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インフルエンザ患者報告数が2019年同期に比し、激減。ウィルス間干渉か。
【イナガキ
少し前の話題 インフル
江部先生

今月のインフル患者、
例年の千分の一らしいです。

やはり、
今年の冬は異例の結果になりそう。】


こんにちは。
イナガキさんから、
今月のインフル患者、例年の千分の一という情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。
早速、調べてみました。

厚生労働省の
インフルエンザ発生状況について
2020年9月18日
https://www.mhlw.go.jp/content/000673572.pdf
インフルエンザ定点当たり報告数・都道府県別


厚生労働省によれば、
2020年9月7日~9月13日の
インフルエンザ患者の報告数は
日本全国で4人です。
2019年同期のインフルエンザ患者報告数は5738人です。
計算すると、1435分の一となり
なんと、去年の1000分の1以下です。

驚きのデータですが、理由はあるはずです。
あくまでも仮説ではありますが
新型コロナウィルスによる「ウィルス間干渉」
が、最もわかりやすい理由のように思えます。

この「ウィルス間干渉仮説」が、正しいなら
今、マスコミがおおいに煽っている
『今年の冬は<新型コロナ+インフルエンザ>のダブル感染で大変なことになる』
というのは、単なるデマということになります。

南半球のインフルエンザシーズン(7~8月の冬)では、
「例年に比し極端にインフルエンザ罹患数が少なかった」という事実には言及せずに、
「<新型コロナ+インフルエンザ>のダブル感染がこわい」と騒いでいる人達に対して、
私などはワクチン会社の回し者か?などと勘ぐってしまいます。

「ウィルス干渉とインフルエンザと新型コロナ」に関しては
以下の2020年09月14日 (月)の本ブログ記事を
ご参照頂ければ、幸いです。


☆☆☆
【希望?】この冬の南半球で、
インフルエンザになる人がビックリするほど少なかったことが判明
市川衛 | 医療の「翻訳家」2020/9/11(金)

https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200911-00197625/

2020年09月14日 (月)


こんにちは。
2020/9/11(金)のヤフーニュースに、
上記の記事が掲載されました。

オーストラリアや南アフリカなど南半球の国々で、
この冬、インフルエンザの流行が記録的に少なかったということです。

オーストラリア保健省は、新型コロナ対策の、
・適切なマスク着用
・3密を避ける
・帰宅時などに手を洗う

の励行が、インフルエンザの発症予防に役立った可能性を指摘しています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200911-00197625/

グラフをみれば明らかなように、
2019年のオーストラリアのインフルエンザの流行は7月にピークがあり、
ほぼ例年通りの感染者数であったと思われます。、
これに対して2020年は、ピークどころか、
4月からほとんど感染者数ゼロが続いています。
インフルエンザの検査は多く行われているのに、
ほとんど検出されていないわけですから、
流行は本当に起きていない可能性が高いです。

私も新型コロナ対策が一定ていど奏功した可能性はあると思います。
しかし新型コロナウィルスに感染している人はそこそこいるわけですから
インフルエンザだけが感染ゼロというのは、
コロナ対策奏功だけでは説明がつかないと思います。

さて、ウィルス間の干渉という現象があります。(☆)
1個の細胞に複数のウイルスが感染したときに
一方あるいはその両方の増殖が抑制される現象です。
あくまでも仮説ですが、今回の新型コロナ流行とインフルエンザ激減に関して、
端的に言ってこのウィルス間の干渉が生じた可能性があります。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200911-00197625/

A)2020年7月中旬から8月初旬にかけて
オーストラリアの新型コロナがピークになった。
新型コロナウィルスによるウィルス干渉により、
インフルエンザが激減したと考えられる。

B)2020年7月初旬から8月初旬にかけて
南アフリカの新型コロナがピークになった。
新型コロナウィルスによるウィルス干渉により、
インフルエンザが激減したと考えられる。

C)2020年5月初旬から8月初旬にかけて
チリの新型コロナが流行した。
新型コロナウィルスによるウィルス干渉により、
インフルエンザが激減したと考えられる。


国民性からみて、少なくとも、南アフリカやチリの人々が、
「手洗い励行、マスク着用、三密回避」を励行したとは、考えにくいです。
また、オーストラリアも、
日本ほど「手洗い励行、マスク着用、三密回避」を励行しているとは思えません。

さらに日本においても、
D)2019年から2020年度のインフルエンザ感染者数が、例年に比べて激減した。
 この現象も新型コロナウィルスによるウィルス干渉のためと考えられる。

 インフルエンザ感染者数は、1月の第4週あたりがピークですが
 2020年度の患者数は例年の1/4~1/6です。
 新型コロナの日本初の感染者報告は、2020年1月16日ですが、症状がないか軽い人が8割ですから、
 もう少し前から日本に上陸していた可能性が高いです。
 従って、今冬のインフルエンザ激減に関しても、
 ウィルス間の干渉によって説明できると思います。

<結論>
A)B)C)D)を考慮すると、新型コロナが流行している限りは、
日本において、2020年11月~2011年3月のインフルエンザ流行は
ほとんど生じない可能性が高いと思います。

(☆)ウィキペディア
ウイルス学における干渉(かんしょう、interference)とは
1個の細胞に複数のウイルスが感染したときに
一方あるいはその両方の増殖が抑制される現象。
干渉の機構として、一方のウイルスが吸着に必要なレセプターを占領あるいは破壊してしまうために
他方のウイルスが吸着することができなくなる、
増殖に必要な成分が一方に利用され、他方が利用できない、
一方が他方の増殖を阻害する因子を放出するなどの異種ウイルス間の干渉現象のほか、
同種ウイルス間で欠陥干渉粒子(DI粒子)による増殖の阻害、
インターフェロンによる増殖の抑制がある。


江部康二


コメント
さすがです、先生。
ニヒリストか? と言われそうですね。
でも、本当に煽ってナンボの人たちは、まことしやかに言いますからね。
砂糖業者、コメ業界のアピールと同じ匂いがします。
ただ、私のような個人が騒ぐと抹殺(されますけど(笑)
2020/09/22(Tue) 16:31 | URL | 猫 | 【編集
本日は、新型ウイルス対応ですが、、、!!
都内河北 鈴木です。

本日は『新型ウイルス』の事が記事ですが、
新作情報は『統計事実』なので、嬉しく考えます!!

この様な、『新型病の出現』に対応するには、
時代進化*解明された理論の受容は、
必然でないかなと考えます!!!

何故この様な事が、1読者の私が言えるのかは、
2005年発表・江部先生『糖質制限理論』を理解把握して実践で、
『生還、覚醒、再覚醒、』している私が存在して生活しているからです!!!

<<世の中の物事には、順序があるのではないかなと考えます!!!>>

現在『食品・社会』は、『糖質*対応』に動いているにもかかわらず、
2020年9月現在も、「日本医療界」の専門組織「日本糖尿病学会」は、
依然変わらぬ「カロリ~制限理論」を信奉してます!!

2000年以降に欧米先進国・医学界が気付いた『カロリ~でない事』を
いまだに医学・進化停止した「カロリ~」に、
どれだけ『日本国民に悪・影響を与えているかを確認するべきかなと考えます!!』
 
<<<*私は、「日本糖尿病学会」に、殺されかけたのですから!!>>>
<<<『医医療デ~タ存在しています!!』>>>

近年は、『患者の改善への質問拒否している、『糖尿病*専門医療者』も
多数見かけます!!!』

<<<なんか情けない医療国の日本だと考えます!!>>>

江部先生には、『生還、覚醒、再覚醒、』でき、
現在も「改善・覚醒、」している事に感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/09/22(Tue) 16:52 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
糖質制限と癌細胞のエネルギー源について
癌細胞のエネルギー源について今までの私の認識と異なる情報を発見したので、是非、ご教示頂きたく投稿させていただきました。

癌細胞はミトコンドリア機能に障害があり好気性エネルギーを利用できないため、嫌気性エネルギーであるグルコースを多く利用する。
したがって、糖質制限でグルコースを減らせば癌細胞は利用できるエネルギー源がたたれ、死滅する。いわゆる兵糧攻めと言われるものです。
ざっくりと上記のような理解をしていました。

しかし、下記の文献(緒言)によると

トランスポーターの発現解析による未分化幹細胞と癌細胞の栄養特性および医学応用
https://ueharazaidan.yoshida-p.net/houkokushu/Vol.25/pdf/036_report.pdf


(1)多くの細胞はグルコース以外に,乳酸,ケトン体,酢酸などのモノカルボン酸を特異的トランスポーター(MCT, monocarboxylate transporter)を使って取り込み利用することができる.
(2)我々はこれまで行ってきた MCT と GLUT の発現解析から,幹細胞や未分化細胞,癌細胞が MCT をより強く発現している事実をつかんでいる.

と記載されています。

癌細胞がグルコース以外にケトン体等を(積極的に)取り込むと言う事は、これまでの私の認識と大きく異なります。
癌細胞は、好気性回路でエネルギーを産生するミトコンドリア機能が低下しているため、ミトコンドリアを使わない嫌気性の代謝で利用できるグルコースしかエネルギー源にできないと言うのが私のこれまでの認識です。

癌治療において、グルコースと構造が酷似する高濃度ビタミンの大量投与により、エネルギーにならないビタミンCを取り込んで癌細胞が死滅する療法は、兵糧攻めと考えても良いのかもしれませんが、この論文が事実として挙げていることが正しければ、糖質制限のみでは、グルコースの代わりにケトン体が産生されるため兵糧攻めにはならないのではないかと思われます。
そして、高濃度ビタミンC治療においても、糖質制限との組み合わせでより効果が得られると言う文献も見ますが、それにも疑問が残ります。
上記論文が正しければ、癌治療にはケトン体を産生しない程度の糖質制限が最も良い事になります。

私の疑問は以上ですが、どのように考えればよいのでしょう。
妻がGISTで術後10年間の経過観察中でもあり、少し気になっております。よろしくお願いします。
2020/09/23(Wed) 12:40 | URL | 西村 典彦 | 【編集
Re: 糖質制限と癌細胞のエネルギー源について
西村 典彦 さん

興味深い情報をありがとうございます。
これは、マウスの動物実験ですね。
今後さらなる検討が必要と思われます。

人間では、以下のような研究報告もあるので、ケトン食は有力だと思います。

進行性がん患者で新しいケトン食療法による有望な結果
2020年08月02日 (日)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-5326.html

2020/09/23(Wed) 13:12 | URL | ドクター江部 | 【編集
ビタミンD
(参考)
古川健司先生の
『ビタミンDとケトン食
最強のがん治療』

にありますように、
ビタミンC以外にもDに注目する
意見もあります。

Dは花粉症やコロナでも一部話題ですね。
2020/09/24(Thu) 04:40 | URL | イナガキ | 【編集
Re: ビタミンD
イナガキ さん

日本人のビタミンD濃度はかなり低いとされているので
注意が必要ですね。
2020/09/24(Thu) 07:53 | URL | ドクター江部 | 【編集
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