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豆腐など「大豆食品」で膵臓がんリスク上昇?
【20/09/16 クッキー
豆腐と膵臓ガン
いつも先生のブログで勉強させて頂いております。
今回、糖質制限をしている私にとって気になる記事がありました。
豆腐を食べるほど膵臓ガンのリスクが高まるという内容です。
私はあまり信用してませんが、
先生のご意見を聞かせていただけると幸いです。https://news.yahoo.co.jp/articles/0095a2b4863918533eee78555aee35270161cb6f



こんばんは。
クッキーさんから、
豆腐など「大豆食品」で膵臓がんリスク上昇?日本での研究より
9/16(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0095a2b4863918533eee78555aee35270161cb6f

という
ヤフーニュースの記事の情報をコメント頂きました。
クッキーさん、ありがとうございます。
糖質セイゲニストは、豆腐や納豆なども多く摂取するので気になるところです。

ヤフーニュースの内容ですが、
発酵性大豆食品(納豆、味噌、醤油)は、膵臓がんの増加とは関係が無く、
非発酵性大豆食品(豆腐、油揚げ、豆乳)の摂取が多いと
膵臓がんのリスクが高くなるという発表です。
総大豆食品摂取量が多いグループも同様の結果です。

まず、当該の
国立がん研究センター「多目的コホート研究(JPHC)」)
の研究者が、サイト内で
『1回のアンケート調査から計算された摂取量で計算しており、
追跡中の食事の変化については考慮していないという研究の限界があります。』

と述べておられます。

また、記事にもあるように豆類に関しては、欧米の先行研究で、
むしろ膵臓がんを予防する効果が報告されています。

同じ多目的コホート(JPHC)研究 (2020年1月30日公開)
https://epi.ncc.go.jp/jphc/825/8437.html

において
発酵性大豆食品の摂取量が多いと総死亡リスクが低くなる可能性が示唆されています。

発酵性大豆食品(納豆、味噌、醤油)の中で、
味噌汁や醤油は毎日のように摂取していると思います。
非発酵性大豆食品(豆腐、油揚げ、豆乳)のほうは、
普通の食生活の人は毎日は摂取しないと思います。

従って、我々糖質セイゲニストにおきましては、
発酵性大豆食品は積極的に摂取して総死亡率を下げつつ、
非発酵性食品は時々摂取くらいにしておけば、
あまり問題にするほどではないと思います。

以下の緑文字の記載は、今回のヤフーニュースの元ネタとなった
国立がん研究センターのJPHC研究です。

☆☆☆
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8492.html
大豆食品の摂取量と膵がん罹患の関連
―多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果報告―


私たちは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防と健康寿命の延伸に役立てるための研究を行っています。平成7年(1995年)と平成10年(1998年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古、大阪府吹田の10保健所(呼称は2019年現在)にお住まいだった45~74歳の方々のうち、食事調査票に回答し、がんになっていなかった約9万人を、平成25年(2013年)まで追跡した調査結果にもとづいて、大豆食品とその後の膵がん罹患との関連を調べた結果を専門誌で論文発表しましたので紹介します
(Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2020年6月公開)。

膵がんは予後が良くないがんなので、予防に関する研究結果の蓄積が望まれています。大豆食品には、たんぱく質、イソフラボン、レクチン等の多くの成分が含まれ、これまでにも循環器疾患や、一部のがんにおいてリスクが低下する可能性が報告されてきました。しかし、膵がん罹患との関連については報告も少なく、よくわかっていませんでした。そこで、私たちは、多目的コホート研究において、大豆食品摂取量と膵がん罹患との関連について検討しました。

食事調査アンケート調査の結果を用いて、総大豆食品・発酵性大豆食品・非発酵性大豆食品・各大豆食品(納豆、味噌、豆腐類)の摂取量を計算し、等分に4つのグループに分け、最も少ないグループと比較したその他のグループの、その後平均約17年間の膵がん罹患リスクを調べました。分析にあたって、性別、年齢、地域、肥満度、喫煙、飲酒、身体活動、糖尿病(または服薬)の有無、膵がん家族歴、コーヒー、魚類、肉類、果物類、野菜類、総エネルギー摂取量で統計学的に調整し、これらの影響をできるだけ取り除きました。

大豆食品摂取量と膵がん罹患リスクが関連
総大豆食品摂取量が多いと、膵がん罹患リスクが高いという関連がみられました。非発酵性大豆食品(豆腐類、高野豆腐、油揚げ、豆乳)摂取において同様の関連がみられましたが、発酵性大豆食品摂取(納豆、みそ)において関連はみられませんでした(図1)。

個々の大豆食品では、豆腐類の摂取が多いと膵がん罹患リスクが高いという関連がみられましたが、その他の大豆食品において関連は見られませんでした(図2)。

今回の研究から見えてきたこと
今回の研究では、総大豆食品摂取量が多いと膵がん罹患リスクが高いという関連がみられましたが、発酵性大豆食品摂取については膵がん罹患との関連はみられませんでした。

これまでの欧米の疫学研究では、インゲン豆、レンズ豆、エンドウ豆、大豆などを含むマメ科の植物の摂取は膵がんリスク低下との関連が示唆されています。今回の研究では、豆類の種類の違いによる栄養成分の違い(インゲン豆、レンズ豆、エンドウ豆は大豆に比べて、炭水化物が多く、脂質が少ない、大豆はたんぱく質、脂質が多い)や、観察期間の違い(欧米の研究は6~8.3年であり、本研究は約17年と長い)などのため、先行研究とは異なる結果になったと考えられました。

総大豆食品摂取量が多いと膵がん罹患リスクが高い理由は、よくわかっていませんが、動物実験では非加熱大豆飼料を与えられた動物では、下痢などのほか、膵臓の腫れがみられたとの報告や、大豆に含まれるトリプシンインヒビターなどの消化酵素阻害成分の消化酵素や消化管ホルモンへの影響などが考察されます。

今回の研究の限界として、1回のアンケート調査から計算された摂取量で計算しており、追跡中の食事の変化については考慮していないことや、様々な要因について統計学的に十分調整できていないことがあります。今回の結果を確認するためには今後のさらなる研究が必要です。


江部康二
コメント
ありがとうございました
大豆食品と膵臓がんについて、記事にて説明して頂きましてありがとうございました。
とてもわかりやすく、感謝しております。
ほどよく大豆食品と付き合っていこうと思います。
2020/09/17(Thu) 21:28 | URL | クッキー | 【編集
私の『大豆食品』摂取率!!
都内河北 鈴木です。

本日記事の『非発酵性大豆食品』の私の1ヶ月の
摂取率は、木綿豆腐5丁、茹で大豆2P、薄揚げは毎日味噌汁に1枚、
以上です!!

この様な『大豆食品』の摂取量で、
江部先生『糖質制限理論』理解把握し実践で、
『生還、覚醒、再覚醒』している8年目の私が存在しています!!

そしてこの研究は、研究途中ではないかなと考えます!!

<<この研究組織は、同時に『糖質・害毒』を並列して
研究する事をお勧めします!!>>

江部先生には、『生還、覚醒、再覚醒、』でき、
更なる『改善・覚醒』している事は、明白であり、
確証得たら送付します!!
感謝尽きません!!
ありがとうございます。
敬具
2020/09/18(Fri) 17:25 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
こんにちは
 お久しぶりです。
とても興味深く読ませて頂きました。
と、申しますのも、もう何年も、自家製豆乳ヨーグルトを毎朝摂取している上に、お豆腐大好き💕である私は、結構大豆食品をしっかり食べているので。
結石が出来やすいとか、色々言われてもいましたし、ちょっと不安でした。
乳酸菌発酵させているので、とりあえず、今のところはヨーグルトはまず安全かと思ってホッとしています。
今後、また違う情報もあるかもしれませんが、大好きなお豆腐、朝ヨーグルトを食べているからと、控えめにしなくてもよさそうですね。
朝夕冷えてきましたので、大好きな湯豆腐、心置きなくいただけます。
いつも有益な情報ありがとうございます😊
2020/09/20(Sun) 12:00 | URL | ひのえうま | 【編集
Re: こんにちは
ひのえうま さん

発酵大豆製品を毎日摂取して、
非発酵大豆製品は1日おきとかが一番、安全かと思います。

発酵性大豆食品(納豆、味噌、醤油)の中で、
味噌汁や醤油は毎日のように摂取していると思います。
非発酵性大豆食品(豆腐、油揚げ、豆乳)のほうは、
普通の食生活の人は毎日は摂取しないと思います。
2020/09/20(Sun) 23:08 | URL | ドクター江部 | 【編集
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