2021年01月11日 (月)
【21/01/10 駐在君
新型コロナの実態
これまでのデータを見るとやはり、アジアと西欧の差、「ファクターX」 が存在すると考えます。
人口あたり検査数が世界トップクラスのシンガポールのケースでは新型コロナ死亡率は0.05%です。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/005.php
上記は昨年9月時点のデータ記事ですが、今ではほぼ全国民90%以上が検査済みで、今でも死亡率は0.05%のままです。
https://www.worldometers.info/coronavirus/
さらに言いますとシンガポールの約30万人の出稼ぎ労働者の約半数が陽性者で、ほぼ全員が無症状で死者と重症はゼロ。この出稼ぎ労働者は出生時BCGを受ける同じアジアの途上国からの20-30代の若者です。少なくとも基礎疾患のある高齢者以外の人にとっては新型コロナはインフルエンザ以下であると言えそうです。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-12-16/nearly-half-of-migrant-workers-in-singapore-dorms-have-had-virus
重要な点ですが、高血糖がコロナの重症化リスクを増大すると言う研究です。ブドウ糖の過剰が炎症を促し、活性酸素(ROS)を生成、サイトカインストームの一因となります。この調査では入院時の空腹時血糖値が106mg/dL未満の人は新型コロナによる合併症が有意に少ないそうです。つまりこれは糖尿病と診断されているかどうかではなく、新型コロナが怖い人は普段からはしっかり糖質制限をした方が良いということですね。できればCGMなどで普段からグルコーススパイクがないかを確認しておけばさらに安心ですね。
https://www.levelshealth.com/blog/glucose-levels-covid-research】
駐在君
シンガポールの興味深いデータをコメント頂き、ありがとうございます。
国民の90%以上が検査済みで、死亡率が0.05%というのは、少ないですね。
日本では、50歳代以下だと0.06%でほぼ一緒ですが、
60歳以上だと5.7%と高く、合計すると1%あります。
シンガポールの約17倍です。
シンガポールは、高齢者も含めたデータで死亡率0.05%なので極めて少ないです。
シンガポールへの出稼ぎ労働者は出生時BCGを受ける同じアジアの途上国からの20-30代の若者ということで、
駐在君ご指摘のようにファクターXの一つは、BCGワクチンだと私も思います。
日本では、1949年、BCGによる結核予防接種が法制化されました。
1948年以前の出生の人は、BCGを接種していない人が多いと思います。
私は1950年生まれで、BCG接種しています。
日本の高齢者の死者が多いのには、年齢以外にも、BCG未接種も関与しているかもしれません。
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html
札幌医科新型コロナデータベース大学サイト(2021/1/9)
各国の人口100万人あたりの新型コロナウィルスの死亡者数が少ない国は、
中国:0.0人(ロシア株継続)
トルコ:15.8人(ロシア株継続)
韓国:3.7人(BCG?株継続)
オーストラリア:0.0人(コンノート株継続)
日本:3.4人(日本株継続)
イラク:1.3人(日本株継続)
台湾:0.0人(日本株継続)
日本株、ロシア株を継続接種している上記の国々は
人口100万人あたりの死亡者数が、圧倒的に少ないです。
WHOが推奨しているデンマーク株は、新型コロナウィルスへの効果は
ほとんど期待できないと思われます。
デンマーク株を継続しているポルトガルは、スペインより死者数が多いです。
ポルトガル:64.3人(デンマーク株継続)
スペイン:22.2人(デンマーク株:中止)
人口100万人あたりの死者数が多い国は以下ですが、
BCGワクチン(日本株、ロシア株)は、未接種と思われます。
リトアニア:204.6
チェコ:107.5
スロバキア:107.3
スロベニア:95.7
イギリス:93.1
ハンガリー:80.0
ラトビア:79.5
クロアチア:79.4
ドイツ:73.0
スウェーデン:69.9
アメリカ:66.9
フランス:41.1
https://www.levelshealth.com/blog/glucose-levels-covid-research
【・・・この調査では入院時の空腹時血糖値が106mg/dL未満の人は新型コロナによる合併症が有意に少ないそうです。・・・】
興味深い論文の情報をありがとうございます。
糖尿病診断とは無関係に、入院時の空腹時血糖値が106mg/dL未満の人は
新型コロナによる合併症が有意に少ないということなら、
駐在君の仰るように、糖尿人も非糖尿人も、常日頃、糖質制限食で
血糖値を下げておくのが良いですね。
江部康二
新型コロナの実態
これまでのデータを見るとやはり、アジアと西欧の差、「ファクターX」 が存在すると考えます。
人口あたり検査数が世界トップクラスのシンガポールのケースでは新型コロナ死亡率は0.05%です。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/005.php
上記は昨年9月時点のデータ記事ですが、今ではほぼ全国民90%以上が検査済みで、今でも死亡率は0.05%のままです。
https://www.worldometers.info/coronavirus/
さらに言いますとシンガポールの約30万人の出稼ぎ労働者の約半数が陽性者で、ほぼ全員が無症状で死者と重症はゼロ。この出稼ぎ労働者は出生時BCGを受ける同じアジアの途上国からの20-30代の若者です。少なくとも基礎疾患のある高齢者以外の人にとっては新型コロナはインフルエンザ以下であると言えそうです。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-12-16/nearly-half-of-migrant-workers-in-singapore-dorms-have-had-virus
重要な点ですが、高血糖がコロナの重症化リスクを増大すると言う研究です。ブドウ糖の過剰が炎症を促し、活性酸素(ROS)を生成、サイトカインストームの一因となります。この調査では入院時の空腹時血糖値が106mg/dL未満の人は新型コロナによる合併症が有意に少ないそうです。つまりこれは糖尿病と診断されているかどうかではなく、新型コロナが怖い人は普段からはしっかり糖質制限をした方が良いということですね。できればCGMなどで普段からグルコーススパイクがないかを確認しておけばさらに安心ですね。
https://www.levelshealth.com/blog/glucose-levels-covid-research】
駐在君
シンガポールの興味深いデータをコメント頂き、ありがとうございます。
国民の90%以上が検査済みで、死亡率が0.05%というのは、少ないですね。
日本では、50歳代以下だと0.06%でほぼ一緒ですが、
60歳以上だと5.7%と高く、合計すると1%あります。
シンガポールの約17倍です。
シンガポールは、高齢者も含めたデータで死亡率0.05%なので極めて少ないです。
シンガポールへの出稼ぎ労働者は出生時BCGを受ける同じアジアの途上国からの20-30代の若者ということで、
駐在君ご指摘のようにファクターXの一つは、BCGワクチンだと私も思います。
日本では、1949年、BCGによる結核予防接種が法制化されました。
1948年以前の出生の人は、BCGを接種していない人が多いと思います。
私は1950年生まれで、BCG接種しています。
日本の高齢者の死者が多いのには、年齢以外にも、BCG未接種も関与しているかもしれません。
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html
札幌医科新型コロナデータベース大学サイト(2021/1/9)
各国の人口100万人あたりの新型コロナウィルスの死亡者数が少ない国は、
中国:0.0人(ロシア株継続)
トルコ:15.8人(ロシア株継続)
韓国:3.7人(BCG?株継続)
オーストラリア:0.0人(コンノート株継続)
日本:3.4人(日本株継続)
イラク:1.3人(日本株継続)
台湾:0.0人(日本株継続)
日本株、ロシア株を継続接種している上記の国々は
人口100万人あたりの死亡者数が、圧倒的に少ないです。
WHOが推奨しているデンマーク株は、新型コロナウィルスへの効果は
ほとんど期待できないと思われます。
デンマーク株を継続しているポルトガルは、スペインより死者数が多いです。
ポルトガル:64.3人(デンマーク株継続)
スペイン:22.2人(デンマーク株:中止)
人口100万人あたりの死者数が多い国は以下ですが、
BCGワクチン(日本株、ロシア株)は、未接種と思われます。
リトアニア:204.6
チェコ:107.5
スロバキア:107.3
スロベニア:95.7
イギリス:93.1
ハンガリー:80.0
ラトビア:79.5
クロアチア:79.4
ドイツ:73.0
スウェーデン:69.9
アメリカ:66.9
フランス:41.1
https://www.levelshealth.com/blog/glucose-levels-covid-research
【・・・この調査では入院時の空腹時血糖値が106mg/dL未満の人は新型コロナによる合併症が有意に少ないそうです。・・・】
興味深い論文の情報をありがとうございます。
糖尿病診断とは無関係に、入院時の空腹時血糖値が106mg/dL未満の人は
新型コロナによる合併症が有意に少ないということなら、
駐在君の仰るように、糖尿人も非糖尿人も、常日頃、糖質制限食で
血糖値を下げておくのが良いですね。
江部康二
私らこ の空腹時血糖値 = 64
心配無用か?
心配無用か?
2021/01/11(Mon) 23:22 | URL | らこ | 【編集】
らこ さん
64mg/dlとは素晴らしいです。
勿論、心配無用です。
64mg/dlとは素晴らしいです。
勿論、心配無用です。
2021/01/12(Tue) 08:00 | URL | ドクター江部 | 【編集】
私らこ が唯一喰っている「糖質制限デザート」がシャトレーゼ生チョコ風です。徒歩5分の店で購入。
冷凍のママ、口に入れて食べられるのがメリットです。
解凍してから喰う、は 私らこ の性格には不向きですw
2021.01.04製造からレシピーが変わりました。以下の通り。
(新) (旧)
1箱当たり糖質量 5.1g ← 5.6g
総重量 82g ← 90g
個数 25個で変わらず
糖質量 5.1g ← 5.6g
エネルギー 330kcal ← 366kcal
◎旧は25個がくっついていて、フォークで切り離して食べた → 新は離れていてそのまま食べられる
◎カカオ味が濃くなった
シャトレーゼは江部先生の監修を受けていませんが、ロカボパートナーにも属していません。
「糖質制限の波」はひたひたと押し寄せています。
冷凍のママ、口に入れて食べられるのがメリットです。
解凍してから喰う、は 私らこ の性格には不向きですw
2021.01.04製造からレシピーが変わりました。以下の通り。
(新) (旧)
1箱当たり糖質量 5.1g ← 5.6g
総重量 82g ← 90g
個数 25個で変わらず
糖質量 5.1g ← 5.6g
エネルギー 330kcal ← 366kcal
◎旧は25個がくっついていて、フォークで切り離して食べた → 新は離れていてそのまま食べられる
◎カカオ味が濃くなった
シャトレーゼは江部先生の監修を受けていませんが、ロカボパートナーにも属していません。
「糖質制限の波」はひたひたと押し寄せています。
2021/01/12(Tue) 10:12 | URL | らこ | 【編集】
らこ さん
シャトレーゼの糖質制限食材は、OKです。
シャトレーゼの糖質制限食材は、OKです。
2021/01/14(Thu) 07:46 | URL | ドクター江部 | 【編集】
女性セブンの記事です。
https://kaigo.news-postseven.com/88654
私らこ(男性) が実例です。
女性誌記事でも、男性もなりますよwww
49才で 若年性アルツハイマー型認知症発症 が実績です(涙
◎スーパー糖質制限食実行で寛解中
◎リンゴすり身入りとんかつソースかけると1食でアルツハイマー型認知症再発症
です。
銀行行く前日は「外食でトンカツ」禁止となりましたwww
https://kaigo.news-postseven.com/88654
私らこ(男性) が実例です。
女性誌記事でも、男性もなりますよwww
49才で 若年性アルツハイマー型認知症発症 が実績です(涙
◎スーパー糖質制限食実行で寛解中
◎リンゴすり身入りとんかつソースかけると1食でアルツハイマー型認知症再発症
です。
銀行行く前日は「外食でトンカツ」禁止となりましたwww
2021/01/15(Fri) 07:58 | URL | らこ | 【編集】
らこさん
糖質摂取⇒AGEs蓄積⇒慢性炎症⇒アルツハイマー病、がん、老化、動脈硬化、糖尿病・・・
ほとんどの生活習慣病が、このパターンで発症すると思います。
糖質摂取⇒AGEs蓄積⇒慢性炎症⇒アルツハイマー病、がん、老化、動脈硬化、糖尿病・・・
ほとんどの生活習慣病が、このパターンで発症すると思います。
2021/01/15(Fri) 16:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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