2020年11月05日 (木)
こんばんは。
毎日新聞2020年10月24日(土)朝刊に、
<古代人と感染症>
https://mainichi.jp/articles/20201024/ddm/002/070/033000c
という興味深いコラムが掲載されました。
毎週土曜日に青野由利さんが執筆しておられる『土記』というコラムです。
私は毎日新聞を定期購読しているので
毎週『土記』は楽しみに拝見しています。
とても興味深いのは
独マックスプランク研究所のスバンテ・ペーボさんらが
『現代人がネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子が、
新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを高めている』
と発表したという内容です。
重症化につながる遺伝子型は、
約6万年前にネアンデルタール人から
現代人の祖先に受け継がれたと考えられ、
その割合は地域によって違います。
欧州では16%、南アジアでは50%に上るのに、
東アジアにはほとんどいません。
最も割合が高いのはバングラデシュの6割で、
英国ではこの国の出身者の死亡リスクが一般集団の2倍、
というデータとも一致します。
東アジアの日本でも、重症化と死亡率は極めて低いです。
勿論、重症化リスクには
『年齢、男性、高尿酸血症、糖尿病、高血圧、がん、慢性腎臓病、COPD、免疫不全、肥満、心不全、冠動脈疾患・・・etc。』
など様々な疾患や要因が関与していますが、
ネアンデルタール人の遺伝子も関与というのは
とてもサプライズな情報でした。
詳しくは、以下の青字の記載、
<土記 古代人と感染症=青野由利>
をご参照頂ければ幸いです。
江部康二
【土記 古代人と感染症=青野由利
https://mainichi.jp/articles/20201024/ddm/002/070/033000c
最初に聞いた時は半信半疑だった。現代人がネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子が、
新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを高めている、という話。
それが先月末、英ネイチャー誌に掲載されていた。
著者は独マックスプランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボさんら。となれば、やり過ごすわけにいかない。
30年以上、古代人の遺伝子解析に挑み、
現代人とネアンデルタール人の交配など意外な事実を明らかにしてきた科学者だからだ。
今回の研究のきっかけは新型コロナの症状と遺伝的背景の関係を調べる国際プロジェクト。
今夏、3番染色体の特定の部分が重症化因子の候補として公表された。
これを見たペーボさんの同僚のヒューゴ・ゼバーグさんは、
問題の部分がクロアチアで発見された5万年前のネアンデルタール人と一致していることに気づいた。
そこで休暇中のペーボさんにすぐ連絡、急きょ2人でデータを分析し、論文を書いたという。
「クレージーな休暇だった」。ペーボさんは米ニューヨーク・タイムズ紙に語っている。
そこからわかったのが、重症化につながる遺伝子型が約6万年前にネアンデルタール人から現代人の祖先に受け継がれたと考えられること。
しかも興味深いのは、この遺伝子型を持つ人の割合が地域によってかなり違うことだ。
欧州では16%、南アジアでは50%に上るのに、東アジアにはほとんどいない。
最も割合が高いのはバングラデシュの6割。
英国ではこの国の出身者の死亡リスクが一般集団の2倍、というデータとも一致するという。
東アジアの日本も重症者や死亡者が少ない。なるほどと思う結果ではあるが、
どの遺伝子のどういう効果なのかはまだわからない。
それに、これだけで重症化が決まるわけでもない。
高齢、男性、持病も重症化因子だろうし、他にも多様な要因があるはずだ。
欧州は今、感染が急拡大し、第2波のただ中。
第1波に比べると人口当たりの死亡者数は少ないが、それでも日本と比べると感染者も死者も桁違いに多い。
その背景になにがあるのか。さまざまな角度から分析し、今後に役立てられるといい。
それにしても、不思議なのは南アジアと東アジアの違い。
もしかすると、遠い昔に南アジアで流行した感染症の防御に今回の遺伝子型が役に立った?
それとも、東アジアでは別の感染症で今回の遺伝子型が淘汰(とうた)された?
感染症と人類の長い歴史が、ふと思い浮かぶ。(専門編集委員)】
毎日新聞2020年10月24日(土)朝刊に、
<古代人と感染症>
https://mainichi.jp/articles/20201024/ddm/002/070/033000c
という興味深いコラムが掲載されました。
毎週土曜日に青野由利さんが執筆しておられる『土記』というコラムです。
私は毎日新聞を定期購読しているので
毎週『土記』は楽しみに拝見しています。
とても興味深いのは
独マックスプランク研究所のスバンテ・ペーボさんらが
『現代人がネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子が、
新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを高めている』
と発表したという内容です。
重症化につながる遺伝子型は、
約6万年前にネアンデルタール人から
現代人の祖先に受け継がれたと考えられ、
その割合は地域によって違います。
欧州では16%、南アジアでは50%に上るのに、
東アジアにはほとんどいません。
最も割合が高いのはバングラデシュの6割で、
英国ではこの国の出身者の死亡リスクが一般集団の2倍、
というデータとも一致します。
東アジアの日本でも、重症化と死亡率は極めて低いです。
勿論、重症化リスクには
『年齢、男性、高尿酸血症、糖尿病、高血圧、がん、慢性腎臓病、COPD、免疫不全、肥満、心不全、冠動脈疾患・・・etc。』
など様々な疾患や要因が関与していますが、
ネアンデルタール人の遺伝子も関与というのは
とてもサプライズな情報でした。
詳しくは、以下の青字の記載、
<土記 古代人と感染症=青野由利>
をご参照頂ければ幸いです。
江部康二
【土記 古代人と感染症=青野由利
https://mainichi.jp/articles/20201024/ddm/002/070/033000c
最初に聞いた時は半信半疑だった。現代人がネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子が、
新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを高めている、という話。
それが先月末、英ネイチャー誌に掲載されていた。
著者は独マックスプランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボさんら。となれば、やり過ごすわけにいかない。
30年以上、古代人の遺伝子解析に挑み、
現代人とネアンデルタール人の交配など意外な事実を明らかにしてきた科学者だからだ。
今回の研究のきっかけは新型コロナの症状と遺伝的背景の関係を調べる国際プロジェクト。
今夏、3番染色体の特定の部分が重症化因子の候補として公表された。
これを見たペーボさんの同僚のヒューゴ・ゼバーグさんは、
問題の部分がクロアチアで発見された5万年前のネアンデルタール人と一致していることに気づいた。
そこで休暇中のペーボさんにすぐ連絡、急きょ2人でデータを分析し、論文を書いたという。
「クレージーな休暇だった」。ペーボさんは米ニューヨーク・タイムズ紙に語っている。
そこからわかったのが、重症化につながる遺伝子型が約6万年前にネアンデルタール人から現代人の祖先に受け継がれたと考えられること。
しかも興味深いのは、この遺伝子型を持つ人の割合が地域によってかなり違うことだ。
欧州では16%、南アジアでは50%に上るのに、東アジアにはほとんどいない。
最も割合が高いのはバングラデシュの6割。
英国ではこの国の出身者の死亡リスクが一般集団の2倍、というデータとも一致するという。
東アジアの日本も重症者や死亡者が少ない。なるほどと思う結果ではあるが、
どの遺伝子のどういう効果なのかはまだわからない。
それに、これだけで重症化が決まるわけでもない。
高齢、男性、持病も重症化因子だろうし、他にも多様な要因があるはずだ。
欧州は今、感染が急拡大し、第2波のただ中。
第1波に比べると人口当たりの死亡者数は少ないが、それでも日本と比べると感染者も死者も桁違いに多い。
その背景になにがあるのか。さまざまな角度から分析し、今後に役立てられるといい。
それにしても、不思議なのは南アジアと東アジアの違い。
もしかすると、遠い昔に南アジアで流行した感染症の防御に今回の遺伝子型が役に立った?
それとも、東アジアでは別の感染症で今回の遺伝子型が淘汰(とうた)された?
感染症と人類の長い歴史が、ふと思い浮かぶ。(専門編集委員)】
都内河北 鈴木です。
<<江部先生が古代史に関心があるとは、知識の見識の広さには、
感動尽きません!!>>
でなければ医学史の時代進化・解明した理論、
江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)の構築は成し得なかったと
考えます!!
私もアメリカテレビ番組『古代の宇宙人』を見ていますが、
人類起源などは未解明であるが、追及は肝心かなと考えます!!
現在の地球のままだ無い事は、気候変動などを考えても理解可能かなと考えます!!
『日本医療界』の糖尿病専門組織「日本糖尿病学会」の進化皆無の状況では、
『医療・世界専門情報を隠蔽され、悪化一途から殺されかけた患者』が、
タマタマ7年後に江部先生『糖質制限理論』を知り、理解把握実践で、
翌日より『改善・効果を知り』、
継続3か月足らずで、インスリン増量3年半余りが、
インスリン自主離脱出来ました事実!!!
<<感動のあまり何度でも発言しますが、>>
以降の後遺症『眼、脳梗塞、』の『覚醒、4度の再覚醒、』が起きた事は、
現在通院の『眼科、脳神経外科医、各院長』が、
『驚愕の事実です!!』
江部先生『糖質制限理論』のブログ、著書等の御尽力の御陰だと
言うしかありません!!!
これ等事実を踏まえて、
<<明治期初頭の『脚気・高木兼寛医師』の初期行動を思い出します!!!>>
そして2005年以降からの食生活は、
『時代・進化・解明した【糖質・害毒】の事』を考えなければならないと、
考えます!!
<*事実食品会社が、『糖質・対応食品・増産』に、動いている事実です!!>
<*今年4月から、『食品表記・炭水化物(糖質%、繊維質%)の法規制!!>
私は、糖尿病21年の重症化から『命食われ、』、
後遺症『眼、脳梗塞、』が、『覚醒、4度の再覚醒、』している9年目に
体調快調に成りながら生活できる事に、
【糖質・害毒】の怖さを体感し、改善した事の感動は、
<<何事にも代えられない時代進化・解明に、
体感し感動している日々の9年目です!!>>
この事実から、
<<【糖質】は、人体には【害毒だと認識して、摂取するべきでない事だと、
明言できます!!!>>
【改善・医療デ~タ全て存在してます!!!】
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』でき現在も、
更なる覚醒しているかと思われる事は多々ありますが、
明確な医療デ~をもって報告します事を御約束します!!
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
<<江部先生が古代史に関心があるとは、知識の見識の広さには、
感動尽きません!!>>
でなければ医学史の時代進化・解明した理論、
江部先生『糖質制限理論』(2005年発表)の構築は成し得なかったと
考えます!!
私もアメリカテレビ番組『古代の宇宙人』を見ていますが、
人類起源などは未解明であるが、追及は肝心かなと考えます!!
現在の地球のままだ無い事は、気候変動などを考えても理解可能かなと考えます!!
『日本医療界』の糖尿病専門組織「日本糖尿病学会」の進化皆無の状況では、
『医療・世界専門情報を隠蔽され、悪化一途から殺されかけた患者』が、
タマタマ7年後に江部先生『糖質制限理論』を知り、理解把握実践で、
翌日より『改善・効果を知り』、
継続3か月足らずで、インスリン増量3年半余りが、
インスリン自主離脱出来ました事実!!!
<<感動のあまり何度でも発言しますが、>>
以降の後遺症『眼、脳梗塞、』の『覚醒、4度の再覚醒、』が起きた事は、
現在通院の『眼科、脳神経外科医、各院長』が、
『驚愕の事実です!!』
江部先生『糖質制限理論』のブログ、著書等の御尽力の御陰だと
言うしかありません!!!
これ等事実を踏まえて、
<<明治期初頭の『脚気・高木兼寛医師』の初期行動を思い出します!!!>>
そして2005年以降からの食生活は、
『時代・進化・解明した【糖質・害毒】の事』を考えなければならないと、
考えます!!
<*事実食品会社が、『糖質・対応食品・増産』に、動いている事実です!!>
<*今年4月から、『食品表記・炭水化物(糖質%、繊維質%)の法規制!!>
私は、糖尿病21年の重症化から『命食われ、』、
後遺症『眼、脳梗塞、』が、『覚醒、4度の再覚醒、』している9年目に
体調快調に成りながら生活できる事に、
【糖質・害毒】の怖さを体感し、改善した事の感動は、
<<何事にも代えられない時代進化・解明に、
体感し感動している日々の9年目です!!>>
この事実から、
<<【糖質】は、人体には【害毒だと認識して、摂取するべきでない事だと、
明言できます!!!>>
【改善・医療デ~タ全て存在してます!!!】
江部先生には、『生還、覚醒、4度の再覚醒、』でき現在も、
更なる覚醒しているかと思われる事は多々ありますが、
明確な医療デ~をもって報告します事を御約束します!!
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/11/05(Thu) 20:40 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
ネアンデルタール人の遺伝子がコロナ重症化の原因 リスク3倍、東アジアとアフリカはほとんどなし
https://news.yahoo.co.jp/articles/55ceea82edf0243c42d5c67077d8745ca74b9300
https://news.yahoo.co.jp/articles/55ceea82edf0243c42d5c67077d8745ca74b9300
2020/11/15(Sun) 11:52 | URL | 中嶋一雄 | 【編集】
中嶋一雄 先生
情報をありがとうございます。
本ブログ記事にした、毎日新聞の記事より
アエラのほうが詳しいですね。
情報をありがとうございます。
本ブログ記事にした、毎日新聞の記事より
アエラのほうが詳しいですね。
2020/11/15(Sun) 19:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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