質制限食→食後血糖値100程度
普通食→160程度
普通食後1時間歩き続ける→145程度
であり、私の場合は運動よりも糖質制限の方が合っていると思いました。
当該医師との食事の時など、どうしてもという場合のみ、運動を取り入れる形でしのぎたいと思います。
このたびは本当にありがとうございました。
ご回答及びアドバイスをいただき、ありがとうございました。
本日も当該医師と面談だったのですが、「運動の前に食べることが大切なんですね、わかりました!」と笑顔でお応えしたところ、ご納得いただけました。
しかしながら、老化も避けたいですし、やはり糖質制限を継続したいと思います。
また、個人差が大きいとのお話でしたので試してみたところ
スーパー糖質制限食→食後血糖値100程度
普通食→160程度
普通食後1時間歩き続ける→145程度
であり、私の場合は運動よりも糖質制限の方が合っていると思いました。
当該医師との食事の時など、どうしてもという場合のみ、運動を取り入れる形でしのぎたいと思います。
このたびは本当にありがとうございました。
2021/03/17(Wed) 21:46 | URL | みすず | 【編集】
みすず さん
『本日も当該医師と面談だったのですが、「運動の前に食べることが大切なんですね、わかりました!」と笑顔でお応えしたところ、ご納得いただけました。』
正解と思います。
勿論、糖質制限食のほうが、効果はありますので、こちらが主となります。
『当該医師との食事の時など、どうしてもという場合のみ、運動を取り入れる形でしのぎたいと思います。』
これなら、当該医師も機嫌が良いと思います。
『本日も当該医師と面談だったのですが、「運動の前に食べることが大切なんですね、わかりました!」と笑顔でお応えしたところ、ご納得いただけました。』
正解と思います。
勿論、糖質制限食のほうが、効果はありますので、こちらが主となります。
『当該医師との食事の時など、どうしてもという場合のみ、運動を取り入れる形でしのぎたいと思います。』
これなら、当該医師も機嫌が良いと思います。
2021/03/18(Thu) 07:20 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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