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医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート(宝島社)刊行。
こんばんは。
新刊のご案内です。

医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート
宝島社 江部康二監修


医学的に正しい「糖質制限」見るだけノート

Amazon商品ページ

2020年10月12日に刊行されました。
以下、五つのチャプターに分けて、それぞれ簡潔に
わかりやすく糖質制限食の基礎知識を述べてあります。
通勤の合間とかでも気軽に読めてとても役に立ってくれる優れものと
自負しております。
ブログ読者の皆さん、是非、ご一読頂ければ、幸いです。

Chapter 01
糖質制限がからだにいい理由

14項目

Chapter 02
糖質制限でやせる仕組み

12項目

Chapter 03
糖質制限の実践法

18項目

Chapter 04
糖質制限のエビデンス

5項目

Chapter 05
糖質制限で大病を予防

7項目

column
01 糖質制限中のお酒との付き合い方
  お酒の選び方
02 糖質制限中のお酒との付き合い方
飲んではいけないカクテル
03 糖質制限中のお酒との付き合い方
  飲んでもいい醸造酒
04 糖質制限中のお酒との付き合い方
さっぱり系スナックにご用心
05 生活習慣・体質別
  糖質制限活用テクニッック



以下の青字の記載は本書の「はじめに」です。

はじめに
「糖質制限」は人類本来の食事のとり方

人類が誕生してから約700万年が経ったと言われています。
そして農耕が始まったのが約1万年前。
長い人類の歴史の中で、穀類を主食にしたのはたった700分の1の期間に過ぎません
つまり、人類にとっては穀物を主食としなかった
「糖質制限食」のほうが馴染み深いのです。

人類が農耕生活を始める以前、糖質を含んだ食物は、
たまに食べることができる貴重なエネルギー源でした。
人類の祖先は、果物やナッツ類、ヤマイモやユリネなどの根菜類を
たまに見つけて食べていました。
摂取されたそれら糖質を含んだ食物が消化されると、
血糖値が上がり、インスリンが分泌され筋肉に取り込まれます。
そして余った血糖は中性脂肪に変わり脂肪組織に蓄えられます。
この脂肪が、冬などの食物が手に入りづらい時期や、
大干ばつといった危機的な飢餓から人類を救う役割を果たしてきました。

 狩猟・採集時代にはたまにしか口にされなかった糖質ですが、
農耕が始まり穀類が人類の主食になっていきます。
時代がさらに進むと、玄米は白米に、小麦は小麦粉にと、
精製された穀類が人類の食卓を彩るようになります。
 そして現代、食卓にはパンやご飯、麺といった精製された炭水化物が並び、
自販機には糖分が大量に入った清涼飲料水があふれています。
もともとは飢餓をしのぐために重要な役割を果たしていた糖質ですが、
飽食の時代にあっては肥満や糖尿病など生活習慣病の原因となっています。

 人類の身体の消化、吸収、栄養、代謝システムは、
人類誕生以来行われてきた糖質制限食によって突然変異を繰り返して完成されたもの。
そもそも人間の身体は糖質制限が前提になっているのです。
現代は総摂取カロリーの50~60%が糖質という、超糖質食が主流になっています。
これは、人間本来の食の在り方としては
とても不自然でアンバランスなものであると言わざるを得ません。
糖質制限食は、人類本来の食事であり、現代人にとっては健康食でもあります。
糖尿病などの生活習慣病を遠ざける上に、
脂質やたんぱく質、蒸留酒は摂っても大丈夫なので、
食事制限のストレスも少ないのが特徴。
ダイエット効果も高いことから、現在では多くの人たちが実践しています。

糖尿病と認知症、どちらも日本人の生活に密着した悩ましい病気です。
糖尿病には遺伝や生活習慣によって発症する「2型糖尿病」と
自己免疫疾患によりインスリンを分密するすい臓のβ細胞が破壊されて発症する
「1型糖尿病」の2種類がありますが、日本人の糖尿病患者の95%以上は2型です。

一方、近年ではインスリンが記憶の定着と関係していることが分かってきています。
糖尿病や認知症の原因は老化にあります。
老化は体内の糖化や酸化が進むことによって起こります。
近年、糖質のとり過ぎでぽっちゃり体型であることは、
ただの見た目の問題ではないということが一般的な認識になりつつあります。
心臓病、脳卒中、がんといった生活習慣病のリスクを高めることがわかっているからです。それらを防ぐには人間本来の食事、つまり糖質制限食を実践することが有効です。

 最近では、糖質制限には高いダイエット効果が見込まれることが、
巷に浸透してきました。
糖質制限開始当初は、2~3kg程度の体重はストンと落ちます。
しかし問題は、ダイエットとして糖質制限に取り組んだ人が、
一定の目標を達成したら、糖質制限を止めてしまいリバウンドしてしまうことです。
確かに、糖質を含む食物には美味しい物が多いです。
しかもそれを1日に3食も習慣的に食べ、巷には糖質を多く含んだ食物であふれています。そのような状況では、
糖質制限を新しい習慣として定着させることは難しいのかもしれません。

一時的なダイエット法として糖質制限を捉えている人にまず理解して欲しいのは、
糖質制限は、糖尿病治療として開発されたということです。
糖尿病の人にとって糖質制限は、「食後高血糖」という
シリアスな合併リスクに立ち向かうための手段になります。
20~30代の頃には、あまりリアリティを感じないかもしれませんが、
40代に入ると、生活習慣病は現実感をもって
そこにあるリスクとして立ちはだかってきます。

「糖質を含んだ食物を摂らない」。
そのことに高いハードルを感じる人も多いかと思いますが、
食材選びにもちょっとしたコツがあります。
糖質を避けて高い満足感を食事から得ることは、実はそれほど難しいことではないのです。毎日の運動やストレス回避するための心の持ちよう、睡眠への意識などと同じく、
糖質制限を生活に取り入れ続けていくことは、
長いあなたの人生をきっと豊かにするはずです。


江部康二
コメント
おはようございます
この紹介されている本は、何か直感的にわかりやすい感じがしました。
書店で見かけたら、まずは手に取ってみたいと思います。
さて、今朝のヤフーニュースです↓
 大阪府は未就学の男の子が新型コロナウイルスに感染し重症となったと発表した。男の子には基礎疾患があるという。大阪府内で未就学の子供の重症者が出たことがわかったのは初めて。(ANNニュース)

何とも痛ましい記事です。
本人の意思とは関係なくかかってしまったのですね。
自分達の周りがどんどん新型コロナに席巻されていくようです。
Go toの推奨者の名前を責任をもって列挙してもらいたいものです。
日本はいつまで連判状のように、責任の明確化をしないのでしょうね。
とはいえ、トップは安倍さんと菅さんなので、お尻を拭いてから休んで欲しいところです。
2020/12/09(Wed) 05:33 | URL | 猫 | 【編集
コロナ問題だけでなく!!
都内河北 鈴木です。

猫さん同様のコロナの問題の国政だけでなく、
<<日本国医療界の改善への国政の根本の問題です!!>>

私は、江部先生『糖質制限理論』で、
『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している、
「日本糖尿病学会」に21年間『糖尿病・重症化 』してましたが、
後半7年は病院、担当医により『医療・世界情報・隠蔽されていた事で、
更なる悪化2005年転院後より4年後に、
『脳梗塞発症』、救急搬送され、入院3日目からインスリン投与開始され、
3年半余りが、

江部先生『糖質制限理論』理解把握実践で、3ヵ月足らずで、
インスリン自主離脱して、
『生還、』できました!!

この事は『改善・医療デ~タ』存在の現実ですが、
【2005年発表・江部先生『糖質制限理論』】を、
今日2020年12月9日現在も、
「日本医療界は」、現在の『糖尿病世界1の日本国』を、脱却しようと、
考え無いのか、
死の淵迄追いやられた患者の私は、
『生還、覚醒、4度の再覚醒、』の結果を出したのだから、
<<疑問でならないです??!!>>

<<この事は『改善・医療デ~タ』存在している事実として、
  日本国・医療者に、問いたいです!!>>

<<改善策を出せない、【「日本糖尿病学会」】に、問いたいです!!>>

上記の疑問を、ストレス満載の日を、
江部先生『糖質制限理論』を理解把握して、実践して、
『健康改善しながら、生活しています!!』

江部先生『糖質制限理論』の真理拡散の御尽力には、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具

2020/12/09(Wed) 15:53 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
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