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新型コロナ。吸入型ワクチンの意義は。IgA抗体とIgG抗体の役割。
こんばんは。
2021年1月5日(火)のヤフーニュースに

新型コロナ克服へ 
「吸入型」ワクチン開発進む 
長崎大 ネズミで有効性 


という記事が掲載されました。
この開発が成功すれば、結構、画期的な効果が期待できると思います。

今までの、ファイサザー社やアストラゼネカ社のワクチンは
皆、筋肉注射でありIgG抗体の産生を促すものです。
IgG抗体は血中や細胞内には存在しますが、粘膜面にはありません。
従って理論的には、新型コロナウイルスを粘膜面でブロックして、
感染防御するということは不可能です。
新型コロナウイルスが粘膜面を突破して細胞内に侵入したあと、
はじめてIgG抗体が駆けつけて戦うということとなります。
つまりIgG抗体は、感染が成立したあとに、はじめて活躍できるのです。

これに対して、吸入型ワクチンなら、
粘膜面で新型コロナウイルスに対するIgA抗体が産生されることなります。
粘膜面にIgA抗体が存在すれば、外部から新型コロナウイルスが侵入しようとしても
水際で防御して感染を予防できる可能性があるのです。

米国でも、経鼻吸入型ワクチンが開発されつつあります。
ワシントン大のチームは、2020年8月にマウスを使った研究で、
鼻腔経由でのワクチン接種で体全体に強力な免疫反応が生じることを発見しました。

すなわち、鼻腔吸入型でも肺吸入型でも、
全身の粘膜にIgA抗体が産生される可能性が高い
と思われます。

鼻腔内でのスプレー型や吸入型のワクチンは、もう一つメリットがあります。
それは、注射針が不必要で、低温での保管・出荷が不要になる可能性もあることです。
そうなれば、医師や看護師が注射しなくても、
一般人が自分で吸入できるようになります。


江部康二

☆☆☆
以下の青字の記載はヤフーニュースの要約です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f891c728052ed69722f3f29ac572c5bb7d0f296
新型コロナ克服へ 
「吸入型」ワクチン開発進む 
長崎大 ネズミで有効性 

1/5(火) 11:00配信

 新型コロナウイルス感染症を克服しようと、
長崎大は企業や他大学などと共同でワクチン開発に挑んでいる。
動物実験で抗体ができることを確認した研究もあり、
新年度に臨床試験の可能性を検討する。

米製薬大手ファイザーのワクチンが米国など複数の国で承認され接種が始まっており、より効果的なワクチンを目指し、またポストコロナ時代の新たな感染症も見据えて研究を進めている。

 長崎大学病院と同大熱帯医学研究所(熱研)が開発を進めているのは肺に吸入して免疫を作るワクチン。  
新型コロナは気道や肺の細胞に感染し、ウイルスの遺伝情報を持つタンパク質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を介して自己を複製し増殖する。
ワクチンは、ウイルスの抗原タンパク質を解析して、
人工的にmRNAを作成。
これを肺の細胞に届くように小さな粒子「標的型微粒子製剤」に入れて保護し、肺に吸い込んで免疫を作る。  
研究では、モデル抗原のmRNAをネズミに投与して肺の中で免疫ができることを確認した。
年度内に動物レベルのワクチンを開発し、有効性が認められれば資金を募り、1、2年かけて安全性の試験と臨床試験に入る。  
研究代表者の佐々木均教授は「吸入型ワクチンは発展途上国や医療にアクセスしにくい人々でも服用が可能。有効性、安全性、経済性、簡便性を兼ね備え、今後発生する新しいウイルス病にも応用することができる」としている。

 熱研は吸入型ワクチンとは別に、独自の設計をしたmRNAワクチンを研究し、動物実験で有効性を確認。
新年度に臨床試験の可能性を検討する。森田公一所長は「ワクチンは一つで終わりではなく、改良する余地がある。
より効果的なものができれば、第2世代ワクチンとして供給できる」と意義を語る。  

同大はほかに、新型コロナの遺伝情報の運び役にアデノウイルスを用いる「ウイルスベクターワクチン」を東京都医学総合研究所などと、ウイルスの抗原タンパク質を遺伝子組み換え技術で作る「組み換えタンパクワクチン」を島根大などと共同研究している。  森田所長は、この10年間でジカウイルスや中東呼吸器症候群(MERS)、新型インフルエンザ、エボラ出血熱などが流行したと指摘し「世界を震え上がらせる感染症は数年に1回出てきている。ワクチンの迅速な開発は喫緊の課題」と話した。】
コメント
何かおかしい『ガン緩和ケア』!!
都内河北 鈴木です。

本日見たY!ニュ~スで、

京大教授が挑む『がん緩和ケアの究極』

1,8,(金) 10:01配信  東洋経済ONLINE

このニュ~ス読んでも、京大教授にもかかわらず、『緩和ケア』とわ言え、
改善策を提示していないなと、独海力不足なのか、理解出来なかったのですが!!

アメリカ医学界が、『糖尿病、ガン、認知症、』の原因は、
『糖質』だと解明されているのですが、
改善を目指さなくとも、明らかな原因食材を少なからずとも『糖質』を、
摂取しては駄目ではないかなと考えます!!!

要は、【江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)】食生活を、
提示して可能ならば、実践してあげなければ、
『ケア』ではないかなと考えます!!

私は江部先生『糖質制限理論』を、発表より7年後に知り、
理解把握し、実践で、
21年間『糖尿病、悪化一途の殺されかけた患者』が、
後半7年間は『日本糖尿病学会』信奉・病院、担当医に、
世界医療情報を『隠蔽』されていたのですから、以下の様に考えます!!

<<『改善・可能性を求める患者は、存在しているはずです!!!』>>

<<このニュ~スは、『改善策は、皆無』だと決めつけている事が、
  何かがオカシイかなと考えます事を御伝えしときます!!>>

江部先生『糖質制限理論』食生活で、
『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している9年目に生活している事に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具





2021/01/08(Fri) 12:45 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
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