2020年11月20日 (金)
【https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7034de40350a05c46e86a88ae2ddbceec4ca05
はしか死者20万人超、予防接種を ~WHO
WHO(=世界保健機関)は12日、はしかによる死亡者数が去年、
世界でおよそ20万7500人にのぼったと発表しました。
新型コロナウイルスの感染が広がる今年も、
はしかの予防接種を怠らないよう各国に呼びかけています。
WHOによりますと、去年、世界ではしかにより死亡した人の数は、
2016年以降の4年間で2倍以上に急増し、
20万7500人にのぼったということです。
感染者も去年は87万人近くと1996年以降、最も多くなったとしています。
感染急増の原因としては、
はしかの予防接種率が世界的に停滞していることがあるとみられています。
WHOによりますと、さらに今年は新型コロナウイルス感染拡大への対応のため、
世界26か国で9400万人以上が
はしかの予防接種を受けられないおそれがあるということです。
WHOのテドロス事務局長は「ワクチンをあらゆる地域の人々にいきわたらせ、
はしかの拡大を阻止しなければならない」と各国に呼びかけました。
はしかによる死亡者数が去年、
世界でおよそ20万7500人にのぼったと発表しました。
新型コロナウイルスの感染が広がる今年も、
はしかの予防接種を怠らないよう各国に呼びかけています。
WHOによりますと、去年、世界ではしかにより死亡した人の数は、
2016年以降の4年間で2倍以上に急増し、
20万7500人にのぼったということです。
感染者も去年は87万人近くと1996年以降、最も多くなったとしています。
感染急増の原因としては、
はしかの予防接種率が世界的に停滞していることがあるとみられています。
WHOによりますと、さらに今年は新型コロナウイルス感染拡大への対応のため、
世界26か国で9400万人以上が
はしかの予防接種を受けられないおそれがあるということです。
WHOのテドロス事務局長は「ワクチンをあらゆる地域の人々にいきわたらせ、
はしかの拡大を阻止しなければならない」と各国に呼びかけました。】
2020年11月13日(金) 配信のヤフーニュースに、
上記記事が掲載されました。
今回は、麻疹、インフルエンザ、新型コロナのワクチンについて考察してみます。
インフルエンザワクチンの効能は
『感染防御効果はないが重症化を防ぐことが期待される』
程度です。
インフルエンザウイルスの潜伏期間は、
わずか1~4日と非常に短いのが特徴ですので
IgG抗体産生ワクチンでの発症予防は極めて困難なのです。
新型コロナワクチンも、現在各国が競争で、作っているのですが、
理論的には、インフルエンザワクチンと同様に
『感染防御効果はないが重症化を防ぐことが期待される』
程度に落ち着くと思われます。
いずれも、IgG抗体を産生させますが、IgA抗体は産生できません。
従って、粘膜面での水際防御は困難であり、
感染したあとで、IgG抗体が駆けつけて、重症化を防いでくれることが
期待されます。
新型コロナに関しても、
感染してから症状を発症するまでの平均潜伏期間は5~6日ほどと
WHOは報告していますので、発症予防はなかなか難しいと思います。
一方、潜伏期間は1~14日間ほどと幅がありますので、
潜伏期間が長い場合に限っては、
新型コロナワクチンで発症予防が可能かもしれません。
インフルエンザワクチンと違って、麻疹ワクチンの効能は素晴らしいです。
具体的には、明確に発症予防にも流行予防にも有効です。
麻疹ウイルスへの曝露から、発症まで7~14日間程度の潜伏期があります。
麻疹ワクチンもIgG抗体を産生しますがIgA抗体はできませんので、
粘膜面でも防御はできず、一旦感染することとなります。
しかし麻疹は潜伏期間が長いので、その間にIgG抗体が、活躍してくれるので
発症予防が可能なのだと思います。
麻疹ウィルス、ほんのちょっとしたすれ違いくらいで、すごい感染力があります。
空気、飛沫(ひまつ)、接触で感染ですが、インフルエンザや新型コロナウィルスとは、
比較にならないくらい強力な感染力です。
日本では、麻疹も2020年は罹患数は少ないですが、感染したら症状もきついし、
肺炎や脳炎もあるので、ワクチンが有効なのは嬉しい限りです。
世界をみると、2019年度には、87万人近くが感染して、
20万7500人が死亡しているので、麻疹は極めて危険な病気と言えます。
栄養状態が悪い場合は、麻疹の致死率は高いのです。
歴史的には、例えば、江戸時代を通じて14回流行しています。
江戸・明治時代までは、麻疹は「命定めの病」として恐れられていて、
1862年(文久2)の大流行の際には江戸だけで24万人もの死者が出たとされています。
麻疹ワクチンに関しては、WHOの言うように、世界中でしっかり接種することが望ましいです。
特に、乳幼児の栄養状態が悪い発展途上国においては、
麻疹ワクチンの接種が急務と言えます。
江部康二
はしか死者20万人超、予防接種を ~WHO
WHO(=世界保健機関)は12日、はしかによる死亡者数が去年、
世界でおよそ20万7500人にのぼったと発表しました。
新型コロナウイルスの感染が広がる今年も、
はしかの予防接種を怠らないよう各国に呼びかけています。
WHOによりますと、去年、世界ではしかにより死亡した人の数は、
2016年以降の4年間で2倍以上に急増し、
20万7500人にのぼったということです。
感染者も去年は87万人近くと1996年以降、最も多くなったとしています。
感染急増の原因としては、
はしかの予防接種率が世界的に停滞していることがあるとみられています。
WHOによりますと、さらに今年は新型コロナウイルス感染拡大への対応のため、
世界26か国で9400万人以上が
はしかの予防接種を受けられないおそれがあるということです。
WHOのテドロス事務局長は「ワクチンをあらゆる地域の人々にいきわたらせ、
はしかの拡大を阻止しなければならない」と各国に呼びかけました。
はしかによる死亡者数が去年、
世界でおよそ20万7500人にのぼったと発表しました。
新型コロナウイルスの感染が広がる今年も、
はしかの予防接種を怠らないよう各国に呼びかけています。
WHOによりますと、去年、世界ではしかにより死亡した人の数は、
2016年以降の4年間で2倍以上に急増し、
20万7500人にのぼったということです。
感染者も去年は87万人近くと1996年以降、最も多くなったとしています。
感染急増の原因としては、
はしかの予防接種率が世界的に停滞していることがあるとみられています。
WHOによりますと、さらに今年は新型コロナウイルス感染拡大への対応のため、
世界26か国で9400万人以上が
はしかの予防接種を受けられないおそれがあるということです。
WHOのテドロス事務局長は「ワクチンをあらゆる地域の人々にいきわたらせ、
はしかの拡大を阻止しなければならない」と各国に呼びかけました。】
2020年11月13日(金) 配信のヤフーニュースに、
上記記事が掲載されました。
今回は、麻疹、インフルエンザ、新型コロナのワクチンについて考察してみます。
インフルエンザワクチンの効能は
『感染防御効果はないが重症化を防ぐことが期待される』
程度です。
インフルエンザウイルスの潜伏期間は、
わずか1~4日と非常に短いのが特徴ですので
IgG抗体産生ワクチンでの発症予防は極めて困難なのです。
新型コロナワクチンも、現在各国が競争で、作っているのですが、
理論的には、インフルエンザワクチンと同様に
『感染防御効果はないが重症化を防ぐことが期待される』
程度に落ち着くと思われます。
いずれも、IgG抗体を産生させますが、IgA抗体は産生できません。
従って、粘膜面での水際防御は困難であり、
感染したあとで、IgG抗体が駆けつけて、重症化を防いでくれることが
期待されます。
新型コロナに関しても、
感染してから症状を発症するまでの平均潜伏期間は5~6日ほどと
WHOは報告していますので、発症予防はなかなか難しいと思います。
一方、潜伏期間は1~14日間ほどと幅がありますので、
潜伏期間が長い場合に限っては、
新型コロナワクチンで発症予防が可能かもしれません。
インフルエンザワクチンと違って、麻疹ワクチンの効能は素晴らしいです。
具体的には、明確に発症予防にも流行予防にも有効です。
麻疹ウイルスへの曝露から、発症まで7~14日間程度の潜伏期があります。
麻疹ワクチンもIgG抗体を産生しますがIgA抗体はできませんので、
粘膜面でも防御はできず、一旦感染することとなります。
しかし麻疹は潜伏期間が長いので、その間にIgG抗体が、活躍してくれるので
発症予防が可能なのだと思います。
麻疹ウィルス、ほんのちょっとしたすれ違いくらいで、すごい感染力があります。
空気、飛沫(ひまつ)、接触で感染ですが、インフルエンザや新型コロナウィルスとは、
比較にならないくらい強力な感染力です。
日本では、麻疹も2020年は罹患数は少ないですが、感染したら症状もきついし、
肺炎や脳炎もあるので、ワクチンが有効なのは嬉しい限りです。
世界をみると、2019年度には、87万人近くが感染して、
20万7500人が死亡しているので、麻疹は極めて危険な病気と言えます。
栄養状態が悪い場合は、麻疹の致死率は高いのです。
歴史的には、例えば、江戸時代を通じて14回流行しています。
江戸・明治時代までは、麻疹は「命定めの病」として恐れられていて、
1862年(文久2)の大流行の際には江戸だけで24万人もの死者が出たとされています。
麻疹ワクチンに関しては、WHOの言うように、世界中でしっかり接種することが望ましいです。
特に、乳幼児の栄養状態が悪い発展途上国においては、
麻疹ワクチンの接種が急務と言えます。
江部康二
江部先生、こんばんは
ニュースにも出て、皆さんもよくご存知と思いますが、日本で十分な診査もないまま厚労省が認可したレムデシビルは、WHOが効果がないとして、推奨しないとなりましたね。
厚労省は一旦認めた手前、使用禁止にはせず、そのまま使わせるようです???
ニュースにも出て、皆さんもよくご存知と思いますが、日本で十分な診査もないまま厚労省が認可したレムデシビルは、WHOが効果がないとして、推奨しないとなりましたね。
厚労省は一旦認めた手前、使用禁止にはせず、そのまま使わせるようです???
2020/11/20(Fri) 21:20 | URL | モン吉 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
私は思います!!
「日本医療界」は、時代進化しているのかと??!!
本日記事の『はしか=麻疹』の怖さを、
「日本医療界」は、感じているのでしょうか??!!
『糖尿病』では、現在も『隠蔽』していますが!!
何が、「カロリ~制限理論」だと言うのです!!
WHOは、新型コロナでの発信は、過信禁物な感じですが!!
本日記事の『麻疹=麻疹』記事内容は、
本日の江部先生講義で、注意の再認識にはなります!!
私も注意は勿論、江部先生、夏井先生、両巨頭から、
健康医学を学習して、
「日本糖尿病学会」信奉・病院、担当医に、
『悪化一途で、殺されかけました』が、
江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)理解把握、実践で、
21年間の重症する『糖尿病』が、インスリン増量3年半余りが、
3ヵ月足らずで自主離脱し、『生還、』できたのですから!!
<<<今後の人生を最後まで、本ブログで健康学習しながら、
楽しみたいと、考えています!>>>
<<江部先生も、無理はなさらぬように、御尽力下さい!!>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している9年目に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
私は思います!!
「日本医療界」は、時代進化しているのかと??!!
本日記事の『はしか=麻疹』の怖さを、
「日本医療界」は、感じているのでしょうか??!!
『糖尿病』では、現在も『隠蔽』していますが!!
何が、「カロリ~制限理論」だと言うのです!!
WHOは、新型コロナでの発信は、過信禁物な感じですが!!
本日記事の『麻疹=麻疹』記事内容は、
本日の江部先生講義で、注意の再認識にはなります!!
私も注意は勿論、江部先生、夏井先生、両巨頭から、
健康医学を学習して、
「日本糖尿病学会」信奉・病院、担当医に、
『悪化一途で、殺されかけました』が、
江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)理解把握、実践で、
21年間の重症する『糖尿病』が、インスリン増量3年半余りが、
3ヵ月足らずで自主離脱し、『生還、』できたのですから!!
<<<今後の人生を最後まで、本ブログで健康学習しながら、
楽しみたいと、考えています!>>>
<<江部先生も、無理はなさらぬように、御尽力下さい!!>>
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』している9年目に、
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/11/21(Sat) 00:08 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
モン吉 さん
WHOの対応、いまいちのこともありますが、
今回の新型コロナの薬は、全て無効というのは、信頼できると思います。
サイトカインストームを防ぐ、ストロイド薬だけが有効です。
WHOの対応、いまいちのこともありますが、
今回の新型コロナの薬は、全て無効というのは、信頼できると思います。
サイトカインストームを防ぐ、ストロイド薬だけが有効です。
2020/11/21(Sat) 13:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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