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オリゴ糖(少糖類)とは?血糖値の上昇は?
【20/09/19 よよ

こんばんは。いつも読ませいただきとても勉強になります。
糖質制限もずっと続けています。
この度は糖類のことをお聞きしたいのですが、私はラカントを使っていますが、
ビートオリゴ糖は糖尿病でも使えるという記事を読みました。
大丈夫でしょうか。】


こんばんは。
よよさんから、ビートオリゴ糖について
コメント・質問を頂きました。
今回は、オリゴ糖について、考えてみます。

オリゴ糖は、少糖類と呼ばれることもあります。
オリゴとは少ないという意味です。

明確な定義はないのですが、一般には、
単糖類が3~20分子縮合して1分子になったものをオリゴ糖と言います。(☆)

ラフィノース (ビートオリゴ糖) は、天然に存在するオリゴ糖の1種で、
主にビートから抽出して精製されますが、
キャベツ、ブロッコリー、アスパラガスなど植物に広く含まれています。
ラフィノースそのものは、ほとんど消化されませんが、吸収がゼロではありません。
エネルギー換算係数は2kcal/g です。
ブドウ糖のエネルギー換算係数は4kcal/gです。

商品として発売されている「ビートオリゴ糖」の多くは、
天然ビートオリゴ糖(学名:ラフィノース)を含んでいますが、
ショ糖や糖類も多く含まれていますので、
糖質制限的には、NG食材の場合が多いです。
例えばあるメーカーの商品は
ビートオリゴ糖(ショ糖・糖類:67%、水分:22%、オリゴ糖:11%)
ラフィノースの甘味度は、砂糖を100とした場合、20%強しかないので、
単独では甘味料としては使いにくいと思います。

オリゴ糖は、一般に胃や小腸で吸収されてにくく、低カロリーであり、
大腸まで達して、ビフィズス菌などの餌になるとされています。

中でも、フラクトオリゴ糖と乳果オリゴ糖(ラクトスクロース)は、
血糖値とインスリン値に影響をほとんど与えません。


ラフィノース、キシロオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖は
一定難消化性ですが、少し血糖値を上げる可能性があります。

イソマルトオリゴ糖は、あるていど血糖値をあげると思います。



ラフィノースは、 消化されにくく、低カロリーで、腸内のビフィズス菌の増殖を促進する働きがあり、
エネルギー換算係数は2kcal/g です。


キシロオリゴ糖も、消化されにくく、低カロリーで、腸内のビフィズス菌の増殖を促進する働きがあり、
エネルギー換算係数は2kcal/g です。


ガラクトオリゴ糖も、消化されにくく、低カロリーで、腸内のビフィズス菌の増殖を促進する働きがあり、
エネルギー換算係数は2~3kcal/g です。


フラクトオリゴ糖は、摂取しても、血糖値を上昇させず、インスリンの分泌も促しません。
消化酵素によって消化されにくいため、体内に吸収されることもほとんどなく
低カロリーです。血糖値は上げませんが、腸内細菌の餌となり、短鎖脂肪酸を作ると思われ、
エネルギー換算係数は約1.6~2.2kcal/g です。


乳果オリゴ糖(ラクトスクロース)も、 消化されにくく、摂取しても血糖値の上昇や、
インスリン分泌にほとんど影響を与えません。
また、腸内のビフィズス菌の増殖を促進し、便の性状を改善する働きがあります。
エネルギー換算係数は2kcal/g ですので、やはり短鎖脂肪酸のエネルギーと思います。


イソマルトオリゴ糖は、
他の難消化性のオリゴ糖に比べると小腸内ではある程度消化されますが、
でん粉などに比べると消化されにくいです
エネルギー換算係数は4kcal/g で、ビフィズス菌の餌になります。
小腸であるていど消化されるので、血糖値もあるていど上昇すると思います。



(☆)

健康増進法における栄養表示基準では栄養成分表示を行う場合、基本表示は

<エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム>

の5成分表示とされています。

「炭水化物、糖質、糖類」を整理すると下記の如くにまとめることができます。

栄養表示基準上はたんぱく質や脂質、灰分(ミネラル分)のいずれにも分類されないものは炭水化物に計算。

①炭水化物=糖質+食物繊維
②糖質=糖類+糖アルコール+三糖類以上+合成甘味料
③糖類=単糖類+二糖類

*単糖類=ブドウ糖、果糖、ガラクトースなど
*二糖類=ショ糖、麦芽糖、乳糖など
*三糖類以上
 1)オリゴ糖:単糖類が3~20分子縮合して1分子になったもの
 2)多糖類:単糖類、数百~数千分子が縮合して1分子になったものでんぷん、デキストリンなど)

*糖アルコール=エリスリトール、キシリトール、マルチトール、ソルビトールなど
*合成甘味料=アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、サッカリン、ネオテーム、アドバンテーム



江部康二
コメント
知ってしまった『甘味*感性!!』
都内河北 鈴木です。

人類が知ってしまった『甘味*感覚』ですが、
その『甘味*感性』は、
江部先生『糖質制限理論』2005年発表で、
『糖質*害毒』だと解明されました!!

解明されたからと言って、即断ち切る事は不可能かなと考えます!!

本日記事は、その『甘味*感性』を、『糖質*害毒』回避のために活用する事は、時代進化・解明した対応策だなと考えます!!

<<特に日本社会の飲食店は、『糖質・害毒』回避の為に、
  本日記事を理解把握して欲しいかなと考えます!!>>

私は、死期を改正の為に会席調理師をしていたこともありましたので、
即日『糖質*害毒』だと断ちましたから、21年間が、3ヵ月足らずで
『生還、』出来ました!!!

そして後遺症の『眼、脳梗塞、』が、
『覚醒、再覚醒、』出来たのかもしれません!!

<<*後遺症の『脳梗塞は、8年目現在までに、
  合計4度の『改善・覚醒』しています!!>>
<上記の『医療デ~タ』は事実だから、存在してます!!>

本日の『糖質』への疑問は、大変再認識になり、
今後共、学習してまいります!!

江部先生には、『生還、覚醒、再覚醒、』でき、日々のブログでは、
健康への有益学習出来まして、感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具


2020/09/20(Sun) 22:05 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
オリゴ糖のこと
江部先生 オリゴ糖のこと大変詳しく教えて頂きよく分かりました。よく調べていちばん良い物を使いたいと思いました。有難うございます。
2020/09/20(Sun) 23:02 | URL | よよ | 【編集
新型コロナウイルスは空気感染する 米CDCが確認
米CDCが空気感染する事を認めました。

新型コロナウイルスは空気感染する 米CDCが確認

https://www.cnn.co.jp/usa/35159860.html
2020/09/21(Mon) 15:47 | URL | 久堀 | 【編集
Re: 新型コロナウイルスは空気感染する 米CDCが確認
久堀 さん

情報をありがとうございます。

接触感染、飛沫感染、空気感染
全てありですね。
2020/09/21(Mon) 18:49 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: オリゴ糖のこと

よよ  さん

「ASTは31γGTPは65でした。この数値を見られた循環器の医師が脂肪肝があるので運動をするように言われました。
糖質制限をして56キロの体重が現在50キロです。身長は165センチありBMIは18位で痩せすぎだと自分でも思いますが、
七十歳になってからは食べる量も減って太れなくなってしまいました。
エコーを受けたわけでもないのに、脂肪肝てこの数値で間違い無いのでしょうか?」


身長165cmで50kg、BMI:18.4とやや痩せ型です。

よよさんは、運動もしておられると思いますので、脂肪肝の可能性は低いように思います。

γGTPだけが高値の人がたまにおられます。
女性の方が多いです。
γGTPは65なら100以下なので、このまま経過をみられて問題ないと思います。
年のため一度、消化器内科で、腹部エコー検査をして脂肪肝の有無を、確認されたらどうでしょう。
2020/09/21(Mon) 19:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
少し前の話題 インフル
江部先生

今月のインフル患者、
例年の千分の一らしいです。

やはり、
今年の冬は異例の結果になりそう。
2020/09/22(Tue) 12:08 | URL | イナガキ | 【編集
Re: 少し前の話題 インフル
イナガキ さん

情報をありがとうございます。
オーストラリア、南アフリカ、チリのインフルエンザの状況と一緒ですね。

仮説ではありますが「ウィルス干渉」がこの現象を最も
理論的に説明していると思います。
2020/09/22(Tue) 12:44 | URL | ドクター江部 | 【編集
脂肪肝のこと
早速のご返事有難うございます。先生のお言葉にホッとしました。昨年6月の肝臓内科でのエコーは異常なしでした。その時の数値はγGTPが62でAST 31 ALT 29 でした。今年の夏は暑くて家に閉じこもって運動不足だったと思います。江部先生の糖質制限に出会ったおかげ様でヘモグロビンも⒌8と安定しています。糖質制限に出会わなかったら今頃は完全に糖尿病になっていたと思います。先生のご努力で、世の中に今や糖質制限の必要性は認識されて浸透し多くの人が救われたと思います。ブログには有益な情報がたくさんあり素晴らしいですね。これからもどんどん発信して下さることを期待しています。
2020/09/22(Tue) 17:37 | URL | よよ | 【編集
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